14歳 ι月η日 『俺のクリスタルのイワーク以上に珍しいイワークおる?』
チャンピオンリーグまで時間がたっぷりあるのでトレーニングも自ずといつもよりも濃いものになる。なので、休憩もしっかり取っていこうと話していると、サザナミタウンから離れた島に珍しいイワークがいるらしく、会うと良いことがあるという噂を聞いた。
ぶっちゃけ、俺のクリスタルのイワーク以上に珍しいイワークが早々いるとは思えないんだが――と、どや顔をしつつも、興味があったので行ってみることに。
しかし、島のイワーク達は割と凶暴で、問答無用という感じで縄張りに無断で踏み込んだ俺達を攻撃してくる。ぶっちゃけ、俺だけならどうとでもなるが、半数以上女子なのでここはスタコラサッサと逃げることにした。
その途中、ラティ(&抱えているメロエッタ)とヒカリ、アイリスと離れ離れになってしまう事件が発生したが、ボディガードとして一緒についていたミジュマルがポッチャマと一緒に大活躍したらしく、メロエッタもフォルムチェンジで戦ってくれたという。
しかし、追い払っても追い払っても襲ってくるのでいい加減しつこい。こちらが悪いのもあって多少は遠慮していたが、これ以上はこちらに怪我人が出かねないので少しばかり威圧することにした。
すると、どこからともなく現れた色違いのイワークが、群れに引けと命じてくれたようでイワーク達が下がっていく。
どうやら、珍しいイワークというのはただの色違いの個体のようだった。とりあえず、色違いのイワークに改めてお礼と謝罪をして島から帰る。一応、珍しいイワークには会えた訳で、ハルカ、ヒカリ、アイリスはこれでジュニアカップに優勝できるかも――と、幸運を喜んでいた。
嬉しそうな所邪魔して悪いが、あのイワーク見たの俺達(トレーナー)5人で、結局優勝できるのは一人なんだけど? そこん所はわかってんすかね? えっ、夢を壊すな? すまん。
14歳 ι月θ日 『エンブオーの戦い方』
自分を捨てたトレーナーに決別してポカブもエンブオーまで進化した訳だが、ほのお・かくとうタイプになったことで先輩達に戦い方を教授して貰っている。
エンブオーは割と重量型なので、エビワラーよりもコノヨザルの方が戦い方を教えるなら近いか? と、思ったが、意外にもヘラクロスや金角のカイロスの角を使って相手を投げ飛ばすというか、受け流す戦い方が気に入ったらしい。
柔道や合気道のような柔の戦い方が好きなのだろう。逆に阿修羅カイリキーは、万能型ながら完全な殴り合いタイプでエビワラーやコノヨザルにボコボコにされている。まぁ、これも経験だ。
14歳 ι月ι日 『地味なショック』
強力な特性『いたずらごころ』は、あくタイプ以外に変化技が先制技の速度で出せるという凄い特性ではあるが、それに甘えているだけでは勝てるものも勝てない。
実際、エルフーンはこれで群れの頂点に立ったが、あくタイプには基本的に効かないし、先輩達は当然のように『ちょうはつ』や『アンコール』と言った対策法を持っており――エルフーンの隠れ持っていた自信はポキリとへし折られることになった。
とはいえ、お前が強いこともまた事実だ。
これからは、相手に対策された時の対抗策を考える場面であり、その対抗策に必要な技や技術を習得しないといけない。
まぁ、変化技一本だけでバトルに勝てるなら苦労はないってことだ。自分の弱点が見えた今、ここからが折り返しだぞ。
14歳 ι月κ日 『生まれたー!』
ハルカのタマゴからホエルコが生まれた。基本的に身長が2メートルくらいあるホエルコだが、まだ生まれたばかりなこともあってそこまで大きくない。シロナが持って来てくれた子供用の温水プールに浮かんでご機嫌な表情を浮かべていた。
子供大好きなラティ&ゾロアがこれでもかというくらいにお世話を焼いている。これまで一番下だったズルッグは、これでせいせいしたと言わんばかりにトレーニングに励んでいるが、どことなく寂しそうにしているようにも見えた。
いじっぱりでいつもは反発するけど、こいつもこいつでお姉ちゃんが大好きなんだよなぁ――と、思っていると、いつものようにズボンが下がったのを見て、ゾロアが仕方ないとばかりにお世話を焼いていた。ズルッグもいつもよりも少し素直にされるがままになっているような気がする。
14歳 ι月λ日 『ギガイアス動きます』
ダンゴロの時は結構暴れん坊だったギガイアスも進化して物静かになったが、胸に秘めている熱い闘志は全く変わっていなかった。
今日も静かに、先輩であるドサイドンに戦い方を教授して貰っている。実際、同じ重量級であり、タイプも近いこの二人は戦い方も自ずと似たものになる――他のポケモン達は、それを劣化と卑下していたが、ギガイアスとしては先輩よりも強くなってみせると気合を見せており、ドサイドンの全てを吸収せんとばかりにボコボコにされていた。
勿論、ドサイドンも意地悪でボコボコにしている訳ではなく、自分の戦い方をその身に叩きこんで教え込んでいるだけだ。ドサイドンも初期組の例に漏れず、温厚だった性格が戦闘狂になっているので、どうしても教え方は厳しいものになってしまっている。
しかし、ギガイアスは持ち前の負けん気で食らいついていた。ドサイドンは物理には強いが、特殊にはあまり強くない。
逆にギガイアスは物理も特殊もそこそこ受けられるし、特殊技もそこそこ覚えているので、その辺りを差別化しようと俺は思っているのだが――ギガイアスは完全に物理でドサイドンを捻じ伏せるつもりのようで、ドサイドンもそんな粋の良いギガイアスのことを気に入っているみたいだった。
14歳 ι月μ日 『地獄はこれからだ』
毎年恒例の地獄のデスマーチを開催すると、やはり去年は付いて来られなかったシンオウ組もしっかりついてきている。
逆に、新入りのイッシュ組は全滅で、最終進化してスタミナに自信を持っていたエンブオーですらついていけていなかった。
まぁ、ほぼシンオウの終盤に捕まえたコモルーすら辛そうにしているのだ。ついていけなくても仕方ない。
そのコモルーがついていけているのも、ライバルのガバイトが付いていっているのを見て意地でくらいついているだけっぽいしな。
まぁ、ガバイトも去年の地獄を経験しているが故に何とかついていけているという感じだ。そもそも、デスマーチで余裕などあるはずもなく、毎年恒例とはいえ先輩達も普通にへばっている。
特に今回はいつもと場所が違うのもあってメニューも少し変わっていた。故に、先輩達でも苦戦する姿が見られ、ニューサトシとしても大満足のデスマーチとなっている。
14歳 ι月ν日 『きずなチャレンジ4』
今年もきずなチャレンジの時間がやってきた。この旅で、ミュウツーの力を借りることは多々あったが、今の所きずな化するまでの状態にはなっていない。
当然ながら、きずな化の成功率も前とそこまで変わっておらず、制限時間も約3分くらいで足止めを食らっている。
一体、何が原因なのかサッパリわからないが、出来ないものは出来ないのだから仕方なかった。それに、きずな化ばかりに甘えてはいられない。リザードンも、最近はきずな化しなくても、きずなリザードンばりの力が出せるようにといろいろ努力を続けているしな。
14歳 ι月ξ日 『ズルッグのやる気』
最近、ズルッグのやる気が凄い。今回のポケモンワールドトーナメントジュニアカップでは、出番の少ないイッシュ組をメインに使おうと思っている――と、話したからか、自分を使って貰おうと、先輩達にしっかり頭を下げて教えを乞うている。
これまではただ『ずつき』をしてちょっかいを出して受け流されているだけだったが、真面目に教えを乞われれば先輩達もちゃんと答えてくれていた。
何だかんだ、ズルッグが生まれてもう数か月。そろそろ本格的なバトルデビューをしてもいいかもしれない。
そう言う意味だと、姉のヒスイゾロアもそろそろバトルデビューしてもいいのだが――と、思っていると、ゾロアも頑張ると言わんばかりにバトルの練習をしていた。が、相手している先輩がその可愛さにメロメロになっている。ちゃんとやれ、馬鹿野郎共。
14歳 ι月ο日 『両手に剣を持って、立体軌道で戦う? それって進撃の……』
ハハコモリも進化して母性が目覚めた(だが男だ)ようだが、それで戦い方が変わった訳ではない。
いつものように糸を駆使した立体軌道で戦う(室内か、周囲に障害物がないと無理)姿を先輩達に披露した訳だが、うちのむしポケモン達の中でもバタフリーがその動きに感銘を受けていた。
今まで『いとをはく』は相手の拘束にくらいしか使っていなかったが、糸を使うことで機動力を上げたり、間接的に自分を人形のように動かして相手の想像を超える動きをしたり――と、自分では想像できなかった動きを見て、バタフリーも何とか再現できないかと悪戦苦闘している。
とはいえ、あれは割とハハコモリの才能あり気な所もあった。立体軌道だって、戦いながら相手の動きを見切らないと暴発しかねないし、相手の動きを読むあの天性の空間把握能力があってこその糸の使い方とも言える。
バタフリーはひこうタイプ故に、ハハコモリのように動きを補助しなくても縦横無尽に飛べる――だから、ハハコモリの技はあまり必要ないのではないかと思うのだが、相手に奇襲をかけたり、咄嗟の回避をしたりするのに使いたいらしい。
まぁ、バタフリーがそこまで言うのであれば俺は応援するだけだ。ハハコモリも協力を惜しまないと、糸の使い方を教えている。
逆にハハコモリはもっと手足の使い方を学びたいようで、剣を主体に戦うカモネギやジュカインに師事して体の使い方を学習していた。立体軌道に剣って、お前は進撃の兵長にでもなるつもりか?
14歳 ι月π日 『強火の視線』
ヒカリのヒノアラシは、いつの間にかマグマラシに進化していたようで、うちのヒスイバクフーンを見て羨ましそうな表情を浮かべている。
やはり、リージョンフォームというのは、ポケモンの中でも特別な感じなのだろうか? とはいえ強さ的に言えば、ぶっちゃけそこまで違いがある訳でもないし、ほのおタイプという面だけ見たら下手をすればオリジナルの方が強いまであるんだが。
しかし、当のヒスイバクフーンは強火の視線を受けて満更でもなさそうな顔をしていた。
まぁ、この時代ではどうやってもヒスイバクフーンには進化出来ないし、自慢したいという気持ちはよくわかる。大変気分が良い――という奴だ。
14歳 ι月ρ日 『変化』
最近、人が増えたことでアイリスもいろいろとインスピレーションを貰っているのか、戦い方に少し変化が出てきたような気がする。
これまでは自分の精一杯を出し切るという一杯一杯な感じだったが、バトルをする姿に余裕が出てきたのだ。実際、今日、本人も、自分のポケモン達の動きが見え過ぎて困惑したようで、「えっ、なにこれ?」と驚いた様子を見せている。
ハルカやヒカリも似たようなことは経験しているのか、「あー、来たっぽいかも?」、「それ、最初はびっくりするのよねー」と話していた。
シロナ曰く、バトルをするトレーナーがある程度の壁を超えると、ポケモンの動きがよく見えるようになって、見ただけでポケモンが何をしたいかとかどう動きたいかが手に取るようにわかるようになると話している。
俺はそんなことなかったけどなぁ――と、思っていると、「君は最初からそうだったんでしょ?」と言われた。言われてみれば、マサラアイで動きは丸見えだから、俺ポケモンの動きがわからなくて困ったことなんか殆どねーや。
14歳 ι月σ日 『こういうのも悪くないかも』
基本的に俺は地方リーグが始まるまでに旅をして、そこからチャンピオンリーグのために追い込みをかけることが多い。
だが、それは緊張感を持ってリーグに望めるというメリットもあるが、疲労を少し残したまま本番を迎えるという欠点も含めていた。
今回はまだチャンピオンリーグまで時間があるため、緊張感という意味では少し物足りない気がするが、その分長く訓練して濃密な体験が出来ている。
また、チャンピオンリーグが始まる前に疲労が完全に抜ければ、ポケモン達のポテンシャルも上昇するので、本番前にテンションや調子のピークを持っていければこういうトレーニングもたまには有りかもしれないな。
まぁ、欠点は訓練が濃密すぎて、カントー組ですら死屍累々な有様って所なのだが――
原作との変化点。
・第86話『イワークの島でサバイバル!』より、ニューサトシがクリスタルのイワークを自慢した。
これ以上に珍しいイワークおりゅ?
・エンブオーの資質。
本人があまり他人を殴るのが好きじゃないので、戦い方としては投げ主体になっている。
・エルフーンが先輩達の洗礼を受けた。
地味に野良バトルでは負け知らずだったので、初めて大きな壁にぶち当たっている。
・ホエルコが生まれた。
まだ赤ちゃんなので体が小さい。大きくなったらどうすんだろうね。
・ギガイアスについて。
ニューサトシとしては、ドサイドンが特殊技を全然覚えないので、ギガイアスは両刀で育てようと思っているが、当の本人はドサイドンを倒す気でいる。意外とやる気勢。
・デスマーチがスタートしている。
これまでよりも厳しいものになっている。が、その分、成果も出ている。
・きずな化について。
前と特に変化なし。
・ズルッグについて。
地味に子ども扱いされることに不満を持っている。レベル的にも、十分戦えるので本人もポケモンワールドトーナメントジュニアカップに出ようと必死。
・ハハコモリ兵長爆誕。
バタフリーがあまりの凄さに教えを乞うている。
・ヒカリのマグマラシ。
リージョンフォームのヒスイバクフーンを羨ましがっている。が、実はほのおタイプとして見れば通常の方が強い。
・アイリスのトレーナーとしての能力が上がっている。
ある程度の壁を越えたトレーナーの証。ニューサトシは未経験。
・訓練に満足している。
わかりやすく成長しているのでニューサトシも満足。が、ポケモン達はかなり死屍累々。
現在ゲットしたポケモン
ピカチュウ Lv.67
ピジョット Lv.61→62
バタフリー Lv.61→62
ドサイドン Lv.64→65
フシギバナ Lv.62
リザードン Lv.66→67
カメックス Lv.61→62
キングラー Lv.61→62
カモネギ Lv.61→62
エビワラー Lv.61→62
ゲンガー Lv.63→64
コノヨザル Lv.61→62
イーブイ Lv.61→62
ベトベトン Lv.62
ジバコイル Lv.61→62
ケンタロス Lv.61→62
ヤドラン Lv.61→62
ハッサム Lv.61→62
トゲキッス Lv.61→62
プテラ Lv.61→62
ラプラス Lv.61→62
ミュウツー Lv.76
バリヤード Lv.61→62
イワーク(オレンジ諸島の姿) Lv.60→61
カビゴン Lv.61→62
ニョロトノ Lv.60→61
ヘラクロス Lv.60→61
メガニウム Lv.60→61
バクフーン(ヒスイの姿) Lv.60→61
ラティアス Lv.59→60
ヘルガー Lv.60
ワニノコ Lv.60
ヨルノズク(色違い) Lv.59→60
カイロス(部分色違い) Lv.59→60
ウソッキー Lv.60
バンギラス Lv.62→63
ドンファン Lv.60
ギャラドス(色違い) Lv.60
ミロカロス Lv.57→58
ラグラージ Lv.55→56
オオスバメ Lv.55→56
ジュカイン Lv.55→56
ヘイガニ Lv.55→56
フライゴン Lv.60
コータス Lv.53→54
サーナイト(色違い) Lv.49→50
オニゴーリ Lv.53→54
ワカシャモ Lv.52→53
メタグロス(色違い) Lv.52→53
エテボース Lv.50→51
ムクホーク Lv.49→50
ドダイトス Lv.48→50
ブイゼル Lv.50→51
ムウマージ Lv.52→53
カバルドン LV.48→50
ミカルゲ Lv.58→59
グライオン Lv.47→49
ロトム Lv.48→50
ユキノオー Lv.47→49
ガバイト Lv.45→47
ゾロア(ヒスイの姿) Lv.35→38
コモルー Lv.44→46
カイリキー(変異体) Lv.44→46
ミジュマル Lv.42→44
エンブオー Lv.42→44
ツタージャ Lv.42→44
ズルッグ Lv.33→36
ハハコモリ Lv.40→42
ペンドラー Lv.40→42
エルフーン LV.40→42
ギガイアス Lv.40→42
ワルビル Lv.43→45
ヒトモシ LV.38→40