ニューサトシのアニポケ冒険記   作:おこむね

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#033 『今度、俺のポケモンにも真似させよう』

 11歳 μ月τ日 『Bリーグ六回戦 ムサシVSブルー 後編』

 

 インターバルが終了すると、ムサシとブルーが再びフィールドに戻ってきた。

 どうやらブルーはガルーラを一度温存するようで、新たにキュウコンを送り出している。ここまでは基本的にゲームで使用したポケモンを使っているな。と、すると、残り二体はカメックスとウツボットだろうか?

 

 対するムサシはウツボットを出していた。おそらく、ピクシー、ゲンガー、ガルーラのどれが出て来てもいいようにという考えだったのだと思うが、フルバトルである以上、残り三体の警戒をしないのは悪手である。

 とはいえ、ロケット団も公式戦のフルバトルなど初めてだろうし、ミスがあって当然だ。問題はここからどう対応していくかだった。

 

 フィールドに出たことで、三度ウツボットにステロのダメージが入り、少しずつダメージレースにも差がついてきている。

 しかし、キュウコンとウツボットでは勝負にならないと判断したのだろう。ムサシはすぐにウツボットを戻して、新たにマタドガスを出していた。

 

 マタドガスにステロのダメージが入ると同時に、ムサシが『ヘドロばくだん』を指示する。後ろのコジロウが「キュウコンもエスパー技を使えるから気を付けろ!」と注意をするのと同時に、ブルーが『じんつうりき』を指示していた。

 キュウコンも『ヘドロばくだん』の一撃を受けたが、それ以上に効果抜群の一撃を受けたマタドガスが苦しそうな顔をしている。だが、マタドガスも初期メンバーの意地があるようで、一撃では戦闘不能になっていなかった。

 

 真っ向からの勝負は不利と判断したムサシが『えんまく』を指示する。煙の中に逃げるように隠れたマタドガスを狙うのは難しいと判断したのか、ブルーもキュウコンに攻撃を止めさせ、代わりに『わるだくみ』を積ませ始めた。

 普段、俺とのバトルで散々やられているからか、『わるだくみ』の面倒さはわかっているようで、ムサシが仕方ないとばかりに『どくどく』を指示する。

 

 どうやら、猛毒状態にして持久戦を狙うつもりのようだが、ブルーは即座に『しんぴのまもり』を指示して状態異常をケアしていた。

 これでブルーのポケモンはしばらく状態異常にならない。持久戦を封じられた上、向こうの火力はアップしているということもあり、下手をするとキュウコンで残り全抜きも有り得た。

 

 煙が晴れて相手の姿が見えると、ブルーは再び『じんつうりき』でマタドガスにとどめを刺そうとする。

 ムサシもこのままでは戦闘不能になるだけと判断したのだろう。即座に『だいばくはつ』を指示していた。

 これにはブルーも驚いたようだが、「死なば諸共よ!」とムサシが叫んだ瞬間、フィールドで爆発が起こり、マタドガスとキュウコンが同時に戦闘不能になる。『だいばくはつ』の一撃だけではキュウコンを落としきれなかったかもしれないが、事前に当てていた『ヘドロばくだん』のおかげで『だいばくはつ』の圏内に持って行っていたようだ。

 

 これでようやく、ブルーのポケモンが戦闘不能になった訳だが、その代償は決して安いものではない。

 マタドガスが倒れたことで、ムサシの残りはウツボットとニャースのみとなってしまった。対するブルーはピクシーと残り二体が無傷で、ダメージを受けたゲンガー、ガルーラを含めて五体のポケモンが残っている。

 

 ブルーは再びゲンガーを出してきた。対するムサシはウツボットを出している。

 四度、ウツボットの体にステロが刺さり、いい加減我慢も限界だったのか、いつものように奇声を上げていた。だが、ムサシが「うるさいわよ」と言うと、すぐに黙り込む辺り、この場での上下関係はしっかり出来ているようである。

 

 ブルーは『しんぴのまもり』で状態異常をケアしているので、先程のような『ねむりごな』で眠らせに行く戦法はもう通用しない。逆にこちらの『ふいうち』を警戒して、変化技を駆使してくるだろう。

 

 少し悩んでいたが、ムサシは『はたきおとす』を指示した。威力は65と微妙だが、ゲンガーの苦手なあく技である。本来、『はたきおとす』は相手が持ち物を持っているとダメージが1.5倍になるのだが、この時代は持ち物が流行っていないので、ほぼただ叩くだけの技だった。

 

 ブルーは先程のように『あやしいひかり』で混乱させに行こうとするが、「何とかしなさい!」というムサシの無茶ぶりが指示される。

 いくらなんでもそれは無茶が過ぎるだろうと見ている俺ですら思ったが、ウツボットは混乱した瞬間に自分の蔦で自分を叩いて痛みで混乱を解除していた。お前、そんなアニメみたいなこと出来るんか。今度、俺のポケモンにも真似させよう。

 

 予想外の混乱解除に、ブルーも流石に動揺したのか、咄嗟に『サイコキネシス』を指示している。

 しかし、攻撃技はムサシがずっと待っていたものだった。即座に『ふいうち』を指示すると、ウツボットの蔦がゲンガーの体に巻きつき、弱点の一撃が繰り出される。

 ゲンガーもギャラドスとの戦いで体力がかなり削られていた。その上、タイプ不一致とはいえ、高威力の弱点技を受けては耐えられなかったようで、そのまま戦闘不能になっている。

 

 これで、苦手なエスパー技を使うポケモンは全て倒した。4対2と不利な状況ではあるが、勝負はまだまだこれからだろう。

 

 ブルーは再びガルーラを繰り出した。当然、『ねこだまし』を打とうとしているのは誰の目から見ても明らかである。

 ムサシも同じ手は二度もくうかとばかりに、ブルーが『ねこだまし』を指示した瞬間、ウツボットをボールに戻し、足元に居たニャースを蹴ってフィールドに送り出していた。

 

「にゃにするにゃー!!」

「いいから、そのまま『みだれひっかき』よ!!」

 

 ガルーラは『ねこだまし』を使う対象だったウツボットが消えたことで技が不発になっている。その隙を狙わないのは馬鹿のすることだった。

 蹴り飛ばされて文句を言っていたニャースだが、すぐに切り替えてガルーラにお得意の『みだれひっかき』をおみまいする。ハッと我に返ったブルーがすぐに『カウンター』の指示を飛ばすも、それより早くニャースはムサシの元へ走っていた。このままやり逃げするつもりなのだろう。

 だが、一度フィールドに入った以上、少し遅れて『ステルスロック』のダメージがニャースに襲い掛かる。思わぬダメージにニャースが「いったいにゃー!」と声をあげた。

 

 ニャースがムサシの元に辿り着くと同時に、再びムサシがウツボットを送り出す。当然、五度目のステロのダメージが入った。

 やはり、ステロは強いな。ウツボットはまだ直接のダメージを受けていないも関わらず、これで体力が半分以上削られてしまっている。

 

 しかし、ガルーラのタイプ一致『ねこだまし』で受けるダメージに比べたら安いものと考えれば、間違った選択ではないかもしれない。

 ブルーも、こんなめちゃくちゃな戦術を見るのは初めてなのか、興味深そうな顔で対戦相手であるムサシを見ている。まさか、モンスターボール投げ始めないよな?

 

 改めて、ガルーラとウツボットが向かい合う。

 ブルーも、これまでのバトルの流れからムサシがすぐに攻撃してくると判断したのか、ガルーラに『ふいうち』を指示していた。

 だが、ムサシは裏をかくように『つるぎのまい』でウツボットの攻撃を上げている。『しんぴのまもり』は状態異常を防ぐ技ではあるが、変化技を防ぐものではなかったのをコジロウが教えていたようだ。

 

 基本的に攻撃指示が多いムサシがここで変化技を使ってくるのはブルーにしてみれば予想外だったようで、やられたという顔で笑っている。

 しかし、ガルーラの方が素早さが上な以上、『ふいうち』合戦はブルーが有利だ。ただ、ブルーも下手に他の攻撃をすると、ウツボットの『ふいうち』が飛んでくるので動けずにいる。お互いに動けず、ガルーラとウツボットがジリジリと互いの距離を詰めあっていた。

 

 だが、時間が経てば有利なのはムサシだった。この探り合いの間に、『しんぴのまもり』は効果が切れる。後ろでずっとそのタイミングを計っていたコジロウが「今だ!」と声を上げると、ムサシは『ねむりごな』でガルーラを眠らせに行った。

 

 ガルーラが粉の効果で眠ると、ムサシは『はたきおとす』でガルーラにとどめを刺しに行く。

 だが、ブルーは慌てていなかった。「甘いよ」と一言呟くと、ガルーラが起き上がり、攻撃しようとしていたウツボットを迎え撃つ。おそらく、ガルーラの特性は『はやおき』だったのだろう。眠り状態のターン経過を二倍にする効果だが、どうやら今回の眠りは短いターンを引いたらしい。

 

 ウツボットの攻撃がヒットするのと同時に、ブルーは『カウンター』を指示する。『カウンター』はかくとうタイプの技だが、受けたダメージを二倍にして返す技なので、相性関係なくダメージが入る。

 おまけに『つるぎのまい』を積んだことでウツボットの攻撃力は上がっていた。一撃で落としきれなかった以上、そのダメージの倍がウツボットに襲い掛かってくる。当然、ステロで体力を半分以上削られていたウツボットに耐えるすべはなく、そのまま戦闘不能になった。

 

 これでムサシの残りはニャースのみ。対するブルーは、ガルーラ含めて四体のポケモンが残っている。

 

 ムサシがニャースに「行きなさい」と声をかけた。ニャースも普段なら先程のように文句の一つも言いそうなものだが、もう自分しかいないからか、素直に頷いてフィールドに歩いていく。

 

 フィールドに入ると、再びステロのダメージが入り、「だから痛いんだにゃー!」と岩に文句を言っていた。

 先程のはやはり聞き間違いじゃなかったと、ブルーが目を輝かせながら「貴方、人の言葉が喋れるのね!?」とニャースに近づこうとする。

 どうやら先程一瞬呆然としていたのは、ニャースが人間の言葉を喋って驚いていたかららしい。

 しかし、今は試合中だ。審判によって注意が入ると、「ちぇー」と唇を尖らせながら、渋々といった様子でブルーがトレーナーゾーンに戻って行く。

 

 どうもブルーはニャースに対して好意的な態度のようだが、ガルーラは先程の『みだれひっかき』を忘れてはいないらしい。これでもかとガンをつけられてニャースの腰が引けている。

 それを見たムサシが「ビビってんじゃないわよ!」と言うと、「ビビってなんかにゃいにゃー!!」と大きな声で言い返していた。

 

 ニャースが喋っている様子を見て、ようやくタケシとカスミさんも、今戦っているのがロケット団だと気付いたようでとても驚いている。

 まぁ、この場所からじゃ、大声を出さないと声が聞こえないからな。ちなみに、俺はマサライヤーのおかげでしっかり声が聞こえていた。

 カスミさんが驚いていない俺を見て、「アンタ、気付いてたわね!?」と文句を言ってくる。いや、気付かない方がおかしいやろ。変装したってニャースが居るんだから見え見えやん。

 

 どうも、この世界の人間はちょっと変装しただけですぐに正体がわからなくなる病気にかかっているらしい。バイキンマンが変装したら誰も気付かないのと一緒である。

 ギャーギャー怒るカスミさんに対し、タケシはロケット団がここにいることで、あのガラガラ使いがバッジを取り戻せなかったことに気付いたようだ。一瞬だが、悲しそうな顔を見せている。

 だが、結局はあいつに実力がなかったと割り切ったのか、すぐに「しかし、あのロケット団がポケモンリーグのベスト8まで来るとはな」と感心の言葉を出していた。

 

 二人とも何だかんだ割り切れない思いはあるようだったが、ここまで来たら応援しようという気になったのか、「頑張りなさいよームサシー!」、「もっとしっかりサポートしろコジロー!」と、半ばヤジのようなものを送っている。

 ついでに俺も「ニャースで四体抜きしたら格好いいぞー!」と、声を送っておいた。

 俺達の声が聞こえたのか、ロケット団が驚いたような顔でこちらを見る。しかし、すぐに「決勝で待ってなさい!」と言って、フィールドに視線を戻した。

 

 ロケット団の意識がフィールドに戻ると、ブルーもバトルに集中し直したようで、ガルーラに『とっておき』の指示を飛ばしている。

 この『とっておき』という技はこの技以外に三つの技を使ってからじゃないと使えないというノーマル技で、ガルーラは場に出てから『ねこだまし』、『カウンター』、『ふいうち』を既に使っている。『ねこだまし』と『ふいうち』に至っては失敗しているが、使ったということが重要であり、ガルーラは既に発動条件を満たしていた。

 

 後ろにいるコジロウが急いで本をめくり、「『とっておき』は威力140の技だ! 直撃をくらったらアウトだぞ!」と忠告を飛ばしている。

 だが、ニャースの覚えている技に変化技が存在しない以上、殴り勝つ以外に勝ち筋は存在しなかった。

 ムサシも「殴り合いよ、負けんじゃないわよニャース!」と声をかけており、ニャースも「当然にゃー!!」と、先程と同じ『みだれひっかき』でガルーラを迎撃する。

 

 顔をひっかかれて嫌そうな顔をしながら、ガルーラの『とっておき』の一撃がニャースの腹に決まった。

 タイプ一致威力140の大技の直撃を受けて、あまりのダメージにニャースが顔をしかめる。しかし、ガルーラは手加減しないとばかりに、『とっておき』の追撃を仕掛けてきた。

 ニャースも『きりさく』でガルーラに反撃していくが、ダメージレース的にどちらが有利かは誰の目にも明らかである。

 普通ならとっくに倒れてもおかしくないが、それでも立っているのは、毎日のように俺達と戦ったことで身につけた打たれ強さによるものと言って良い。だが、いくら根性で耐えたとしても後数発受けたら戦闘不能になりそうだった。

 

 ムサシも、ボロボロのニャースに対し、ガルーラにはまだ少し余裕があるのを見て、分が悪いと思っているのか、苦しそうな顔をしている。

 それを見たコジロウが「もう、あれを使うしかないぞ!」と言っているが、ムサシは「まだ一度も成功したことがないのよ!?」と言って使うのを渋っていた。

 何か隠し球があるらしいが、このままでは出す前にニャースが倒れる。コジロウも「このまま負けるより、一か八かに賭けるしかない!」と言っていて、ムサシもニャースがもう限界なのはわかっているのか、覚悟を決めたように「ニャース、『つじぎり』よ!」と、技の指示を出していた。

 

 あく技の『つじぎり』はノーマルタイプのガルーラには等倍だが、追加効果に急所に当たりやすくなるという効果がある。

 ガルーラも、サワムラーとウツボットの攻撃でかなりのダメージを受けているはずだ。急所にさえ当ててしまえばニャースの低い攻撃力でも倒せる可能性は十分あった。

 

 ニャース自身も未完成なのはわかっているようだが、それしかないとばかりにガルーラに攻撃を仕掛けに行く。

 もし、技が完成していたら倒せていたかも知れない。だが、未完成の技故に、ガルーラを倒すまでには至らず、返しの『カウンター』で壁に叩き付けられ、そのままニャースが戦闘不能になった。

 

 これでブルーが準決勝進出を決めた訳だが、素晴らしいバトルに会場から惜しみない拍手が送られる。

 しかし、ムサシは悔しさからボロボロに泣いており、コジロウもそんなムサシを見ながら倒れたニャースを抱きかかえていて、とても反応する余裕がなかった。そんなロケット団の姿を見て、会場から一層の拍手や声援が送られる。

 ブルーも喋るニャースに興味があったようだが、流石にこの状況で中で入って行くほど空気が読めない訳ではないようで、素直にフィールドを後にしていた。

 

 試合終了後、ポケモンセンターに行くと、ポケモンを回復させているロケット団を見つけた。

 負けたショックを引きずっているのは一目でわかったようで、カスミさんもタケシも、どんな声をかければいいかわからず困っている。そんな中、コジロウがボソッと「あいつには悪いことしたなぁ」と呟いた。

 

 その「あいつ」が、自分達がバッジを盗んだ相手を指しているのは言葉にしなくても分かった。

 

 こいつらも最初は記念に参加できればいいくらいのノリだったのだろう。しかし、勝ち進むにつれて、バトルの楽しさに気付き、勝ちたいと思う心が生まれた。

 作戦を考えて、技を練習して、自分達の実力をぶつけるのはポケモントレーナーとしての本能みたいなものだ。楽しくない訳が無い。

 だが、ロケット団がバッジを盗んだことで、一人のトレーナーが大会に出る機会を失ってしまった。なまじ勝ち進んでしまっただけに、それがわかり、罪悪感を覚えているのだろう。

 

 とはいえ、後悔してももう遅い。ポケモンリーグはもう終わりに向かっているのだ。

 バッジを盗んで参加したのは確かに悪いことだろう。それは褒められたことでは無い。それでも、こいつらはここまで勝ち進むだけの実力を持っていた。それもまた事実だ。

 

 俺からは「良いバトルだったぜ」と一言だけ告げた。罪悪感や悔しさ、いろいろ噛み締めながら、ムサシが「アンタは負けんじゃないわよ」と、そっぽを向きながら口にしている。

 この調子なら、アニメのように邪魔を入れてくることは無いだろう。明日はシゲルとの準決勝だ。今日のバトルを見て、改めて負けたくないと――そう思った。

 

 

 

 




 原作との変化点。

・ムサシがベスト8で敗退した。
 やはり、タイプ相性やスペック的な限界があった。応援してくれたみんなありがとう。

・ロケット団がバッジを奪ったことを少し後悔した。
 ただ、それでロケット団を辞めはしない。落ち込んだことによる一時的な感傷である。ただ、今回リーグに参加したことで、公式戦の大切さを学んだので、アニメのようにジム戦やリーグ戦を邪魔するのを止めるようになった。


 現在ゲットしたポケモン。

 ピカチュウ Lv.51

 ピジョット Lv.46

 バタフリー Lv.46

 ドサイドン Lv.51

 フシギダネ Lv.49

 リザードン Lv.52

 ゼニガメ  Lv.49

 キングラー Lv.46

 カモネギ  Lv.46

 エビワラー Lv.47

 ゲンガー  Lv.49

 オコリザル Lv.46

 イーブイ  Lv.42

 ベトベトン Lv.44

 ジバコイル Lv.46

 ケンタロス Lv.45

 ヤドラン  Lv.45

 ストライク Lv.45

 トゲピー  Lv.13

 プテラ   Lv.45

 ラプラス  Lv.45

 ミュウツー Lv.70

 バリヤード Lv.44


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