ニューサトシのアニポケ冒険記   作:おこむね

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#068 『ん? このギザギザ頭のピカチュウは?』

 12歳 κ月σ日 『うずまきカップ VSカスミ』

 

 二回戦、互いに使えるポケモンは二体。

 俺もカスミさんもお互いの手の内は知り尽くしているが故に、選出は相手の予想を外す必要がある。とはいえ、相手はみずタイプを知り尽くしているカスミさんだ、下手に奇策を狙いすぎると真正面から潰される危険もあった。

 

 いろいろ悩んだ結果、一体目はニョロゾにする。カスミさんはウパーを出してきた。

 正直、少し予想外ではある。ウパーはサニーゴ同様、他のポケモンに比べれば若干レベルが低い。てっきり、パルシェンかシードラ辺りを出してくるかと思った。

 それでも尚、ウパーを出してきたということは、『ちょすい』の特性を生かすつもりだろう。当然ながら、そんな素直にみず技を使うつもりはなく、ニョロゾに先制の『のしかかり』を指示した。

 

 ウパーはみず・じめんタイプで、弱点がくさしかない優秀なポケモンだ。だからこそ、俺のニョロゾの特殊技ではあまり有効な一撃は入れられない。物理攻撃で普通に戦闘不能を狙うのは王道とも言っていいだろう。

 カスミさんもそれは読めているようで、『あくび』を指示してきた。眠らせるか、後ろのポケモンを出させようということのようだ。情報アドを取られるのは癪だが、このまま寝かせる訳にもいかないので『のしかかり』でダメージを与えてから一度ニョロゾを戻す。

 

 誰を出すか逡巡し、ラプラスを選択した。『フリーズドライ』という攻撃技があるというのも大きいが、他にもラプラスには技レコードで『10まんボルト』や『サイコキネシス』といった技を覚えさせている。総合的にみて、他のポケモンよりも器用に立ち回れると判断した。

 

 俺がラプラスを出すのを見て、「ラプラスね。なら、こっちは……」と言って、ウパーをボールに戻している。

 続けて出してきたのはスターミーだった。カスミさんのエースと言っても過言ではない。初代の厨ポケである。

 思えば、カスミさんとのジム戦ではまだポケモンが三体しかおらず、ピカ様が今ほど好戦的な性格をしていなかったこともあってスターミー一体に負けかけた。そろそろあの苦戦の記憶を塗り替えるためにも、ここは是が非でも勝ちたい所だ。

 

 カスミさんが『10まんボルト』を指示するのに合わせて、こちらも『フリーズドライ』を指示した。

 タイプ一致技だ。技の威力では負けているかもしれないが、いくらカスミさんのスターミーとはいえ、タイプ不一致技では相殺するのが限界だろう。

 

 しかし、カスミさんも真正面から勝つのは難しいと判断すると、『かげぶんしん』でこちらを翻弄してくる。

 こちらは『しろいきり』を指示した。数ターンの間、能力変化を防ぐ技だが、狙いは向こうからの的を絞れなくすることにある。その間にラプラスは水中に潜って場所を移動。スターミーからの追撃を阻止する。

 

「甘いわよ、サトシ! スターミー、飛んで! 水中に『10まんボルト』よ!」

 

 成程、自身は空中へ飛び出し、水中へ電撃を放ってラプラスを狙おうということか。

 なかなかやるな。だが、それでやられてやるほど、ニューサトシは甘くない。スターミーが飛び上がると同時に、ラプラスを急浮上させ、水中に『フリーズドライ』を撃って水を氷へと変化させた。そのまま電撃が届く前に氷の上に移動させる。

 氷に電気は通らない。

 これで水を利用した電撃攻撃は防ぐことが出来た。おまけで、フィールド全体を凍らせ、足場を増やし、ラプラスの移動域を増やしていく。「それなら!」と、カスミさんも手を止めずに追撃してきた。『こうそくスピン』を指示して、そのまま『10まんボルト』を放たせる。かつて、カスミさんが見せた『こうそくスピン』からの『しおみず』というユナイトコンボの電撃バージョンだ。

 

 流石のラプラスもこれは避け切れずに攻撃が直撃する。防ぐのが無理なら守るしかない。『いのちのしずく』を指示して、体力を回復させた。この技は自分の最大HPの1/4を回復するという技だ。これである程度のダメージを回復できる。

 これで耐えながらスターミーの隙を突かせてもらう。前は気づけなかったが、『こうそくスピン』からのユナイトコンボには攻撃後の隙がある。前回はジムの水の中へ逃げることでそれを誤魔化していたが、今はフィールドを凍らせることで水中へ逃げるのを防いだ。このまま耐えればチャンスは必ず訪れる。

 

 しかし、カスミさんもまた転んではただで起きるつもりはないようだ。『ねっとう』を指示して、氷を溶かし、スターミーが再び水中へと戻っていく。

 

 これでスターミーは全ての技を使ったが、またユナイトコンボをされたらこちらがじり貧になる。『フリーズドライ』で再び、溶けた個所を凍らせ、スターミーの出口を塞いだ。

 これで、水中から出るためには熱湯でまた溶かす必要がある。だが、そんなことをすればこちらに位置がばれ、動き出す前に『フリーズドライ』の餌食になるだろう。

 

「やるわね。なら、これでどう!」

 

 カスミさんのドヤ顔と同時に、ラプラスの体が震えだした。何だと思ってみていると、下から噴水のように水が飛び出し、ラプラスの体を空中へと押し上げていく。

 

 成程、ラプラスの真下から『ねっとう』を撃って、こちらの態勢を崩すことで追撃をかわしたのか。

 ラプラスが居た位置からスターミーが飛び出し、『10まんボルト』を放とうとしている。こちらも『フリーズドライ』を指示するが、流石のラプラスも空中から落下しながら技を撃った経験はない。即座に攻撃態勢に移ることが出来なかった。

 

 スターミーの『10まんボルト』が直撃し、ラプラスの体勢が崩れる。それにより、落下位置がずれて、氷の上に体がたたきつけられた。

 

 何とか起き上がろうとするラプラスに、追撃の『10まんボルト』が襲い掛かる。いくらラプラスといえど、これ以上の弱点攻撃はまずい。一か八か、最後の切り札として、『ぜったいれいど』を指示した。

 命中率は三割だが、奇跡的に直撃したようで、一撃必殺によりスターミーが戦闘不能になる。だが、ラプラスもまた、くらったダメージが限界を超えていたようで、スターミーと同時に前倒れになり戦闘不能になった。

 

「相打ちか。勝てると思ったけど、一撃必殺が決まったなら仕方ないわね……」

 

 こちらも正直、賭けに出なきゃいけないほど追い込まれるとは思わなんだ。決して舐めていた訳ではないが、俺の影響もあってか、カスミさんもアニメより確実に強くなっている。

 

 こちらが再びニョロゾを出すと、カスミさんもウパーを出してきた。また眠らされそうになっても面倒なので、『あくび』に注意しつつ、『だいちのちから』で遠距離からの攻撃を仕掛けていく。

 等倍な上、タイプ不一致なのであまり有効な攻撃とは言い難いが、一割で特防が下がることと、相手の特性が『ちょすい』でみず技が使えないことを考えると、メインウエポンは必然的にこれになる。

 

 対するカスミさんは『ドわすれ』を指示して特防を二段階上げてきた。これで、特殊技はほぼダメージになりえない。近づけば『あくび』、遠距離は『ドわすれ』の完全防御という訳だ。

 だが、これはチャンスだった。

 反射的にニョロゾに『アンコール』を指示して技を縛っていく。しかし、カスミさんもそれは読んでいたようで、ギリギリで『たたきつける』を指示して、無理矢理攻撃技の縛りに変更してきた。

 

 変化技で動きを縛るのは失敗したが、これで『あくび』の脅威は消えた。逆に近づいてくるウパーに向けて『さいみんじゅつ』を指示し、さらに眠らせていく。「性格悪すぎ!」とカスミさんが文句を言ってきたが、向こうも眠らせようとしてきたのだ。こちらも眠らせて何が悪い。

 

 ウパーが眠りに入ったので、後は『のしかかり』連打である。体力がゼロになるまでひたすら踏んでやると思っていたのだが、ギリギリで目が覚めたようで、『たたきつける』でこちらを弾き飛ばしてきた。

 同時にウパーの体が光り、ヌオーへと進化する。

 アニポケ特有のバトル中に進化するアレか。思えば、俺はまだその現象に一度も立ち会っていないが、こうして目の当たりにすると、やっぱり試合中の進化は格好いいぜ。

 

 しかし、感動している場合ではない。大体の場合、こういう時は負けフラグになるのだ。

 カスミさんも大喜びで決め技の『ギガインパクト』を指示しており、直撃すればまず間違いなくこちらの負けである。

 

 いつ『ギガインパクト』を覚えたと思わずツッコミを入れそうになったが、それよりも対応しないとマジで負けてしまう。真っすぐ突っ込んでくるヌオーに向かって、カウンターで『のしかかり』をするようにニョロゾへ指示をした。

 

 ニョロゾもまた、オーキド研究所で日々先輩達にもまれている。特に進化して手が生えてからは、手の使い方を重点的に訓練したようで、ヌオーを受け流すように横に押し、そのまま『のしかかり』でヌオーを戦闘不能まで持って行った。

 

 これで俺の勝利である。カスミさんも進化の喜びで動きが雑になったのが敗因なのがすぐにわかったのか、悔しそうな顔をしている。もし、最後まで丁寧に立ち回られていたら、勝負はどうなるかわからなかった。それだけ、カスミさんは強かったし、スターミー戦も一撃必殺が外れていたら負けていたのは俺だっただろう。この試合は紙一重の勝利だった。

 

 しかし、勝負が終われば相手を称えるのがポケモンバトル。悔しそうにしながらも、「あたしに勝ったんだから、もう優勝しちゃいなさいよね」と応援のお言葉を頂いた。

 今大会の商品はしんぴのしずくなので、ぶっちゃけそこまで欲しい訳ではないのだが負けるつもりも毛頭ない。カスミさんにも「ああ、勝つのは俺だ」と返しておいた。

 

 

 

 12歳 κ月σ日 『うずまきカップ決勝でやべーやつに会った』

 

 カスミさんを倒してからは特に苦戦することなく決勝まで行ったのだが、決勝の相手のキングと名乗る奴がかなりの実力者だった。

 最初は、無駄に元気な奴だなと思いながら様子を見ていたのだが、やけに芝居がかった口調で、「キングは一人、この俺だ!」と叫び出したのを見て、思わず「番組がちげーよ」とツッコミを入れてしまったのは仕方ないことだろう。

 

 見た目はまぁ言われれば似ているくらいの子供なのだが、どうも遊戯王の世界から出張してきたらしい。だが、お前はどちらかというとみずじゃなくてほのおタイプのイメージじゃないか?

 

 何となく解釈不一致を感じつつも、出てきた以上は相手をしない訳にもいかないのでバトルをしたのだが、正直想像以上に強かった。

 開幕はヤドキングによる『あまごい』、続けてキングドラの特性『すいすい』による高速バトルでこちらを翻弄してくる。レベルもかなり高めで、こちらのキングラーとヤドランがかなり苦戦させられた。

 最後はキングラーの『ギガインパクト』で勝ったと思ったのだが、「キングのバトルはさらにその先を行く!」とか叫んだ後に、『ジ・エンド・オブ・ストーム(りゅうせいぐん)』なる技を撃たれ、相打ちに持ち込まれてしまったのだ。

 

 結果は引き分けということで、そのまま俺とキングの同時優勝となった。まさか引き分けになるとは正直思っていなかったが、まだまだ世界は広いということか。

 

 しかし、商品のしんぴのしずくは一つしかなく、どうするか困ったのだが、キングがどうしても譲れと頼むので、とりあえずしんぴのしずくはキングに譲っている。

 とはいえ、ただで渡すつもりは毛頭ないので、代わりにキングが持っているアイテムを一つ譲ってもらうことにした。特に期待している訳ではなかったが、水の石を持っているではないか。これでニョロゾをニョロボン、ニョロトノのどちらにも進化出来るようになるし、他のアイテムはゴミ同然だったので普通に水の石を貰った。

 

 

 追記。神官サマが何やら優勝のパレードをすると大盛り上がりになっていた。いや、まぁ祭りは嫌いではないが、決勝戦で引き分けだったし、俺は勇者の再来でも何でもないんだが。

 

 

 

 12歳 κ月τ日 『ん? このギザギザした頭のピカチュウは?』

 

 うずまきカップも終わったので、一度タンバシティへ戻ろうと思ったのだが、精神修行が何もできていないことを思い出した。

 そうだ。普通にバトルを楽しんでしまったが、俺はきずな現象コントロールのために自分を見つめ直しに来たんだ。ここで帰っても、ただいいバトルをしただけで終わってしまう。

 

 と、いう訳で、どこかに精神修行に持って来いな場所はないか神官サマに聞いてみると、銀岩島にかつて伝説の勇者が自身を鍛えたとされる場所があると教えてくれた。伝説の勇者が自分を鍛えた場所なら修行にも持って来いだろうということで、早速銀岩島へ向かうことにする。

 

 銀岩島に着くと、早速神官サマが教えてくれた場所へ行こうと思ったのだが、道中で前髪が少しギザギザしたピカチュウを見つけた。

 ん? このピカチュウ、どっかで見たことあるなと思っていると、タケシが「君はレオンじゃないか?」と声をかけている。レオンってことは、ポケモンリーグのセキエイ大会で戦ったヒロシ君のピカチュウか。そういえばこんな髪型してたなと思い出すと同時に、トレーナーのヒロシ君が現れた。

 

 思えば、ヒロシ君と会うのも久しぶりだ。

 どうやらヒロシ君は前にウツギ博士が言っていた謎のポケモンを探していたようで、偶然ここに来ていたのだという。ぶっちゃけ、その謎のルギアには全く興味がないのだが、どうもラティはレオンと仲良くなったようで一緒に行きたがっている。無視する訳にもいかないので、とりあえず少しの間、ヒロシ君と一緒に行動することにした。

 

 ヒロシ君曰く、人気のない島が怪しいということでそのまま後に付いていく。とりあえず、地元のオサムとかいう子供に何か知らないか聞いてみると、あからさまに視線をそらしていた。こりゃ、当たり臭いな。ヒロシ君も疑いの目を向けている。

 

 まぁ、わざわざ問い詰めるほど興味はないので、今回はそのまま見逃すことにした。他にもいろいろ探してみるが、やはりそれらしいポケモンは見当たらない。

 あらかた島を探し終え、次をどうするか悩んでいると、ヒロシ君が、「やっぱり、あのオサムって子、何か隠してる気がする……」と、口にしている。そのままもう一度、そのオサムとかいう子供の所に行こうとすると、海の方でランターンに乗ったオサムがミニチュアサイズのルギアを連れて何者かから逃げ回っていた。

 

 こうなれば助けない訳にはいかないので、リザードンを出して追いかけてくる潜水艦らしき黒船に攻撃を仕掛ける。

 どうも、前に何度か戦ったロケット団のパチモンであるヤマトとコサンジがまた悪さをしているようで、デルビルとカポエラーを出して襲い掛かってきた。

 とはいえ、ぶっちゃけロケット団以下の奴らなど大した脅威になりはしない。ヒロシ君もサナギラスを出して応戦していたが、ほぼリザードン一体で完封すると、最後の手段とばかりに潜水艦で体当たりをしようとしてくる。

 咄嗟にリザードンをきずな化させて受け止める体勢を取ったが、丁度そこに、前オギシティで一緒にルギアの羽を海底散策したルカが現れ、自分の船をぶつけて潜水艦を追い返してくれた。

 

 正直、暴走覚悟で力を出す必要があるかもしれないと思っていただけに助かったな。

 改めて、きずな化してわかったが、やはり真の姿になろうとすると暴走しそうだった。今までの姿ならもう問題なく使用できるが、その先にはまだいけない。俺に何が足りていないんだ?

 

 いや、今はとりあえず無事を確認しよう。

 何とか地元の子供であるオサムと、ミニチュアサイズのルギアを助けた訳だが、これからどうするか。伝説のポケモンと関わると、大抵の場合ろくなことにならないんだよなぁ。

 

 オサム曰く、一週間ほど前に海で遊んでいたらこのミニルギアと出会ったらしい。それから毎日のように遊んでいるのだという。

 そろそろ親が来る頃だと言うので、海の方を見てみると、丁度ルギアが海面から飛び上がってきた。オレンジ諸島のルギアとは個体が違うようで、喋ることはなかったが、こちらを警戒しているようだ。

 

 その証拠に、ルカが持っている銀色の羽が赤く輝いていた。それと同時に、何故かまた俺の体が青く輝いている。前の海のなんちゃらの時もそうだったが、こうも勝手に光られると困るんだが。

 

 ただ、俺の体の光を見た親ルギアが急に怒りを沈めたようで、何やらジッと俺の方を見ている。また海の神の加護とやら何か関係しているのだろうか?

 

 よくわからないが、とりあえずミニルギアを親に返した。そのまま海で食事をするルギア親子の様子を見ながら、これからどうするかを話す。俺としてはサクッとこの島を離れることを勧めるね。正体はわかったし、これ以上伝説に深入りすべきではない。

 

 ただヒロシ君は、珍しいポケモンであるルギアのデータを取るいい機会だと主張した。困ったことにラティも「あそぶ!」と訴えており、ここから去ろうという俺の意見は却下されてしまったということだ。

 だが、カスミさんとタケシは俺が銀岩島に修行に来たことを知っているので、どちらの味方をすべきか困っている。とはいえ、タケシはオレンジ諸島でルギアに会っていないのでどちらかというとヒロシ側で、カスミさんは完全に中立だった。こうなると、人数不利の俺に勝ち目はない。

 

 そのままルギアの子供の面倒を見ていると、こちらに気を利かせたカスミさんが、「シルバー(オサムがミニルギアにつけた名前)やラティは私達が見てるから少し一人になってきたら」と、声をかけてくれた。

 

 お言葉に甘えて少しの間、自分を見つめ直すことにする。リザードンを出して、共に静かに瞑想することにした。

 

 俺に何が足りていない――と、ひたすら自問自答していると、リザードンが俺のことを小突いてくる。まるで、俺を忘れるなと言わんばかりの態度だった。

 そうだ。きずな現象は、俺とリザードンが一つになって初めて真の力を発揮される。俺だけ頑張っても意味がない。グリーンとのバトルで限界を突破できたのは、俺とリザードンの気持ちがより一つになることが出来たからのはずなのだ。

 

 問題は、俺が先走って暴走したことである。

 

 確かに、あの吹き荒れる嵐のようなパワーを制御することが目下の課題だが、それは俺がしなきゃいけないことではない。“俺達”でしなきゃいけないことなんだ。

 リザードンも、ようやくわかったかとばかりの表情を浮かべていた。一人ではなく、二人で頑張る。たったそれだけのことだが、それはわかっていても簡単に出来ることではないだろう。今までのように気持ちを一つにするだけでは足りない。もっと、深く、もっと一つに、必要なのは、絆――

 

 ――ふと、何か掴めそうな気がしたのだが、海側から何やら騒ぎのようなものが聞こえてきた。

 

 どうやら、リザードンも気づいたようで、一度瞑想を中断し、カスミさん達のいる場所に戻る。

 すると、ヒロシが「シルバーが攫われたんだ!」と教えてくれた。おまけにラティも一緒に連れていかれてしまったようで、完全に他人事ではなくなっている。タケシとカスミさんも自分達が付いていながらすまないと謝ってきたが、今は謝罪よりも追跡が先だ。

 

 

 




 原作との変化点。

・第217話『サトシVSカスミ! うずまきカップ最後の戦い!!』より、ニューサトシがカスミさんに勝った。
 アニメではカスミさんが勝つが、ニューサトシがギリギリで勝利を拾った。しかし、内容は一か八かでお世辞にも褒められたものではなかった。その後、アニメではタカミというトレーナーが優勝するが、第三試合で普通にニューサトシがボコしている。仮にカスミさんが勝っても問題なく勝っただろう。

・キングとバトルした。
 掲示板に名前だけ出ていたトレーナー。見た目は、まぁ似ていなくもないレベルだが、セリフはバッチリ。チャンピオンリーグトレーナーだけあって、キングパの癖に無駄に強く、ニューサトシが引き分けに持ち込まれた。

・第218話『ディグダを守れ! 落とし穴大作戦!?』より、ニューサトシが帰る前に修行を思い出したためカットされた。
 アニメでは帰る途中の話だが、帰らずに修行に出かけたためカットされた。

・第219話『銀色の羽の伝説! 銀岩島の戦い!!』より、ニューサトシが謎のポケモンに全く興味がないためカットされた。
 前話で謎のポケモンを調べるフラグを立てなかったためカットされた。

・第220話『謎のポケモンX!!』より、ニューサトシが離れている間にルギアが攫われた。
 おまけに一緒に遊んでいたラティも攫われ、地味にニューサトシがキレている。



 現在ゲットしたポケモン

 ピカチュウ Lv.54

 ピジョット Lv.51

 バタフリー Lv.51

 ドサイドン Lv.53

 フシギダネ Lv.51

 リザードン Lv.56

 ゼニガメ  Lv.51

 キングラー Lv.51→52

 カモネギ  Lv.51

 エビワラー Lv.51

 ゲンガー  Lv.52

 オコリザル Lv.51

 イーブイ  Lv.50

 ベトベトン Lv.50

 ジバコイル Lv.50

 ケンタロス Lv.50

 ヤドラン  Lv.50→51

 ハッサム  Lv.50

 トゲチック Lv.43→44

 プテラ   Lv.51

 ラプラス  Lv.50→51

 ミュウツー Lv.71

 バリヤード Lv.51

 イワーク(オレンジ諸島の姿) Lv.45

 カビゴン  Lv.45

 ニョロゾ  Lv.43→44

 ヘラクロス Lv.40

 ベイリーフ Lv.40

 マグマラシ Lv.40

 ラティアス Lv.30

 デルビル  Lv.40

 ワニノコ  Lv.40

 ヨルノズク(色違い) Lv.40

 カイロス(部分色違い) Lv.40

 ウソッキー Lv.40

 バンギラス Lv.55


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