ニューサトシのアニポケ冒険記   作:おこむね

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#075 『イナズマドッジボールをすることにした』

 12歳 λ月ω日 『バトルパークね。面白そうじゃん』

 

 フスベ近くにもバトルパークってあるんだと思いながら寄ってみたが、どうも俺の知っているバトルパークとは別物だった。

 バトルタワーで連勝するのではなく、トレーニングとしていろいろなポケモンと対戦が出来る施設らしい。それはそれで面白そうなので、ちょっと寄っていくことにした。

 

 今回やるのは一対一を三回繰り返して、勝利数の多かった方が勝ちというマッチバトルだ。相手のレベルは50と少し高いが、ここはジョウト組で挑戦していく。

 俺の一体目はマグマラシ、向こうの一体目はフシギバナである。最終進化系ということもあってパワーは有るが、スピードは俺のマグマラシが上回っているということもあり、ヒット&アウェイで相性有利にバトルを進めて勝利した。

 

 二体目にワニノコを出すと、向こうはリザードンを出してくる。相性は悪くないが、パワーの差で真っ向からぶつかっても勝ち目はないので、お得意の踊り殺法で相手の攻撃をかわしながら『りゅうのまい』で攻撃と素早を上げて対応していく。どうも、向こうのトレーナーさんはほのおタイプのポケモンに慣れていないのか、動きも甘く、意外とワニノコで無双することが出来た。

 

 この時点で二勝だが、せっかくなので三体目ともバトルする。予想通り、向こうはカメックスで、こっちは当然ベイリーフを出した。ベイリーフが『ひかりのかべ』で、特殊攻撃を弱め、カメックスの『ハイドロポンプ』をほぼ無効化していく。その上で、『どくどく』からのくさ技で一気にカメックスを戦闘不能まで持って行った。

 

 思ったよりも楽勝だったなと思っていると、どうも相手はロケット団だったらしい。俺に負けた後、変装を解いて、パークのポケモンを奪おうとしている。

 ぶっちゃけ、バトルに集中していて、相手の顔をよく見ていなかったから気づかなかった。とはいえ、そのままやりたい放題させるつもりはなく、いつものようにピカ様のまんボルでやなかんじーにしてやる。

 

 正直、ジョウト組もなかなかレベルが上がってきているなと手応えを感じられた一戦だった。このまま行けば、ジョウトリーグでは本気メンバーに交じってバトルが出来るかもしれないな。

 

 

 

 12歳 μ月β日 『またタケシが倒れたよ』

 

 こおりのぬけみちに着いた。ここを抜ければ、ようやくフスベだと思っていると、ロケット団が現れて何やら冷水をかけてくる。

 流石に冷たかったので速攻やなかんじーにしてやったのだが、どうも水をかけられたせいでタケシの体調が悪くなってしまった。

 

 運がいいことに、洞窟内にポケモンセンターがあったので少し休ませてもらう。もうすぐフスベなのに運がないが、ロケット団が悪いので仕方のないことだった。

 

 そのままタケシの看病をしていると、洞窟内に異常が起きたようでジョーイさんが慌てている。大変だなーと思ってみていると、また懲りずにロケット団が来たのでサクッとやなかんじーにしてやった。全く、余計なことしかしないなこいつらは。

 

 

 

 12歳 μ月γ日 『フスベに着いたぞ!』

 

 タケシの体調も何とか回復し、ようやくフスベシティに着いた。早速、ジム戦だと意気込んでいると、湖の近くで眠っているミニリュウを発見する。珍しいポケモンがいるなぁ、と興味本位で見に行くと、海面からギャラドスが現れていきなり襲い掛かってきた。

 

 放たれる『はかいこうせん』を、ピカ様が咄嗟に『10まんボルト』を側面に当てることで軌道を変えていく。しかし、それがますます向こうの怒りに火をつけてしまったのか、ギャラドスが次の攻撃の構えを取った。

 当然、こちらは戦う気はないので一旦退却である。『フラッシュ』で目をくらませて逃げようとしたのだが、その瞬間フスベジムジムリーダーのイブキが間に入ってギャラドスを落ち着かせてくれた。

 

 どうも話を聞くと、ギャラドスはミニリュウを守っていたらしい。俺達が迂闊に近寄ってきたので、ミニリュウを奪われると勘違いして戦おうとしたようだ。悪いことをしたな。

 

 誤解が解けたようで、ギャラドスも済まなそうな顔をしている。しかし、ミニリュウは希少なポケモンだし、それくらいしっかりしてくれた方がイブキも安心だろう。こちらも特に被害があった訳ではないので素直に謝罪を受け入れることにした。

 

 そんなこんなで問題が解決すると、イブキの後ろから変な爺さんが何かを抱えて走ってくる。だが、ミニリュウがどこかへ行こうとするので、イブキはギャラドスと共にミニリュウを追いかけて行った。

 

 置いて行かれた爺さんが転んだので、仕方なく助けることにしたのだが、どうも三年に一度フスベのジムリーダーが執り行う禊の儀式なるものがあるようで、爺さんはイブキを迎えに来たらしい。

 ぶっちゃけ、儀式はどうでもいいのだが、俺もジム戦をしてほしいので爺さんと一緒にイブキを追いかけることにした。

 

 しかし、イブキを見つけた爺さんが戻るように説得しているが、イブキはあの小さなミニリュウがそろそろ初めての脱皮時期ということで、それを見守りたいと言っている。

 爺さんも困ったような顔をしているが、イブキに強く出られないようで、とりあえず後をついて回るつもりらしい。

 ぶっちゃけ、ジム戦が出来ないので戻らないのは俺も困るのだが、ミニリュウを置いて俺と戦えとも言えないので、とりあえず様子を見ることにする。

 

 とはいえ、流石に暇だったので、少し前に手に入れた発電能力を使ってピカ様とイナズマドッジボールをすることにした。

 ルールは簡単。雷で光球を作り、相手に当てた方の勝ちである。俺もこの体質になってから電気があまり効かなくなったので、当たっても痛くないクリーンな遊びだ。

 最初は光球を作るのに苦労していたピカ様だが、コツを掴むと一瞬で光球を作っている。後で図鑑を見てわかったことだが、この遊びが功を奏したようで、『エレキボール』を覚えていた。

 

 そのまましばらく遊んでいると、湖側から何やら騒ぎが聞こえる。もしやと思って見に行くと、どうもロケット団にミニリュウが捕まってしまったようだった。前にもあったな、こんな展開。

 

 仕方ないのでヨルノズクを出していつも通りにロケット団を追跡する。すると、少し離れた所に着陸していたようで、いつも通りピカ様のまんボルでサクッとやなかんじーにしてやることにした。

 

 しかし、偶然、ムサシのソーナンスが勝手にボールから出てきて、ピカ様のまんボルを『ミラーコート』で跳ね返していく。それだけならよかったのだが、咄嗟に跳ね返したせいで狙いがピカ様ではなくミニリュウの方に行ってしまった。

 

 慌ててイブキがミニリュウを庇うので、俺がそのイブキを庇い、跳ね返ってきた電撃を弾き返す。

 最終的に庇ったのは俺なのだが、ミニリュウはイブキが助けてくれたと思ったようで、イブキを守るためにミニリュウからハクリューへと進化した。

 そのまま今度こそロケット団をやなかんじーにすると、ハクリューがついてこいとばかりに声を上げてイブキを湖の上流まで連れていく。

 思ったよりも距離があって日が暮れてしまったが、どうもハクリューはここでイブキに儀式をしてほしいようで、イブキもその気持ちを汲んでこの場で儀式を始めた。爺さんが持っていたのは、儀式に使うりゅうのキバだったようで、問題なくこの場で儀式が出来ている。

 

 よくわからないが、この儀式によってドラゴンポケモンは祝福を受けるようだ。俺の持っているドラゴンタイプはラティくらいのものだが、特に変わった様子はなさそうだった。

 

 

 

 12歳 μ月δ日 『フスベシティ ジム戦 VSイブキ 前編』

 

 ジョウトでの最後のジム戦ということで、今回は本気バトルをお願いすることにした。

 当然、使用ポケモンは三体。レベル制限はなしだ。フィールドはみずと陸のフィールドで、みずタイプでも十分に活躍できるフィールドである。

 イブキは一体目にキングドラを出してきたので、こちらはイーブイで行くことにした。エンジュぶりのイーブイだが、やる気は十分で、『アドバンスシフト』の特性でニンフィアへと進化していく。

 

 ドラゴンタイプに絶対的に有利なフェアリータイプ。イブキはニンフィアを見たことがないようで、開幕で『りゅうのはどう』を撃ってきたが、フェアリータイプにドラゴンタイプの技は無効である。

 それを見て、すぐにイブキもニンフィアがフェアリータイプだと察したようだが、その間にニンフィアの『ムーンフォース』がキングドラに直撃していた。

 

 ドラゴンタイプにフェアリータイプは効果抜群である。おまけに、ニンフィアはかつてシゲルのキングドラに負けたことを根に持っているようで、絶対に勝つと意気込んでいた。

 しかし、流石にイブキのキングドラはムンフォの一撃で参るほど優しくはないようで、まだまだ余裕そうにしている。とはいえ、有効打を入れたことには変わりはない。まずは先制だ。

 

 イブキは次に『ラスターカノン』を指示してきた。フェアリータイプの弱点であるはがねタイプの技だ。直撃を受ける訳にはいかないので、『ひかりのかべ』を指示してダメージを減らしていく。

 俺のニンフィア――いや、イーブイは全ての進化先へ自由に進化して戻れるという特別な特性を持っているが、代わりに進化した後も特性は『アドバンスシフト』で固定される。つまり、通常のニンフィアが持っている、『メロメロボディ』や夢特性の『フェアリースキン』のような特性は持っていなかった。

 

 しかし、当然そんな秘密をイブキが知っているはずがない。のだが、それでも接近してくる様子を見せなかった。

 どうやら、ニンフィアの特性自体はわからずとも、『メロメロボディ』を警戒しているらしい。おそらく、カントーやジョウトのフェアリータイプであるピッピ系やプリン系の特性に『メロメロボディ』が多い故に、ニンフィアもそうだと推測したのだろう。

 これはラッキー。キングドラ自身も特殊型ということもあって、『ひかりのかべ』は、このバトルでかなりの役に立ってくれそうだった。

 

 ここまで動きを封じられれば、次のイブキの狙いは大体読めるので、先行してさらに『ミストフィールド』を指示する。これで、しばらくの間、ひこうタイプや『ふゆう』の特性などでない地面にいる全てのポケモンは状態異常にならず、またドラゴンタイプの技のダメージが半減した。

 

 それを見て、イブキが苦い顔をする。やはり、状態異常を狙っていたようだ。俺なら『どくどく』を使う場面だからな。

 

 これで三つ技を使ってしまったが、イブキに科せられた制限はそれ以上に大きい。仕方がないとばかりにイブキは『きあいだめ』を指示した。雨を降らす素振りもないし、このキングドラは特性『スナイパー』で間違いなさそうだ。

 

 特性『スナイパー』は急所に当たると、ダメージが1.5から2.25倍になる厄介な特性だ。おまけに『きあいだめ』で急所に攻撃を当てやすくしている。急所攻撃は『ひかりのかべ』の軽減すら無効にするので、下手をするとワンキルも有り得た。

 

 イブキが再びキングドラに『ラスターカノン』を指示する。こちらも、『ムーンフォース』で相殺させた。ここで面倒くさい計算が起きる。急所判定はポケモンの体に当たってから発生するが、『ひかりのかべ』による攻撃軽減は攻撃時に発生するのだ。

 つまり、もし『ラスターカノン』がニンフィアに直撃して、急所に当たるとダメージが増大するが、それまでは攻撃が弱まっているということである。結局、何が言いたいかと言うと、ニンフィアに攻撃が当たる前ならば、ニンフィアの攻撃は絶対に勝つということだ。

 

 真正面からの撃ち合いは不利と判断したイブキが、『こうそくいどう』でスピードを上げて高速戦闘に切り替えていく。こちらも『じこあんじ』を指示して、キングドラの補助効果をコピーした。

 互いに速度が上がり、攻撃を撃ち合っていく。しかし、高速で動く相手に攻撃が早々当たるはずもなく、どちらも有効打を入れかねていた。

 

 思わぬ長期戦になり、ニンフィアが肩で息をし出す。だが、それはキングドラも同様のようで、体力はあれどかなり疲弊していた。

 千日手になりつつあるし、ニンフィアには悪いがここは一度交代だ。最後に『ミストフィールド』を上書きして、一度ニンフィアをボールに戻す。『ひかりのかべ』はそろそろ効果が消えるが、流石に張り直している時間はなかった。

 

 二体目は久しぶりのピカ様にお願いする。久しぶりの公式戦でテンションが爆上げのようで、勢いよくフィールドに飛び出していった。

 

 スピードの上がっているキングドラに追いつくために、『でんこうせっか』を指示する。何だかんだ、まだ『ざぶざぶサーフ』は習得できていないが、今回のジム戦では使わないだろうし大丈夫のはずだ。

 

 勢いよくピカ様がキングドラに向かって突っ込んでいく。キングドラは『りゅうのはどう』を撃ってきた。『ミストフィールド』でドラゴンタイプの技が死んでいても、でんきタイプに半減の『ラスターカノン』よりはマシということだろう。

 だが、流石はピカ様だけのことはある。小さな体を上手く使って攻撃をかわして行った。ニンフィアも頑張ってはいたが、まだここまでの技術はない。こればかりは経験がものをいうので仕方ない部分もあるが、一瞬でピカ様がキングドラの懐に飛び込んだ。

 

 近距離の迎撃択がないキングドラはピカ様の『ボルテッカー』を防ぐすべがなかった。『でんこうせっか』の速度をそのままに一気に『ボルテッカー』へとシフトする。ヤナギ戦で金角のカイロスが見せた技から技への派生だ。

 

 キングドラはみず・ドラゴンタイプなので、でんき技は等倍だが、それでもダメージは受けている。おまけにピカ様は突撃した後、キングドラの背中に張り付いていた。

 

 背中に付かれたキングドラだが、体を振る以外に対応できず、そのまま『10まんボルト』のゼロ距離攻撃を受けて身悶えている。いくら等倍とはいえ、こうも続け様にタイプ一致の攻撃を受けたのだ。耐えられるはずがない。

 

 しかし、キングドラは背中から地面に倒れこみ、ピカ様を押しつぶそうとしてきた。最後まで諦めないのは見事だが、以前に似た攻撃を受けた経験もあって、ピカ様も警戒済みだ。咄嗟に背中から離れてキングドラのみに自傷ダメージを与えている。

 こうも翻弄できているのは、技を全部使わせた上に、『ミストフィールド』でドラゴン技を封じているからだ。やはり、フェアリータイプはドラゴンタイプに完全に鬼門である。

 

 最後は『10まんボルト』でキングドラを戦闘不能にした。相手から受けたダメージはないが、『ボルテッカー』の自傷ダメージが大きいので無傷という訳ではない。それでもまだ戦えると、両手を上げていた。

 

 キングドラを戻すと、イブキは次にギャラドスを出してくる。一度、ピカ様を戻そうかとも思ったが、ギャラドスならばピカ様を継続させることにした。

 開幕、『10まんボルト』で先制を仕掛けようとすると、イブキは『あまごい』からの『たつまき』で電撃を吸収するという荒業を見せてきた。どうやら、フィールドの水を含ませることで、電気を『たつまき』の渦の中に誘導したらしい。見たこともない高等技術だ。

 

 遠距離からの攻撃がダメなら直接攻撃とばかりに、『ボルテッカー』を発動させ、ピカ様がギャラドスに向かって突撃していく。だが、イブキは『うずしお』と『たつまき』を合わせたアニポケ殺法を指示し、突っ込んでくるピカ様を捕らえてきた。

 おまけに『ミストフィールド』の効果が切れたようで、『たつまき』の威力が上がっていく。とはいえ、それ以上に問題なのは、遠距離、近距離、全てにおいてでんき技対策が100点ということである。このままでは何も出来ずに封殺される可能性すらあった。

 

 ふと、後ろを見てみると、カスミさんが食い入るようにバトルを見ている。やはり、みず系トレーナーとして、イブキのでんき技対策は参考になるのだろう。

 

 しかし、このまま何も出来ずに負けたとあってはニューサトシの名折れである。全力の『10まんボルト』で拘束を無理矢理剝がして、一度距離を取っていく。

 ぶっちゃけ、交換もありだが、ピカ様が絶対に攻略してやるぜという顔をしているので、ここはバトルを継続することにした。何だかんだ俺もやられっぱなしは好きじゃないしな。

 

 ピカ様に『でんこうせっか』を指示する。真っすぐ行けば、またさっきの二の舞だ。ならば、キングドラ戦で見せた技の派生、『でんこうせっか』からの『ボルテッカー』コンボで懐に飛び込む。

 が、一度見せたのが仇となったようで、今度は『うずしお』と『たつまき』のコンボを自身の体に纏うように展開していく。あれだと自身にもダメージが入りかねないが、外敵からの攻撃を防ぐ全方位シールドとしては完璧だ。

 

 打つ手なしか?

 

 いや、攻略法のない技など存在しない。一見、完璧に見えても必ずどこかに弱点は存在するはずだ。

 試しにもう一度、『10まんボルト』を放つも、やはり水を含んだ『たつまき』が攻撃を阻止する。単純な火力で突破するのは無理そうだな。

 

 こちらが突破法を考えている間に、イブキも攻撃に転じてきた。最後の技として『ハイドロポンプ』を指示してくる。お得意のドラゴン技じゃないのは、後ろにいるニンフィアを警戒してのことだろう。雨状態のドロポンは威力が上がるので、『ひかりのかべ』をされてもダメージが期待できると判断したようだ。

 

 だが、雨状態で威力が上がっているとはいえ、命中率が上がっている訳ではない。ピカ様が細かく動いて的を散らしているおかげで、今のところ直撃はなかった。

 

 直当ては無理と判断したイブキは、再び『うずしお』を指示してくる。本来、『うずしお』は相手の動きを止める技だ。使い方としてはこちらが正しい。

 動けなくなったピカ様に、今度こそと『ハイドロポンプ』を指示してくる。直撃すれば終わりなので、『10まんボルト』で再び『うずしお』から脱出した。危ねぇ、継続ダメージも入っているし、次に大きな一発を受けたらもう持ちこたえられないぞ。

 

 しかーし、やられるがままのニューサトシではない。今ので、しっかり攻略法を見つけたぞ。

 

 再び、ピカ様に『ボルテッカー』を指示して突っ込ませる。当然、イブキは『うずしお』と『たつまき』の防壁でピカ様を捕まえて動きを封じてきた。

 

 ここだ。

 

 ピカ様に『なみのり』を指示し、水を操作して『うずしお』から脱出、そのままボードを足場に風に乗り、『たつまき』を駆け上がらせた。風を掴め! ストームアクセス!!

 

「そんな、『なみのり』で『たつまき』を駆け上がるなんて!?」

 

 電撃を吸収するために、水分を含ませたのが仇となったな。おかげで、『なみのり』で対応することが出来たぜ。

 継続ダメージを受けながらも、ピカ様が『たつまき』を抜ける。これで、もう壁はない。『10まんボルト』を指示して、ギャラドスに必殺の一撃をお見舞いした。

 おまけで、落下の勢いをそのままに『ボルテッカー』でギャラドスへと突っ込んでいく。でんきタイプの高威力技の二連を受けて耐えられるはずもなく、ギャラドスが戦闘不能になった。

 

 ただ、流石のピカ様もかなりダメージを受けたようで肩で息をしている。何だかんだ継続ダメージをかなり受けたし、もう体力も限界に近いようだ。

 

 イブキがギャラドスを戻すと同時に、俺も一度ピカ様を戻す。イブキは最後の一体にカイリューを出してきた。正直、ゲームのイメージもあって、まさかカイリューを使ってくるとは思わなかったので少し驚いている。

 

 だが、カイリューなら丁度いいかもしれないな。

 

 少し前に、いかりのみずうみで赤いギャラドスを助ける際に、うちの暴君に活躍の場を用意すると約束していた。適当な相手がいなくて先延ばしになっていたが、ジムリーダーの本気カイリューなら相手には不足ないだろう。

 

 マスターボールを手に取った。

 

「行けるか?」

『いつでも』

 

 ならば、格好よく決めてもらおう。

 

「ミュウツー、君に決めた!!」

 

 

 




 原作との変化点。

・第248話『バトルパーク! VSカメックス・リザードン・フシギバナ!』より、ニューサトシが圧勝した。
 ジョウト組も大分仕上がってきている。まだレベルは若干低いが、これくらいなら十分ジョウトリーグでも通用しそうだった。

・第249話『ニョロトノとチアリーディング!』より、ニョロゾを進化させていないので内容がカットされた。
 アニメではここからカスミさんのニョロトノが応援係になるが、ニューサトシはまだ進化させていない上、手持ちにも入れていないので内容がカットされた。

・第250話『氷の洞窟!』より、ジョーイさんと一緒に行動しなかった。
 そのため、ロケット団を速攻でやなかんじーにしている。。

・第251話『イブキとミニリュウ!』より、ドラゴンポケモンの祝福を受けた。
 ラティはいつも通りだった。

・第252話『フスベジムの龍の牙!』より、ロケット団が悪事を働かなかった。
 ジム戦の邪魔をするとひどい目にあうと身をもって体験しているので、素直に外からジム戦を見学している。

・ミュウツーを出した。
 約束の時は来た。



 現在ゲットしたポケモン

 ピカチュウ Lv.55

 ピジョット Lv.52

 バタフリー Lv.52

 ドサイドン Lv.54

 フシギダネ Lv.52

 リザードン Lv.57

 ゼニガメ  Lv.52

 キングラー Lv.52

 カモネギ  Lv.52

 エビワラー Lv.52

 ゲンガー  Lv.53

 オコリザル Lv.52

 イーブイ  Lv.51

 ベトベトン Lv.51

 ジバコイル Lv.51

 ケンタロス Lv.51

 ヤドラン  Lv.51

 ハッサム  Lv.51

 トゲチック Lv.44→45

 プテラ   Lv.52

 ラプラス  Lv.51

 ミュウツー Lv.71

 バリヤード Lv.51

 イワーク(オレンジ諸島の姿) Lv.46→47

 カビゴン  Lv.46

 ニョロゾ  Lv.45

 ヘラクロス Lv.42

 ベイリーフ Lv.42→43

 マグマラシ Lv.42→43

 ラティアス Lv.30

 デルビル  Lv.42

 ワニノコ  Lv.42→43

 ヨルノズク(色違い) Lv.42

 カイロス(部分色違い) Lv.42

 ウソッキー Lv.42

 バンギラス Lv.55

 ゴマゾウ  Lv.23→25

 ギャラドス(色違い) Lv.28→30


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