Mixingfate(交錯する運命)   作:nao_japan_fourth

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手詰まり感大です


Mixingfate 第08話

 疲れたからもう少し寝るとシャロンに告げ、ラクスは寝たが

 ほんの1時間もしないうちに夢によってラクスは目を覚ました

 

    『ねぇ、なんでラクスは自由に生きないの』

    『キラ様、自由とはなんでしょう?』

    『ラクスは自由も分からないんだね、束縛されず自分の意思だけで生きて行ける事だよ』

    『それでは秩序が無くなってしまいますわ』

    『その秩序こそ最大の束縛だよ、たとえば恋愛や性はもっと自由の筈だったそれを

     くだらない法律や慣習で束縛している』

    『それではキラ様お伺いしますがもし皆さんがキラ様の言う通りに例えばイザーク様が

     私と結婚したいと言いまして私もイザーク様と結婚したいと望みましたらキラ様は

     その事を認めますか』

    『認めるわけが無いでしょう』

    『どうしてですの?その事はわたくしの自由ですわ違いまして?』

    『自由に生きて良いのは資格がある人間だけだよ』

    『資格とは?』

    『自由に生きて良いのは選ばれた人間、ラクスに資格があってもイザークには無いよ』

    『何故ですの』

    『それはね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

 

 

「・・・・・?・・・・夢?・・・・・・」

 もしかして警告ですか?わたくしは間違っているのでしょうか・・・・何を?

 

 

 数ヶ月前のバロンシティー・キサラギ邸、マイとシュンが出て行った日の午後

 薬に耐性があったのだろう、キサラギ夫妻は起きていた

「やられたな二人とも見事に処分して行った」

「そうね・・・でも如何してかしら」

「おそらく母親から連絡が来たのだろう。未練を無くす為に僕達に黙っていたのだ」

「・・・アマリ、貴方は寂しい?」

 妻の問いに夫は苦笑いをしながら

「血は繋がっていなくても10年間子供として接してきたんだ当たり前だろう、情が湧かない方が

 どうかしてる、シーラだってそうだろう?いや僕以上か」

 妻は頷いて

「もちろんよ、でもあの子達も私達と同じようになるのかしら?」

「それは分からないな、二人にとってこの世界は本流に近いはずだから」

「何故、あの二人に教えてあげなかったの?私たちも同じなのと」

「裁定者が僕達に告げた言葉を忘れたのか?多次元漂流者に終わりはない、僕たちがこの世界で

 暮らして行けるのは多次元漂流者である事を悟られていないからだ

 この世界は僕達がいた世界とは根本的に違う、気が付かれては再び未知の世界に飛ばされる

 アルテスとエリーにそんな思いをさせたくない

 ・・・それよりあの男女にあった時の事だけど、僕はあの男に恐怖を感じたよ目的の為なら

 何でも利用する感じだった温和そうに見えるのにな」

「貴方も?私もそう感じた、まだ貴方と仲が悪かった頃の兄さんと同じように感じたのを

 思い出すわね、死んだと思っていた貴方と兄さんが突然私の前に現れた時に思わず貴方へ

 抱き着いたら私も一緒に二人と同じ多次元漂流者になってしまったわ」

「君は後悔しているかい、ぼくの事を恨んでいる?」

「貴方と生きて行けるのにそんな事がある筈ないでしょう、兄さんには気の毒だったけどね」

「まさか彼だけ歳を取ってしまうとは思わなかったよ」

「二人ともじじいで悪かったな」

 突然、声を掛けられ二人は振り返るとそこにはイチロー・キサラギが立っていた

「兄さん、いつの間に」

「シャ・・・お兄さん、薬は?」

「馬鹿にするな、俺もお前達と同じだぞ・・・・・・マイとシュンは出て行ってしまったか」

「はい、別れの時が来たようです」

「だがまだ一波乱有りそうだな・・・二人とも、元の世界に帰りたいか?」

「どういう意味」

「あの世界に帰りたいかと聞いている」

「兄さんこそ如何なの、元の自分に戻りたい?」

「・・・この世界に来て良かった事がある」

「「 ? 」」

「お前の笑顔が見られる事だ、あの世界で生きていたとしても俺はお前を苦しめるだけだ

 俺はお前が愛しているこの男と死ぬまで殺し合いをしていた馬鹿だからな・・・同じ地球圏でも

 彼女を感じられないのは残念だがな」

「「・・・」」

 そんなイチロウの思いを聞いたアマリとシーラは黙ってしまう

 気まずさと沈黙に耐えかねたのかシーラが二人に疑問を問い掛ける

「私達3人がこの世界に取り込まれたのは裁定者がそうしたから、裁定者はこの世界を如何する

 気なのかしら?私達がこの世界に必要な理由は何かしら」

 アマリは妻の疑問に少し考えてから

「おそらくマイとシュンを育てると言うだけじゃないかな、それかあの男女に絡んだ何かだろうな

 でも僕達は積極的にこの世界に関わってはいけないんだ」

「そうだなアルテスとエリーのためにもな」

 イチロウの言葉にアマリとシーラは頷いた

「シーラ、兄さん、最近になって気が付いたが事ある、アスランとアランだけど改めて見比べると

 二人は似ていると思わないか?」

「そう言えばあの二人は似ているな」

 シーラはそんな二人を呆れたように見つめ

「今頃気が付いたの?確かに似ている、でもね貴方も兄さんも忘れている事があるわよ」

「 ? 」

「何だそれは」

「マイとシュンはアスランよりもアランに似ているのよ、マイは変装を解いたらアランとマイは

 親子と間違えられるほど似ているわよ、マイとシュンがアスランに似ているのは必然だけど

 アランがあの二人と似ているのは偶然なのかしら」

「「 ! 」」

「アランは記憶が無いと言ったけど本当に覚えていないのは自分の名前だけでは無いかしら?

 そうでなければアランの強さを説明できない、そしてアランはアスランと何らかの関わりがあり

 それ以上にマイとシュンに関わりがあるはずだわ」

「アランは本当に何者だろうな。卓越した知識・才能・技術、そして異常なほどの戦闘力、

 まさか彼も・・・そんな事がある筈ないか」

「如何したの兄さん?」

「アランの正体はもしかしてこの世界での裁定者に選ばれし者・・・逆に言えば裁定者に

 選ばれし者なら」

「ひょっとしてアランも多次元漂流者かも知れないわね」

「「 まさか 」」

「それもこの世界とあまり変わらない世界の多次元漂流者なら影響は最小限で済む筈よ」

「それなら説明が付くな本当に記憶喪失だとしても思い出した知識や経験にあまりギャップは

 無い筈だ」

「・・・」

「もしかしてアランはあの女性が探している人物なのかも知れない、妙にマイとシュンに

 優しいのも納得できるしマイとシュンが懐いた理由も判る、本人達は知らなくても血の繋がりは

 強いからな・ん、待てよ・・・そうするとアランとアスランは」

 イチローの辿り着いた答えに二人とも辿り着き愕然とした

「そんな事が・・・そう言えばアランとアスランは一度も会った事が無いな」

 マイとシュンがアランと共にL4コロニー群に身を潜めて居た頃、アスランとラクスの運命を

 狂わす事になる事件がコペルニクスシティーで起きた

 

 その日、コペルニクスシティーでオーブとプラントの首脳会議が行われていた

 勿論お互い敵対する勢力には極秘の会談である

 

「ウズミ代表、オーブ政府がモルゲンレーテの件に関わっていない事は判りました

 しかしプラントの強硬派はあなた方に不信感を持っております説得の努力はしますが先ほどの

 条件で納得してくれるか余り期待しないで下さい」

 シーゲル・クラインは脱力感に覆われていた、オーブのウズミ代表達が言うには

 モルゲンレーテの件は一部の利権政治家が独断で行なった事だと訴えてきた、それくらいは

 プラントの調査部がザフトの情報部に確認を取らなくても独自で知っていた、せっかく強硬派を

 抑える事の出来る人物を連れて来たのに過去の状況を説明するだけに終始しているオーブ代表に

 幻滅した、そしてオーブ代表の意図が分からない、ウズミは連合各国と渡り合ってきた人物で

 非凡な政治家では無い筈だが主張するのは凡庸な政治家が考えそうな事ばかり・・・

 ウズミの狙いはなんなのだ

「代表、あなたの考えている事はなんですか、何をお望みなのですか?」

 シーゲルの隣で二人の会話を聞いていた男がウズミに質問した

 やや間をおいてウズミが答えようとした時に事件は起きた

 ウズミの背後のドアが突如開かれ3名の男が乱入してマシンガンを乱射した

 

 シーゲルの隣に居た男がすぐに反応してとっさにシーゲルを引き倒し、覆いかぶさった

 すぐに応戦したザフトの護衛官により乱入者は射殺されたが、しかし首脳達は全員倒れていた

 その場で意識が有った首脳はオーブのウズミ代表一人のみだった 

 

 コペルニクスでテロが起きた日から数日後

 アスランは積極的ではなかったがMSの訓練をしたり練習を兼ねて近距離を偵察していたが

 偵察行動の時にはフレイやミリアリア、ラクス、たまにだがシャルを乗せて行う事がある

 理由は4人の気晴らしの意味もあった

 シャルとラクスを除いた二人

 フレイとミリアリアは自分の力ではどうにもならない処まで来た己の運命を悟ったのか

 バロン軍に志願した(但し、あくまで臨時)

 工学部の学生だったミリアリアは通信担当の補佐、法学部の学生だったフレイは看護士の資格を

 持っていたため医務室の看護助手になった事で二人がストレスを溜めるようになったのだ

 別に難しい事をしているわけでは無い、ハッキリと言うならば二人の容姿の所為である

 フレイは兵隊達に大人気である、そんな彼女が看護士でいるから舐めとけば治ってしまうような

 傷でも医務室に押しかけそんな兵隊さん達で医務室は大繁盛していた

 フレイのストレスとは忙しすぎる事である

 ミリアリアも同じような理由である、さすがに通信室に押しかける人達は少ないから医務室に

 比べれば忙しくは無いがミリアリアは兵隊より下士官達に人気があったからフレイと同じように

 ストレスを溜め込んでいたのである

(その所為でミリアリアは艦橋オペレーターに配置換えとなる)

 ラクスとシャルにはフレイとミリアリアのような事は無いのだがラクスはバロンの人間では無い

 プラントの歌姫、そしてプラント最高評議会議長の娘だ。皆、腫れ物に触るような態度で

 接しられて内心不満があった、シャルは他の3人とはまったく別の理由である

 シャルの不機嫌の理由はアスランが軍属となって訓練などでアスランがかまってくれないからだ

 シャルが不機嫌だと矛先がアスラン只一人に向かうから、ご機嫌取りの為にアスランが

 連れ出していたのだ、本来軍隊でこのような事を認めるはず無いが最初は拒否していた

 マイス中佐とグラディス少佐だがアスランを無理やり軍属にしてしまった後ろめたさがり

 黙認するようになった

 アスランの能力ならよほどの事が無い限り不測の事態にならないと判断したこともある

 バロンのMSはコクピットが広く出来ていてパイロット以外もが乗り込めるように出来ている

 その為、必ずもう一人が乗っていた

 例えばラクスとフレイの時はラスティーがミリアリアとシャルの時はナイトが同乗している

 (勿論、ラスティーが乗るの時はまだ偵察機だった)

 

 アスランはその日もラクスとラスティーを乗せて偵察機で出ようとしていたが見送りに着ていた

 皆の前でアスランに近寄ってきたラスティーがいつもと違いラスティーは普段着の格好でとても

 これから宇宙に出る服装では無く皆が疑問に思っていると

「アスラン、体調が悪いくてなすまないがラクスを頼む」

 アスランとラスティーの視線が絡みさらにラクスとラスティー視線が絡み合う

 一瞬の出来事だその事に誰にも気が付かれない

「しかたがないな」

 アスランはいかにも残念そうにラスティーに答えてからラクスに声を掛けた

「そう言う事になりました、行きましょうかラクス」

 アスランの問いかけにラクスは少し緊張したように

「わかりました参りましょう、アスラン、よろしくお願いしますわ」

「こちらこそ」

 何時ものような普段と変わらない会話だが違和感を感じていた人間が一人いたミリアリアだ

 ラクスがハロを持っていたせいだ何時もはハロを置いて行くのにと更にコクピットの窓から

 見えたアスランに何時もの笑顔が無かったせいだった

 ミリアリアはラクスと二人きりだから緊張しているのかもしれないと思った

 そのミリアリの隣に居たラスティーが深刻そうな顔をしていたのだが誰も気が付かない

 ラスティーは心の中で呟いた(アスラン、本当にラクスを頼んだぞ)

 二人が偵察機に乗り込み艦橋からの発進許可が下りるとその場に居た全員が退避の為の待機所に

 移動しカタパルトから射出された偵察機は高速で移動して行きあっという間に見えなくなった

 そして二時間後、偵察機からの信号が途絶え直ちに捜索が開始された、しかし可能性のある

 宙域を捜索をしたのだが何も見つからない

 その内にザフトの哨戒艦が接近してきた為に捜索を断念して全機引き上げた

 ザフトの哨戒艦が去ってから再び捜索を再開したが偵察機の痕跡は何も見つからず焦った

 マイス中佐とグラディス少佐だが二人の捜索に余り時間を掛けているわけにも行かない

 何故なら増援部隊が近続いてきたから受け入れの準備をしなくてはいけなかったのだ

 未練を残しつつマイス中佐とグラディス少佐は捜索打ち切りを決定した

 捜索打ち切りに抗議したのはシャルとナイト達だったが結局諦めるしかなく打ち切り後

 シャルは部屋に閉じ篭ってしまった

 捜索隊が諦めて帰還したのを確認したアスランはザフトの哨戒艦が去るのを待ってからデブリの

 影に隠れていた偵察機を起動する、連動した信号システムは既に無効にしていた

 これでバロン軍に悟られる事は無い

「・・・」

 無言でプラントへ向かう準備をしているアスランにラクスが声を掛けた

「アスラン、ごめんなさい」

 そんなラクスにアスランはどの様に返事をしたものか考えたが良い返事が見つからず

「先程ラスティーに返事をした通りですよラクス、仕方がありません」

「でもアスランはバロン軍を裏切る事になってしまいました」

「何時か判ってくれますよ、たとえ汚名を着ても僕は正しい事をしている心算です

 だからラスティーもグリスターンに残ってくれたのです」

「ですが・・・」

「もう言わないで下さい、すでに後戻りは出来ないのですから」

 ラクスはハロを抱きしめながらアスランを見つめる事しか出来なかった

 

 アスランが結果的にバロン軍を裏切る事になったのは如何してなのか?それは偶然立ち聞きした

 マイス中佐とグラディス少佐、二人の会話が原因だった

 三日前、MSのシュミレーションを終えたアスランは結果報告の為に教官である

 グラディス少佐の部屋に向うが部屋に居なかったから書類を置いて帰ろうとして通路を間違えた

 暫らく歩いていると聞きなれたグラディス少佐の声がする

 その時アスランには珍しく茶目っ気を起こした、何時も落ち着いているグラディス少佐を

 驚かしてやろうとして無言で近寄ったのだ

「この情報は確かなのですかマイス中佐」

「まだ第一報だからなそう詳しくはわからんが」

「それでどうします、歌姫に伝えるべきですが」

 突然、ラクスに関する事が聞こえたのでアスランは立ち止まる

「まだ歌姫をプラントへ返すせない状況だそうも行かないだろう、耳に入れ取り乱されても困る」

「ですがクライン議長は歌姫にとって父親ですよ、その父親がテロに遭って死にかけている事を

 娘である彼女に伝えないのは」

「私だって同じだよ、しかし皆の命を預かるものとしてはどうしようもない」

「歌姫が事実を知った時に恨まれますね」

「わかっている、それでも今は歌姫に伝えるべきではない」 

 二人はその後無言となりアスランに気が付くことなくその場を去った

 アスランは立ち尽くしていた、ラクスの父親が重体?なぜあの人達は・・・仕方が無いのか

 でも・・・

 アスランはレノアのことを思い出した、優しかった母の死を見取る事も出来なかった自分

 何度も母は死んでいなくてただ戻る事が出来ないだけと思い込もうとした事もある、しかし家に

 帰るたびに母はもう戻らない処へ行ってしまったのだと思い知らされた

 せめて母の最期の時、一緒に居たかった

 マイス中佐達の会話の意味は自分でも分かる・・・でも、間違っている僕は如何すればいい?

 アスランは悩んだ末にラスティーに相談した

 ここにいる人間ではラスティーが一番ラクスの事を知っている

 最初はどのタイミングでラクスに告げるかを相談するつもりだけだったのだが

「シーゲル様が重体?」

「うん」

「なぜ?」

「テロに遭ったらしい」

 アスランの自信の無さにラスティーは?とアスランを見る、その様子を見たアスランは

「マイス中佐達が話していたを偶然立ち聞きした、だから正確な処は分からないけど

 クライン議長がテロに遭って死にかけていると」

「なんでそんな重要な事を娘であるラクスに・・・当然か、あの人達の立場ではそうするか」

 ラスティーは軍人としてまたここにいる全ての人の生命を預かる者としてマイス達が取った

 処置は正しいと理解るだけに二人を非難できない

「それでアスランは俺に如何しろと?」

「いや、如何すれば良いのか相談したかっただけだよ」

 ラスティーは思う、ラクスは年のわりにしっかりしていて見た目はお姫様なのだが中身はとても

 頑固で自分を持っている女の子だ

 父であるシーゲル議長がテロに遭う可能性も考えていただろう

 自分が連合に捕らわれていた時も覚悟は出来ていたと言っていたくらいだ

 暫らくは動揺するだろうがすぐに立ち直る、だから何時伝えても大丈夫だろう

 ラクスに伝えれば誰がラクスへ喋ったのか当然問われる

 アスランは軍属になったばかりでその事を理解していないのでは無いか?

「ラクスは強い子だ伝えるのが遅くなっても大丈夫だと思う、それより君は大丈夫なのか?

 機密に属する事を簡単に人に伝えて軍機違反に問われるぞ、それともラクスが好きだからか?」

 ラスティーはその時アスランはフレイではなくラクスを好きなのかと思ったのだが

「違うよ」

「だが、そう考えなければ」

「違うよそう言う事じゃないんだ」

 そのまま何も言わず窓の外を見ているアスランはラスティに振り向き、呟いた

「母上が亡くなった時、僕は側に居てやる事出来なかった」

 その言葉を聞いたラスティーはハッとした

「母上はどんなに心細かっただろう」

 そしてアスランは再び、窓の外を見る

 窓の外を見ているアスランは普段の様子とまるで違う、ラスティーは己の愚かさを悟った

 この優しい青年はまだ心の傷が癒えていない、プラントと連合間の戦争に巻き込まれ死んだ

 突然に失われた母親の命、その死をまだ己の中では消化し切れていないのだろう

 愛だ、恋だという次元の問題では無いのだ

 やがてアスランはラスティーに言う

             「ラクスを父親に合わせてあげたい」 

 ラクスはシーゲルの死を見取る事が出来るのだろうか?そしてグリスターンに残った

 ラスティーの運命は?アスランは?どうなってしまうのか、マイ達と再会できるのだろうか




 あとがき
 Mixingfate 第08話をお届けしました
 副題は<アスラン脱走>です
 アスランは裏切る運命でしょうか?流されているだけのような気がしますが
 ただと言うかヤッパリと言うかラクスが絡んでいるんだよね
 しかしカガリはどこで何をしている?フレイはどうなる?
 マイとシュンがアスランに似ているのは必然ってどう言う意味でしょう

 作者の独り言
 アスランと言う言葉の意味ですが
 サンスクリット語(梵語)では惑いし者・決められぬ者・迷える者とか言う意味がありまして
 古代ケルト語では笑える事にズバリな【裏切り】と言う意味があるそうです
 やっぱり名前の所為だな(笑)
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