僕の運命アカデミア   作:乙子

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第19話~インターンその1~

 

 

朝のHR、相澤が生徒達の前で話を始める。

 

「1年生のヒーローインターンですが、昨日協議した結果、校長をはじめ多くの先生が『やめとけ』という意見でした」

 

「えー!?あんな説明会までして!?」

 

「でも全寮制になった経緯から考えたらそうなるか…」

 

「ざまァ!!」

 

相澤の言葉に様々な感想が漏れる。

 

「が、今の保護下方針では強いヒーローは育たないという意見もあり、方針として『インターン受け入れの実績が多い事務所およびビルボードトップ10内の事務所に限り1年生の実施を許可する』という結論に至りました」

 

「ガンヘッドさんとこどうなんやろー…」

 

「セルキーさん連絡してみようかしら」

 

「クソが!!」

 

「実績がない+トップ10以内っていう特殊事例に見覚えしかないのですが…」

 

「というわけで運命、ミルコから誘いというか既に日程表が届いてる。インターン手続き用の書類を渡すから、なんとかしてミルコ本人から書類を書いてきてもらってくれ、公欠扱いにしておく」

 

「はい、日程と場所はもう届いてますので書類の方頑張ります。ええ、なんとしてもハンコかサインだけでも…最悪血染めの手か足でも良いですか?」「…許可する」

 

そして相澤は既にヒーローインターンの要請が来ていた運命に通知する。以前期末試験の時にミルコに来てもらっていた時に、ミルコ側から既にヒーローインターンで運命をしごくことは決定しており、雄英側に打診していたのだった。学校側としてはトップ10常連のミルコの実力は認められているが、実績に於いて少し問題だった、がそこはヒーロー公安委員会からの推奨もあり、尚且つ運命の実力を加味して承認を出した経緯がある。

 

「「「「おおおお!」」」」」

 

「ミルコと運命もはや師弟関係かよ」

 

「インターンより書類書いてもらう方が難易度高そうなのなんなの…」

 

「先生も若干諦めてるのなんなん…」

 

「クソが!!」

 

こうして運命のヒーローインターンが一足先に決まり、皆もそれに続こうと決意を新たに授業が始めるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして週末

 

早朝の寮の一階ロビーには、寝起きのA組の面々が休日をどうしようかとまったりしていた。

 

その中に制服に着替え出発する者達もいた。

 

緑谷は制服に荷物を持ち、慌ただしく駆け抜けていき、爆豪と轟は仮免の講習に二人で出かけて行き、運命もヒーローコスチュームを持ち出て行った。

 

一足早くに寮を出た運命が雄英の校門から外へ出ようとした所で見知った顔を見つける。

 

「やぁ!運命君おはよう!君もヒーローインターンだね?」

 

3年のビッグスリー、通形ミリオであった。誰かを待つその姿に運命も挨拶を返す。

 

「おはようございます、通形先輩。緑谷待ちですよね?もう準備終わってたのですぐ来るかと」

 

「まだ時間には余裕あるから問題ないさ、君はミルコの所だったね。大変だけど頑張って食らいついていきなよ!」

 

「はい、死ぬほど頑張らないと死んじゃうんで頑張ります…」

 

挨拶した笑顔から一転お腹を擦りながら言う運命。

 

「君たまに環みたいにどよーんとした空気纏うよね、環と性格合いそうだ!行ってらっしゃい!」

 

「はい!緑谷の事よろしくお願いしますねー!では!!」

 

苦笑いの通形の言葉に運命は緑谷の事を託し、駅へと駆けて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関西の何処か

 

いつもの仮宿で着替えを済ましたミルコは一階に降り、ロビーを見回す。

 

既に運命に通知した集合時刻なのだが、その姿はない。

 

遅刻かとその甘ったれた姿勢を蹴り飛ばしてやろうかと考えた所で、個性兎の自慢の長耳に怒号が聞こえてくる。

 

朝食すら食べていないがヒーローなので早速外にでて、音が聞こえてくる駅の方角を目指す。

 

驚異的なジャンプ力と脚力、そして新たに得た空中ジャンプも駆使して即座に駆け付けると見慣れた男が敵であろう二人を拘束していた。

 

「なんじゃワレ!邪魔すんなドアホッ!!」

 

「土使いか!学生が個性勝手につこうてお前もしょっぴかれるぞ!はよ放せクソガキ!」

 

「口悪いなぁ、朝からチンピラが悪いことしてんじゃないよ、こっちは仮免持ちなんで。もう通報されてるから大人しくしといてください」

 

左手から土を伸ばしチンピラの大人二人を拘束する運命、その左手の使い方は先日のビッグスリー天喰から見て学んだものだった。しかし拘束された男達も黙ってはおらず個性を発動しようとする。

 

 

 

「喰らえワイの毛無垢邪羅(けむくじゃら)ァ!!」

 

「出たァ兄貴の毛無垢邪羅!これはアホな敵対組織のもん3人も同時に伸した最強の技や!死んだな小僧!!」

 

急激に伸びた髪の毛が運命を貫こうとするが、それが届くより早く運命は術を発動した。隣の舎弟が何か言っていたが運命は無視した。

 

「ライトニング」

 

「ぐああああああああああ!!」「あ、兄貴ぃいいいいいいいいいい!!!」「ライトニング」「ぐああああああああああああ!!」

 

雷撃がチンピラ二人に二回降り注ぎ、気絶させる。

 

ようやく静かになった二人を地面に拘束したまま転がし、運命は一息ついた。

 

朝の駅での事件と即座の解決に周囲にいた人々は歓声を上げる。

 

制服姿の運命がそれに会釈していると上からミルコが着地してきて、運命に話しかける。

 

「さっそくやってんじゃねぇか仮免君」

 

「あ、ミルコおはようございます。この二人強盗してたんで捕まえました、被害者は無事で駅の職員さんに救助してもらってます、警察も同時に呼んでもらったのでそれ待ちです」

 

普通に挨拶から始まり状況を説明する運命にミルコはほほうと顎に手をやりニヤリと笑う。

 

「お前…一皮剥けたな?」

 

「どういう意味かはわかりませんが仮免取りましたからね、あ、この二人任せて着替えてきて良いです?宿すぐ近くでしたよね」

 

「あぁ、鍵持ってきちまったからついでに返しとけ、行け」

 

「はい」

 

土の拘束部分だけを手から切り離し、再度手の形を作りながら運命が大きく跳躍して観衆を飛び越え宿へ向かって飛んでいく。

 

場数や実践、そして神野を乗り越えて成長した運命の姿にミルコは予定していた訓練をもう一段厳しくしても大丈夫かと楽しそうに笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてチンピラ達を警察に引き渡し、街をパトロールしながら会話が始まる。

 

「で、左手の方はどうだ?」

 

「日常生活では良い義手使ってます。戦闘時は土中心で使ってますね、便利なんですよね、個性で作る手。見た目だけ問題ですけど皮膚に近い色のロンググローブとか用意してますし」

 

「さっきは伸ばしてロープみたいにしてたな」

 

「えぇ、タコの手にしてた先輩がいてその人のをマネてみました。戦闘用義手はどっちかというとサポート方面考えてますね」

 

「ほーん、まぁ使えそうならよしだ。二色変身の方はあれからどうだ?」

 

「安定して来ましたね、最近は調子良くて。今は反発する属性の制御の修行中ですね、土と風、火と水。この二つの属性の神衣が出来れば良いんですがって所です」

 

「よし、現状は分かった。今回のヒーローインターンはまず経験を積む、そして私からの課題をこなしていけ」

 

「課題?」

 

「そうだ、移動や会敵した場合今日は『風』のみで戦え。一般人が危険な場合は除くがな」

 

「縛りですか?」

 

「おう!さっ次行くぞ!」

 

ピクピクっと耳が動いたあとミルコは颯爽とジャンプし空を蹴りながら跳んでいく。

 

それを見て運命も跳躍し、足に風の刃で速度をつけつつ飛翔する。

 

「前の時も思いましたけどその空中蹴りどうやってるんですか?」

 

「ん?何となくだ!ジャンプしてグッと踏ん張ったら出来た!今では3回まで空中で跳べるから便利だぞ!!」

 

「グッとってなんだよ…それに回数も増えてる…」

 

「…私も神野を経てもっと強くならないとと思ってな、私は止まらないぞ!ついてこいエレメンタル!」

 

「!?はい!!」

 

白き髪をなびかせるミルコの背中を負いながら、初めてヒーロー名が呼ばれ気合が入る運命であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お昼、ミルコ馴染みの食堂にて。

 

食事を終えたミルコは携帯を見ていた。運命はミルコが初めて連れているインターン生ということで、店主がミルコと一緒に写真や握手をして質問攻めにもあっていたりする。それらを終えてそろそろ立とうという所で気になって声をあげる。

 

「所でミルコ」

 

「なんだ?」

 

「今日は珍しく携帯チェックしてますね、なにかあるんですか?」

 

「おう、実はな神野以降チームアップ案件が増えてな、そのチェックだ」

 

「チームアップ…最近色んなヒーローがチーム組んだとか聞いた気が…」

 

「そりゃただの弱虫のチーム作りだ、チームアップはヒーローが中型以上の案件で組んでその事件解決の為に一時的に組んで対処するってもんだ。その下に学生入れて育成中心のチームアップミッションもあるらしいけどな」

 

「オールマイト引退を補う為の策って所ですかね?」

 

「それもあるが、敵も連合や徒党組む姿勢が見えてきてるからな、数には数、それも一つの手段だろう。で、だ、チームアップは主にその事件や問題が起きた地元のヒーローがメインになって近くのヒーローや上位の強いヒーロー、もしくは広域範囲に活動拠点があるヒーローに依頼される」

 

「なるほど、つまり活動範囲が日本全域で特定のナワ張りを持たない、そして上位ヒーローのミルコは依頼が来ることが多いから確認していると」

 

「そういうことだ、喜べ、お前の修行も兼ねてガンガン引き受けてる所だ!明日は四国、来週は大阪、次はもっとデカい山があるぞ!リューキュウも受けると聞いたな、楽しみだ」

 

「嬉しそうですね…頑張りますよ」

 

「おう!じゃ行くぞ!おばちゃん!こいつのもツケといてくれ」

 

「はいよー!元気にまた来てねミルコちゃん!エレメンタル君も頑張ってね~!」

 

「ツケとか現代で存在してたんですね…はい!ありがとうございます!頑張ります!!」

 

「お前知らないのか?たっけー料理屋とかでは割と普通なんだぞ?」

 

「ここ大衆食堂ですよね?」

 

そして二人はまた街を跳び回り、次々に事件を解決していくのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、夕方、1A寮にて

 

夕食前の空いた時間に多くの生徒が一階ロビーでくつろいでいた。

 

雑談の中でも話題の中心はヒーローインターンの事で、どうしようかとわいわいと語っていた。

 

するとそこへ玄関の扉が開き、視線が集中する。

 

「た、ただ、いま…」

 

「「「う、運命ー!」」」

 

そこにはボロボロの姿で大荷物を持った運命が辛うじて立っていた。

 

今にも倒れそうなその姿に近くにいた口田が身体を支え、大荷物の袋を持つ。

 

「ありがと、口田…」

 

気にするなと言わんばかりにフルフルと顔を震わせながらとりあえず近くのソファーへ連れて行き、空いているソファーに運命を横たえさせる。

 

皆も心配そうに近づいていく。

 

「おいおい、お前がそんなボロボロになるなんて、一体何があったんだよ」

 

「ミルコとのインターン、そんなに厳しいのかよ」

 

「大丈夫クロスちゃん、誰にやられたの?敵?」

 

皆がそのボロボロの理由を聞くと倒れた運命が何とか口を動かし理由を答える

 

「…み、ミルコに、やられた…」

 

「「「「「え」」」」」

 

その答えに皆が驚愕しているとテレビで今出た名前が聞こえて来て、皆テレビに注目してしまう。

 

 

 

【さて、次は本日のヒーローニュースです。大人気のラビットヒーローミルコ!初めてのサイドキックと大暴れ!?四国での大乱闘を鎮めたとの映像が入ってきました。レポーターの○○さん!お願いします!】

 

【はい!こちら四国TVの〇〇です!本日のお昼過ぎ、最近問題になっていた『うどん帝国』と『そば共和国』の抗争なのですが、遂に恐れていた大規模な戦闘になってしまいました!】

 

 

 

「なんだようどん帝国とそば共和国って、四国どうなってんだよ…」

 

瀬呂の冷静なツッコミに皆が頷いている。そしていつ動いたのか蛙吹は運命の頭の場所に座り、自らの膝に頭を乗せて膝枕で労わっていた。運命の顔が安らかなものになり、峰田の顔が嫉妬で人が殺せたらというレベルの顔になる。

 

 

 

【ヒーロー達も抗争を止める為に警戒を厳しくしていたのですが、小さなことから一気にお互いへの敵感情が爆発してしまったようで、自然公園の大運動場に総勢200名もの構成員が対峙し一気に緊張状態になっていたのです。そこに現れたのがヒーローミルコとその新相棒とされるヒーローインターンの雄英生エレメンタル!二人は何とその緊張状態にたった二人で突撃していき、バッタバッタとなぎ倒し!ついには200人全てを気絶させてしまったのです!本テレビはこの大乱闘を上空から撮影いたしましたので映像をどうぞ!!】

 

 

上空からの映像ではわかりやすく100人と100人の間にミルコと土神衣の運命が割り込んで何かを話している。

 

そしてどちらかの陣営が話すミルコへ何かを投げつけた瞬間ミルコの反撃が始まり、大乱闘の幕が蹴って落とされてしまう。

 

ミルコが突入した方とは逆の陣営へ飛び込まざるを得なくなった運命、アップされたその顔は悲壮に満ちていた。

 

暫く映像は編集され音が器用に追加されコメディチックに放送されていく。嬉々として蹴りまくるミルコ、半泣きになりながら殴りまくる運命、どちらも無双状態であった。

 

「頑張れ…そば共和国」

 

「いや、そば好きだからって運命が戦った相手を応援してやるなよ…」

 

ぼそりと呟く轟にツッコむ瀬呂。

 

「おい、運命が持ってたデカい袋の中身って…」

 

「失敬、うどんとそばが大量に入ってるぞ、凄い量だな」

 

「「「うわぁ…」」」

 

「お土産持たされてんじゃねぇよ…」

 

「むしろ戦利品じゃね?」

 

切島が置いてある袋を見ると、近くにいた常闇が中身を告げる。そして目の前のブツがよりテレビの内容を現実のものにしていく。

 

ドンドンと生き残っている者達が少なくなり、いつの間にかうどん帝国とそば共和国は協力してミルコと運命を狙い始め、それを察したミルコは乱戦を利用してすっと気配を消し、運命の方に敵達を誘導し始める。

 

「あれ、いつの間にか運命一人で戦ってない?」

 

「ミルコが見えなくなったな」

 

「運命何で土しか使わないんだろ?」

 

そして映像は最後の一人と運命の戦いを纏めてミルコが蹴り倒し、満足そうに勝利のポーズで締めて映像が終わり、レポーターがにこやかな笑顔でスタジオに放送を返して終わった。

 

「最後ミルコに蹴飛ばされてたな、運命」

 

「間違いなくミルコが犯人だったな…南無」

 

生暖かい目で蛙吹に膝枕にされている運命を見る面々、すると少し回復したのか運命が自分に手を当て回復をかける。

 

それで大分ダメージが消えたのか、しかしその膝枕から抜け出さずその状態で声をあげる。

 

「あー疲れた、今日は土系統しか使うなって縛りでさ、回復も被害者以外に使うの禁止されてたんだよ、インターン大変だわ」

 

「それ本当にヒーローインターンなん?ウチの思てたんと違うんやけど」

 

「お茶子ちゃん、ミルコの所は普通ではないと思うわ」

 

「オレも思う、あ、このお土産皆で食べようぜー、結構あるからそばうどん食い放題出来ると思う、120人前ずつあるらしいから。帝国と共和国の穏健派の人達がご迷惑をおかけましたってくれたんだ」

 

「穏健派いたんだ…」

 

「そば食い放題、いいな」

 

「わーい、うどんそぱパーティだ!いつやる?みんながいる時が良いね!」

 

「合計240人前はアレだからどっか配れば?先生とかB組とか」

 

「それ良いな!」

 

わいわいがやがやとしているとロビーの扉が開かれ相澤が入ってくる。

 

「運命、いるか?」

 

「あ、相澤先生」

 

「はい」

 

「ニュース見たがボロボロだな、だが良く生きて帰った。書類はどうなった?」

 

「何とか拇印押してもらいました、ちょっと汚れててすいません。ギリギリだったんで」

 

持っていたカバンから紙を取り出し提出する運命。その紙の赤色が何か気付いてしまう数名。

 

「どうやったら書類の上半分が血まみれになるんだよ…」

 

「よし、肝心な部分を守ったな、良くやった。この調子で頑張れ」

 

「はい、あ、あとうどんとそばお土産です、二十人前ずつくらいで足ります?」

 

「職員寮にはそんなにいないが…まぁせっかくだ、貰っておこう、ありがとな」

 

大きな袋から小さな袋に分けて渡す。受け取った相澤はさらに用事があったのか言葉を皆に向けて続ける。

 

「それで常闇、お前にインターンの誘いだ。九州で活躍するホークスだ」

 

その言葉に湧く面々、ヒーローランキング3位のプロヒーローからのインターンに羨望の声が混ざる。

 

「すげぇ!」「流石だな!」

 

「どうする?常闇」

 

「謹んで受諾を」

 

「わかった、後でインターン手続き用の書類を渡す。九州に行く日が決まったら教えろ、公欠扱いにしておく。それから切島、ビッグ3の天喰がお前に会いたいそうだ、麗日と蛙吹にも波動から話があるらしい、明日にでも会って話を聞いてこい、以上だ」

 

常闇の次に呼ばれた切島、麗日、蛙吹にも皆の視線が集まり、本人たちも驚きと期待を持ってしまう。

 

出て行った相澤の背を見送り、この流れでのビッグ3からの呼び出しに切島が待ちきれずに直に天喰に会いに行こうとする。それに蛙吹と麗日も追従し、運命の膝枕の時間は終わりを迎えた。

 

行ってしまった3人を見て他の面々もインターンに思いを馳せる。

 

そして着替えに部屋に戻った運命が夕食でロビーに降りてくると丁度インターンから帰ってきた緑谷とすれ違う。

 

「おかえり緑谷、どうだったって…ん?」

 

「ただいま…」

 

疲れているのか浮かない顔の緑谷が入れ違いでエレベーターで上がっていき、運命は緑谷の周りに透明色の精霊が見えて困惑する。

 

初めて見るその精霊が気になってしまうが、自分も疲れているからかと振り切り、夕食の為に座るのであった。

 

そして就寝時にそれを思い出し答えに至った。

 

あれがそうだったかは確信を得ないが、透明色の精霊は、時の精霊であったと。

 

 

 






寮での出来事が原作とは一日ズレていますがご容赦下さい。



そして高評価やお気に入り登録でまさかのランキングにかすりました!
望外の嬉しさでスクショ取りました奇跡に感謝です。

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