オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです 作:ulo-uno
――――――ザザ―ザザ―――――ザザザザ――――――
『Cpこちらα部隊、《例の建造物》の地下内部第9階層に侵入。依然《例の建造物》は、未知の物質で構成されている模様。オーヴァー』
【こちらCp。α部隊、了解した。引き続き《例の建造物》内部の踏査を続行しろ】
『Cpこちらα部隊、了解。何か状況が変わり次第連絡する。オーヴァー』
薄暗い巨大な通路の中を4人の特殊部隊の男達が進んでいく。
男達の目に入ってくるものは、壮厳で、人の手では再現不可能なほど緻密に描かれた模様が続く通路であった。
『隊長、あれを』
『ああ、俺にも見えている』
『あれが今回の目的のものでしょうか?』
『おそらくは、な……』
男達が通路を抜けた先には、機械仕掛けの謎の物体が浮かぶのであった。
――――――――――――
突然ではあるが、俺の話を聞いてくれ。
俺は、元々プロの自宅警備員兼マイン〇ラフト一級建築士(自称)としてあまりにも素晴らしすぎる生活を過ごしていたのだが、そのせいか家族にまで見捨てられ家を追い出され正月の餅を喉に詰まらせて孤独死してしまった。
そして次に目が覚めた時には赤ちゃんだったのさ。
ここまでなら、よく俺自身も読んでいた転生物にある展開で俺TUEEE系とかそういった類のものだとおもえたが、そんな願いもむなしく現実は普段からガスマスクを装着しなければ1分と待たずに病気になるような荒廃しきった世界だった。
そんな地獄のような世界ではあったものの、両親の愛情を受けて育ち前世の教訓から真面目に定職にも就いた俺ではあったが、あることに気付いたのだ。それが、
《DMMO_RPG/ユグドラシル》
そう、《ユグドラシル》だ。
ということはつまりこの世界が《オーバーロード》のリアル側だということだ。
当然ながら俺は《ユグドラシル》を即購入した。
しかし、ここで思わぬ問題が発生した。
そう、俺のプレイヤースキルの低さだ。
俺は、前世も含めて様々なゲームをプレイしてきたが対人において俺はド底辺としか言いようのないものだった。
そこで俺が思いついたのは、オープンワールドではなくクローズにして遊ぶことだった。
《ユグドラシル》は、別にオープンワールドだけでなくクローズにも対応していたからそちら側で遊ぶことで対人戦をしなくて済むと考えた。
しかしそれでは原作のキャラに関われない、最悪の場合転移した後に敵対してしまう可能性がある。
そこで俺は、原作キャラにも関われる、対人をしなくていい策を考えた。
ここで、いきなりだが《ユグドラシル》の機能について説明をさせてもらう。
《ユグドラシル》には、個人がオフラインで作成したマップやゲームを配布できるというものがある。
つまりこれは、俺が前世でしていたマ〇クラのように映画を再現したマップやホラーマップを利用したゲームを制作できるということだ。
ということで、俺という存在を原作キャラに認知してもらえるように、you〇ubeにも、制作した作品の作業風景や完成したホラーマップのPVなどできるだけ投稿した。
そのおかげで、原作キャラとフレンドになれたが。(ギルドメンバーにはなれなかった)
そんな訳で俺は、これで転移後も殺される心配はないと考えた。
そんなこんなで最終日、俺は軽く《AOG》でモ〇ンガさんと会話して俺の拠点《Crafters of Sanctuary》戻ってきたと言う訳だ。(何故かギルメンの人数が多かったが)
そして、運命の時間00:00を迎えようと謎の深夜テンションで作った機械仕掛けの球体の外見をした封印カプセルに入る。
そのまま運命の時間を迎え、目を覚ますと―――――――――
―――――――――――真っ白であったと思われる一部が破壊された壁、2人のオレンジ色の囚人服を着た男、何人かの特殊部隊と思われる人間、1人の白衣姿の男、5人のスーツに身を包んだ男女、そして、皮膚が溶けていると思われる巨大な爬虫類がみえた。
え、どういうこと?と思われるかもしれない。
実際俺がそうだ。
そもそも、オバロの世界だと思いこんでいただけあって頭の理解が追い付かない。
しかも、周りの人間の姿から明らかに精々中世くらいのオバロの世界からかけ離れている。
つまり、俺はオバロの世界とは別の世界に転移したということになる。
とりあえず、ここがどこか把握せねば……
先ずは、時間停止の指輪で目の前にいるスーツ姿の人間以外の時間をすべて止める。
わあ、……すんごいキョロキョロしてる。
まあ、時間停止を知らなきゃそうなるか。
じゃ、話しかけてみるとしますかね。
この度は、この小説を読んでいただきありがとうございます。
ほぼ深夜テンションでかいたので続くかどうかわかりません。