オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです   作:ulo-uno

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あ、ありのままのことを話すぜ……。

筆者は外せない用事がひと段落付いたから小説がやっとかけると思ったんだ。

そしたらUAが12185になってたんだ……。

何を言ってるか分からないと思うが(ry

マジでありがとうございます!!!

それでは、「オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです」

第十二話どうぞ!



第十二話

 

 

 

 

 

<side 調査隊>

 

 

 

俺達はとある任務を遂行していた。

 

そう、《SCP_■■■■_1》内部の調査だ。

 

今回の任務はこの建造物の主である《SCP_■■■■》の協力もあることから簡単な任務になると考えていた。

 

だってそうだろう?

 

既に《SCP_■■■■_1》内部の調査は、α部隊の連中が一度探索した後だ。

 

《SCP_■■■■》から聞かされる内容も多少は違うだろうが大体は変わらないと考えていた。

 

だが、……

 

『鍵の間か……』

 

鍵の間?

 

この部屋の名前か?

 

「おい、《SCP_■■■■》……その《鍵の間》とは何だ?この部屋とどういう関係がある?」

 

『……ああ、そうか。お前たちは知らないよな……。鍵の間というのはある意味では、俺たちの拠点とする世界への入り口といったようなものだ。また、そこに行くにはこの部屋にある66個の扉をくぐりその先で暗号のカギを見つけなければならない。しかも暗号を解くには全ての扉をクリアしなければならないし、一度でも間違えば一から全てやり直しだ。……まあ、私は例外ではあるがね……』

 

……。

 

どういうことだ……?

 

さっぱりわからん。

 

そんな俺達を見越したのか奴も簡単に説明してきた。

 

『まあ要するにだ、この部屋にある扉を全てクリアしないと次にいけないと言う訳だ』

 

「ああ、なるほど……。」

 

ようやくこいつの言っていることが少し分かってきた。

 

つまりこの施設自体はこいつにとっての玄関ということか。

 

だがそうなるとここは確かに重要な施設ではあるが、それでも玄関以上の役割を果たすことはない。

 

それはつまりここよりも遥かに重要な施設があると言っているようなものだ。

 

そしてそれは直ぐにやってきた。

 

『……ようこそ、私が創った最高傑作の世界へ……』

 

そう言って奴は基盤を操作する。

 

すると今まで立っていた薄暗い部屋の中にあった謎の柱が動き出す。

 

その間には、謎の光がたまっていて奴はその中に我々を促し入っていく。

 

そこで我々が見たものは、――――――――――――

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――あまりにも大きい巨木と何千もあるその枝の一つ一つに繋がる《世界》であった。

 

 

 

 

 

『どうだ?すごいだろう。私が、……いや我々が創った最高傑作の世界は……』

 

 

 

な、な、んだ……これ。

 

あり得るわけがない……こんな事が。

 

いや、これもこいつがしたことか……。

 

何という、何という……。

 

こんなものが、今まで見つかっていなかったのか…………?

 

ああ、そうかこいつがいなければここに来ることは困難だったな……。

 

そんなことを思っていると奴が話しかけてきた。

 

『世界はたった一週間で作られた、というのは知っているか?』

 

「……………………ああ、確か何かの神話にそんなものがあったな」

 

『そう、それだ。私は世界とはそれ個人またはそれ等集団によって創られる芸術作品の一つだと思っている。それをたった一週間で創り上げる?……正直に言おう。やろうと思えばできるだろう……。だがそれで満足するなど馬鹿げている。そんなものでは最高傑作など程遠い。だから我等はこの世界に6年の歳月をかけた。それだけやらねば最高傑作などできる訳もないからな……』

 

「……」

 

マジ、かよ……。

 

創世の期間は七日間というのは聞いたことがある話だ。

 

それを6年だと?

 

こいつの今話したことが真実だと――――いや、真実なのだろう。

 

ということはつまり世界を七日間で創り上げることのできる存在が6年もかけて創ったということになる。

 

そう、6年だ。

 

世界を創る期間に6年でさえ短いように思うが、相手はたったの一週間で今我々が住んでいる世界を創造できるようなバケモノだ。

 

そんなバケモノが6年もかけて創ったなど正直俺達には到底理解できない。

 

いや、待てよ……。

 

そう言えば奴は今何と言った?

 

「なあ、《SCP_■■■■》……一つ聞きたいことがある……。お前、……今《我々》と言ったか?」

 

『ああ、確かに言ったぞ。《我々》とな……。言っておくがもうここには私しか残っていないぞ?』

 

ああ、……クソッたれがッ!!

 

やはり聞き間違いじゃなかった。

 

奴は確かに《我々》と言っていた。

 

こいつ以外にも同じような奴がいるってことかよ!?

 

いやしかし奴しか残っていない……ん?

 

「ちょっと待て……。お前しか残っていないとはどういうことだ?一体何があった?」

 

『…………………………まあ、その話をするにはここでは物足りない……。場所を移すぞ』

 

「……場所を移すってどこに――――は?」

 

一瞬の出来事で何が起こったのか分からないが、奴は文字通り《場所を移した》らしい。

 

ここから奥に行ったところに玉座らしきものが見える。

 

どうやらここは玉座の間のようだ。

 

そして最も異様なことにそこには人間、怪物を問わずにその全てが玉座への通り道の脇に避け平伏している光景だ。

 

その中を奴は堂々と、まるでそれが当然のごとく歩いていく。

 

そして奴は玉座にたどり着き、

 

『諸君……。永らくの間私の帰還を待って居てくれたようで感謝する。皆、色々と私に聞きたいことがあると思う……。だがそれは後にしてくれ。……今、私が連れてきた彼等が気になる者もいるだろう……。故に私から彼らのことを紹介させてもらう。彼らはSCP財団という組織の者たちだ。彼等は、封印されていた私を解放してくれた恩人たちである。決して粗相の無い様、丁重にもてなせ。また私に何か質問がある者は統括のリアンダに伝えてくれ。……すまないな、リアンダ……頼まれてくれるか?』

 

『はっ!その命、このリアンダが承りました』

 

奴は何か、部下のようなものに指示を出す。

 

こちらのことを気遣ったのかは分からないが、こちらに危害が加わらないようにしていた。

 

だが今この中で注目の的になっている俺達は正直、たまったものじゃない。

 

いや、危害が加わらないだけましなのだろうが……。

 

『では、貴殿ら……。ここで立ち話するよりもまずは食事と行こうじゃないか……。どうかな?』

 

俺としてはこんな地獄早く終わってほしい。

 

俺は特段、信じているわけでもない神様ってやつにはじめてそうねがった。

 

 

 

 

 

<side out>

 

 

 

 




この度は、この様な小説を読んで下さり誠にありがとうございます。

ちょっと拠点の話が長くなってしまいます。

(あと1.2話くらい)

大変申し訳ございません。

SCP_foundationはクリエイティブ・コモンズ表示-継承3.0ライセンス作品です。(CC-BY-SA3.0)

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