オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです   作:ulo-uno

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What!?!?!?確認したらUAが3000近くも増えてやがるだとぉ!?!?

マジでありがとうございます!!!!!!!!

それでは、「オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです」

第十四話どうぞ!


第十四話

<side クラスィー>

 

 

張り詰めた空気の中薄暗い部屋の中に幾人か椅子に座っている者たちがいる。

 

彼らの手元には紙媒体で作られた資料があり今いるものがその内容に目を通していた。

 

そして部屋の扉が開き彼らの仲間であろう者たちが席に着く。

 

「……全員、揃ったようだな。……では、これよりO5定例会議を始める。」

 

「今回の議題は今のところ唯一の特例として《Object class_Thaumiel》として認められることとなったSCP_■■■■についてです」

 

「……10、私は正直に言って自己意識を持つ現実改変の能力を持つSCiPに対して《Thaumiel》のクラスをつけることにまだ疑問を捨て去れないのだが……?」

 

「04、そのことについては報告書にあると通りだ。《創造主》が我々に友好であることも君は知っているだろう?それに《創造主》自身も己の持っている能力がどのようなものか理解している」

 

O4と呼ばれる男の質問にそう答える。

 

まあ、彼が言いたいことも分からなくもない。

 

現実改変型のSCiPとしてよく例に持ち出される《小さな魔女》のように自分の力に対して探求心を持つことを彼は危惧しているのだろう。

 

しかしSCP_■■■■はそう言ったことに関心が無いというとまでは言わないが己の力を理解していて自分の興味本位でそういった行動を起こすことはない。

 

あくまでこちら側を立て厳重な監視と許可の下の実験という名目で奴は己の力を確かめることがある。

 

それもこの世界ではなく以前奴が案内したSCP_■■■■_1の世界で、だ。

 

つまり奴はこの世界に害が出ないような立ち回りをしている。

 

「10、では少し質問を変えるが……もし《創造主》が我々の敵になった際被害はどの程度になる?」

 

「O1、軽く見積もった結果でも《K_classシナリオ》は確実であると……」

 

「ふむ…………対抗策は?」

 

「現段階の人類ではどうすることも……正直に言いますと《創造主》がもし我々に対して好意を最初から持っていなければ我々の文明はすでに崩壊していたでしょう」

 

これは実際に有り得た可能性だ。

 

もしもSCP_■■■■が我々に好意を持っていなければ、もし我々の行動理念を理解し納得しなければ、それだけで我々は滅んでいただろう。

 

ある意味では全てがこの上ない奇跡なのだ。

 

「だが奴は既に《CK_classシナリオ》を起こしているが?」

 

「O9、あの件に関しての全責任は私にある。私が奴にそう頼んだからだ」

 

「いや、10それは違う。あのタイミングでの収容違反を予測しきれなかった我々全員の責任だ。……今後は今回の主犯、《蛇の手》の捜索をより強固なものにせねばならん」

 

「O1、……確かにそうですね」

 

だが、本当はこんなことは考えるのもダメなのだろうが《蛇の手》の連中が攻撃してきたのがあのタイミングで本当に良かったと今では思う。

 

もしもあの時SCP_■■■■がまだ未発見のままだったら確実に財団は大打撃を被っていた。

 

「しかしながら、《創造主》のおかげで我々人類が助かったのもまた事実だ。今後は10、君が《創造主》の担当権限を正式に引き継いでくれ。我々の中で君が一番奴と接触しているだろう?」

 

「ええ、了解しました」

 

ふむ、……。

 

やはり私がSCP_■■■■の担当になったか……。

 

まあ、《O5》のメンバーの中でも私が奴に一番多く関係したことがある……妥当な判断といったところか……。

 

「うむ、また何かあれば我々に報告してくれ。……では次に他の組織にSCP_■■■■の存在を説明するかどうかについてだ」

 

他の組織というのは《GOC》世界オカルト連合のことだ。

 

彼らも今回の収容違反を察知していただろう。

 

そして当然ながらその収容違反を抑え込んだことも……。

 

「O1、カバーストーリーではだめなのですか?もしくは偽装された報告書でもいいとは思いますが……」

 

「O7、確かに君の言うとおりだ。しかし、彼らの理念はSCPの破壊が大本だ。今回は建前でなく本音を言わねば彼らも納得しないだろう……」

 

「O1、今回の件については共有するべきかと……。彼等《108評議会》もこちら側の最重要機密である情報は今までも責任をもって取り扱われています。もし今後彼等との共同作戦の際SCP_■■■■を使用する際のことを考えれば共有しておいた方が彼らの理解も深まるかと」

 

「……では大まかな概要だけを伝えるという事にしたらどうだ?彼等もまた優秀だ。こちらの言わんとすることは理解してくれるだろう」

 

「O2、有難う。では諸君、今回は大まかな概要だけを彼らに伝えるということで良いな?」

 

賛成の意を表する。

 

まあ、そこが妥当なところではあるだろう。

 

しかし今後の問題を考えると()()()()の動向も気になってくる……。

 

……後で部下に指示を出しておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

<side out>

 

 

 

 

 

 




この度は、この様な小説を読んで下さり誠にありがとうございます。

最近SCP_114514_JP_A(非公式)が身近に増殖しだして手におえない筆者です……。

救いはないのですかぁ!?!?

国際連合世界オカルト連合
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SCP_foundationはクリエイティブ・コモンズ表示-継承3.0ライセンス作品です。(CC-BY-SA3.0)
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