オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです   作:ulo-uno

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お気に入りが1000人超えたぁあ!!!!やったぁぁぁぁア!!!!!!!!!!

マジでありがとうございます!!!!!!!!

それでは、「オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです」

第十五話どうぞ!


第十五話

 

 

 

<side クラフター>

 

 

 

 

 

何もない真っ白な部屋に入る。

 

その部屋はとてつもないほどに広く天井も高い。

 

上の方に一部だけガラス張りにされていてそこから幾人かの研究者がこちらを覗いている。

 

……。

 

まあ、実験の時はいつもこんな感じだけどな……。

 

でもいつもと違うのは今日の実験が財団の施設で行われることと、今回の実験が俺のヒューム値?というのを図るためらしく俺が使う魔法がこの世界に来て初めて使った魔法《Wish Upon a Star(星に願いを)》を使うように頼まれていることくらいだ。

 

どうやらあの魔法はこの世界では現実改変能力として認知されているらしくその強さを示す値が先ほど言ったヒューム値というものらしい。

 

……まあ、ぶっちゃけて言うと普通ならこんな実験やらないんだろうけど俺にはあまり関係ないんだよなぁ。

 

なぜかって言うと俺が所有してる《ヘカテの指輪》って言うワールドアイテムのおかげだ。

 

ワールドアイテムと言っても《ユグドラシル》の最初のアップデートが来るまでは正直ネタ枠だったアイテムだ。

 

というのもこのアイテムの効果があらゆる魔法の()()()()()()()()()()()()()()といった能力なのだが、アップデートが来るまでは精々クールタイムの無効化位の効果しかなかった。

 

これだけ聞くと強いかのように聞こえるだろうが当時はまだ超位階魔法なんてまだ実装されてなかったし実際に使ってみると単一の魔法ばかり使っているとすぐに対策してこられるため他の魔法を回しながら使う方がハッキリ言って強いのだ。

 

だが、そんな話もアップデートが来ると一変した。

 

初めてのアップデートで超位階魔法というのもが追加されたからだ。

 

今までとは一線を画すほどの高威力、広範囲攻撃が可能となった。

 

しかしながら、超位階魔法にも弱点が存在していた。

 

クールタイムの長さと一部の経験値消費があることだ。

 

このことから超位階魔法はロマン砲の地位を確立していった。

 

しかし、この《ヘカテの指輪》の効果は“あらゆる魔法の全てのデメリットを無効化する”と言ったものだ。

 

そして当然のことながらそれは超位階魔法にも当てはまる。

 

そしてこの指輪の一番の特徴は()()()()()()()能力が発揮される。

 

そう、つまりは別に身につけなくてもいいのだ。

 

このことから指輪の持ち主が指輪の効果を使わない限り誰かわからなかったのだ。

 

そして俺はそれを見越してそれを隠し持っていた!!(←テキトーにしまって忘れてただけ)

 

断じて持っていたことを忘れていたとかそんな理由ではない!!!!(←嘘です)

 

……まあ、色々言ったが要するにこの世界で経験値が稼げないとかそんな心配はないということだ。

 

そんなことよりも俺にとって意外なのは名前は違うものの《Wish Upon a Star》を使える奴がいることの方に驚いている。

 

でなければヒューム値などというものは確立されないだろう。

 

しかも、博士の話を聞いている限りどうやら《Wish Upon a Star》の能力をポンポン使うことができるようだ。

 

…………それってやばいことなんじゃ……。

 

……。

 

まあ、その話は聞かなかったにしておこう……。

 

さあ博士、それじゃあ実験を始めようじゃないか!!!

 

 

 

 

 

<side out>

 

 

 

 

<side ???博士>

 

 

 

 

 

今回の実験はSCP_■■■■のヒューム値の測定であった。

 

SCP_■■■■は大規模な現実改変能力を有していると考えられていることから今回の実験では今まで測定されてきたデータで最高かそれに並ぶほどの値が出ると考えられていた。

 

その為今回は大掛かりな作業が必要になる測定器を使うため人員もいつもよりはるかに多く用意された。

 

されたのだが……。

 

……おかしい。

 

奴が部屋に入ってから測定を開始しているがヒューム値は一定、その値も1/1を指したままだ。

 

奴は現実改変能力を有しているはず……なら、この値は有り得ない。

 

だがしかしそこで一旦考えるのをやめ、SCP_■■■■に実験の開始を告げる。

 

内容としては食べかけのリンゴを元に戻すといったようなもの。

 

「………………は?」

 

「む、どうした?」

 

そこで実験に参加していた一人が変な声を発する。

 

確か彼は計測器を確認していた者だ。

 

何か変化があったのかもしれない。

 

そして私もその機器をのぞき込んだ。

 

「…………は?」

 

そして私はそこで有り得ないものを見た。

 

 

 

 

 

 

 

ヒューム値1/1500

 

 

 

 

 

 

…………何が、起きた……?

 

先程までは確かに1/1だったはずだ。

 

それにヒューム値1/1500だと?

 

何が過去最高に並ぶ、だ。

 

そんなもん蟻同然だ。

 

……はやく、はやく《O5》に報告せねば……。

 

どうやってヒューム値を抑えていたのかも気になるがまずはこの結果を知らせることが優先だろう。

 

 

 

 

 

 

<side out>

 

 

 

 

 




この度は、この様な小説を読んで下さり誠にありがとうございます。

最近SCP_2406《巨象》の内容をy〇utubeで見てその後《サーキック・カルト》と《壊れた神の教会》の話を見て涙腺が決壊した筆者です。

ああいうのってプロの小説家とかが考えてるんだろうなぁ……。

因みに何故主人公のヒューム値が1500になったのかというと、オバロの世界って独自の強さの表記で難易度ってあるじゃないですか……。

確かあれって1レベルにつき3難易度なんですよね。

それで、《Wish Upon a Star》って最大で経験値が500消費するんですよ。

で、3Hmあたり1経験値にして、

3×500=1500Hm

になった訳です。

ま、まあ、設定としては先に《Wish Upon a Star》を唱えなければならないので現実改変の暴発、なんてことにはなりません。

SCP_2406《巨象》
http://scp-jp.wikidot.com/scp-2406


サーキシズム・ハブ(サーキック・カルト)
http://scp-jp.wikidot.com/sarkicism-hub


壊れた神の教会・ハブ
http://scp-jp.wikidot.com/church-of-the-broken-god-hub


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