オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです   作:ulo-uno

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今回で二十話達成!!何故か物凄い達成感が出て来るな……。うぅッ(感涙)!!

この様な小説を読んで下さる方々誠にありがとうございます!!!!

それでは、「オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです」

第二十話どうぞ!


第二十話

<side クラフター>

 

 

 

 

その山ほどもある巨体がそこに聳え立つ。

 

対して巨体が見つめるのは人とさして変わりないほどの大きさのロボットのようなものだ。

 

だがその二つを見ているものはこう思うだろう……“どちらも同じ存在である”と。

 

…………なぁんでこっちばっか見つめるんですかね、此奴……?

 

そうなのだ、周りから見ているものは気が気でないだろうがこの両者見つめあうばかりで何もしていない。

 

というよりも本人(?)たちは互いに相手のコンタクトを待っているようなものであるが……。

 

【……お初にお目にかかります。…………私の名は《MEKHANE》……。この度は私を直していただきありがとうございました。…………ところで……あなたの名前をお聞きしても?】

 

【!?…………ああ、私の名前か?……私は《クラフター》と呼んでくれ。そう、ただのクラフターだ。】

 

【なるほど、……《創り手(クラフター)》…………そう言う事ですか…………。】

 

暫く見つめあいが続いた後《MEKHANE》から話しかけてきた。

 

いや、どういう事よ?

 

今なんか変な勘違いしなかった?

 

俺言ったよね、()()()クラフターだ、って…………言ったよね?

 

今絶対クラフターの発音おかしかったよね?

 

…………一応釘指しとこ……。

 

【何か勘違いしていないか……?さっきも言ったが私はただのクラフターだぞ?】

 

【ええ、分かっております《古き創造主》よ…………。先ほどに重ねて感謝いたします。貴方様のおかげでこうして再びあの子らを守ることが叶います。このご恩は決して忘れません】

 

いや、忘れて?

 

貴方曲りなりにでも神様ってやつでしょ?

 

てことはさっき俺に突っかかってきた奴もこいつの信者なんじゃ…………?

 

…………あれ?

 

もしかしてコレ俺ヤバイ……?

 

さっきの奴に告げ口されて此奴に天罰喰らわさせられるんじゃ…………。

 

それになんだよ!?!?!?《古き創造主》って!?!?

 

お前が言うと曲がりなりにもやばいんだよ!!

 

ほらあれ見ろよ、下にいる奴!?俺には分かる……あれは、あの目は後で俺を締め上げようとしている眼だ!

 

ええい!!

 

こうなったら…………ニィゲルンダヨー!!!

 

俺は《転移(テレポーテーション)》を使ってクラスィーさんの近くに現れる。

 

……ほら、用事終わったよ?はよ帰ろう?……な?……な?

 

…………ゑ?まだ帰れない?なんでぇ!?

 

……ああ、なるほど…………確かに大きすぎるな、此奴。(←ものすごく失礼)

 

でも、人化の指輪はさすがに今持ってないしなぁ…………。

 

いや、でもあれが使えるか…………?

 

 

 

 

ここでいきなりだが諸君らに質問させていただきたい……。

 

 

 

擬人化は好きかい?

 

 

 

そう、擬人化だ。

 

その分野(?)は広く、災害、競走馬、軍艦、メイドラゴンと様々なものがある。

 

既に諸君らはお気づきになったであろう。

 

そう、つまりは《MEKHANE》を擬人化させてしまうのだ。

 

その為のアイテムが《擬人化の指輪》という。

 

そもそもこれは《ユグドラシル》時代のあることが切っ掛けでこのアイテムが生み出された。

 

《ユグドラシル》初期の頃は変身や第二形態というものは一握りのレイドボスに限られていた。

 

しかしながら、人とはいつの時代でも憧れるものだ。

 

そう、擬人化に。

 

だが、先ほどもあったように《ユグドラシル》初期の頃は変身や第二形態はない……つまり、ドラゴンからメイドラゴンになることができる環境ではなかった。

 

そんなことから当時あるプレイヤーがわざわざワールドアイテム《ウロボロス》を使って運営に導入させる事件にまで発展した。

 

因みに本作の主人公ではない。(そして誰がやったのかも不明である(某【AOG】のエロゲ―大好き鳥人)

 

そして俺はその指輪を持っている。

 

まあ、コイツは俺の友人から貰ったものだから捨てずらかったってのもあるが……。

 

…………何で持ってたんだ、アイツ?

 

まあ、今そのことは重要じゃない。

 

重要なのはこれが今ここにあるってことだ。

 

正直使う事のないものだったから誰かが使ってくれるんだったらってことでこれを使う。

 

《MEKHANE》にこの指輪を渡しつけるように指示する。

 

…………おい、その指は、……って、…………まあいい……俺はつけてないから意味はない……はずだ……。

 

指輪をはめた場所は置いておくとして、その効果は絶大だろう。

 

何故なら一山もの大きさを誇る《MEKHANE》が人よりかは僅かに大きいが人の様な外観を持っている。

 

本人(?)も驚いているようでその指輪と自分の体を交互に見ている。

 

まあ、視点の位置があんなに変わりゃあ驚きもするか…………。

 

一応渡しただけってのは気が引けるし説明もしといてやるか。

 

でも、これで天罰の件とか有耶無耶になってくれないかなぁ……。(←クズ)

 

はあぁ、帰るのがこりゃあ遅くなりそうだ

 

まあ、擬人化した《MEKHANE》が可愛いからいいや。(←クズだってハッキリわかんだね)

 

 

 

 

 

<side out>

 

 

 

 

 

 




この度は、この様な小説を読んで下さり誠にありがとうございます。

いや~、ようやく二十話になりました。

今まで読んで下さった方々、そしてこれからも読んで下さる方々誠にありがとうございます!!!!

次回は《MEKHANE》、《壊れた神の教会》から一息入れてある人物目線になるかもしれません。

まあ、一度は出てきてる人物です。

因みにですが、【】の部分は念話的なものです。

《壊れた神の教会》
http://scp-jp.wikidot.com/church-of-the-broken-god-hub


《SCP_001/壊れたる神》
ツイステッドギアーズ=カクタスの提言より
http://scp-jp.wikidot.com/twistedgears-kaktus-proposal


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