オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです 作:ulo-uno
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UAが……UAが3000も増えてやがる!!これは、一体ッ!?!?!?
マジでありがとうございます!!!!!!!
そして誤字を報告してくれる方々誠にありがとうございます!!!!
それでは、「オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです」
第二十二話どうぞ!
<side クラフター>
皆はこんな言葉を知っているだろうか……?
意味としては後になって悔やんでもどうしようもない、という意味である。
聡明な君たちならばもうお分かりであると思う。
つまり何が言いたいかというと、……
「SCP_■■■■、答えろ……何故彼について我々に対して何も説明がなかった?」
「ねぇ、クラフター……。彼とはどういう関係なのかな?」
女性を怒らせてしまったと言う訳だ。
転生した先の親父がよく言っていた……紳士で女性に勝てる奴なんていねぇ、てな。
まあ、親父もいつも尻に敷かれてたしなぁ…………。
で、何をこんなに攻められているのかというと“とある宗教団体”から俺を返却しろだとかそんな感じの文書が財団に届いた訳なんだがその送り先が問題であったらしいのだ。
その送り主が相当問題らしく今対応に困っていらっしゃるのだとか……。
既にその文書は何度か届いていて初めは全く身に覚えのないことだと思って否定していたんだがどうやら向こうはシカトを続けるこちらにしびれを切らして凸ってきたのだ。
そして俺の収容施設まで侵入してきた奴らとご対面してまあビックリ!!
いつぞやに会った《Ion》じゃないですか!!!!
なんとまあ、あの泣き虫が狂信者になったもんである。
しかも、その信仰の対象が俺である。
……俺にとっては甚だ迷惑なのだが。
だからと言ってはなんだがまあ、クラスィーさんが言ってることはよく分かる。
要するに
これは俺も一度は社会人として組織の歯車になった身である、よく分かるし理解もする。
知らなかった、は言い訳でしかない。
彼等《SCP財団》にとっては重要な情報だったのだろう。
だが《MEKHANE》さん……貴女なんで怒ってるの???
俺なんかした?
でもまずはその笑顔やめて、お願いだから……。
なぁんか目の奥にどす黒い何かを感じる……アンタホントに善性の女神なの?嫉妬とかじゃないよね???
もしかしてもしかして元敵対的な宗教団体のリーダだったから怒ってるの?
だとしたら俺思いっきり飛び火じゃねぇかぁア!!!
まあ、そんなことおくびにも出さんけども……。
ん~、なんだろう……このポンコツ感。
だって俺が強化してた収容施設を突破してきたわけだし。
……………………考えるだけ無駄か……。
まあ、そんなことよりも先ずはこの状況を何とかすることが優先だ。
…………仕方ない……ここは奥の手を使うか……。
それは古来より伝わる秘儀。
その名も、――――――――――――――土下座だぁああ!!!(←雑魚だってハッキリわかんだね!!)
フ、フ、フ、ほらどうだ見たか、彼女らの怒気が霧散していくのを感じるぞぉぉおお!!
どうやらこれでこの場はどうにかなったようである。
<side out>
<side クラスィー>
今回あった“とある要注意団体”の襲撃。
この時期だけあってかそれはとてつもなく衝撃的なものであった。
今回我々に対して襲撃してきたのは《プロト・サーキック・カルト》。
今現在我々が仮想敵対集団と考えている《サーキック・カルト》の分派である。
彼らを調査した調査員の情報では、彼らは余り外界に興味を持たず独自の生活形態を保ってきているとされてきた。
その為今回の襲撃は彼らが襲撃したという事実に最初は驚きを隠せなかった。
しかし、今回彼らを率いていた者が《崇高なルカルティスト・Ion》であることが分かるとその焦りは大きくなった。
だが実際彼らは《Ion》を含め
…………まあ、何故いたのかは気にしないでおくが。
ともあれ、《SCP_■■■■》の安全の確認を済ませ何か事情を説明してもらうことにしたのだが……正直に言って今回は運が悪いだけだとしか言いようがない。
《SCP_■■■■》と《Ion》に面識があったことには驚いたが彼が知っているのは言うなれば《真・Ion》であり今我々が仮想敵と定めている《Ion》は彼にとって《ヤルダバオート》であるということだ。
つまり《Ion》その人物(?)その人が敵であるという認識の我々とはその認識の間に齟齬が発生していたと言う訳だ。
しかも、《壊れた神の教会》は彼らのことを《
そして
その為我々も自然と《サーキック・カルト》と呼ぶことになってしまっていた。
それも原因となっていた。
しかし、今回の襲撃で得られたものは大きい。
何故なら今回捕らえたカルト集団は精鋭でありまた、《SCP_■■■■》からの言葉で既に《SCP_610/Object class_Keter/通称:にくにくしいもの》に対しての対抗策を持っている。
これは今後を考えるととても大きい。
何故なら今彼らが持っている対抗策こそが《SCP_610》への切り札になる。
彼らは現段階で感染確率を減らす手段を既に見つけている。
そして今彼らは《Ion》の声の下《SCP_■■■■》を信仰しており、うまくこれを利用すればSCP財団の傘下にすることができる。
私がそう考えていると《SCP_■■■■》がいきなり足を折り腰を曲げ頭を下げた。
それはJAPANに存在する土下座に非常に類似していた。
それは彼なりの謝罪なのだろう。
今回の件はこちらと彼の認識の齟齬によるものだわざわざ《創造主》に報連相を求めていなかった我々に非があると考えていたぐらいだったが……どうやら彼は自分が頭を下げることでこれからのことがスムーズにに行くように取り計らったようだ。
全く、此奴も難儀な性格をしている……いや、この場合は神格になるのか?
まあ、どちらにせよこうまでされては失敗など許されんな…………する気はないが。
<side out>
<side MEKHANE>
最近……と言っても蘇ってからの話だが、いつも習慣にしていることがある。
それは、
まあ、お茶と言っても彼はただ話しているだけで飲むことはないが。
…………ですが、彼が逆に飲食ができなくてよかったです……もしそれができたのなら私は
何とは言いませんが……。
彼女にとって初めての自身と同格の理解者だ。(←誤解では?)
今までも同格というだけであれば自身以外にもそれなりにいた。
その筆頭として《ヤルダバオート》が挙げられる……思い出したくもないが…………。
そして初めての恋という感情を抱いた相手であった。
彼から貰った指輪は左の薬指にはめた……記憶が正しければ確かそういう様な意味だったはず…………もしかして彼は意味を知らないのでは???(←知ってます)
……いつか教えるのは……まあ、先に同じような指輪を渡してからにしよう……!(←やめたげて)
さて、そんな前置きはこのくらいでここからが本題だ。
先程ほど言ったように好意を抱いている相手がかつてとは言え敵に奪われそうになっていたら諸君らはどう思う???
そして自身が好意を寄せている相手がその敵のことを先に知っていたら???
まあ、…………あまりいい気はしない。
特に先に《Ion》を助けたことが気に食わない……。
だがしかし《Ion》を見れば分かる……今の彼は《ヤルダバオート》に乗り移られる前よりも遥かに弱い。
そこから考えるに彼もまた残滓となり消滅しかけていたのだろう。
それに元は人間だ。
私の様に長く残滓だけでとどまることは困難であり、そうすると自身が消滅してしまう。
となると考えられるのは彼が先ほど言っていたことだ。
やはり彼は他の神格者とは違う。
彼は遊びで人を導くのではなく一定の離れたところで見守るのが彼の性分なのだろう。
……ふふ、やはり彼と私は似ています…………。
まあ、その後彼が頭を下げたのはあまりいただけませんが…………まあ、今後のことを考えるとそれが一番の策でしょうしね。
それに、今は彼を取られないように警戒しなければいけない《Ion》ももとはと言えば私が救えなかったせいでもある……。
もし、……いや、タラればはよそう。
今は子供たちの未来のこと……あと彼に今後どう攻めていくか……そのあとにでも後悔しましょう。
<side out>
この度は、この様な小説を読んで下さり誠にありがとうございます。
今回はいつもよりも長めの3000字越!!
ホント毎日投稿で5000とか行く人の凄さに圧倒されます…………。
ホント俺にも文才が欲しいぃ……!!
SCP_001/壊れたる神(MEKHANE)
ツイステッドギアーズ=カクタスの提言より
http://scp-jp.wikidot.com/twistedgears-kaktus-proposal
サーキック・カルト
サーキシズム-ハブより
http://scp-jp.wikidot.com/sarkicism-hub
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