オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです 作:ulo-uno
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ゴ…………マ、ン……?こ、これが現実?俺は夢でも見てるというのか?
マジでありがとうございます!!!!!!
それでは、「オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです」
第二十三話どうぞ!
<side クラフター>
そこはとある会議室。
幾つもの長机が並び椅子が設置してある。
そしてそこに座っている人物たちは世界の裏、つまり表には決して知られることのない超常組織の重鎮たちである。
一応は定期的に行われているこの会議。
普段なら空席が殆どであるのだが今回に限っては違う。
何故ならば自身の身の潔白の証明でもあるし今後の世界に直接かかわる問題でもあるからだ。
その問題とは、―――――――――――――――
まあ、要するに《サーキック・カルト》との決戦の日、の名前だ。
今回の議題の全てがそれに関連してくるしそうなってくるといずれの組織も自分たちに被害が出ないように立ち回るのが世の常である。
で、そんな会議に今回は俺も初めて参加している訳なんだが……正直言って何で俺まで参加しなきゃいけないのさ?
いや、決して何を言ってるのか分からないとかじゃないんだよ?
というかこの無駄にハイスペックな体のおかげで言ってることは理解できる。
でも今ここに俺が居る必要性は?
そして俺達の居る席が後ろの方だからと言ってずっとこっちを見てる
いや、後で俺に聞く、じゃなくて今聞こう?…………はぁ……分かったよ後で説明するから前向こう?
……しかしこの会議は見れば見るほど意外である。
まさか日本政府すら参加しているだなんて……。
いや、でも妥当なのか?
確か日本って昔から妖怪とかいたようだしな…………正直信じちゃいなかったが。
でもまあ、深くは関わらないでおこう……さっきから何か物凄い視線を
とはいうもののやはり夫々の組織の重鎮にいる者たちだ……議会は踊る、されど進まず、なんてことにはならずにとんとん拍子で進んでいく。
正直それだけ今回の議題が問題視されているという事でもあるのだろう。
実際に俺のところに配られた資料にも先ほど目を通していたが過去の事例からして今回の重要な課題の一つでもある《SCP_610/肉々しいもの》が主要都市付近で発生した場合かなり最悪の事態になりかねない。
だからこそ今できることを示し合わせて共同で一つの目標に向かう必要があるのだ。
まあ、そう考えれば俺がここに呼ばれた理由はなんとなく理解できるが…………。
要するに俺のこの話で重要になってくる場面は
俺は《MEKHANE》や《Ion》と違い《サーキック・カルト》の活動や行動理念に詳しい訳ではない。
彼等も呼ばれてはいるが(《Ion》に関しては拘束+テレビ会談)それは
それと加え俺までこの場に参加させたのはそう言う事が原因だろう。
…………む?……読みが外れたか?
しかし、実際はそれだけと言う訳でもなかった。
避難シェルターの提供である。
だが、提供と言っても自主性だ。
夫々の団体が可能な数値と場所を言っていく。
まあ、自主性だからわざわざ提供しなくても――――――――――――
――――――――――――ハッハッハッ、良いことをするのは当たり前だからな!!
――――――――――――ほ~ら、また出たよ。な~にが当たり前だ……お前がやっているのはどうせ偽善に過ぎないだろが…………。
――――――――――――何か言ったかワールドディザスタ(笑)?
――――――――――――あ?(あ?)
…………。
はぁ~、このタイミングでそれを思い出すかぁ……。
もうこれはやるしかないじゃないですか。
拠点、……使うか?
いや、別の領域を新しく作ってしまった方が安全か?
うん、そうだな……その方が
よし!!ならば善は急げ、だな。
<side out>
<side クラスィー>
X.デーに関する会議。
それは非常に順調よく話が進んでいた。
……その議題までは。
今回の議題で1,2を争うほどの議題。
それは、“《SCP_610》が進行してきた際にどこに避難するか”についてであった。
何故ならその避難者の中に《カルティスト》の内通者が潜んでいる可能性とその避難所を維持するだけの経費。
そして何より今後《アディトゥム》に目をつけられてしまう可能性があるからだ。
《アディトゥム》は《サーキック・カルト》の中で最も狂暴的であり特にその幹部連は《Object class_Keter》に分類されるほどである。
ハッキリ言ってリスクが高すぎる。
そんなハイリスクを負ってもリターンは限りなく少ないという現状。
それでも《Ttt》、《酩酊街》を含むいくつかの団体が避難場所を提示してくれたがそれでも足りないというのが現状だ。
時間が有耶無耶に過ぎ次の議題に入らなければいけない頃に奴は動いた。
『……少し気になったのだがその《シェルター》はこの世界でなければいけないのか?』
「どういうことかね?」
奴の問いかけに進行役の者が真意を問いかける。
奴は少し考えるそぶりを見せこう言った。
『例えばの話だが、避難シェルターに入らなければいけない理由がその感染症だとしてその場合感染症から保護対象を強引に引き離す方法として別の世界に避難させるというということだ。そうすればその感染症にかかる心配はない』
「ふむ……なるほど。確かに一理あると考えるがその場合であればこの世界に
確かに……。
元ある世界に無理やり別の世界を作ってしまえばその時空に
『その点については既に把握済みだ。その対策として私の世界を中継地として使うことで負荷を軽減させる。それに私の世界は既にこちらの世界に接触したとしても負荷を与えないことが分かっている。ならば私の世界に負荷をかけるだけでこちらの世界には実害はない』
「ほう、……事実かね?」
「はい。以前我々SCP財団がその所を調査した際ヒューム値自体は非常に安定しており、こちらの世界に対して負荷をかけるようなものは見受けられませんでした」
「ふむ……しかしそうなると《SCP_■■■■》。君の世界は大丈夫なのかね?世界をつなぐことは相当な負荷になるはずだが…………」
『その点に関しては問題は一切ない。既に66……いや、67の世界に接続してなお《
「なるほど、……ならどのくらいまでの人数を受け入れられる?」
『それは、必要な数だけ、と答えておこう』
「あ~、ちょっといいか?質問なんだが…………」
そこまで話したところで《GOC》の一人から質問がかかる。
内容は新しい世界を作るということはそれなりに時間がかかるだろうがその間にX.デーが来てしまうことはないのかという質問であった。
その回答に奴は、
『その心配はない。…………まあ、あと1日でX.デーが来るのなら話は別だが…………そうでないのなら問題はない。この世界と同等の《スペック》を用意するのにかかる時間は約3日程度だ』
その回答にそれを聞いていた者たちは驚く。
彼らとて組織の重鎮である。
それなりに情報は入ってくるし今回に限っては《MEKHANE》の修繕の際にその存在を知ったものは多い。
しかし、世界を創るという発言ができるとは思ってもみなかったのだ。
そして彼らはそれが質の悪い冗談などではなく本人の様子からそれが真実であることを理解していた。
そして当の本人はそれがなんでもないかのように提案する。
正直言って普段であれば頭の痛くなるような案件であるが今回に限ってはそれが最も最良である。
まあ、解決策が力技過ぎるとは思うが…………。
しかし、そんな考えは一度よそに置き既に議会の答えは決まっていた。
<side out>
この度は、この様な小説を読んで下さり誠にありがとうございます。
いや~、今日もなんやかんやと3000字。
マジできついね!!!…………まあ、楽しいからいいんだけど……。
そして中々メインストーリーに行けなくてごめんなさい!!
でも、その前にこんな感じの話とかはしときたかったんや…………。
許してクレメンス。
あと主人公がどうやって世界を創るのかは次回あります。
X.デーに迫る 国内諸勢力の動き
http://scp-jp.wikidot.com/koigarezaki-news-1224
サーキック・カルト
サーキシズム-ハブより
http://scp-jp.wikidot.com/sarkicism-hub
ヒントが見たくない人はこれより下はすっ飛ばしてください。
ヒント:某死にゲー
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