オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです   作:ulo-uno

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最近投稿ペースが遅くなっていて誠に申し訳ございませんッ!!!!!!!!!!!!

そしてそんな中読み続けて下さる方々、誠にありがとうございます!!!!!!

それでは、「オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです」

第二十六話どうぞ!


第二十六話

<side クラフター>

 

 

 

 

~ナドックスと接触する少し前~

 

 

多くの人間が息を潜ませその時をただひたすらに待ち構えていた。

 

()()()兵士の数は10万人を超え、その全ての人間が今にも戦争が始まるかのような雰囲気を漂わせていた。

 

いや、戦争は既に始まっていた。

 

既に彼らはこの数時間の間に3度の進行を食い止めていた。

 

そんな彼らの表情には未だわずかながらの疲労は伺えるが恐怖の感情は見えない。

 

…………《獅子のごとき心(ライオンズハート)》、っと。

 

まあ、その理由は俺のせいなんだけどな。

 

で、何故俺がこんなことをしているかというと……手持無沙汰になった、て言うのとこの先――――――正確に言えばこいつ等が来ている方向―――――――からかなりヤバめの魔力を放つ奴がいることを見つけたからだ。

 

と言っても俺よりは下であるが……。

 

だがしかしながら、この世界を基準にすれば高すぎるほどである。

 

俺が見た限り推定Lev,80かそこらである。

 

因みにだが《MEKHANE》がLev,70後半、そして一般人(兵士)がlev,2である。

 

そのせいで一瞬此奴が《ヤルダバオート》かと思ったくらいである。

 

だが実際に《八肢刀の暗殺蟲(エイトエッジアサシン)》を向かわせて確認させたところどうも特徴が合わないということで別人(?)であることが分かった。

 

しかし、例え別人であったとしても兵士にとっては超が3つぐらいつくほどヤバい奴であることには変わりがない。

 

だからこそ今は全力で兵士のフォローに当たっていると言う訳だ…………そのまま戦ってもいいがその間に死んでたら寝覚めが悪いしな……。

 

そしてようやく戦線が落ち着いてきて、戦いに行こうと思っても次から次へと敵が来るので中々行くことができなかったのだがここに来て発生源へと先行していた偵察部隊が例のヤバイ奴と出くわしたとの報告がきた。

 

しかも、更に悪いことに先行部隊の声にD_46157の声が混じっていた。

 

これぞまさにヤバ谷園である。

 

この世界に来て数少ない友人のD_46157であるがそこらの一般人(兵士)と比べてもあまり変わりなく素の力が多少強い位である。

 

正直言って逆立ちしても叶わないほどの戦力差である。

 

それに一応はこの世界では俺は死者の蘇生を許可が無ければ使うことができない…………いや、正確には使えるのだがそう言う()()()》だ。

 

そして俺はきっと《約束》を守ってしまう。

 

何故ならこの体になってから人の感覚が多少薄れてきていると自覚しているからだ。

 

だからもし彼が死んでしまったととしても悔やみはするが悲しみはしない……。

 

そのことから少しでも目を離したくて彼を助けようとしてしまう。

 

…………なんともまあ、俺は自分勝手な奴だ……所詮は現実逃避でしかないというのに。

 

まあ、そのことは今考えるべき内容ではない……また後で考えればいい話だ。

 

そう意識を切り替え先行隊の下へ向かう。

 

 

 

…………見えた!!!

 

 

まだ、先行隊は戦っていた。

 

だが時間の問題だろう……既に《キメラ(SCP_610)》に取り囲まれていた。

 

未だに彼らが死んでいないのは彼らを襲っている側が()()()()()()()だ。

 

 

…………あいつか……。

 

 

一人だけ()()に参加せずただひたすらに何かを考え――――――――――

 

 

 

 

 

 

――――――――――――ゾワッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは……《雰囲気(オーラ)》…………かッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雰囲気(オーラ)》とは《ユグドラシル》時代にエフェクトをデータクリスタルで変えることのできる《お遊び》()()()()()()()()()

 

実際に俺もそのつもりではなかったものの結果として持っていたためエフェクトで遊んだりしていた。

 

しかし、《ユグドラシル》に3回目のアップデートが来た際にそれ起きた。

 

それは、《オーラ》による追加効果だ。

 

その種類は様々で職業、種族、カルマ値等で獲得できるものが変わったり効果に差が出てきたりする。

 

例えば当時DQNギルドとされていた《AOG》ではカルマ値の低いものが多くその為《オーラ》の名前も《絶望の~》だとか《破滅の~》だとか、そんな系統の名前になっていた。

 

そしてまだここまでであれば何の問題もなかった。

 

だが《オーラ》の二度目のアップデートで《オーラ》の価値は一変する。

 

《オーラ》による相手への()()()()()の付与。

 

そう、…………ただのデバフではなく《増加デバフ》だ。

 

此奴が出てきたことでLev100同士の戦いで明確な優劣がつけられた。

 

《オーラ》が相手より弱ければ強烈なデバフを食らうことになる。

 

だから当時は運営に対して批判が募ったのだが…………まあ、あ察しの通りクソ運営だ……プレイヤーの言葉なんて一蹴された。

 

そして今俺は此奴の《オーラ》を食らった。

 

その《オーラ》の名前は……

 

 

 

 

《復讐のオーラⅦ/恐怖》

 

 

 

 

まあ、メジャーな部類にある《オーラ》だ。

 

効果としては相手に耐性、魔法、アイテムを関係なしに貫通して起こさせる《恐怖》である。

 

《恐怖》と言ってもあまり分からないと思うので簡単に説明すると、HP低下、MP低下、攻撃出力低下、防御力低下と普通に強い部類だ。

 

…………まあ、俺の方がレベルが高いから別に対処できるんだけどな。

 

でも、……D_46157の方はちょっとまずいかもな。

 

仕方が無い……か。

 

 

 

 

《不屈のオーラⅣ/希望》

 

 

 

 

 

《不屈のオーラ》……これが俺の持つ《オーラ》である。

 

《希望》とはあるがその効果は先制攻撃された際に相手を《混乱》状態に追い込むものである。

 

この《混乱》とは移動速度低下、攻撃出力低下である。

 

そしてこの《攻撃力低下》には勿論()()()()()()()()()()()()()()()

 

…………まあ、この《オーラ》を選択したのは正直に言って名前だけである。

 

時には長い時間失敗続きの中で作品を完成させるにはそれなりの精神力が必要と思ってこの《オーラ》を選択したのだがハッキリいって《ユグドラシル》時代には意味がなかった。

 

というより使いどころがなかった。

 

本来格上との戦いに有利になる《オーラ》だが俺はそもそも対人をあまりしてこなかった。

 

…………というのは建前で遊び半分で作ったエフェクトが恥ずかしすぎたからだ。

 

俺のエフェクトはギルド設立時からのメンバーが俺のデータクリスタルを勝手にいじった結果だ。

 

当時罰ゲームでずっとこのままのエフェクトにするというもので見事俺がそれを引き当ててしまったと言う訳だ。

 

あの時はかっこいいとか思ったが今振り返ってみると少し…………いや、結構恥ずかしい。

 

なんだよ背中に背負う光輪って…………。

 

 

コホン……話がそれた。

 

 

まあ、要するに俺がエフェクトを使っちまうとこの光のs…………デバフのせい敵に気付かれてしまう。

 

だからこそさっさとケリをつけようじゃないか。

 

先行隊を転移させる。

 

いきなり消えた彼らを探そうとして取り巻きが此方を見つける。

 

…………遅すぎるよ、君たち……俺の友人を虐めてくれたお礼だ…………受け取ってくれ。

 

取り巻きらしき()()が考え込んでいる()()に何かを伝えようとするが既にもう手遅れだ。

 

何故なら…………。

 

 

 

 

 

 

《超位階魔法・失墜する天空(フォールンダウン)

 

 

 

 

 

俺は、俺の友人で遊ぶ奴だけは許すつもりはないからな?

 

 

 

 

<side out>

 

 

 




この度は、この様な小説を読んで下さり誠にありがとうございます。

最近投稿ペースが遅れている筆者でございます。

いやぁ~、最近MT車の教習を受けているんですけどね……もう……何と言うか……ギアチェンジがなれないのなんの。

エンストもそこそこしてますし……。

そう思うと頭文字Dのドライバーってどれだけヤバいのか実感できた気がします。


本当に投稿ペースが遅くなり申し訳ございません。



あ、因みにクラフターの光輪の見た目はUC-ガン〇ムに出て来るネオ・ジ〇ングのあれです。


SCP_610/肉肉しいもの
http://scp-jp.wikidot.com/scp-610

サーキック・カルト
サーキシズム-ハブより
http://scp-jp.wikidot.com/sarkicism-hub



SCP_foundationはクリエイティブ・コモンズ表示-継承3.0ライセンス作品です。(CC-BY-SA3.0)
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