オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです 作:ulo-uno
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フフフ…………。前回投稿ペースが遅くなると言ったな……。事実だ。
まあ、こんな茶番はどっかごみ箱にでも捨てて……。まあ、結論から言うと音楽を聴きながら小説を書いてると楽しくなって2話分書いちゃった……。
音楽ってスゲー……。
それでは、「オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです」
第三十三話どうぞ!
<side クラフター>
――――――カツッ、カツッ、カツッ……
長く白い廊下。
多少は汚れた場所も存在するがそのようなものははとんど内に等しく清潔感があふれて
だがそんな清潔感が感じられた廊下も今は赤黒く染まっている箇所が多々存在しその付近にはゼラチン状の物体と大きめの黒い虫が残るのみであった。
この惨状ともとれる状況を生み出した人物は二人……D_46157とクラフターである。
因みにだがこの血痕は、しばらくすると消える。
何故ならばこの血痕はただの幻覚に過ぎず実際に流れているのはそこらへんで力尽きている虫の血液のようなものだけである。
そんな彼らはある目的の為にこの通路を進んでいた。
「おい、そろそろ目的地じゃないのか?……確かこの施設の地下8階……アンタの収容室が地下二階だからそこから6階降りた此処は目的地の近くにあるってことだろう?」
『ああ、だが俺も具体的な場所は不明だ。しかしわざと場所を言っていない可能性もある』
「へぇ……そりゃまた何で?」
『我々の今現在の目的はあのクソ虫共の殲滅ではなく要人の護衛。だが、そのためには周囲の安全の確保も大事だと言える。……まあ、あちら側にまだ時間的に余裕があるからとも言えるが……余裕があるのならまずは安全の確保を優先とした方がいい』
「なるほどな。……だが、お前さんに伝え忘れた可能性はないのかい?」
『ないな。……そもそも彼女はこの様なことを言い忘れるような人間ではない、と私が保証しよう』
「ほぉ……。随分とお熱なこって」
『……お前……それは《MEKHANE》前だけでは言うなよ?振りとかじゃなくて』
「あ、そっか。お前……。オーケー今のは俺の失言だな。悪かったよ」
『ああ、……それはマジで気を付けてくれ…………』
彼女それで落ち込むと慰めるの大変だから……。
ちょっとでも失言しちゃうと丸1日費やす羽目になっちゃうから……。
ンンッ…………少し考えがそれていたな。
『まあ、何はともあれこの階層であることは間違いない。虱潰しに探してもいいが…………此処は賢くいこう』
《
ふむ……。
この通路を突き当りに行って右側の3番目の部屋か……。
だが、クラスィーとは別に4人……こいつ等α部隊部隊か?
『D_46157目的地はこの通路を突き当りに行って右側の3番目の部屋だ。だが、それまでにクソ虫が3体いる。この通路を直進したところに2体、右の角に1体。直進の奴と右の角の奴の近くに人間が1人ずつ。……急いだほうがいいな』
「おいおい……ここに来て人間とセットかよ。どうやって見分ける?」
『それについては俺に考えがある。そこでじっとしていろ』
《
D_46157が付けているゴーグルに魔法を付与する。
『D_46157走りながらで良い。聞け。今お前の保護メガネに魔法をかけた。それで虫かどうか分かるはずだ。もしそこにいるのが虫なら放して撃つな、お前の銃は散弾だ。奴らの胸に当ててからぶっ飛ばしてやれ!』
「なるほど!それはいい案だ!」
『……見えた!!あいつ等だ!俺は右を殺る。お前は左を殺れ!』
「応!」
――――――ダラララララララララララララララッ!!!!
――――――ダンッ!!!!
『そのまま右の通路まで突っ走れェ!!!』
「
――――――ダンッ!!!!
俺より僅かに先に右の通路に辿り着いていたD_46157が通路に滑り込みながらSPAS-12をを撃つ。
……っておいおいおいおい!!何やってんだ馬鹿!!そこにもまだ人間がいるって言ったよな!?!?!?!?
いきなり散弾ぶっ放すとか何考えてんだお前!?!?!?
と、一瞬焦りはしたもののその銃口から飛び出したのは普通の弾丸より大きめの鉛の塊……スラッグ弾だ。
スラッグ弾とは普通のショットガンの弾とは違い口径が大きく非常に威力のある銃弾のことだ。
その威力は凄まじく主に害獣や猛獣などと言った一般的なライフルでは中々倒すことのできない危険な存在であっても一撃で倒すことができると言われるほどだ。
だがそれはつまりそれだけの威力がその弾丸に秘められていることと同義であり先程のような滑り込みながら決め打ちするようなものではない。
しかしD_46157はそれを滑り込みながら且つその反動を完全に
急いで右側の通路を覗き込むとそこには確かにあのクソ虫だけを打ち抜いていた。
この職員も怪我をしてはいるがこれは明らかに銃痕とかそう言ったものではなくあのクソ虫の捕食の直前であったことが伺える。
……アレ?今まであんまり考えたことなかったけど此奴人間目線で見たらかなりの怪物クラスなんじゃね?
気絶してしまった職員を治し、別の職員に化けていたクソ虫を見る。
そこにはまだ擬態が解け切っていないが確かに胸の中心……クソ虫がいるであろう心臓付近を的確に打ち抜いていた。
……ん~……少しまぐれ当たりを疑いたいが……もしあの一瞬で狙ったとしたらかなりの怪物クラスだぞこれは……。
「おい、何ぼさっとしてんだよ。目的地はもうすぐそこだぜ?こんな仕事さっさと終わらせちまおう」
『……ああ、そうだな』
そして本人はこの有様である。
ここまで飄々とされるとマジでまぐれ当たりとかじゃなくて此奴の実力と思えてしまうな……。
……まあ、それこそ俺には関係ない話ではあるが。
『……D_46157、お前って案外凄い奴なんだな』
「あ?何のことだ?……まあ、褒められるのは悪い気分じゃないから良いけどな」
『……まあ、此方の話だ。気にしなくていい』
「……そう言われると逆に気になるんだが?」
『気にしなくていい』
「ア、ハイ」
……此奴なんかノリ良いな……。
いや、まあ、……普段からこんな感じか。
『さて、……D_46157。ここから先は本来お前が立ち入ることなどできない空間だ。だがしかしこのエリアにD職員がいること自体おかしな話でもある。……だから今回は管理人の護衛と言う事で特別に入ることができるようにしてやる。もし何か言われたとしてもその時は俺の責任だと言え』
「ああ、分かった。……だがその前にいくつか質問させろ。もし俺がお前の責任だと言ったとしてお前に被害が行ったらどうすんだ?」
『そんなこと分かり切っている。その時も俺が責任を取る。……生憎と俺の能力は有用でね……その能力が必要な時にでも今回の責任分の仕事をするさ』
「……わりぃ。……感謝するぜ」
『別にいいってことよ、……
「来るのは虫だけどな……ま、その忠告はちゃんと覚えておくよ」
『ならいい』
そうして右の通路に入ってから3番目の部屋……クラスィーがいる部屋へと俺達は入って行った。
<side out>
この度は、この様な小説を読んで下さり誠にありがとうございます。
最近yout〇beでSCPの《MAD》を寝てる時以外家でずっと来てるような気がする筆者です。
他にもSCPのラジオ系動画とかも観てたりするのですが……ああいうのって内容を考えるのもすごいけど 何より立ち絵が凄く良い。
あ、因みに上の話とは全く関係ないのですが今回二話にた手続きの投稿になったのは元々一つの話数だったのですが同じ話数に乗せるには何か話のキリが悪い気がして別々に分けさせていただきました。
まとめてた方が良かったという方には本当に申し訳ございません。
SCP-3333/塔/Object class_safe Keter
http://lafundacionscp.wikidot.com/scp-3333
壊れたる神/SCP_001/《MEKHANE》
ツイステッドギアーズ=カクタスの提言より
http://scp-jp.wikidot.com/twistedgears-kaktus-proposal
SCP_foundationはクリエイティブ・コモンズ表示-継承3.0ライセンス作品です。(CC-BY-SA3.0)