オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです 作:ulo-uno
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……待たせたな(イケボ
前回から大分開いた希ガス……。
ユルシテクレタマエ。
……と言う訳で(←どういう訳?)
それでは、「オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです」
第三十七話どうぞ!
<side
ううぅ、……体が……重い…………動かない……。
…………もしかして、これも“こわいひとたち”のせいなのかな……?
でも、まだ私は生きてる……また、“こわいひとたち”にねらわれるのかなぁ……。
また……あんな目にあうのかなぁ…………こわいよぅ……。
もうあんなに真っ暗な場所にいたくないよぅ……。
「だれか……だれか、助けて……」
<side out>
<side クラフター>
う~ん、……どうしたものか……。
いま俺の目の前にある“ある任務の為のバックストーリー”……これのこれでもかと言うほどに簡潔にまとめられた説明文を殺人級の揺れを伴う装甲車の中で読んでいる。
と言うのもまあ、ここに至るまでに色々とあったようで俺が収容施設に帰ったとたん任務だってことで偽装のネームカードと財団の研究員の方々が着ている様な白衣、いつの間に測ったのか分からない妙にちょうどいいサイズの黒スーツ、そしてどっかの殺人事件で出てきそうなお面、この四点セット……いや、白衣に“赤色”のカードも入っていたから五点セットか……を貰って直ぐに装甲車に押し込まれた。
まあ、赤色のカードは所詮俺のは形だけのものらしい……つまり使うことはないと言う事だ。
……どこで使うものかもわからんが。
因みに俺の偽名と主な担当SCiPも用意されていた。
用意された名前は
主な担当SCiPは《SCP-001/Object class Thaumiel/《壊れたる神》》だそうだ。
……いや、まあ確かに研究(?)はしてないけどよく一緒にいると言われれば否定できない。
しかも《MEKHANE》は最近になってよく財団施設に来ていると言う噂がサイト内に広まりつつあると言う。
まあ、人の口には戸が立てられないと言うやつだ……これはどの世界でも同じことらしい。
それに財団側としても《MEKHANE》が姿を現し、尚且つ財団内のサイトに出入りしているのに全く調べていないと言うのは外聞的によろしくない、だけど無理やり調べるような真似はできない、そこでアッボンディオ=ロッシと言う架空の人物にその調査をさせることで財団内に広まりつつあった疑問を解決してしまおうと言う訳だ。
だが、アッボンディオ=ロッシと言う架空の人間は所詮は架空の人間……つまりは張りぼてと言う訳だ。
その為アッボンディオ=ロッシに過去の履歴なんてものはない、経歴もない、人物像なんてものもない……あるのは名前と“唯一SCP-001を担当している職員”という設定だけだ。
だが、財団側はその“唯一SCP-001を担当している職員”という設定に目を付けた。
俺の人化はアイスランド人の特徴があるのだがそこは関係なかったらしい。
欲しかったのはSCP-001と深く関係している人物(?)……つまりは俺と言う訳だ。
と言う訳で今の俺はアッボンディオ=ロッシと言う研究者であり財団のエージェントであり現実改変能力を有する
で、そんな架空の人物に成りすました俺が今どこに向かっているかって?
まあ、勿体ぶるようなことでもないから教えるが《サイト17》っていうところに向かっているらしい。
で、何でその《サイト17》に俺が向かっているかと言うと
まあ、何でこんな事をわざわざ説明しに行くかと言うと財団の所有する全てのサイトの中でも《サイト17》は
……まあ、あれは《擬人化の指輪》のせいでもあるが
その為、偽装工作として《MEKHANE》の擬人化もSCP-■■■■が関与していると言うことになっている。
まあ、ある意味間違ってはいないのだが。
……因みに少し前に助けることになった《グラス博士》は最近になって俺が居るサイトの正式な職員として迎えられるようになっていたから俺の本当の姿が人型だってことを知ったらしい。
それまでは俺のことを例の対《サーキック・カルト》戦で使われた爆弾か何かだと思われていたらしい。
本人としては俺のことに対する守秘義務よりも問題児(?)達がいない分このサイトの方が遥かに楽だと言っていたが……まあ、相当厄介なSCiPだったのだろう。
ん?……そんなことより建前じゃない方は、だって?
それは……まあ、何と言うか問題ごとの解決らしい。
今回に限っては“現実改変能力”の使用も許可されていることから相当な厄介ごとらしい。
なんたって基本的に互いに不干渉を貫いているO5の一人から頼んできたと言う事だ。
何でも今回問題を起こしているSCiPは“現実改変能力者”と言う事でそのSCiPを殺さない、かつ完全に抑えきれるモノが必要なのだとか。
……まあ、財団の掲げてることからすれば収容違反をしたからと言ってはいそうですかと殺すことはできないだろう……何か手段があるのならばその方法をとることだろうしな。
で、その方法と言うのがたまたま俺だったって訳だ。
俺は今回のSCiPの記録に目を通していた時ある内容に目が留まった。
…………ん?これは……なるほど、これは使えそうだ。
今回のSCiPの過去……それは財団が彼女を“魔女”と呼んでいたことがあると記載されていた。
この資料では彼女の年齢は8歳……つまりこの資料が書かれてから3年がたっている今は11歳と言う事になる。
そして財団は彼女を特定の魔法しか使えないように思いこませることで被害の縮小を図っていたようだ。
そしてもし彼女がその特定の魔法以外の魔法を使ったのなら怖い魔法使いが来ると教えていたと書かれている。
そして今回の暴走……何が原因かは分からないがそれでも彼女はその特定の魔法以外の魔法を使っていると考えられる。
11歳、魔法使い、そして魔法に関する決まり事……これハリポタじゃね?
確かあの作品は11歳以上の未成年魔法使いは学校外で魔法を使ったら行けなかったし……だとしたらまだ解決の余地はある。
此処に記載されているように再び昏睡状態にするのではなく
しかしこれは俺の独断で決めれるような内容ではない……。
(クラスィー……いきなりで悪いのだが今回の任務は必ずしも昏睡にさせる必要はあるか?)
(むっ……ああ、クラフターか……。それはお前の判断に任せる。お前ならSCP-239の現実改変だろうが抑え込めるだろうからな。それに今O5-08との話し合いでサイト17の被害から考えてこのままSCP-239を底にとどめておくことは困難と判断した。つまりはSCP-239は対現実改変能力において現在最高峰の技術を持つサイト-341の預かりとなった)
(なるほど……なあクラスィー)
(なんだクラフター)
(財団に所属する現実改変能力持ちのエージェントっているか?)
(ああ、いるにはいるが……まさかクラフター、お前)
(まあ、待て待て……ちゃんと道筋は考えてある。……ハリーポッターって知ってるだろ?)
(ああ、知ってはいるがそれと何が関係…………なるほどそう言う事か。それなら確かに彼女との関係も取り持てる。だが、学校はどうする?生徒が居なければ話にならないだろう?)
(そのことに関しては問題ない。“絵画”を書くときに人も描いてやればいいだけだ)
(そんなことまで……。だが、彼女を監視する人員はどうする?スクイブにでもするのか?)
(いや、ドルイド系の魔法が使えるネックレスを渡しておく。……人員は任せてもいいか?)
(ああ、分かった。それについてはこちらから選定しておく。だが、他の教員はどうする?)
(そのことについては低レベルの召喚魔法で揃えよう。低レベルとは言え魔法に関するバリエーションは多いからな)
(下手に慣れないことをさせるのは少ない方がいいと言う訳か……。よし分かった。この案は私が評議会を通して正式な書類としておく)
(分かった。……だがとりあえず今回は“魔女”を学校に連れていくのではなくあくまでも手紙の通知と言う事にしておく。……今の時間で準備できたのはそれくらいだ。彼女が“学校”に通うまでには3ヶ月ほど待ってほしい。その間に“横丁”と“汽車”、“学校”を作っておく)
(分かった。その位であればこちらで何とかしよう。それと“汽車”を創るなら“駅”も作っておいた方がいいぞ?)
(おっとそうだった……。まあ、それについても任せておけ)
(ああ、任せるとしよう。……では、頼んだぞ)
ふぅ……。
これで再度昏睡状態に、なんてことにはしなくてもいいはずだ。
後は俺の演技力になるのだが……まあ、これについては何とかなることを祈るしかない。
さて、と……上手くいきますかね?
<side out>
この度は、この様な小説を読んで下さり誠にありがとうございます。
どうも、《ドラえもん》は実はCK-クラスシナリオを引き起こしているのでは?と友人と話し合った筆者です。
特に《もしもボックス》なんかはマジでCK-クラスシナリオのSCiPだろ!!と話してました。
因みに双方2徹テンションと言う……先に寝ろよ!?!?
何でだったんでしょうな……あれは。
小さな魔女/Object class Keter/SCP-239
http://scp-jp.wikidot.com/scp-239
SCP_foundationはクリエイティブ・コモンズ表示-継承3.0ライセンス作品です。(CC-BY-SA3.0)