オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです   作:ulo-uno

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筆者は思った。

おかしい……。

14:00くらいまでは、UA/364だったのに気が付くとUA/916になっていた……。

お気に入りの数も10から35になっていた。

感想と投票も2から3になっていた。



マジでありがとうございます!!!!

それでは、「オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです」

第四話どうぞ!


第四話

<side主人公>

 

 

 

深夜テンションで作った封印カプセルから外に出る。

 

おれは、ここが何処であるかを目の前のスーツ姿の人間に聞くために、時間を止めた。

 

完全にあのトカゲに怯えていたのは理解できていたから、一先ず時間を止めることで対話できる環境を整えようとしたわけだ。

 

だというのに……

 

いや、そんなに怯えないでくれよ。

 

本末転倒じゃん、なんで俺が怖がられるわけ?

 

あ、そうか。

 

俺今《ユグドラシル》のアバターのままだったわ

 

いや、でも俺の外見人型のロボットみたいなやつだよ?

 

そんな悪役みたいな外見じゃねぇしに怖くないだろ、ロボット……。

 

まあ、気を取り直してはなしかけてみるか。

 

あー、もしもし……?俺、君、助けた、オーケー?

 

とりあえず目の前のスーツ姿の女性に話しかける。

 

てか、この人よく見たらクッソ美人やん。

 

あ、オーケーね。

 

物凄い速さでうなずいてきたな……。

 

 

 

「な、なん、だ……貴様は……?」

 

 

 

クラフターだ(キリッ

 

ちょとタンマ……。

 

今の無し今の無し。

 

って、アアアアアアアアアアアアァアアアアアァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!

 

そんな目で俺を見るなああああああ!!!!!!!!!!

 

ほんっちょとした出来心だったんですぅ。

 

なんでもするので許してツカサイ。

 

え?

 

なんでもていうところに反応しないで。

 

え、え、?そういう?

 

 

 

……分かったよ!!

 

でも、3つまでだからな!!

 

3つまでだったら何でもしてやるよ!!

 

こうなったらやけっぱちだ!!

 

どうにでもなれェ!!!

 

 

 

 

 

 

 

<side out>

 

 

 

 

 

<side クラスィー>

 

 

 

 

 

――――――――――――カシャン――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだ……あれは……。

 

《例の物体》がいきなり動きだし、《それ》が姿を見せた。

 

それは一見機械仕掛けの人型のロボットの様な姿だ。

 

それでいて《それ》は明らかに人が作ったものではないと確信した。

 

 

 

“格”が違う。

 

 

 

今まで《O5》としてそれなりにSCPを実際に見てきたし、その中には勿論《Keter class》と呼ばれるものもいた。

 

そんな私でさえ、只々圧倒されるしかないほどの“圧”が《それ》からは放たれていた。

 

これは人間が何かしたところで無駄だろう。

 

そして、今現在起こっている時間停止と思われる現象……間違いなくこいつか何か関係している。

 

『おい、そこのスーツ姿の女。聞こえているか?あー、……オレ、オマエ、タスケタ……。通じているか?』

 

「っ!!あ、ああ……言葉は通じている。普通に話してくれればいい」

 

話しかけられた。

 

だが、収穫もある。

 

言葉が通じるのならば、比較的知性がありこちら側との意思疎通が可能ということと考えていいだろう。

 

ならば、……

 

「な、なんだ……貴様は……」

 

なるべく平静を心掛けていたのだが失敗してしまった。

 

奴は、少し何かを考えるそぶりを見せ

 

 

 

『クラフターだ』

 

 

 

……

 

クラフター。

 

創るもの。

 

なるほど、つまりこいつは《創造主》と言う訳か。

 

『なんだ、その眼は?』

 

な、あまりにもこいつを凝視しすぎていたか。

 

ま、まずい。

 

この状況下でこいつと敵対するほど悪手なことはない。

 

『ハァ、仕方が無い……。なんでもいいから願い事を言ってみろ。但し、3つまでだ……。3つまでならどんな願いだろうが叶えてやる』

 

「何?……どんな願いでも、だと?…………それは、実現不可能なことでもか?」

 

『そう言ったはずだが?…………ああ、この星を消せ。とか言うものはよしてくれよ?あまりそういうのは好きではないんだ』

 

「……………………できるのか、そんなことが?」

 

『やろうと思えばな』

 

なるほど。

 

こいつの異常性が分かってきた。

 

つまりこいつは、《ランプの妖精》のようなものか。

 

願いは3つ。

 

たとえそれがどのようなものであれ叶えることができるということだ。

 

他の《O5》は口を出してこない、か……

 

なるほど、ならば…………

 

「願いが決まったぞクラフター。……私がいや、我々人類が願うことは、1つ目《世界各地で収容違反を起こしているSCPの再収容》、2つ目《我々SCP財団のSCP収容施設が二度と収容違反を起こさないための収容施設の強化》、3つ目《我々《O5》以外のすべての人類から今日の事件が起きたことをなかったことにしろ》!!!!!!!!!!!」

 

 

 

『ほう、…………なるほど…貴様らの願い、心得た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        I wish 私は願う…………

 

 

 

          

 

 

 

        《世界各地で収容違反を起こしているSCPの再収容》  

 

 

 

 

 

        

 

        I wish 私は願う…………

 

        

 

      

 

 

 

 《我々SCP財団のSCP収容施設が二度と収容違反を起こさないための収容施設の強化》

 

 

 

 

 

   

 

        I wish 私は願う…………

 

 

 

 

 

 

 

《彼ら《O5》以外のすべての人類から今日の事件が起きたことをなかったことにしろ》』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界が変わる。

 

 

 

いや、違う。

 

 

 

これは、世界が作り直されていっているのだ。

 

 

 

壁が修復される。

 

飛び散っていた肉片が集まり、人としての命を吹き返す。

 

あまりにも非現実的な光景がくりかえされる。

 

私には分からないがこの壁だって元の物質とはことなっているのだろう。

 

なるほど、…………。

 

 

 

これがクラフター、…………創造主と言う訳か……………………。

 

 

 

馬鹿げた能力だ。

 

だが、これでは納得するしかないだろう。

 

こいつは文字通り、創造主だ。

 

こんなものがいるとは思いもよらなかった。

 

『終わったぞ』

 

「……ああ、感謝する。……人類代表として」

 

『いや、礼には及ばんよ。君の願いだ。私の物ではないよ』

 

「だがそれを叶えてくれたのは、お前だ……クラフター……。感謝位は受け取ってくれ」

 

『……分かった。ならば、受け取っておこう』

 

ふふ……。

 

意外と謙虚なのだな、こいつは。

 

ふと時計を見る。

 

ここに来た時よりもだいぶ時間が進んでいた。

 

これは、……また研究者どもの資料が大量に回ってくるな。

 

しかし、今日あったことと比べれば些細なことか……。




今回は誰目線か分かりやすくするためにこのような形を取らさせていただきました。

次回は、閑話か番外編になると思います。

この度は、このような作品を読んでくださり誠にありがとうございます。

SCP_foundationはクリエイティブ・コモンズ表示-継承3.0ライセンス作品です。(CC-BY-SA3.0)
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