オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです 作:ulo-uno
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い、いったい何が起こっているというのだ!?
マジでありがとうございます。
こんな小説ですが、こんなにたくさんの人に読んでもらえてとてもうれしいです!!
それでは、「オバロに参加できると思った奴が、SCP財団に見つかったようです」
第五話どうぞ!
<side ???>
何かがおかしい。
その違和感に最初に気付いた時は、《例の物体》の報告書を作成していた時だった。
なぜなら私が《例の物体》、SCP_■■■■の調査をしていた時間があまりにも長すぎたのだ。
そもそも財団の一部を除く研究員の常識として特定のSCPと同じ空間に長居しない、という共通認識がある。
これは未だ異常性のはっきりしないSCPと長時間居ることで我々の人体や精神に悪影響がないか、ということからこういう行動がとられている。
その為SCP財団では未確認のオブジェクトを収容した際にDクラス職員が同じ収容施設内に数時間滞在し危険性が低いことを確認する。
だからそれ以上の滞在は、自身を危険にさらすため時間内に収容施設内から出るように常に心がけている。
そして私もその一人であり今まで滞在時間を過ぎるようなことは一度もなかったのだ。
その私が、一時間も超過してしまっている。
ここだ、ここがおかしいのだ。
私はいつも、30分前には施設内から出るというのに、一時間も遅れたのだ。
私はどうしてもそれが気になってしまい、他の収容施設でも同様の報告がないか調べた。
ありえない……。
まず浮かんだ言葉がそれだ。
世界各地の収容施設で起きた収容違反の報告。
ここもその一つだった。
世界の総人口が“たった90分のうちに五分の一にまで減少している”のだ。
都市も破壊されたとある。
だが待て。
それならばつじつまが合わないのだ。
今破壊されていた都市は美しい夜景を描いている。
人口だって減ってない。
何かがあったのだ。
この《90分間》に……。
そしてその何かは間違いなく《世界終焉シナリオ》さえ覆す力を持っている。
そういえば《SCP_■■■■》は、いつの間にか少しだけ開いていた。
初めは見落としかと思っていたが、もし何らかの関係性があったのならば……。
今すぐに調べなおさなくては。
それに、念のために《O5》にも報告を……。
――――――――――――カッカッカッ
ん?
ああ、丁度いいところn―――――――――
「すまないな。デゥーク博士」
――――――――――――パシャ――――――――――――
あれ……?
俺は一体、何をして……?
「おや、デゥーク博士。こんなところに何か用かい?」
「あ……クラスィーさん。……いあやぁ~、すいません。自分でも何でここにいるのかわからなくて」
「大丈夫かい?今日はもう一旦休んだほうがいいと思うぞ。君たち研究者の人間は気付かないうちに無茶をしやすいと聞く。他の者たちには私から言っておくから休みたまえ。研究者は体が資本だと君もよく言っていたじゃないか」
「あははは…………。たしかにそうですね。……では、お言葉に甘えさせてもらいます」
「ああ、そうしたまえ」
はあぁぁぁぁ……。
やっぱり、クラスィーさんの言う通り疲れてたのかなぁ……?
早く帰って休もう。
うん、それがいいな。
<side out>
「すまないな。デゥーク博士」(ボソッ
次回は、訂正版の報告書の回になると思います。
文才が…………文才が、欲しいのです……。
この度はこんな小説を読んでくださり誠にありがとうございます‼
次回の投稿は、もしかしたら来週になってしまうかもしれません。
大変申し訳ございません。
SCP_foundationはクリエイティブ・コモンズ表示-継承3.0ライセンス作品です。(CC-BY-SA3.0)