この貧乏ポンコツ店主に祝福を・・・   作:黒音195(kurone)

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みなさんこんちゃ!あっしです。


お気に入り登録が40近くになってて涙出てきました!ありがとうございます!


ちゃんと日常回に戻ってきました!


転生して楽しい日②

「いらっしゃいませ!本日はどのようなご要件でしょうか!」

 

 

「スキルポーションが欲しいんです。治癒魔法の効能を上げたくて」

 

 

「スキルポーションですね?少々お待ちください!」

 

 

みなさんこんにちは、私です。最近は大きな事件も無く、平和に過ごしております。この間カズマさんが皆さんにぶっ飛ばされた位ですね、大きな事があったとすれば。

 

 

え?何があったって?なんかカズマさんがサキュバス達が運営するお店に行ってその夜にアクアさんがサキュバスを捕まえて皆さんはカズマさんが操られてると思い込んでカズマさんをぶっ飛ばしたんですよ。ぶっ飛ばされてる間に私が魔法陣を消してサキュバスを逃がしてあげたんですけど、それをアクアさん達に怒られて大惨事になったくらいですね。

 

 

「お待たせしました!こちらスキルポーションになります・・・?失礼ですが何処かでお会いになりませんでしたか?」

 

 

「え?ど、どうでしょう・・・?ライブとかやってるからその時に会ったかもしれませんが・・・」

 

 

「ライブ?・・・あ!カズマさんが最近力を入れ始めたプロデューサー業のアクセルハーツの方ですか?!」

 

 

「え、えぇまぁ・・・」

 

 

「わぁ、そんな方がお店に来てくれるなんて・・・感激です!」

 

 

「そ、そう?ありがとう・・・?あ、これお代です」

 

 

「はい!確かに受け取りました!また来てください!」

 

 

「・・・はい!また来ますね!」

 

 

このすば!(なんかまた会いそうな気がする)

 

 

 

 

場所は変わって、屋敷です。私は今、カズマさんに呼び出されてアクアさんの膝の上で待機してます。

 

 

「ねぇミユ?そろそろ髪を切らないかしら?」

 

 

「いいや!このまま伸ばしましょう!切ってしまうなんて勿体ないです!」

 

 

「綺麗な髪だしな、けど前髪は切らないと見えないんじゃないか?」

 

 

「ちゃんと見えてますよ?けど、確かにそろそろ切った方がいいんですかね・・・」

 

 

「切るなら私が切ってあげるわ!」

 

 

「・・・前髪だけですよ?嫌な予感しかしないので・・・」

 

 

「任せて!」

 

 

20分後・・・

 

 

「ごめんなさいミユぅ!パッツンにしたの謝るから!全力で謝るからぁ!ねぇミユさぁぁん!!出て来てよぉぉ!」

 

 

予想通り過ぎて草も生えないです・・・しかし、ここまでパッツンにされるとは・・・ん〜・・・これどうしましょう・・・確かここに、ありました。髪を伸ばすクリーム。これ、ウィズさんが仕入れてきた物なんで怖いですけど、説明書説明書・・・えっとなになに?

髪が伸びる代わりに塗った部分以外の髪が白く染まります?

 

 

髪染めですか?なんだか面白そうなやつですね。髪染めしたら少しは悪い子に見えるでしょうか?使ってやりましょう。

 

 

「えっと、前髪に全体的に塗って・・・おぉ、ほんとに塗ったところ以外は白く染ってます・・・凄いですねこれ、初めてまともな商品を仕入れたんじゃないですかね・・・まぁ、髪染めしたいとか思う人なんて居ないんでしょうけど・・・それに、これ以外は全部バニルさんが返品しちゃいましたし」

 

 

「ミユ、ちょっと話がぁぁぁぁ!?」

 

 

「あれ、カズマさんよく『ロック』が解除出来ましたね」

 

 

「それどころじゃねぇよ!どうしたんだその髪!?」

 

 

「あぁ、これですか?実はアクアさんに切ってもらったんですけど前髪をパッツンにされてですね。腹いせにこのクリームを使ったんです。そしたらこうなりました」

 

 

「それこの間ウィズの店に行った時にお前が買ってたやつじゃねぇか!そんな効果があったのかよ!」

 

 

「良くないですか?これ、これで私も悪い子の仲間入りです!」

 

 

「発想とかやる事が可愛いけどそうじゃねぇ!お前綺麗な黒髪だったのに・・・」

 

 

「ちょっとカズマ!何を騒いで・・・・・・」

 

 

「あ、アクアさん。見てくださいこれ!良くないですか?」

 

 

「ミユが私のせいでグレちゃったぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

このすば!

 

 

 

「えっと、ミユには紹介してなかったから紹介する。こいつらがアクセルハーツだ。右から、リア、シエロ、エーリカだ。」

 

「あ、この間お店に来てくれた人ですよね?お久しぶりです」

 

 

「え・・・?確かに魔道具店には行きましたけど・・・会ったっけ?」

 

 

「会いましたよ?・・・あ、エプロンしてないし、帽子被ってるから分からないですかね?」

 

 

そういうと、私は帽子を取って、いつもお店に居る時の様に、髪を結ぶ。

 

 

「はい、これで分かります?」

 

 

「あ、あぁ!あの時の店員さん!カズマさんのパーティメンバーだったんですね!改めまして、シエロです!アークプリーストをやらせてもらってます!」

 

 

「あ、ご丁寧にどうも、私はミユです。カズマさんの同郷でアークウィザードをやらせてもらってます!」

 

 

「え、アークウィザード・・・?失礼ですけど、ミユさんお幾つですか?」

 

 

「え?9歳ですけど・・・」

 

 

「カズマさん!どういう事ですか!?確か冒険者規定では12歳からしか冒険者に慣れないんですよね!?」

 

 

「ぉぉぉぉ落ち着け!これには深い訳が!!」

 

 

「どんな訳ですか!?もし怪しい事をしてるなら僕が鉄拳制裁をします!」

 

 

「どっちにしろ殴られるじゃねぇかこれ!ミユ!説明してやれ!!!」

 

 

「えっと、それにはカズマさん達と出会った時の話をしなきゃいけないんですけど、大丈夫です?」

 

 

「大丈・・・夫・・・いやそれは不味い!!!」

 

 

「鉄拳制裁!!!」

 

「ぶほぉぉぉ!!」

 

 

シエロさんのその言葉でカズマさんがかなり遠くまでぶっ飛ばされました・・・可哀想に・・・

 

 

 

このすば!(痛そう・・・)

過去にミユがやらかした話・・・

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