この貧乏ポンコツ店主に祝福を・・・   作:黒音195(kurone)

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お久しぶりです!なんか、色々ありまして気付いたら1週間近く経ってました!すみません!


転生して楽しい日々②

「この商品・・・どうしようかな・・・意外と使えそうで使えないし・・・工房行き・・・かな?」

 

 

皆さんこんにちは!私です!今日は

 

 

「ミユさん!危ない!」

 

 

「え?」

 

 

ウィズさんの声で振り向いた私に飛んできたのは、黒い水晶玉でした。

 

 

このすば!(えれくとりっく・えんじぇぅ!)

 

 

 

「・・・ここは?」

 

 

目が覚めた私は、辺りを見渡す。見たところ私たちの住んでる御屋敷の様ですけど・・・いつの間に帰ってきたんでしょうか?なんか、若干寂れてるというか・・・汚いような感じがしますけど・・・

 

 

「お、気が付いたか?あんな所で倒れてるもんだから驚いたぜ?」

 

 

「?カズマさん?」

 

 

「ふっ、やっぱ俺って有名人だよな!そう!俺の名はサトウカズマ!魔王軍幹部のベルディアを倒した英雄だぞ!」

 

 

「ベルディアさんを?いっつ・・・」

 

 

「あんまり無理すんなよ、お前、屋敷の庭で倒れてたんだぜ?」

 

 

「お庭で?・・・失礼ですけど、私の事、知ってますか?」

 

 

「ん〜、いや、全然知らん。お前とは初対面だし、ギルドでも会ったことは無いと思う」

 

 

「・・・そうですか・・・」

 

 

「カズマカズマ!例の子は起きましたか?」

 

 

「あぁ、ついさっきな」

 

 

「ふっ!ならば!私もご挨拶を!我が名はめぐみん!紅魔族随一にして、爆裂魔法を操りし者!」

 

 

「・・・我が名はミユ!アクセル随一の魔法の使い手にして、やがて魔王軍を殲滅せし者!」

 

 

「っ!カズマ!この子やりますね!紅魔族の琴線にもビビッと来てますよ!」

 

 

「はいはい、良かったな。というか、お前も紅魔族なのか?」

 

 

「・・・いいえ、これは知り合いに教えてもらったものです・・・」

 

 

「ふっ、殊勝な紅魔族も居たものですね」

 

 

貴女なんですけどね・・・どういう事でしょう・・・あの時、何が・・・確か、黒い水晶玉にぶつかって・・・あの商品・・・なんて名前でしたっけ・・・

 

 

「まぁいいや、ミユだっけ?自分の家は分かるか?」

 

 

とりあえず自己完結でここは私が居たあの世界とは違うという事が分かったので、テキトーに答えておきましょうか。

 

 

「・・・えっと、実は私、遠い国から来てて・・・行き倒れてたんです・・・」

 

 

「そうなのか・・・そんなちっちゃいのに苦労したんだな」

 

 

あ、この人カズマさんであってカズマさんじゃないですね。私の逆鱗に触れるなんてカズマさんじゃやりません・・・

 

 

 

「カズマ!お茶まだなの!?」

 

 

「自分でやれよ!お前元何とかなんだろ!?」

 

 

「はぁ!?女神の私に向かってなんて口の聞き方なの!?」

 

 

「はぁ・・・今のはアクアっつって、自分の事を女神って言ってる頭の痛いやつだ」

 

 

「・・・ふふっ」

 

 

この世界でもアクアさんはアクアさんみたいです。

 

 

「お、笑ったな?」

 

 

「す、すみません・・・」

 

 

「いやいいんだ。やっぱりお前くらいの子は笑顔が1番だしな」

 

 

「やはり、カズマはアクアが言ってたロリコンでしたか」

 

 

「違ぇから!!」

 

 

「・・・皆さんを見てると、私の仲間を思い出します」

 

 

「仲間?お前行き倒れてたんじゃないのか?」

 

 

「えっと、私の仲間・・・今は別行動してるんですけど、もう随分会ってなくて・・・」

 

 

「そうだったのか・・・見た所、冒険者なのか?」

 

 

「はい!こんなでもアークウィザードやってます!色んな中級、上級魔法を扱えますよ!」

 

 

「とりあえず、うちの頭のおかしい爆裂娘と交換してくれないか?」

 

 

「カズマ!?」

 

 

「・・・ダメですよ、カズマさんにはめぐみんさんの様な方じゃないと釣り合いません。あ、勿論悪い意味じゃないですよ?貴方の指揮じゃないと、めぐみんさんの長所が活かせないんです。他の人達もそうなんですよ?カズマさんの的確な指示が無ければ、更なる被害が出る時だってあるんですよ」

 

 

「お、おう。なんか、見てきた様な言い方だな?」

 

 

「そうですか?」

 

 

「あぁ」

 

 

「そうだとしたら・・・そうなのかもしれませんね・・・とりあえずお茶入れますよ」

 

 

私は、そのままキッチンへ向かい、紅茶を5つ用意して、客間に行った。ちゃんと人数分を入れて・・・

 

 

「どうぞ、アクアさん」

 

 

「あら?誰かしら貴女・・・まぁいいわ、お茶ありがとうね」

 

 

「いえいえ(*^^*)」

 

 

「・・・なぁ、ミユ。ちょっと聞きたいことがある」

 

 

「はい?」

 

 

カズマさんは何かが引っかかった様な感じの顔をしていたので、少し惚けてみます。どのくらい頭がいいのか、見てしまいましょう。

 

 

「お前、なんで5つも紅茶を入れたんだ?」

 

 

「え?」

 

 

「カズマもそう思いましたか。人数分だとしても、1つ多いですよね?」

 

 

「えっ?ダクネスさんの分・・・あっ・・・」

 

 

「そう、お前にダクネスを紹介した覚えはない。なのに5つ用意してる。という事は俺達のパーティの事、実はよく知ってるんじゃないか?さっきの仲間の思い出を話してる時もまるで、俺達の事を言っている様にな。つまりお前は、未来から来た人間か、はたまた違う世界の俺達と会った。違うか?」

 

 

「・・・SFの読み過ぎですよ、カズマさん。けど、当たってます」

 

 

「?」

 

 

「私は異世界転移してきた人間です。しかも、平行世界の未来からです」

 

「平行世界!?じゃあさっき仲間と別行動してるって言ってたのは!」

 

 

「あ、そこは間違いですよ。普通に皆さん、向こうで生きてますし、なんならこちらの皆さんと同じ様に馬鹿騒ぎしてます。違う所は、皆さんみたいに借金をしてないという所、ですかね」

 

 

「借金をしてない?それはどういう事だ?何か手があるのか?」

 

 

「・・・まぁ、そこは追追分かる事です。未来の事を知っても、その通りになるとは限りませんしね。タイムパラドックスというやつです」

 

 

「なるほど・・・」

 

 

「1つ、パラドックスが無いとすれば、私が借金の半分を支払ったという所でしょうか?」

 

 

「え?!」

 

 

「これでも私、強いんですよ?」

 

 

このすば!(面白かったので表出ましょ?)

 

 

ということで、私とカズマさんが勝負する事になりました。

 

 

「どんな手を使ってもいいんだな?」

 

 

「はい、大丈夫ですよ」

 

 

「ミユ!気を付けてくださいね!その男はやるとなったら何でもやりますから!」

 

 

「もう遅い「スティール!」」

 

 

「っ!」

 

 

「いぃやっほぉぉぉ!やっぱこれだよなぁ?・・・あれ?パンツ剥ぎ取ってるのに、恥ずかしがってない・・・」

 

 

「残念でした。私、今日ドロワーズも履いてるので恥ずかしがりません。出直してきてください。「クリスタルプリズン」」

 

 

私が氷結魔法を唱えると、カズマさんは全身が凍りました。

 

 

「悪は滅びました!」

 

 

そこで再び、私は気を失いました。

 

 

次に目が覚めると、魔道具店の中にあるウィズさん達従業員用の休憩所でした。この時、バニルさんからの置き手紙に、あの時何があったのかが書き連ねてありました。

 

 

要は、アクアさんがカズマさんと取っ組み合いになり、その時に持っていた水晶玉を手放してしまい、私にぶつけた。という事らしいです。

 

 

あの水晶玉の名前は夢見る水晶玉。別世界の人物が体験した出来事を追体験出来るという魔道具でありながら、その実、夢を見ている間に魔法を使わないと夢から醒めないというなんかめちゃくちゃ怖いやつでした。

 

 

これは、どうやっても倉庫行きですね。けど意外と面白かったですね・・・

過去にミユがやらかした話・・・

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