この貧乏ポンコツ店主に祝福を・・・ 作:黒音195(kurone)
皆様おはこんち!あっしです!
今回でカズマとの出逢い・・・まぁ、だいぶ少ないですが、終わりにします!
お気に入り登録、感想、誤字報告。ほんとにありがとうございます!
このファン結構前から始めました!メル可愛い・・・メル可愛い・・・
「ん、多分キャベツだろうな」
「そろそろ収穫の時期ですしね・・・」
「は?今なんつった?キャベツ?キャベツってあのキャベツか?」
「皆さん!今年もキャベツの収穫時期が来ました!今年は出来が良く!1玉に付、1万エリスになります!皆さん!いっぱい収穫してくださいね!」
「やっと来たかこの季節!」
「久々に割のいいクエストが来たな!遅れんなー!」
「ボーナスクエストよ!私達も行きましょ!」
「あ、私も行きます!収穫!収穫!」
このすばぁ!
「ふふっ、カズマ。日本から来た貴方は知らないのよね?この世界のキャベツは・・・芳醇にして濃厚、シャキシャキ歯触りの良い繊維質はクセになり、その魅惑的な味に酔いしれる者は数多いが、彼らは強い魔力と生命力を持って空へ羽ばたき、大陸を渡り、海を越え、人知れぬ秘境の奥でその生涯を閉じるの。そう!簡単に食われてたまるかと言わんばかりに!」
「えぇぃ!本当にろくでもない世界だな!!」
「キャベツって飛ぶんですねぇ・・・初めて知りました・・・」
「俺も同じ感想だ・・・というか、ミユは知らなかったのか?」
「知るはず無いですよ。ずっと家に居ましたし・・・」
「そ、そうか・・・俺と同じだな」
「なんでしたっけ・・・虐待?っていう事もされてましたしね・・・」
「カズマカズマ!この娘、私達のパーティに入れましょ!可哀想だわ!」
「もう少し考えさせろ!とりあえずこのキャベツ達を採った後に返事を出す!」
「はい!」
そんなこんなで、私達はキャベツの収穫をしています。そりゃもう沢山・・・籠に入るかな・・・
キャベツ達の収穫が終わり、ギルドに帰ってきた私達は、キャベツ炒めを食べてます。凄く美味しい・・・
「・・・」
「ん?どうした?ミユ」
「えっ、いや、なんでもないです・・・ただ・・・久しぶりに栄養が採れたなと思いまして・・・」
「すみませーん!この子にジャイアントトードの唐揚げ3つ下さい!」
「後、シュワシュワもー!」
「えっ、あの・・・」
「気にすんな、俺の奢りだ」
「なんか・・・カズマがミユに甘いんですけど・・・ロリニートだったのね・・・」
「違うわ!お前はミユのさっきの言葉聞いてなかったのか!?それにキャベツ収穫する前に言ってただろ!虐待されてたって!」
カズマさんはそこで、不味い!と思い、口を塞ぎました。ギルドに居る他の人達が一斉にこちらを見ています・・・
「カズマさん、虐待じゃなくて、接待です!そこ間違えないでください!」
「わ、悪い!そうだったな!接待だ接待!」
そう私達が誤魔化すと、皆さんは自分のテーブルで食事を再開しました。
「あ、そうだカズマさん・・・」
「ん?どうした?」
「カズマさんって日本出身の人・・・で合ってます?なんか、黒髪の方をあまりこっちじゃ見ないのでそうかなぁ?と思ってたんですけど・・・」
「俺もそう思ってた所だ。空飛ぶ野菜の事もお互いに知らなかったし、ミユの戦い方を遠くから見てたけど、そんなに戦闘に慣れてる訳でも無さそうだったし・・・」
「えっ・・・じゃあ・・・パーティに入れてくれないんですか・・・?」
「いや、乗りかかった船だ。お前の事もちゃんと面倒を見る!それに、クリスとの約束もあるしな」
「?クリスさんと?」
「あぁ、スキルを教えて貰った時にな。お前の事を頼まれたんだよ」
「そうだったんですね・・・じゃあ!これからよろしくお願いします!」
「おう!期待してるぞ!」
「はい!」
こうして私はカズマさんのパーティメンバーになりました・・・まさかこれが、大冒険の始まりだったとは思いもしませんでした・・・
このすば!
-王都-
「と、ここまでがカズマさんとの出逢いです。何か質問はお有りですか?」
「はい!」
「はい、早かったアイリス様」
「虐待・・・とは何でしょうか?」
「・・・言ってしまえば私は家族に愛されなかったんです。アイリス様に話すような事でもないんですけど、親から暴行を受けたり、食事もまともに与えられないという劣悪環境でした・・・」
「っ・・・」
「まぁ、それもカズマさん達に出会ってから解消されたんで気にしないで良いんですよ?」
「そ、そうですか・・・」
「さて、今日は来そうな気がしますけど・・・というより、あれだけ見栄を張って大丈夫だったんですか?カズマさん」
「ま、まぁ、なんとかなるだろ。いざとなればミユも居るし」
「そこで私を頼りにされても・・・転職したばかりで、まだ慣れてないんですよ・・・」
「アサシン・・・だったか?後衛職から急に前衛職に変わるなんてキツイんじゃないか?」
「それでも、足は引っ張らないと思います。スキルもちゃんとアサシン用のスキルを覚えてますし」
「それもそうか・・・」
「それに、アサシンには多分・・・そこまでお世話にならないでしょうし・・・」
「・・・お前も色々考えてるんだな。もしや他のパーティに参加するとか無いよな!?」
「ありえないです。カズマさん達のパーティ以外に入るのはナンセンスですよ。こんなにも近くて、手が届く距離まで来てるんですから・・・」
「そ、そうか・・・」
義賊・・・なんだかよく知ってる人の様な気がします・・・
過去にミユがやらかした話・・・
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