この貧乏ポンコツ店主に祝福を・・・ 作:黒音195(kurone)
過去編!vs西洋人形!
ベルディアさんを蹴り飛ばして早数日、私は今日も魔導具店でバイト中です〜。
「こんちわ〜・・・???なんでお前ここに居るんだ?」
「いらっしゃいませ〜、ウィズ魔導具店へようこそ!本日はどの様なご要件で?」
「そうだなぁ、今日はってちがーーーーーう!!なんでここに居るんだミユ!お前クリスと一緒に住んでるって言ってなかったか!?」
「?そんな事言いましたっけ?私今このウィズ魔導具店でお世話になってるんですよ。安定した職場ってやつです?」
「閑古鳥鳴いてるように見えるけどな!」
「そうですか?魔導具って意外と入用ですよ?この温風が出る魔導具とか特に人気なんですよ〜」
「・・・あれこれドライヤーじゃね?」
「そうですよ?お1つどうです?」
「いや、ウィズにスキル教わろうと思ってきたから今日は遠慮しとくよ。」
「え、ウィズさんにです?」
長々カズマさんとお話して、ウィズさんにスキル『ドレインタッチ』を教えてもらったカズマさんは少し嬉しそうでした。
数分後、ウィズさんを尋ねてきた街のおじさんが言うには自分の持っている物件の悪霊を退治して欲しいとの事。無事に退治出来たらその物件に住んでいいとも言われているので破格です。幽霊なんて居るんです?とウィズさんに問うと、
「えぇ、魔物にやられた冒険者等が幽霊になってたりしますよ?」
と返ってきました。やっぱりこの世界は物騒です・・・
ウィズ魔導具店から歩いて数分の所にある元貴族の別荘。今日からここが我が家になると思うと気分が良いのかはしゃいでるカズマさん達、私はというと
「お掃除のし甲斐がありますね!」
すみません、ちょっとはしゃいでます・・・
その日の夜、ご飯も食べ終えて皆さんがお風呂に行ってる間に洗い物等をしていると、不意に後ろにぽとっと何かが落ちた音が聞こえました。振り向いて見ると西洋人形が置いてあり、こちらをじっと見ていました。
これが悪霊さん何でしょうか?なんというか、遊んでほしそうにしている様に感じます。
「人形さん、もう少しで洗い物終わるので待っていてくれますか?」
そう尋ねると頷いた様に見えたので向き直り洗い物を終わらせます。奥の部屋ではアクアさんが騒いでるような気がしますが無視です無視。
洗い物も終わり、手を拭いてからもう一度振り向くとそこに人形さんは居ませんでした。どうやら遊びに行ってしまった様です・・・屋敷内ではカズマさん、めぐみんさんの悲鳴が聞こえてきます。
「〜♪」
人形さん達が屋敷内を闊歩してる中、私はお風呂に入る為廊下をのんびり歩いてます。ふよふよ浮いてる赤い人形さんも一緒に入りますかね・・・?なんか増えてます?人気さん。
「お、おいミユ・・・其奴等ってぇ」
「?人形さん達ですけど・・・」
頭に1人、肩に2人、抱えてるの1人、浮いてるの複数。
「人形使いかっ!!!!」
「違いますけど・・・」
そうして数分後にアクアさんに浄化され、西洋人形さん達は部屋に飾る事にしました。こういうの憧れてたんですよねぇ
過去にミユがやらかした話・・・
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