この貧乏ポンコツ店主に祝福を・・・ 作:黒音195(kurone)
いつものウィズ魔導具店。今日も平和に終わればいいなぁと考えていると街の緊急放送が流れる。
「デストロイヤー警報!デストロイヤー警報!住民の皆さんは直ちに避難を!冒険者の皆さんは装備を整え至急ギルドに集まってください!」
あぁ、平和が崩れていきます・・・
「なぁ、デストロイヤーってなんだよ」
「暴走した古代兵器だ。奴が通った後は草も残らないと言われている。」
「機動要塞デストロイヤーはこの街に向けて真っ直ぐ進行中、到着まであと1時間です!」
「あの、デストロイヤーって古代民が作ったのですよね?対抗策とか無いのですか?」
「デストロイヤーの暴走で真っ先に滅ぼされたらしいぞ?」
「無理ゲーーーーー!」
「こっちは防護結界で攻撃不能、向こうは攻撃し放題。ねぇ君!なにかいい案は無い!?」
「ん〜・・・なぁアクア、お前の魔法で結界破れないか?」
「出来るとは思うけど、その後の火力どうするの?デストロイヤーを破壊する為の魔法が無いと」
「居るじゃないか、頭のおかしいのが」
「そうだ!頭のおかしいのがいた!」
「頭のおかしい威力を持ったのが!」
「うぉい!どの位頭がおかしいか今実践してやろうじゃないですか!」
「やめとけ?」
「すみません遅れました!ウィズ魔導具店です!私達もお手伝いに!」
「え、私もですか?」
「店主さんと店員ちゃんだ!2人が来てくれたぞ!」
「勝てる!これで勝てるぞぉぉぉ!」
一気に士気が上がっていく皆さん。単純というかなんというか・・・
「おいミユ、お前は危ないから下がってても良いんだぞ?!」
「いえいえ、私もやりますよ。こんな時の為に必死に覚えた魔法がありますから」
「そんなのがあるのか!?」
「見てからのお楽しみです。きっと驚きますよ」
「デストロイヤー到着まで!後30分!」
「・・・嵐の前の静けさってこういう時の事を言うんですかね、魔物が1匹も見えません」
「だ、大丈夫か?めぐみんは向こうで震えてたけど」
「あはは・・・実は結構緊張してます・・・今までは何となくでここまで来ちゃいましたけど・・・いざダメだった時のことを考えると、凄く怖い」
「・・・大丈夫だ、お前ならやれる。いや、お前達にしか出来ない事だ。頼んだぞ!」
「・・・檄を飛ばされるなんて、上がってきますね。あ、そろそろ来そうですよ」
「よし、頼んだぞ!ミユ!」
「任されました!行きますよ!めぐみんさん!ウィズさん!」
「ワタシハダイジョウビ、ワタシハダイジョウビ・・・っ!行きましょう!」
「セイクリッド・ブレイクスペル!!!」
アクアさんの魔法でデストロイヤーの防護結界が破壊され、魔法が通る様になった。
「今だ!3人とも!」
「「「黒より黒く、闇より暗き漆黒に 我が真紅の混交に望みたもう 覚醒の時来たれり 無謬の境界に堕ちしことわり 無業の歪みとなりて現出せよ 踊れ踊れ踊れ 我が力の奔流に望むは崩壊なり 並ぶ者なき崩壊なり 万象等しく灰燼に帰し 深淵より来たれ これが人類最大威力の攻撃手段 これこそが究極の攻撃魔法 エクスプロージョン!!!!」」」
流石のデストロイヤーも3人からの爆裂魔法には耐えられなかったらしく、侵攻を止めた。魔力が空になり、その場に座り込んで自爆シークエンスに移行したデストロイヤーを見つめながら小さく呟く。
「後は任せましたよ・・・カズマさん」
数分が経過し、カズマさん達が出てきた数瞬。デストロイヤーから警報が鳴り、残骸を処理しないといけなくなりました・・・私達は魔力が残っていないのでアクアさんからめぐみんさんへ魔力譲渡、そして本日二度目の爆裂魔法を放ってデストロイヤー戦は終了。報奨金として3億エリスが支払われました・・・けど
「サトウカズマ!国家反逆罪で逮捕します!」
まだ平穏は戻ってきそうに無いです・・・
このすば!!
過去にミユがやらかした話・・・
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