この貧乏ポンコツ店主に祝福を・・・   作:黒音195(kurone)

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皆さんこんにちは、あっしです。
今回は書けるところまで書きます・・・


転生して楽しい温泉②!

「うわぁぁぁん!ミユぅぅぅ!聞いてよぉ!私!温泉に入ってただけなのに!私の体質で温泉がただのお湯になっちゃっただけなのにぃぃ!!それで追い出されたのよ!?どうして私を崇める教会から追い出されなきゃ行けないの!?私、女神なのに!」

 

 

「それ、絶対浄化したからですよね・・・そりゃ追い出されますよ・・・効能を無くされてお湯にされたらお風呂と同じですもん。営業妨害ですしそれ・・・私なら追い出す前に相手を精神的に追い詰めて二度と温泉に入れないようにしますけど・・・」

 

 

「酷っ!?あ、そうだわ!私が女神らしく問題を解決して、皆に認めさせればいいのよ!これで全部上手くいくわ!」

 

 

「更に面倒な事になるんで大人しくしててもらっていいですか?本当なら温泉を浄化した時点でアルカンレティアを出禁になってもおかしくないんですから・・・」

 

 

「なんでよぉぉぉ!!というか!なんでミユは私にだけそんな冷たいの!?不公平よ!」

 

 

「・・・クエストに行けば借金作ってくる。店の物は使えなくする。何処かに行けば問題しか起こさない自称女神様に公平にするって・・・聖人でも匙を投げるレベルですよ?それに、この間アクアさんにダメにされた商品の事、まだ怒ってるんですからね?なんですかライターオイルを浄化して水にするとか、何ができるんですかそれ!」

 

 

「うわぁぁぁん!カズマしゃぁぁぁん!」

 

 

「なんだろう・・・ミユに口喧嘩で勝てる気がしない・・・それくらいにしてやれよミユ、アクアも悪気があってやった事じゃないだろ?」

 

 

「悪気があってやってる人なんて犯罪者くらいしか居ませんよ!」

 

 

「ご最もです・・・」

 

 

「全部カズマさんに責任押し付けて、リーダーでもそこまで責任を被ることなんて無いんです!自分でやった事は自分で片を付ける!それが一人前の冒険者ってものです!」

 

 

「なんか、ミユがパーティを組まずに1人でクエスト行ってた理由が分かった気がするぞ・・・」

 

 

「カズマさんもカズマさんです!人が良過ぎるんですよ!・・・いやそこがカズマさんの良い所なんですけどね!」

 

 

「ミユ、ストップだ。それ以上言うなら私にしてくれ。さぁ!私をなじってくれ!」

 

 

「・・・」

 

「あぁ、良いぞ。その薄汚い豚を見るような目!最高だ!」

 

 

「ダクネスさんは正直性癖以外は別に問題行動して無いですし・・・」

 

 

「あぁ、それは俺も思う。性癖さえ何とかしてくれれば完璧なんだけどな・・・」

 

 

「・・・もういいです。頭痛くなるんで辞めます。言うの・・・」

 

私は若干痛くなってる頭を休める為にその場に座って、ため息を吐いて、他の皆さんの話を聞きます・・・もうどうにでもなれですよ・・・

 

 

「なら!管理人さんが言ってた「最近温泉の質が悪くなってる」って件、私達で解決しましょ!私の考えでは、我が教団を危険視した魔王軍が、真っ向勝負では勝てないと踏んで温泉という貴重な財源を奪いに来たんじゃないかと思ってるのだけど!」

 

 

「魔王軍って、それはちょっと無理があるだろ。考え過ぎだって」

 

 

「私は!この街を救うために立ち上がるわ!さぁ!行くわよ!ミユ!」

 

 

「嫌です。連れてくならダクネスさんにしてください」

 

 

「なんでよぉぉぉ!」

 

 

「問題というより暴動が起きる気がしてならないからです。帰ってくるまでに荷物まとめておくので気が済んだら帰ってきてください」

 

 

「いいわ!そこまで言うなら見てなさい!軽やかに事件を解決してくるわ!行くわよダクネス!」

 

 

「あ、あぁ」

 

 

「あ、待ってください。もう夜も近いですし、明日行ってはどうです?夜だと意外と話聞いてくれない人が多いので」

 

 

「そうね、それもそうだわ!明日にしましょ!」

 

こんなので言いくるめられてるからアクアさんほんとチョロい・・・

 

そして次の日、宣言通りアクアさんとダクネスさん。何となくでカズマさんとめぐみんさん、ウィズさんも付いていきました。

 

 

暫くして、荷物をまとめ終わると同じくらいに皆さんが帰ってきて、案の定暴動が起きた事を告げられましたとさ・・・知ってたとしか言いようがないです。

 

 

「なんでよぉぉぉ!なんで私信者の子に石を投げられなきゃいけないのよォ!」

 

 

「まぁ、分かりきってた事なんで驚きはしないです。さ、荷物まとめ終わってるのでここを出ますよ」

 

 

「お前、随分冷静だな。もしかして、ここまで見通してたのか?」

 

 

「いや、バニルさんじゃないですから見通すなんて出来ないです。けど、少し考えたら分かる事じゃないですか。トラブルメーカーのアクアさんが何かやろうとすれば絶対こういうことが起きるって・・・」

 

 

 

「酷っ!?カズマさん!ミユが反抗期だわ!私に対してだけ反抗期だわ!」

 

「なるほど、これが反抗期ってものなのですね?」

 

 

「違ぁぁぁう!色々間違ってる!」

 

 

「というより、早くここを出た方がいいのでは?アクシズ教徒達が外に群がってますよ?」

 

 

「え?」

 

 

カズマが窓から外を見ると松明を持ったアクシズ教団がゾロゾロと宿の前に集合していた。

 

 

「悪魔倒すべし!魔王シバくべし!」

 

 

「うわぁぁぁ!見ろ!窓の外にアクシズ教徒達が!」

 

 

「居たぞ!あの部屋だ!窓からこっちを覗いているぞ!」

 

 

「女神の名を語る魔女め!許すまじ!」

 

 

「魔女狩りだぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

「おおおおおおおおおおおお!!!!」

 

 

 

「・・・これは、流石にマズイですね・・・窓から逃げた方が良いと思います・・・」

 

 

「だな!魔女狩りとか言ってるし!やばい!みんな逃げるぞ!」

 

 

そんなこんなで、私達は窓から外へ脱出して、街中を走ってます・・・今は、ちょっと隠れてますけど・・・捕まえて簀巻きにしろとか言う人達を助けるのもなんか嫌なんですけど・・・

 

 

「あんな風に言ってる奴ら、別に助けなくてもいいんじゃないか?」

 

 

「うぅ、みんな私の可愛い信徒達なんだから・・・温泉が汚染されて、興奮してるだけだと思うの」

 

 

「汚染された温泉か・・・もしかしたら、源泉が毒されているのかもな・・・」

 

 

「源泉を浄化すれば、信者の方達も冷静になるかもしれませんね」

 

 

そのまま効能ごと浄化して更に怒られる未来が見えます私・・・

 

 

「偽アクア一行だぁ!ここにいるぞぉ!!」

 

 

「くっ、見つかりましたか・・・とりあえず、源泉へ急ぎましょう!」

 

 

「逃げたぞ!人を集めろ!追え!追えぇぇぇぇ!」

 

 

剣幕が凄い!圧が強い!責められてる感覚・・・吐きそうな感情・・・憎い・・・憎い・・・

 

 

「ミユ!今はアイツらのことは後だ!止まるな!」

 

 

「は!はい!」

 

 

このすば!(憎い・・・)

 

アクシズ教徒達から逃げつつ、私達は源泉のある山頂に来ています。綺麗な所で、汚染されているとは思えない場所なんですけど・・・

 

 

「待て、誰かいる・・・」

 

 

ダクネスさんが制止し、私達が目を凝らすと、そこには・・・

 

 

「ハンス・・・さん?」

 

 

過去にミユがやらかした話・・・

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