「ミカ………もとい、望月 帝の出番は少ないと言ったね。あれは嘘だ」
「開幕コマン○ーネタをしつつ呼び出された俺の気持ちを考えた事ある? 」
「仕方ないよ。なんせこの話を書いたのは投稿日当日。つまりエイプリルフールに便乗しての内容だからね」
「成程な。じゃあ帰って寝るわ」
「待って待って!今回はミカがいないと成り立たない話なんだよ! 」
「頼みがあるんだが、俺を起こさないでくれ。死ぬほど疲れてる」
「ミカもコ○ンドーネタで返してるじゃん! 」
「うっせい。どうせ奇行な事に巻き込む気なんだろ? 」
「失礼な、奇行じゃないよ。今回はエイプリルフールパロディ回だよ」
「既に嫌な予感がするんだが? 」
「気のせい気のせい。ちなみに、内容は身内の作品のネタをボク達もやってみようってものだよ」
「パロディの枠超えて不正じゃね?許可は? 」
「取ってないけど大丈夫だよ(大丈夫じゃない)。この作品を読んでくれる人もいるけど、本人は苦笑いしながら許してくれると思うし」
「いい人過ぎるだろ。1回怒られろよ」
「その時は菓子折り持っていきます。ではっ、御託はここまで!いざいざっ!! 」
─────壁ドン編
「もはや(周囲のせいで)定番ネタとされたやつだね」
「マジで怒られろ」
「サーセン。とりあえず、ボクが壁ドンする側でいい? 」
「なんでだよ。女に壁ドンされるとか嫌だよ」
「じゃあミカがする?そんな度胸があるとは思えないし、ボクがやった方が───」
そんな言葉を遮るように、ミカは大きな音を立てて壁に手を付けてくる。物音に驚いたのか、急な出来事で驚いたのか、ドギマギしながら固まる。
その隙にミカは耳元まで顔を近付けさせ、小さく呟く。
「照れんなよ、可愛いやつだな」
─────顎クイ編
「これは執筆しながら現在通話している相手のネタだな。あの人は絶対許してくれる」
「ね、ねぇ。言い出しっぺのボクが言うのもなんだけど、もう止めない………? 」
「文字数が足りてないんだ、諦めろ」
「普段そんなメタ発言しないよね!?なんで今に限ってそんな事言うのっ!? 」
「全てはエイプリルフールってやつが悪いんだ」
「作者ぁっ!! 」
嘆いてる中、ミカはそっと右手を顔に添え、優しく微笑んでくる。
「ちょ、タンマタンマっ!待って!1回待ってっ!! 」
さっきの事で収まってない心臓の鼓動が、より早くなっていくのを感じた。しかし、そんな奏の事など容赦無しに、顎を軽く持ち上げてくる。
「まったく甘えん坊だな、かなは?これからもっとめちゃくちゃにしてやるよ」
─────○○○○○○編
「待って………本当に待って…………(キャパオーバー)」
何度もそう呟きながら、体育座りで顔を隠して縮み込む。流石にやり過ぎたかと思うが、思うだけで反省はしていない。というか、お題が出されたのに見ざる聞かざる状態のかなをどうするか考える。
お題とかなを交互に見て、1人納得したように頷く。気づかれないように背後に回り、後ろから優しく抱きしめる。それに反応して顔を上げてくると、羞恥心で赤くなっていた。
そんなかなに、立ち上がる様に催促する。本当に何も考えられてないのか、抱きしめられた形のまま素直に立ち上がる。限界突破しているのかわなわなと震えてるが、そんなかねに一言呟く。
「もう、放さないから………」
─────
「…………夢」
それだけ呟き、何も考えられないまま奏は身支度を済ませる。ぼーっとしながら登校していると、見知った姿が視界に移る。
「ん?かなか、珍しいな。おはよ」
「…………」
「……どうした? 」
「っ…………」
「熱でもあんのか?顔が赤────」
顔を覗き込んできた瞬間、ミカの足を両腕で抱え込み、ジャンプして捻りを加えながら、巻き投げの要領で投げ飛ばす技───通称ドラゴンスクリューをかけた。
「いっっっっっってぇぇっ!?何するんだコラっ!!! 」
「うるさい!!そしてごめんねバーカっ!!! 」
「意味分かんねぇよ!? 」
倒れてるミカを置いていき、走ってその場を去っていく。夢とはいえ、未だに照れ臭くささと恥ずかしさでいっぱいの為、まともに顔を見る事が出来なかったのだった。
「ってお前がなる夢を見た」
「面白い話をしてって頼んで珍しく話したと思ったら、まさかの夢オチに夢オチを重ねるとは。オチとしてはそれは駄目じゃない? 」
「面白い話をしてっていう話の振り方をするのも駄目だと思うが? 」
「おうおうミカさんよ。内容について触れなかっただけマシだと思ったらどうかね?なにかね?チミは、そんなにボクが慌てふためく所が見たいのかね? 」
「まあ見てて面白いからな」
「こっちはたまったもんじゃないんですけどねぇ! 」
おっかしいな、思ってたのと違うのが出来たぞ(怒られる気マンマンだった)。思ってたのと違う(大事な事なので2回)
追記
許されました。良い人過ぎる