年始特有の栄養不足かつビタミン不足でした。寝正月で殆ど食べて無かったせいですね。皆さんはきちんとご飯を食べて、大きくなりましょう。ばっちゃんとの約束です
「ユウちゃん、東郷さん。今週やる活動予定ってなにかな? 」
「ええっと………確か保育園の人形劇と、海岸の掃除があったよ」
「あとは子猫の飼い主探しね。これは変わらず難航ね」
2人から聞いた活動予定に、ふむふむと頷く。どうするか数秒思案すると、矢木に電流が走るかの如くに閃く。
「じゃあ、海岸掃除の時に付いて行かせて貰ってもいい? 」
「それはいいけど、また取材? 」
「YESYESYES!代わりと言ってはなんだけど、掃除も手伝うし、こっちでも記事で子猫の引き取り手を探してみるよ」
新聞部所属の奏は、学校新聞記事の1つのコーナーを任せられている。なので取材の一環として、色んな部活や人に突撃しているのである。なお、内容は意外にも好評。
「ありがとうかなちゃん!これで子猫達の飼い主が見つかるといいね! 」
「そうね。でもいいのかしら?確かに助かるけど、そんな私利私欲に記事を扱っても」
「
親指を立てて言うと、ユウちゃんから「なんかどこかで聞いた事ある気がする名前だよね」と言われる。………君のような勘のいい女の子は好きだよ。
記事と予定が決まった所だが、勇者部部長の所へ取材許可を貰いに行く。勇者部メンツはいいよと答えてくれるが、それに甘えず確認はきちんとしなさいってばっちゃんも言ってた。
「頼もーーーっ!! 」
3年の教室を扉を勢いよく開け、人目も気にせず叫ぶ。一瞬静寂が訪れるが、いつもの事かとすぐに賑やかな空気になる。
目的の人物を探すと、その人物は呆れた様子でこちらを見ていた。そんな当人の気持ちなど気にせず、奏は失礼しまーすと中に入る。
「風先輩、こんにちはー! 」
「奏アンタね………いつも言ってるけど、普通に入ってきなさいよ」
「まあまあ風先輩。今に始まった事じゃありませんよ」
「なおさら直しなさいよ!あたしに向けられたものじゃなくても、なんか周囲からの視線が痛いのよ! 」
「風先輩………これには深い理由があるんですよ」
「な、なによ……? 」
真面目な声色で言うと、風先輩はゴクリと喉を鳴らし、神妙な顔つきをする。
「そっちの方が、面白いからっ! 」
「浅いわっ!! 」
立ち上がると同時に、ノートで頭にツッコミを入れられる。この手馴れた手つき………判断が早い!
「それは置いといて、今度勇者部の活動に付いていってもいいですか?新聞部の取材として」
「それはいいけど、毎度勝手にやって怒られないの? 」
「
「変な所で真面目よねアンタ………」
「真面目に不真面目がボクなので」
「かいけつゾ〇リか」
勇者部部長である風先輩から取材許可が下り、奏はすぐに教室を後にする。その後ろ姿を見送り、相変わらず嵐のような子ね、と風は呟いた。
もう何話かでアニメ本編に突入予定です