「え?いいんですか私まで!?」
「いいのいいの。私としては殺伐としてるよりは和気あいあいとできるほうがいいからね」
と言いながら
面白いところはこれだけ歴史を重ねた
署名をするところまでは行った
「あの・・・これってどうやるんでしょう?」
と印の部分を指刺し尋ねる。
ああそっか、リリィのこの文化には慣れてないからね。
「ごめんごめん。えっと・・・印のところに指輪をかざして?」
「こう・・・ですか?」
右手薬指の、指輪の部分を印のところにかざす。
パアアアアアア・・・
すると指輪が反応し、術式が起動、印のところにルーンが記された。
(これが円ちゃんのルーンか・・・)
ちなみにルーンとはリリィが個々に持っている識別信号のようなものだ。普通の人でいうところの指紋と同じような感じかもしれない。
結局手合わせはけんか両成敗、という形で京夏様に無理やり丸く収められた形となり、私と櫻子さん2人でLG契約書にサインをし、ルーンの捺印をすることに。
「これで正式にLGのメンバーよ。まだ人数が足りてないから機能するのはもう少し先ね」
結局のところ。京夏様に止められた形となってしまったので勝負は不明なまま。櫻子さんに圧された状態で止められたので実質私の負けだろう。それにしても───
(まさか京夏様が私と同じレアスキルだなんて・・・)
百合ヶ丘にはほとんどいないと聞いていたのだが・・・レアスキル───ゼノンパラドキサ。
地面を高速移動できる縮地と、相手の攻撃の動きを事前に先読みすることができるこの世の
今まで何人か同じレアスキル使いの人を見てきたが・・・あそこまでキレイで隙きがなく、動作が早いリリィは見たことがなかった。
(私なんか足元にも及ばないなあ・・・)
というのが現時点での素直な感想だ。
「では改めましてごきげんよう。櫻子・
と一礼する櫻子さん。
「聖メルクリウス出身だったんだ・・・」
聖メルクリウス・インターナショナルスクール。百合ヶ丘同様鎌倉府の5大
「ええ。もうひと方同じ学園から編入されているようですが、わたくしは面識のない方ですわ」
「で、そもそも初対面なのになんで私に喧嘩吹っかけてきたんです?エリザベスさん?」
また暴れられても困るのであえての名字呼び。
「それは・・・その・・・と、とにかく!あの理由の通りですわ!」」
言いにくそうにしている。まさか勢い!?
ノリと勢いだけで喧嘩とか勘弁してもらいたいところだ。
「意味がわかんないんだけど・・・」
ということで、この日はそのまま解散という形に。
「まさか入学二日目にしてLGに入れるとはね・・・」
天上の庭(寮と併設の共同浴場)での会話。上級生優先で入浴なのだが、私たち1年生は一番最後の時間(20時)だ。
「明日香ちゃんはともかく私まで入れるなんて・・・」
「いや、円ちゃんは将来を見越してだと思うな。絶対いいリリィになれるよ」
「そんな・・・言い過ぎだよ・・・私なんて大したこと・・・」
と言いかける円ちゃんに私が先に口を開いた。
「円ちゃん。私なんて、とか言っちゃダメ。いい?理由はどうあれ京夏様が認めてくれてるんだよ?もっと自分に自信を持たなきゃ」
「そうですわ。もっと自分に自信をお持ちなさいな。そうすればわたくしや明日香さんみたいになれますわ」
「うわっ!?」
背後から櫻子さんの声。思わず足を滑らせそうになってしまった。
「・・・え、エリザベスさん。あなたいつからいたの?」
「最初から後ろにいましたわ」
あっけらかんと答える。
「その割に気配全く感じなかったけど・・・ストーカーか何か?」
「まさか。たまたまですわ」
足を組み、リラックスしている様子。
「で、何か用?エリザベスさん?」
わざと煽るように言ってみる。
「あら・・・随分と冷たいんですのね。せっかく同じLGになったのですからもっとフレンドリーに接していただいてもかまいませんのに・・・」
その態度のどこがフレンドリーだ?と突っ込みたくなるがまあいい。
「じゃあ・・・ベス」
「・・・えっ!?」
「え・・・じゃないでしょうよ・・・あなた自分からフレンドリーに・・・って言ったんじゃない?それも否定する気?」
「いえ・・・そういうわけでは・・・」
櫻子さん・・・いや、ベスはきょとんとしている。
「そうだよベスちゃん。せっかく同じ仲間になったんだから仲良くなりたいな」
「円さん・・・」
「じゃあ決まり。今日からベス呼びで」
「・・・」
ベスが何かぼそぼそと何か呟いた気がしたが、ハッキリとは聞き取れなかった。
「・・・私、怖いな」
「なにがですの?」
「あまりにも事がうまく運びすぎてるから、かな。まだなにかありそうな気がするんだよね・・・」
「ひゃあああああああああ!」
ザッパーン
浴槽に落ちる音と共に後ろから悲鳴らしき声。しかし姿はない。よく見ると・・・。
「あ・・・あれ?もしかして・・・溺れてる!?」
音がしてから1分近く経つが一向に上がってこない。
「大丈夫!?」
慌ててそのリリィを浴槽から上に揚げる。
「人工呼吸!」
「う、うんっ!」
私が呼吸を確認。よかった。息はしているようだ。円ちゃんが気道を確保し、そのリリィの鼻を摘み、息を吹き込んでいく。
ふううううう・・・
しかし反応はない。
「もう1回!」
「一体どうしたんだろう?あれは間違いなく悲鳴だったけど・・・」
「わかんない・・・誰かに襲われたとか?」
「襲われたって・・・誰にですの?そんなことする方がここ百合ヶ丘に・・・」
「げほっ・・・げほっ・・・げほっ・・・」
吸い込んだお湯を吐き出し、ようやく気づいたようだ。
(よかったあああああああ・・・・)
ホッと一安心。
「あの・・・ありがとう・・・ございます・・・。助かりました」
三編みおさげにメガネをかけたリリィが私たちに一礼して、その場を去ろうとする。
「あー待って!」
「はい?」
そのリリィは私たちのほうを向き、
「どうして溺れそうになったの?」
「えっと、実は───」
彼女によると友達に追いかけ回された、とのこと。
「しっかし・・・なんでまた天上の間で・・・?」
「わかりません・・・元々友達はアーセナル希望なので誰かのCHAMいじりたいだけなんだと思いますよ?あ・・・忘れてました。私、李組の
「私は尾上明日香。よろしくね」
「咲良ちゃんかー。私は敷井円。よろしく」
「櫻子・S・エリザベスですわ」
「エリザベス・・・ひょっとしてグランギニョルのマテリアルの人ですか?」
「あら、あなたお詳しいんですのね。ええ・・・わたくしのお父様はマテリアルマスターですわ」
え・・・マジか・・・。
「そんなすごい人だったの!?」
私自身あまり詳しいわけではないのだが、グランギニョルのCHARMはマテリアルネーム(作っているところ)と一緒に使用者のルーンも刻印される、と聞いたことがある。
そもそも維持費の問題でグランギニョルのCHARMなんて夢のまた夢だ。ケタが違いすぎる・・・。
「わたくしよりもっとすごい方がいるじゃありませんか」
・・・どうやらベスも楓さんのことは知っているらしい。
「あの・・・いろいろ私の知らない単語が・・・」
「まず、マテリアル・・・はCHARM作ってるところね。マテリアルネームなんて呼び方が正解に近いかも」
「アーセナルは?」
「CHARMを専門にいじる方のことですわ。ここ百合ヶ丘は戦うアーセナルの育成に力を入れていると聞いてますわ」
アーセナルかあ。メンテナンスは定期的にしないとだし、いまのうちから見つけておかないと。
「ねえ咲良ちゃん。その・・・友人って子を私に紹介してくれない?LGにも入ったし、CHARMのメンテとかいろいろあるから」
その咲良ちゃんだがあまり表情が良くない。
「あれ・・・なにか問題でも・・・」
「問題っていうか・・・私は紹介してもいいんですけど・・・なんていうか・・・」
その口ぶりを見る限りは問題児な感じもする。
「円ちゃん。CHARMのメンテの話が出たけど、銃芯とかブレードは消耗品だからね。定期的にメンテナンスしないと・・・だからアーセナルを見つけといたほうがいいのよ」
流浪していろいろな人にメンテ出す人も中にはいるらしいが、私個人の意見としてはかかりつけはいたほうがいい、というのが本音だ。
ということで、咲良ちゃんの案内で工廠科の工房が集まる部屋にやってきた。
「工廠科っていつ来ても物々しいのよね・・・」
「まあ・・・普段メンテ出しに来るとき以外は滅多に来ませんからね」
『
「乃莉子ちゃーん・・・ちょっといい?」
部屋に入るなり開口一番思ったのは、
(どうして工廠科の人たちってみんな揃いも揃って散らかってるの?)
CHARMの部品が散乱している。お世辞にもキレイな部屋とはいいがたい。
「咲良じゃん。どした?CHARMのメンテならこの前したばっかじゃないっけ?」
「ごきげんよう。はじめまして。櫻組の尾上明日香です。いきなりで悪いんだけど、今度CHARMのメンテやってほしいの。私、外部生だから知り合いとか一切いなくて・・・」
「はっじめまして。綰妻乃莉子でーす。CHARMのメンテかー・・・いいわよ?」
「ありがとう!私タングズニル使いなんだけど、ちょっとした仕掛けしてあって・・・普通のアーセナルの人にはちょっと言い出しづらくて・・・」
と、ある資料を乃莉子さんに渡す。
「へえ・・・シューティングモードでわざと重たくなる仕組み、かあ・・・」
実装することとなった経緯を説明するとえらい長くなると思うので詳細は割愛するが、簡単に説明すると乃莉子さんの言う通り、シューティングモード起動時のみ重くなる仕組みだ。
で、初対面であるにもかかわらず乃莉子さんを信頼してるのか、というと───
本人のものと思われるCHARMを見たからだ。おそらく自作でユニーク機と思われるそのCHARMが作れるということは・・・相当の腕があるということだ。
「え?同じクラスだったの!?」
「何を今更驚いてますの?クラス表にあったではありませんか。ちゃんと見てまして?」
次の日。今日から講義が始まる、のだが・・・まさかベスも同じクラスだったなんて。
「いや、自分たちの分しか見てなかったから・・・」
なんとも心苦しい言い訳。
「まあ、普通はそうですわね。講義と演習のあとはどうされますの?」
「えっと・・・終わったら円ちゃんと一緒に訓練棟の射撃場に行くかな」
「射撃場?」
「昨日あのあと京夏様に相談したら『射撃場あるよー』って教えてもらったから」
「それはわかるのですけれど・・・どうしてですの?」
ベスが疑問に思うのも無理はない。
「えっと・・・射撃場使ってみたいのもあるけど、円ちゃんの練習がメインかな」
そう、一昨日約束していたとおり今日こそ使い方(シューティングモード)のレクチャーをするつもりでもある。
「そういえば、円さんは全くCHARMを扱ったことがありませんでしたわね・・・わかりましたわ。私も付き合って差し上げますわ」
「え、いいの?ベスちゃん他に予定とかあるんじゃないの?」
「構いませんわ。わたくしたちリリィは助け合ってこそ。実力至上主義を謳ってる方もいらっしゃるようですが、それは間違ってますわ!実力があるのは結構なことですが、協調性がなかったらそれはただの邪魔でしかありませんわ!」
「ベスちゃん語るなあ・・・」
確かにベスの言うことは正論なのだが。その逆も然りなのだ。それが命取りになることもある。
講義と演習が終わった後、
CHARM初心者組と経験者は演習は別メニューなので、そこから合流して訓練棟の奥まった所にある射撃場にやってきた。すでに数人のリリィが利用している。
「早いもの勝ちかー・・・さっさと始めましょ」
フォン・・・
空いているブースに入り指輪をかざしCHARMをケースから取り出す。ユグドラシル製グングニル───百合ヶ丘で最も使われている初心者向けともいわれるCHARMだ。
隣のブースからは、
「あああああああああまただああああああああ」
とうなだれる声。
「みどりちゃん力みすぎ・・・」
咲良・・・ちゃん?
どうやら隣も同じように教えているようだ。
「では、わたくしからお手本を・・・」
ベスが言い終わる前にすでに構えていた私が一発撃つ。
パンッ!
訓練弾独特の、少し乾いた音。御台場にいたときは仮想空間の画面に向かって撃っていたのもあり、私にはすごく新鮮に感じられる。
弾はもちろん命中。若干だが的中央より少し下の位置に穴が空く。
パンッ!
間髪入れずもう1発。寸分のズレなく同じ位置へ。
パンッ!
さらにもう1発。寸分のズレなく同じ穴へ。
「なっ・・・!?ちょっと明日香さん!?」
「いやー・・・ゴメンごめん・・・こういうアナログな設備って初めてだから興奮しちゃって、つい・・・」
しかし、当の円ちゃん本人は目を輝かせていた。
「明日香ちゃんすごーい!」
「止まってる的に命中してもヒュージは倒せないよ?あくまで練習は練習。じゃあやってみよっか」
円ちゃんがCHARMを構える。しばらくするとCHARMのコアが光り起動。が、円ちゃんはそこで固まってしまった。
「どうしたの?」
「ごめん・・・ここから先どうやっていいかわかんなくて・・・」
「こうですわ」
ベスが円ちゃんの手の上からある一点に触れさせる。
ガチャン!
すると長身の剣の形をしていたグングニルが形を変え、半分ほどの大きさになった。
「へえ・・・グングニルのシューティングモードってこんななんだ・・・」
「明日香ちゃん見るのは初めて?」
「グンニグニルのはね。御台場で使ってる子はいなかったから」
扱いやすさの点だろうか、百合ヶ丘では第2世代CHARMが主流なのであろう。御台場では第3世代を持つリリィが圧倒的に多い。
「で、この後どうするの?」
「そのまま意識をCHARMに集中させればマギが溜まりますわ。後は照準を睨んでトリガーを引けば・・・」
「やってみる・・・できるかな・・・」
「大丈夫。こうやってリリィになって百合ヶ丘に入れてるんだから。けど。その前に・・・」
一つアドバイスを。
「えっ!?」
円ちゃんの背後に回り肩と腰に手を添える。
「痛かったらごめん。ちょっと直すね」
「もうちょっと上体起こして・・・背筋伸ばす。で、手の添える位置はもうちょっと前のほうがいいかな・・・」
見る限り円ちゃんの姿勢が変(というかへっぴり腰のよう)に見えたので矯正。
「実戦だとこんなことやってる余裕ないけど最初のうちは基本だけでも覚えとかないと。それと・・・」
さっきから気になっていた隣のブースにも目をやる。
「なに?あたしのやり方が悪いっての?」
「あなたも同じだよ。姿勢が安定してない。それと銃芯が下に向きすぎ。もっと上に向けないと・・・」
赤髪でショートボブ、若干背が低めで私のほうが見下ろす形にはなるが、むくれ顔をするみどりと呼ばれたリリィ。
「ダメだよみどりちゃん・・・喧嘩売っちゃ・・・あ・・・昨日はありがとうございました」
やはりだった。おさげ髪は咲良ちゃんだ。一礼される。
「ごめんなさいね。横からつい口出しを・・・」
「いいんです。私も人に教えるのあまりうまくないですし・・・」
「それともう一つアドバイスするとすれば・・・撃ったときに衝撃で的から位置がかなりズレちゃってるみたいだから、構えるときは逆に力を抜かないと。撃ったときに変な方向に飛んでっちゃうよ?」
「んー・・・」
みどりと呼ばれたリリィは少し考えてから、
「今日はもういいや。咲良、また明日な!」
スッ・・・
言うなりみどりと呼ばれたリリィは一瞬でその場から姿を消してしまった。
(縮地か・・・もしかして、この子日常的にレアスキル使ってる!?)
「すみません・・・みどりちゃん・・・普段からああいう子で。知らない人に教わったりするのが苦手みたいなんです・・・」
と咲良ちゃんは申し訳なさそうに謝る。
「いや、余計なことをしたのは私のほうだし」
そんなやり取りをしている間に円ちゃんはすっかり終わっているのかと思いきや、まだ構えて待っていた。
「ごめん・・・今のやり取り聞いてたら、撃ったらなんか申し訳ないなーってなっちゃって・・・」
そんなの気にしなくていいのに。
「やってるわね。調子はどう?」
そこへ後ろから京夏様が声をかけてきた。
「ごきげんよう京夏様、実はこれからで・・・」
「けど、もう穴空いてるわよ?」
と私が空けた的を指差す。
「あはは・・・すみません。実はあれ私で・・・アナログな設備にテンション上がっちゃって・・・つい・・・」
「それにしても随分射撃精度いいわね。これ一発だけ?」
「いいえ違いますわ京夏様。これにはわたくしも目を疑いましたが・・・明日香さん3発撃って3発とも同じ位置ですわ」
「へえ・・・明日香ちゃんがねえ・・・」
と関心している様子。
「ところで・・・そっちのリリィは?」
と、その後京夏様が咲良ちゃんのほうに目をやる。
「ご、ごきげんよう・・・ええと・・・あの・・・李組の紫衣原咲良です。えっと・・・」
咲良ちゃんが動揺しつつも今の状況を冷静に説明しようとする。
「確か・・・えっと・・・エリューズニルの・・・」
と言いかけたときだ。
「よく知ってるわね。正確には『だった』だけど」
「し、そうでした!大変失礼しましたっ!私失礼なことを・・・」
「気にしなくていいよ咲良ちゃん。事実は事実だから」
「あの・・・京夏様?だった・・・っていうのは・・・」
「ああ、ごめんね。気にしないで。その話はメンバーが揃ってある程度落ち着いてから話すつもりだから・・・」
「えっ!?ええええええええっ!?」
円ちゃんの素っ頓狂な声。
慌ててそちらを向くと完全に慌てている姿が見て取れる。利き目と思われる右目の眼球中心に、遠くを見るための拡大目盛りと思われるガラスのような層がいくつか展開されていた。
もちろん当の本人は大困り・・・なのだが、私たちからすれば喜ばしい出来事だ。
もちろん京夏様はニコニコしている。
「おめでとう円ちゃん!」
「明日香ちゃーん・・・これどうしたら・・・京夏様あ・・・」
レアスキル───天の測目。数キロ先のものを誤差なく把握する。遠距離射撃を志すリリィからすれば花形みたいなものだ。ただ、LGとして冷静に考えると1人ぐらいはいても惜しくはない存在なのだが。
おそらく・・・ではあるけど、円ちゃんがCHARM・・・ではなく、自身のマギを集中した結果今回のレアスキル覚醒になったのではないかと思う。
「レアスキル覚醒おめでとう。それにしてもすごい早さね・・・私でも1年近くかかったのに・・・」
「ええっ!?でもあの・・・これってどうやったら戻るの!?」
「うーん・・・一旦マギの意識を切って?」
とはいえ軽くパニック状態に陥っている円ちゃんに冷静な判断能力はない。
これは・・・円ちゃんが落ち着くまで待つしかないかなあ・・・。
周防みどり───苗字出てきませんでしたが・・・円と同じ新入生リリィ。
紫衣原咲良───京夏たちの過去を知っている?・・・中等部出身。
(2022/06/03改稿)
誰もツッコミ入れないってなんなんですかね(苦笑。
pdf化した文を読み返していたら超絶違和感を発見してしまいましたので修正しました。