過酷な世界で生き抜くために   作:フドル

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とある銀レウスとジンオウガに触発された読み専です。
初投稿ですが是非目を通していただければ幸いです。


プロローグ

 どうしてこうなったんだろうか?煌びやかに光る鉱石がビッシリとはえている空間でため息を漏らす、右手…今は右脚を見ると鋭そうな爪と鱗が生えた暗緑色の右脚が目に入る。後ろを見るとがっしりとした身体、そして先端が鋭く尖った尻尾…

 そこまで見て再度ため息を漏らす、ほんとどうしてこうなったんだろうなぁ…

 

 俺は転生者だ、でも神様にあったとかそういうものはなく、なぜ死んだかも分からない、外を歩いていた時に背後から何かがぶつかった感触がしたから恐らくそれが死因だろう。

 それで気づいたら白い部屋にいた、最初は意味が分からなくて混乱したが少しすると気持ちが落ち着き、部屋の奥にパソコンがあることに気づいた。

 

 「なんでパソコン?そこは誰かが説明しにくるもんじゃないのか?」

 

 疑問を口にしつつ取り敢えずパソコンの前に座り、パソコンの画面を覗き込むとパソコンの文字を読んでみる

 

「えーと、『この度何らかの原因で死んだであろう貴方に朗報です。只今天国でやらかした神のお陰で魂が溢れており、天国・地獄両方ともに行けない状況になってやがります。つきまして貴方はこのパソコンに従い、とっとと転生してくださいやがれ』丁寧なのか口悪いのか分からん文章だなこれ、取り敢えずこのパソコンの続きを見ていけばいいんだな?」

 

 カタカタとパソコンを弄っていると次の文字が出てきた

 

「なになに、『ここでキャラクタークリエイトをしてください。それが貴方の来世になります。なお、曖昧な作り込みで生命として確立できない場合こちら側から手を加えるのでご安心ください。

例 心臓などの必要な器官がない 頭がない など』か作り方が下手くそでも手を加えてくれるのは助かるな、こっちはこういうのは初めてだし安心だ」

 

 文字を読み終わるとパソコンの画面が切り替わり白い画面が出てくる。画面の右側に様々なツールがあることからこれらを使って自分を作っていけということだろう。

 それからなんとか色々試しながら自分を作っていく、ツールの数は多く試しにスクロールしてみても全然下につかない、どんなにあるんだろうか?など考えつつとにかくキャラクターを作っていく。

 

 数時間後…

 

 「やっと出来た、なんとか人の形にできたぞ…このツール多すぎてどれがいいのか全然わからん」

 

 画面に浮かぶのは人間の男、数時間もかけて満足のいく出来の自分だ。後はこれで決定ボタンを押せば完了だ!と考えたところでふとこのパソコンはどこまでいけるのだろうかと魔がさす。こんなに自由に作れるなら他にもいけるんじゃないか?考え始めたら止まらない

 

 「自分は作ったし、どのツールを使ったかは覚えてるから大丈夫大丈夫、ちょっとだけ…そうほんのちょっとだけこの神様?製のパソコンがどこまでいけるか試すだけだから」

 

 誰に言い訳してるかわからない言い訳をしつつ一度消去ボタンを押しまっさらな画面に戻す、取り敢えず何を作ろうと考えそういえば最近やっていたゲームのことを思い出す

 

 『モンスターハンター』友達が勧めてきたことでやってみたところ面白くてハマってしまったゲームだ。ここ最近はやる事が多く、出来る時間は少なかったがそれでも時間があればやる程度にはハマっていた

 パソコンにその中の代表モンスターである飛竜を作ってみる。カタカタとパソコンを弄り数時間かけなんとか形にする。

 

 「出来た、本当になんでも作れるんだなこのパソコン」

 

 ここまで作れるのならいけるとこまでいってみたいと思い、いっそのこと自分の考えたオリジナルを作ってみようと考える。

 再び画面をまっさらにして頭に思い描いた竜を作っていく

 

 「まず骨格はやっぱり最強種と名高い古龍種にしたいよな、それから能力は何にしよう?今わかる範囲で出ているのは炎、冰、風、水、透明、音、雷、あと龍脈かな?わからん謎パワーでいいや、それらは出てきたから後はどんなのがあるんだろ?龍とか爆破か?けど龍は何処かで出てきていた様な気がするんだよなぁ…ぶっちゃけ全属性もった奴もいるんだからこの際何出てきてもいいんじゃないか?どうせこの画面じゃ何も付けれないし」

 

 ぶつぶつと呟きながらパソコンを使い組み立てていく、ここまで来たらいくとこまでいってみたいよね!と変なテンションになって没頭していく

 

 おそらく数日…

 

 「で、出来たぞ…これが最高傑作だ!!」

 

 時間の変化がわかるものが無いため何時間かかったか知らないが完成だ!パソコンの中にはある竜が浮かんでいた。暗緑色の身体で骨格はドス古龍を参考にし身体はゴツくしっかりしている。四つ脚はその身体を支えるため強靭に発達していて爪はどんな障害をも切り裂くというふうにゴツく鋭い、尻尾はするりと長く先端にはどんなものでも貫く棘が一本生えている。脳内設定では独自の鉱石を生成・操作でき、それを全身に鎧の様に纏っているという設定だ、ここまで作ると更に魔改造したくなってくるというのが変なテンションになってしまった人のサガ、取り敢えず全方位見れるように眼を増やすかと考え頭頂部と後頭部に眼を増設、更に不意打ちで噛み付けたりしたら一撃必殺じゃね?と考え適当な位置に口も増設する。満足感と共に冷静になる、流石にやりすぎた。取り敢えず増やした部位はリセットするかと考えパソコンを触ろうとした瞬間に鳴り響く音と同時に画面が切り替わり文字が出る。

 

 「え?何この音?それに画面も閉じたし『1週間が経過したためキャラクタークリエイトを終了します。次の場面に進んでください』って…え?本当にいってる?」

 

 なんとか画面を戻せないかと四苦八苦してみるが画面は変わらず警告が出たので諦めて次の画面に移ることにする。

 

 「俺、竜になるのかぁ…眼とか口とか増やしたままなんだけどどうなるんだこれ?とにかく次に進むか…えっと『転生先を選んでください』か、うん、選べるんだこれ…普通先に来ない?こういうの?そこからキャラクター作っていかないの?俺、竜だよ?眼が四つで口に関しては七つあるよ?完全に選べる世界限られてくるよね?キャラクター作り直せないかなぁ?ダメですか?そうですか…」

 

 疑問を口にしてるとパソコンから凄く苛立ちの気配がしたので諦めることにする、あのパソコン何なんだろ?中になんかいるの?怖いんだけど…

 

「転生先は〜と、選択式かよ…えっと、『ポケッ◯モンスター』あんな姿でいけと?ポケ◯ンバトルにあんな殺意の塊入れるの?技選択が『切り裂く(ガチ)』『踏み潰す(ミンチ)』『噛みちぎる』『貫く』になるよ?対面トラウマになるよ?ダメじゃん次々、『ワンパ◯マン』うん、怪人枠でいくならワンチャンあるよ?主人公に見つかるともれなくミンチになる確率が高いね?ポケ◯ンをミンチにする可能性があるならお前がミンチになれと?嫌だよ?何が悲しくてミンチになりにいくんだよ、逃げても何故か偶然ハチあったりしてミンチになるんだろ?主人公からは逃げられないってことだろ?知ってる!はい次ー『モンスターハンター』ここしか無いじゃん、もう次ないからここしか無いじゃん」

 

 色々とツッコミながら『モンスターハンター』を選択する、画面が切り替わり次の項目を表示する

 

 「今度はなんだ…『能力を決めてください(二つまで)』決めれるんかい!とにかくこれはさっきの脳内設定の独自の鉱石を生成・操作でいいかな?いや、ここまできたら増殖も増やそう、ツッコミさせられたんだからそれぐらい増やしてもいいでしょ多分…それで、もう一つは何にしようかな?モンスターハンターでしかもモンスターで生きることになるんだから適応能力でいいか」

 

 能力を打ち込むとまたパソコンの画面が切り替わり、文字が出る

 

 「これ何個まであるんだろ?『出現する場所を選んでください』か、食料があって誰にも見つからない場所でいいだろこれは」

 

 場所を選ぶとパソコンの文字が消えて声が聞こえて来る

 

 『これで設定は終了しました、よき転生ライフを』

 

 パソコンが輝きだし目を閉じると意識が遠くなり、俺は意識を失った…

 

 

 

 

 

 「グルゥゥゥゥ」

 

 意識取り戻し声を出そうとしたら唸り声が出た、訳がわからず立ちあがろうとするも体勢を崩し倒れる。ここで漸く状況を理解する

 

 ーーそうか、転生したんだった

 

 さっきの唸り声からして自分はあの姿になったんだろう、そう考えていると冷静になってきたので辺りを見渡す

 見た感じはどっかの洞窟で上には光を放つ鉱石があって洞窟内は明るく出口は見当たらない、自分のすぐ近くにある小さな穴から風が少し入ってきてるから空気は問題無いだろう。

 とにかく自分のする目標を決めよう…目的がある方がやるべき事が分かりやすい。

 

 一つ、この身体に慣れること

  この身体はパソコンで作ったままの姿なら、今の自分はまだ使ってない器官が沢山あるはず、まずこの身体の出来ることなどを把握して万全に使えるようにすること、設定では雑食で何でも食えるがここには鉱石しかないためタイムリミットはこの洞窟の鉱石を食い尽くすまで。その後は必然的に外に出る必要がある。外にはモンスターやハンターなどもいるだろう、その時に身体を使いこなせなくてはあっという間に狩られてエサか素材の道を辿るだろう…

 それは嫌だ、転生してからわかったがまた死ぬのは嫌だ、2回目を貰えたのなら最後まで生きていたい

 なので身体に慣れるのは急務である。

 

 二つ、出来るだけハンターに見つからない

  あいつらは危険な存在であると判断した場合は問答無用で狩りにくる…はずなのでもし見つかった場合は目撃者を消すしかないため出来るだけ見つかりたくない次第だ

 同じ人間だけどそれは前までの話、今は違う存在だし、向こうはこちらを殺しにくるのにこちらは殺さないなんて割に合わない。もし見つかった場合は全力で殺しにいく。

 

 三つ、生きること

  どんな時でも諦めず生きる道を探すこと、自分の死ぬ確率を少しでも下げるために油断はしないこと。幸いコチラは転生者、モンスターやハンターのモーションがゲームと同じかはわからないが道具などは変わったりしないだろうしこれだけで初見殺しはだいぶ回避されるはずなので油断さえしなければそうそう遅れを取ったりしないだろう。

 

 取り敢えずこれらを目標にして頑張っていこう。まずは一つ目の身体に慣れることからだな!四肢に力を入れて立ちあがろうとするがまだ人間だった頃の感触で行こうとしてすっ転ぶ

 

 「グルゥゥゥゥ」

 

 ……慣れるまで大変そうだな、これは




この主人公、知らん間にキャラ設定で大きさを弄っていてフロンティアのディスフィロアぐらいのサイズしてるんですよ(ボソッ
主人公の外見ですがディスフィロアより少し大きくして翼を無くした感じです。顔は少しイヴェルカーナに似ている感じです
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