過酷な世界で生き抜くために   作:フドル

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 書いてる途中で爆睡するやつおるぅ?

  私です……

 それでは7話をどうぞ!


7話

 ーーむ?新手か…

 

相手の行動をある程度見終わり、同じ動きしかしなくなったので殺しに動き、男性ハンターは背口のど真ん中に飛び込んできたのでそのまま食らい、女性ハンターにも止めを刺そうと前脚を振り下ろした時にその男は現れた。

 

 ーー武器はリオレイアの大剣、装備もリオレイアか……大剣使いの動きも見させてもらおうか。

 

 ゆっくりと構えをとり、いつでも攻撃出来る様に体勢を整える。

 

 「まぁ、任せとけ!俺の装備とこの「祖父から継がれてきた大剣に誓って、ですよね?何回も聞いてますよ?」む?そうか!」

 

 相手は相手でなにやらイケメンムーブをしている。女性ハンターは微笑み男性ハンターは少し照れくさそうにしている。焦ったいな……生暖かい視線をくれてやる。(後で殺すけど)

 眼を色々変えてみてこれだ!と思った生暖かい視線を相手に注ぐ。暫くすると話を終えたのか男性ハンターが数歩歩きこちらに大剣を向けてきた。

 

 「待たせたな!これからは俺が相手をさせて貰うぞ!(何やら変な目線を感じる……気のせいか?)」

 

 何かを口に含みながら男性ハンターが突っ込んできたので生暖かい眼をやめてこちらも攻撃する。

 右前脚を振り下ろすが相手は直前で停止、こちらの右前脚は相手の目の前に振り下ろされた。

 

 「デェェエエエイ!!」

 

 男性ハンターの渾身の振り下ろしが右前脚に来るが命中箇所はこちらの鎧の中でも上から数えた方が早い方の硬度なのでそのまま受けることにする。

 ガキンと男性ハンターが振るった大剣はこちらの鉱石に弾かれる。渾身の振り下ろしが弾かれるとは思ってなかったのか、少し驚愕の気配をさせる男性ハンターに左前脚で反撃するが後ろにジャンプして躱される。

 

 「思ってた以上の硬さだな!溜め斬りでも弾かれるとは思わなかったぞ!」

 

 男性ハンターが何かを話しながら種のようなものを口に入れた。そのあとすぐに突進してきたので今度は尻尾で攻撃すると同時に鉱石弾の準備をする。

 尻尾を頭部に向けて突き出すが男性ハンターは身体を傾けてそれを回避、一回転してそのままの勢いでこちらに大剣を振り上げ尻尾を斬りつけてくるがまたしても鉱石に防御される。だがさっきより力が増している。

 

 ーー威力が明らかに上がった。さっき口に入れてたのは怪力の種か

 

 威力上昇の理由を理解し、それと同時に危機感を持つ。怪力の種でこの威力上昇なら鬼人薬や鬼人薬グレートだとどれほど上がるのだろうか?

 思考が違うところに飛びかけるが男性ハンターが攻撃してきたため元に戻し振り下ろしてきた大剣に対してこちらは尻尾を振り上げる。大剣と尻尾がぶつかり合い火花を散らす。怪力の種で力を上昇させようがまだまだこちらの方が力は強い。

 大剣を跳ね上げ胴体がガラ空きになった男性ハンターに向け鉱石弾を放つが男性ハンターが咄嗟に身体を捻ったため男性ハンターの脇腹に突き刺さるだけで終わった。

 

「ギルバドさん!!」

 

「グゥ!しっかり遠距離攻撃も持っていたか!しかし!」

 

 男性ハンターが鉱石弾を掴み抜き取る。身体から血が出るがすぐに止まる。

 

 ーー何で血が止まった?回復アイテムを使用した形跡は見られないしまさかアニメとかでよく見る筋肉のゴリ押しか?

 

 一瞬刺さりが浅かったかと思ったが男性ハンターが投げ捨てた鉱石弾の先端に付いている血の範囲的にそれは無いと考えを切り捨てる。その間に男性ハンターはまた何かを口に含む。

 

 ーーまた強化系か?怪力はさっき食べてたから今度は硬化か?

 

 そういえばあのヘルムでどうやって口に入れてるんだと疑問が出てきたが今は戦闘中のためその思考を外に追い出し再び突進を開始した相手に向かって鉱石弾を放つ。

 

 「その攻撃はもう見たぞ!!」

 

 大剣をこちらの鉱石弾の先端に添えて、少し傾け逸らす。それを見て再び鉱石弾を準備するが今回は少し細工をする。そして発射。

 飛んでいった鉱石弾をまた男性ハンターが逸らそうとするが目前で鉱石弾が自壊、散弾となって男性ハンターに襲い掛かるが咄嗟に大剣を盾にして散弾をやり過ごす。その男性ハンターの胴体に向かって尻尾を突き出すも男性ハンターは腕を間に挟むことで胴体を守る。

 尻尾が男性ハンターの腕に突き刺さり貫通するが腕を挟まれたことで威力が下がり胴体の鎧を貫通させることは出来ない。

 仕方ないのでそのまま持ち上げ適当に振り回したあと視界の端でずっとコソコソしている女性ハンターに向かってぶん投げる。

 

 ーー今ので腕はイカれてると思うんだけど、どうやって回復するのかな?

 

 回復アイテムの効能が見たいため殺さずに壊す方にしてみたがどうだと視線をそちらに向けるが女性ハンターが受け止めたのかそこには怪我もなくピンピンとした男性ハンターが……て、ちょっと待て。

 

 ーー何で腕の傷も治っている?貫通したんだぞ?まだ回復アイテムらしきものを口に含んだ所なんて見てないぞ。

 

 どうなってるんだ?と少し混乱する。そんなこっちを見ながら男性ハンターは女性ハンターに何かを言われているようだ。

 

 ーーどうせ私も一緒に戦います的なことを言ってるんだろうけど、もう女性ハンターに対しては見ることないしとっとと殺したいんだよなぁ。

 

 太刀といえばの鬼人斬りなどがあるが向こうが使ってくる気配が一切無いので次の太刀使いに出逢えばその時でいいかと思っているので、近づいてくるなら即刻叩き潰す。

 しかし男性ハンターが何かを話し、女性ハンターの参戦を拒否したみたいだ。悔しげに下を見つめる女性ハンターを見ていたが、男性ハンターにこちらに近づいてきたことで視線をそちらに戻す。

 

 「待たせたな!少しお転婆娘を宥めるのに時間がかかった!」

 

 男性ハンターが何かを話しながらこちらに近づいてくるがこちらはさっきの回復アイテムを使わずに傷を治した方が気になる。やはりハンターはモンスターだった?

 

 「疑問に思ってそうだが、卑怯とは言わないでくれよ!こちらは貴様たちに比べると遥かに貧弱な身!だから小細工をしないとならんのだ!!」

 

 また男性ハンターが何かを口に含む。そしてこちらに突進してくるが今度は少し右回りで来るため鉱石弾が撃ちづらい。

 狙いを定めて撃ってみるが少しずれた、修正して再び撃とうとしたがその前に男性ハンターがこちらに来たため諦めて前脚で応戦する。振り落とされる前脚に男性ハンターは必要最低限の動きで回避、そのまま大剣をこちらの関節部に振り下ろしてきた。

 ピシ、と関節部にヒビが入る。それを感じたと同時に後ろにジャンプし、即座に鎧の状況をみる。まだ一番脆い関節部にヒビを入れた程度だが、ヒビを入れられたというだけで警戒ランクを上げる理由にはなる。

 すぐに修復を終え、男性ハンターに飛びかかる。男性ハンターもこちらの飛びかかりに何とか反応し大剣を盾にするがそのまま地面に倒れ込む。

 このまま止めを刺そうと両脚に力を込めていき男性ハンターを大剣ごと踏み潰そうとするが向こうもこのままだと死ぬとわかっているか必死に力を込めて抵抗してくる。しかし力では圧倒的にこちらが勝っているので徐々に男性ハンター側が押されていく、大剣が男性ハンターに触れるところまで押し込み止めを刺そうとしたところで眼に衝撃が来る。

 女性ハンターがこちらの眼を覆う所を太刀で突き刺してきたのだ。大丈夫だと知っていても生物として反射的に反応してしまい。のけぞったところで男性ハンターに脱出される。

 止めを邪魔された苛つきで横から尻尾で女性ハンターの両脚を貫き、持ち上げて地面に叩きつけようとしたが男性ハンターがこちらに突進してきたため、そっちへ投げ飛ばし追撃で鉱石弾を放ち更に突進する。

 女性ハンターを受け止めた男性ハンターは鉱石弾を大剣で防ぎ、一、二言喋ると口から吐き出した何かを女性ハンターに渡し後方に投げ飛ばす。

 そのままこちらに斬りかかってきたがこちらは顔口で相手の大剣を受け止めようとすると即座に下がりこちらの攻撃をやり過ごす。

 

 ーーまた膠着状態か、この男性ハンター攻めるのも上手いけどなにより防御が強い。さっきの飛びかかりも相手がこちらの速さを知らなかったから出来たことだろうし、見られたからにはもう一回やっても不意をつかない限り成功する確率は低いだろう。ところで邪魔してくれた女性ハンターは何をしてるんだ?

 

 思考を回している間にふと目に入った女性ハンターをみると脚から血を流しながらも男性ハンターに渡された何かを見つめながら百面相をしている。

 頬を赤らめながらも意を決した顔をしつつ何かを飲み込むと脚から流れた血が止まるどころか怪我そのものがなかったかのように治り始めた。

 

 ーーなるほど、秘薬か……それをずっと口に含みながら戦って、大ダメージを負った瞬間に飲み込んで回復すると……それならさっきまでの回復にも説明がつく。

 

 脇腹と腕がすぐに治ったトリックがわかったので、少しスッキリする。そのまま目の前の男性ハンターを仕留める方法を考え始める。

 

 ーー女性ハンターに渡した分で使用回数は三回。支給用なのか普通に二つ以上持ち歩けるのかは知らないが最低でもあと二回は即死で無ければ無かったことに出来るわけか。上限があるのか分からないから弱らせていく方法は使えないなぁ。なら狙うのは秘薬を飲み込むより前に殺せる部位、喉とか頭か?

 

 方針が決まったので攻撃を開始する。尻尾で喉などを突き刺そうとするが男性ハンターも大剣で防ぎ逆にこちらの関節部を狙い斬りかかってくる。しかしこちらはヒビが入るだけでそう何度も同じ場所を攻撃されると不味いが男性ハンターはそこまでの技量は無いようだ。そこで一気に勝負をつけることにする。

 胸口に鉱石槍を生成、巨大化させ鉱石砲の準備をする。直撃したら恐らく即死するだろうし防いだとしても衝撃で大きな隙を見せると予想できるためそこを突く準備もする。尻尾の先端を鉱石で覆い更に圧縮し、薄く鋭く作っていく。

 準備が完了したので男性ハンターから距離をとり跳躍する。着地地点は男性ハンターと女性ハンターが直線上に位置するところ。着地し、すぐさま胸口を開くと両ハンターは胸口に驚愕していたがその中にある槍を見つけてすぐ退避しようとするがそれよりもこちらが速い。

 鉱石砲を発射しすぐさま距離を詰める。男性ハンターは女性ハンターの回避が間に合わないと判断したのか大剣で防ぎ切る行動をとる。

 衝撃と音が辺りに響く、大剣はヒビ割れるが男性ハンターは何とか腕を上に振り上げ鉱石砲を上へと逸らした。それを見てこちらは思い通りにいったことに思わず口角を上げる。男性ハンターは目の前に迫るこちらを見て急いで腕を下げようとするがその前にはこちらの攻撃は終わっている。

 男性ハンターのヘルムの眼の部分目掛け尻尾を突き刺す。ずぶりという感触と共に男性ハンターの後頭部から自分の尻尾が突き出ている。

 尻尾を引き抜くとヘルムの隙間から夥しいほどの血が噴出し男性ハンターは倒れた。ピクリとも動かないし回復する様子もないため即死だろう。

 その様子を見ていると女性ハンターが呆然とした様子でこちらに歩いてくる。そのまま男性ハンターの横に座り揺さぶっているが男性ハンターが起き上がる気配はない。ヘルムを脱がし、秘薬らしきものを口に突っ込んでいるが男性ハンターは飲み込むことも無い。

 暫くすると理解したのか涙を流しながらも太刀を握りこちらに突進してきたが素直にくらってやる道理もないので前脚を振り下ろし女性ハンターの腕もろとも太刀を吹き飛ばす、そのまま女性ハンターを押さえつけ尻尾を目の前に持っていくと血塗れの尻尾に恐怖したのか嫌々と首を振り始めたので、少し男性ハンターの止めが遅れたのに対する仕返しをしようと思う。

 女性ハンターを持ち上げ胸口を開く、自分がどうなるのかを想像してしまったのか何かを必死に叫んでいるが構わず放り込む。放り込んだあと暫く胸口を開けておくと女性ハンターが牙に傷付けられながらも出て来ようとするので出口が近づいたところで胸口を閉じる。内側から感じる小さな衝撃を無視しつつ咀嚼を開始した。




 これでハンター戦1は終了です。

 もっとマイルドな死に方にさせようかと思ったんですけど一人食ったならもう一人増えても構わんやろ精神でいっちゃいました。
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