浅井長政
統率87 武勇92知略77政治63
今作のメインヒロイン。
高村とは学舎を共にした幼なじみの関係であり、互いに切磋琢磨して武将としての力を磨いてきた。
元は浅井家から人質として送られた姫君だったが、義賢の女漁りが激しいことから男として育てられ、猿夜叉丸の名を授かる。初めは男装し男として振る舞うが、高村にバレた後は内心気に入ってなかった猿夜叉丸の名を捨てて、彼の前だけではお市として一人の少女に戻ることができた。
絶世の美少女であるため、成長するにつれて女であることを隠し切れなくなり、義賢に貞操を狙われるようになる。
ある日、母が目の前で義賢に犯されているのを見て脱走を決意。そして、男として浅井家の家督を継いだ時、新十郎に抱いていた淡い恋心は封印した。
以後は浅井家の当主に就くが久政の権力は隠然と残っており、亮政からの二代に渡る因縁も相まって家中の意思統一が上手くいかず反六角、反織田の方に舵を切らざるを得ず、家族に対して一途であるため久政の政治権力を完全に剥奪することも選択肢に取り得なかった。
政治面ではやや不手際が目立つものの、野良田の戦いで六角軍を追い返し浅井を完全独立させ、第一次伊勢大戦では絶好機に伊勢本国に参戦し、高村の余力を奪って降伏させる決定打になったり、姉川の戦いでは織田軍の縦深陣に果敢に切り込み、本陣間近に迫るなど高村に比べれば一枚落ちるものの戦闘においては畿内屈指の実力を誇る。
小谷城の戦いで落城と共に焼け死に、遺体は残らなかったという(建前で死んだことにされた)。
鄒月院
六角高村の正妻。
表向きは元関白九条稙通の私生児で、生まれながらに寺に預けられていた尼僧。法体でありながらも冠絶した美貌と学識を持ち、高村が激しく我が妻に請うたために九条稙通がその要望に応えたとされる。
実態は浅井長政。高村の初婚であり天下の耳目を集めてしまうことが予想されたために六角家の格と釣り合う名家と養子縁組する必要があったが故になされた処置である。
なお、信奈や相良良晴など頻繁に長政と顔を合わせたものなら鄒月院=浅井長政という正解を導き出せる。高村のこの婚姻に良晴は「リア充爆発しろ」と毒づき、信奈は「頭が切れる嫌な奴」から「でも一途なところもある奴」と高村の評価を改め「アイツにもこれぐらいの甲斐性があればいいのに」とひとりごちたという。
史実実在ルート
1545年生まれ。
浅井氏滅亡後に、九条稙通の私生児と高村の婚姻を聞きつけた信長が介入し、自分の養女にして嫁がせたもの。高村との婚姻以前の経歴は上記の表向きの理由と同じ。預けられた寺では尼僧の主人として振る舞い、時には寺林に出現した猪を薙刀で仕留めるなど強気な性格だと伝わる。
高村の傍迷惑な一目惚れにより始まった結婚生活だったが、互いに武闘派であることや高村が概して彼女を尊重する姿勢を取るなど夫婦仲は良好で、最終的には当時にしては晩婚ながら一男(嫡子高信)三女を設けた。高村には割と反抗した高信が鄒月院には逆らわない辺り家族の中のヒエラルキーは彼女が最上位だったことが窺われる。
豊臣政権時代には大国の妻として他の大名の妻子と交流し、高村閥と呼ばれる六角家を中心とした大名グループの形成に一役買った強妻。
1598年、死去。
その死に高村は深く嘆き悲しみ二月は政務が取れずに豊臣秀吉死後の政権の主導権争いに乗り遅れる。しかし、彼女の死により親豊臣を強硬に主張していた高信(宇喜多秀家と仲が良かった)との対立が収まり、家中を二つに割ることはなかった。