もう1つの冬の能登半島・哀愁の15番ホーム~新横浜発8時59分の失踪人~   作:新庄雄太郎

5 / 5
最期は、金沢駅を舞台に書いてみました。


第5章 横浜へ帰京

金沢駅

 

村岡は、金沢駅で13時27分発の北陸本線特急「加越8号」に乗り、新横浜へ帰京することにした。

 

「停車中の列車は、13時27分発特急「加越8号」米原行でございます、途中停車駅は小松、加賀温泉、芦原温泉、福井、鯖江、武生の順に止まります」

 

と。駅の案内放送が流れた。

 

村岡は、特急「加越8号」に乗り込んだら、発車ベルが鳴った。

 

プルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルーッ!

 

「お待たせいたしました、13時27分発特急「加越8号」米原行が発車いたします、ドアが閉まりますご注意ください。」

 

ファーンピィーッ!。

 

村岡は、何も知らずに特急に乗って横浜へ向かった。

 

村岡が乗ったのは、金沢と米原を結ぶ特急「加越8号」は、その名の通り、石川県南部地方と富山県、そして福井県東部地方のそれぞれの旧国名である、「加賀」「越中」「越前」から名付けられた、列車のヘッドマークには福井県の観光名所「東尋坊」が描かれている。金沢を13時27分に発車した特急「加越8号」は小松、加賀温泉、芦原温泉、福井、鯖江、武生、敦賀、長浜、終着米原には15時27分に到着する。米原からは新幹線に連絡しているため、東京と北陸へ行く人には便利な特急列車である。

 

特急「加越8号」の車内にて

 

「すいません、乗車券を拝見。」

 

「はい。」

 

「はい、ありがとうございました。」

 

と、村岡は車掌に拝見した。

 

特急「加越8号」は小松と加賀温泉を通り過ぎ、武生と敦賀と長浜を通過し、まもなく終着の米原へ向けてまっしぐらだ。

 

15時27分 特急「加越8号」は定刻通り米原へ到着した。

 

「次の新幹線「ひかり」は15時35分か。」

 

米原からは、東海道新幹線に乗って新横浜へ行くことが出来るのだ。

 

15時34分に東海道新幹線「ひかり252号」が入線して来た。

 

「よし、来たぞ。」

 

そう言って、村岡は新幹線にの乗り込んだ。

 

「おっ、偶然ですね。」

 

「ええ、米原から「加越」に乗って来たもんで。」

 

「なるほど。」

 

「それで、川本さんは。」

 

「私は京都から乗って来たので。」

 

「そうですか。」

 

「ええ。」

 

17時39分 村岡が乗った新幹線「ひかり252号」は新横浜駅に到着した。

 

「いやー、君に会えて楽しかった。」

 

「おう。」

 

「機会があったら、また会おう。」

 

「ええ。」

 

「じゃあ、元気で。」

 

と、言って村岡は川本に握手して下車した。

 

村岡は、新横浜から横浜駅でタクシーに乗り、自宅へ向かった。

 

その後、村岡は逮捕される事になるのだ。

 




ご意見・ご感想をお願いします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。