死にたい不老不死少年と未来予知少年   作:よるねこ

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銃と心声

野外活動当日になった。この日は朝に遊園地で遊んでホテルという自由度の高い日だった。 だから、遊園地では班行動が基本となる。護ってくれる大人はいないし、班のみんなまとめて襲われる可能性もあった。バスはもうすぐ遊園地に着くとき異変に気がついた。警察や警備員が多い。周辺についてからもう10人くらいみていた。

 

「ねえ、フジがやったの?」

 

僕は聞いた。

「まあね。犯罪は人目があるとやりづらいそれが警察、警備員だったら尚更ね。シンプルだけど一番の対策だろ?」

 

「ど、どうやって」

 

「数万年の知恵さ。遊園地楽しもうか」

 

フジは笑顔で言った。

 

「すごく不安だったが僕は自分の生を確信でき安心した」

 

今日自分が殺される設定の厨二病とその友達。みててイタイタしい。 遊園地か。少しは楽しみだ。心野はそう思った。しかし、本当に警備が多いな。…そうか。 遊園地に到着した。

 

「はーい。じゃあ、16時まで班で自由行動するように。このバス集合ね。班行動を厳守することわかりましたか?」

 

「はーい」

 

中学生とはいえまだみんな子供ではしゃいでバスから降りた。

 

「ねえねえ。何乗る?ジェットコースターまだ待ち時間短いんじゃない?並ぼうよ!」

 

鈴はそう言った。綾はそれに賛同する。

 

「いいね。並ぼうか。こっちであってるよね?」

 

フジもなんだかんだノリノリである。彼は遊園地に行ったことあるのだろうか。そう思った。

 

「僕はパスさせてもらう。適当に戻ってくるから安心してくれ」

 

心野はそう言って別方向へ歩きだした。

 

「ちょっと、一緒に行動しないと」

 

時が止めようとしたが、綾が

 

「いいのよ。どうせ戻って来るしバレないからいいでしょ」

 

そう言った。結局1対4での行動になった。 僕達は1時間待ちのジェットコースターにならんだ。

 

 

やれやれ。殺意は恐ろしいな。遠くからでもテレパシーを受け取れる。これは信じるしかないな。そもそも特別な能力をもっているのは自分だけという考えが愚かなことだった。 二人は警備を作ることで安心を創り出したが、それじゃ甘すぎる。そもそも彼女は完全犯罪をしようとしてるわけじゃない。殺せればそれで良い。そういう思考回路。いわゆる無敵の子だ。 そうこうしてる内に彼女。殺人鬼に会った。彼女は僕のことをなんとも思ってないだろう。やるなら今しかない。こういう殺意しかない人に説得は無理だろう。僕はTRPGなら言いくるめ初期値だしな。

 

と、言うわけで少々強引な事をさせてもらう。 僕は彼女のカバンから拳銃を奪った。

 

(えっ。奪われた。何故?誰?奪い返さないと!)

 

僕は銃をセットし彼女の方へ向けた。彼女はこれが玩具でないことを知っている。

 

「これは、僕が破棄させてもらう。」

 

(殺すFe生成)

 

肩に重たい塊がぶつかった。どこか折れたかもしれない。

 

「次攻撃したら撃つ!」

 

僕は叫んだ。

 

「…少しお話をしましょう」

 

彼女はそう言った。

 

(こいつを殺すのは簡単だけどそれだと時が殺せない)

 

「能力はなんだ?」

 

(こいつも何かの能力持ち…弱い能力を伝えるほうがいい。物質生成だけど)

 

「鉄の生成。拳銃と相性がよいでしょ?」

 

ブラフか。まあ、いいか。

 

「君を監視する。時に手を出そうとしたらすぐに撃つ。いいな」

 

僕はそう言った。

 

 

「ちょっと!何やってるの!ハァッ…ハァッ」

 

メイ先生が走ってこっちに来た。

 

(ちっ。ここは穏便にすませるか)

 

「二人で遊んでて…」

 

ここでの揉め事はめんどくさいし能力を使われたら勝てないのは明らかだ。癪だがあいつに合わせるか。

 

「ああ。」

 

僕は彼女に合わせた。

 

「もう!エアガンなんて持ってきちゃいけないし、それを人に向けちゃだめでしょ。心野君。それに班行動できてないじゃん。そら、彼女も自分の班のところ行きなさい。」

 

彼女は逃げるようにどこかへ去って行った。銃はおそらく二丁ないのでとりあえずの脅威は去っただろう。

心野は安堵した。

 




中学生の時は銃にあこがれてましたが、某格闘漫画の影響で強靭な肉体に憧れます。ちなみに銃の設定は知りません。
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