八幡が小学生に!?   作:もみ〜じ

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遅くなりました。テスト追試なし。今年から高校2年生ってことで、投稿頻度下がります。

投稿する時間帯は基本的に夜中になるでしょう。なぜ夜中に投稿するのかと言うと、誤字脱字があったら夜遅いからと言い訳できるからです。

大学受験頑張ります


第4話

AM7時

 

今日こそは、家で寝ていたいところだが、平塚先生に腹パンされそうなので、行くか。

 

「で、なんでお前らは呑気にテレビ観てんの?」

 

俺の家から学校までそれなりに距離がある、それに、自転車は1台しかない。

 

「えー?歩いていくんですよ!」

「え?馬鹿なの?アホの子なの?」

 

ん?てか今歩いていくって言った?つまり一緒に登校するってこと?もしそうなったら…

 

〜〜〜〜〜

 

「え?ひ…比企谷なの…か?」

「おう、かわ…川なんとかさん」

「川崎だ!いい加減覚えてよ」プイッ

「(ツンデレだ)」

「それよりあんた、なんでそんな小さくなったんだよ…可愛いんだけど…///」

「今の俺が言うのもなんだが、ショタコンだな?」

「う、うるさい!」

 

〜〜〜〜〜

 

川なんとかさんはこうだろうな…戸塚ぁ〜戸塚に撫でられたいなぁ…それだけで人生の半分以上得してる。あとの半分はMAXコーヒー。小町は俺の妹なのでノーカン。愛してるぞ!小町!

 

「ヒッキーなににやにやしてるの?」

「比企谷君…その顔は相変わらず変わらないのね…」

 

昔の俺は無邪気なボーイだった。多分戸塚には勝てない。

っと思っていたがつい口が開いてしまっていた。

 

「昔の俺は無邪気だったけどなぁ」

「「「!!??」」」

 

多分小町も俺の幼少期を雪ノ下達に話してないだろう。てか覚えてないと思う。お兄ちゃんショック。

 

「そういえば比企谷君」

「はい」

「今日は月曜日なのだけれど…」

「ここで、過ごしましょう」

「いいぞ」

 

ガタッ!

 

「どどどど言うことですか!?」

「ゆきのんだけずるい!」

「あら?今日は月曜日、だから私の好き勝手に比企谷君といちゃ…こほん、時間を過ごしてもいいと思うのだけれど」

 

「そうですけど!どこにしまってあるかだけでも、教えてくださいよ!」

「そーだ!そーだ!」

「いやよ、2人の秘密よ」

 

俺は今日も部室で適当に自習をして、読書してマッ缶飲んで、ぐーたらしていたら、あっという間に放課後になってしまった。

 

やがて3人も部室に入り、アルバムがあーだこーだ言って、争いは止まない。

 

あ〜、今日もMAXコーヒーは美味いなぁ〜。戸塚に会いたいなぁ…最近戸塚に会えてないから、八幡的にポイント低くなってきてる。(ばなな)

 

「はちま〜ん!」

「この声はッ!?」

 

俺は死んだ魚の目をしていたが、この声を聞いた途端、目にハイライトが!

 

ガラガラガラ

 

部活後なのか、汗がタラタラ垂れている戸塚がきた。

ウッ!目が開けられない…だと!?天使だ天使がわざわざ部室まで来てくださったぞ!

 

皆!礼!彼?彼女?はこの学校の天使、戸塚様だ!

 

「ありがとうございました」

「ふぇ?どうしたの?八幡?」ウワメヅカイ

 

俺が学校を頑張れるのは、戸塚がいるからなんだね。

 

「比企谷君、顔がニヤけてるわよ」

「ヒッキー、さいちゃん好きすぎでしょ」

「まったくです!」

 

「八幡!アイス買ってきたんだけど、いる?」

「いいのか?」

「うん!由比ヶ浜さん達もどうぞ!」

 

部室は暖房がついてる。そしてアイスを食う。

 

これが美味いんだよな。

 

「ありがとな、今度なんか奢るわ」

「いいよいいよ!気にしないで!」

 

〜〜〜〜〜〜

 

戸塚の笑顔を眼福したのでそろそろ帰ることにした。

 

「じゃたまたあとでな」

「うん!じゃーね!」

「むぅ…またあとで…」

 

雪ノ下は俺の手を強く握り、

 

「さぁ、帰りましょう…は、八幡///」

「お、おう//」

 

道中、スーパーに寄り食材を買う。

 

「今日の夕飯はなんだ?」

「ビーフシチューを作ろうと思うのだけれど、どうかしら?」

「ビーフシチューか、いいな」

「由比ヶ浜さん達にも一応聞いておくわ」

 

そういうと、携帯を出して、ポチポチと文字を入力する。

 

 

「な、何よ」

「いやぁ、雪ノ下も成長してるんだなぁってな」

「それはどういうことかしら?」

 

これ以上は、言わないでおこう。

 

「由比ヶ浜さんから連絡きたわ、食べていくから明日のご飯にって」

「ん」

 

雪ノ下と買い物を済ませ、家に帰る。

 

「では作ってくるから、ゆっくりしててちょうだい」

「いや、俺も手伝うぞ?」

「でも…」

 

雪ノ下は俺の体をチラチラ見て、少し笑いながら言う。

 

「貴方のその身長じゃ、お皿取れないでしょ」クスクス

「…そ、そうだな…んじゃ本読んでるわ」

「えぇ、そうしてちょうだい」

 

正直可愛いと思った。なんか鼻で笑われた気分で…少し心にきたけど…

 

しばらくして、雪ノ下の声が聞こえる。

 

ガチャ

 

「比企谷君、さっきから呼んでいるのだけれど…」プクゥ

「可愛い」

 

すまんすまん、気づかなかったわ。

 

「か、かわ…かわ…いい///」

 

本音と建前が逆になってしまった!死にたい!死にたいよぅ!!

 

「わ、私が可愛いのは当然でひゅ…」

「今噛んだ?ねぇ?今噛んだの?」

「うるさいわよ!これ以上言ったら夕飯抜きよ!」//

「すみませんでした」

 

雪ノ下が可愛いすぎて、やばい。そしてビーフシチュー美味い。全世界の料理人を倒すレベル。

 

食事の後はやはりデザートだよな。

 

カシュ ゴクゴク

 

「やっぱりMAXコーヒーは美味いぜ」

「それはデザートに入るのかしら」

「練乳だからセーフ」

「ところで、お風呂はいいのかしら?」

「あぁ俺はいいかな…」

「では私は入ってくるから、覗かないように」

「しねぇよ…」

「本当かしら…フフフ」

 

いくら健全な男子高校生だからといって、同級生のお風呂を覗くなんて、ありえないんだからね!

 

っとMAXコーヒーを冷蔵庫から取ろうと立ち上がった。

 

「んぁ、MAXコーヒー切らしてたか」

 

冷蔵庫にはMAXコーヒーが入っていなかった。

 

「仕方ない、買いに行くか…」

 

俺は小銭入れを持ち、雪ノ下に一言言ってから、家を出ることにした。

 

雪ノ下の承諾を得て、家を出る。ってか…

 

「迷子にはならないように、夜道だから気をつけて」

 

って、俺は子供かよ、肉体は子供だけど精神は立派なジェントルマンなんだぞ!

 

近くの自販機にたどり着き、MAXコーヒーを買う。

 

「比企谷君じゃん!」

「えぁ?」

 

急に話しかけられたから、変な声出した。それよりこの声は、俺が恐れていた魔王が出現した。

 

「ひゃっはろ〜」

「早く某名探偵に自首してください」

「真実はいつも1つ!」

「この状態を本当に真実にしていいんですか?これはきっと夢ですよ」

「つねってあげるよ」

「遠慮します」

 

この人、俺をこんな身体にしたのに、責任取ってほしい…てか早く戻りたい。戸塚のお兄ちゃんしたい。お兄ちゃんじゃなくて弟なのは間違っている。

 

「最近どうなのよ〜」ウリウリ

「まぁ3人とも様子がおかしかったりはしますけど、それ以外はいつも通りですね」

「ほんと、鈍感ねぇ〜」

 

本当は分かっているんだ。3人とも俺に好意を抱いていることに…でもそれを、信じきれていない自分がいた。信じたい…受け入れたいと思ってるが…俺ではなくあいつらが不幸になるんじゃないかと、考え込んでしまう。

 

「本当にそう思うかな?」

「え?」

「ゆきのちゃん達が、そんな子達だと思う?」

「いや…」

「じゃあ、いつか答えてあげないと!」

「まぁ…そうですよね」

 

俺が曖昧な返事をすると、雪ノ下さんはニコッと笑い…

 

「3人の気持ち、ちゃんと聞いてあげてね?」フフフ

 

その笑顔は、優しい笑顔だった。そして少し悲しげな顔をしていた。

 

家に帰ると、雪ノ下は猫のかまくらを撫でて、揉んで、撫でて、の繰り返し。

 

「にゃー!にゃっ!にゃにゃにゃ〜♪」

「?」

 

どうやら俺に気づいたようで、顔を真っ赤にする。

 

「ひ、ひきぎゃやくん!これは……違うのよ」キリッ

 

いや可愛いすぎんだろ。

 

「まぁ、なんだ?俺は何も見てない。いいな?俺は何も見てない」

「えぇ、貴方は何も見てないわよ」

 

嘘です見てました。

 

カマクラは雪ノ下に懐いてるようで、膝の上に乗ってくつろいでいる。猫は年中暇そうで羨ましい。

 

「比企谷君、そろそろアルバム見せてくれないかしら」

「おっ忘れるところだったわ、んじゃ持ってくるわ」

 

アルバムを取り、雪ノ下に渡す。

 

久しぶりに見ると俺ってこんなに無邪気だったんだなぁって、幼稚園児時代だけだけどな…

 

「昔の貴方も、可愛いじゃない」ボソッ

「ん?なんか言ったか?」

「いいえ、なんでもないわ」

 

若返ったことにより、俺は新しい発見をした。

 

「俺って、目が腐ってなかったんだな」

 

 

 

 

 

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