ダンジョンに鬼神がいるのは間違っているだろうか。 作:田中ゲリラ
この小説は処女作ですが、何卒よろしくお願いします。
地獄の第一補佐官
地獄。
それは、死んだものが裁きを受け、罰を受ける場所。近年の人口爆発により、あの世は混乱していた。
しかし、ここは異世界。あらぬイレギュラーが発生していた。
「「鬼灯様ー!」」
「どうかしましたか。」
「大変です、また北欧神話からの人材派遣の要請がきました。」
「こっちだって、人手不足なのに対応が追い付きません!」
今から千年前、神々が暇だからといって下界に降りてからたくさんの神が下界に降り、今天界は人、いや神手不足となっていた。
「またですか、そんな余裕はないとオーディーン様に伝えておいてください。」
「かしこまりましたー。」
伝えていった鬼は急いで走り去っていった。
「いやーほんと大変だねー。僕も下界にいってみようかなー
ドゴッ
「冗談はいい加減にしてください、殴りますよ。」
「もう殴ってるじゃないか!」
細身の男が2mを越える巨大な男の頬に金棒を押し付けている。
彼の名は鬼灯、閻魔王第一補佐官の鬼灯。そして、押し付けられているのが閻魔大王である。
「しかし大変だね。下界じゃギリシャ神話のタナトス君やヘルメス君、北欧神話のフレイヤがいるみたいだからね。」
「それこそ大変です。女神フレイヤは死者を迎えるワルキューレのリーダー。神タナトスや神ヘルメスは死者を迎え冥界に連れていくというとても重要な神です。」
「にしてもだよ。こっちだって忙しいのになんでどこの神も日本を頼るのかねー。」
「八百万もいれば大丈夫だろうと考える輩が多いですからね。」
鬼灯たちが話をしていると、ふと携帯がなる。
「はい、もしもし。はい、はい、わかりました。その件は一度閻魔大王に相談してみます。」
「どうしたの、鬼灯くん?」
「はい、リリス様からの電話で、近々ギリシャ神話と北欧神話がフレイヤとタナトスとヘルメスを強制的に連れて帰るそうです。」
「うん、それでなんで鬼灯君に連絡するの?」
「なんでも、私も一緒に来てくれないかだそうです。」
「え!?どうして鬼灯君が!?」
閻魔大王が驚いた口調で鬼灯に聞く。
「リリス様からの推薦で日本地獄にはすごい鬼がいるだということで。」
「そうなの。けど行って来たら。ここ最近は落ち着いてきたし。」
の言葉を聞き鬼灯は
「わかりました。ではリリス様に報告しておきます。」
素早くメールを返信する鬼灯。
「ゆっくりしていってね。鬼灯君。」
閻魔大王がそういうと鬼灯は
「ゆっくりできませんよ。むしろあなたがサボりそうなのであまり長居するつもりはありません。」
「そんなー!?それはさすがに言い過ぎだよ!鬼灯君。」
「事実です。」
「うーん。それより住むところはどうするの?旅館とかはないけど。」
閻魔大王は少し驚きながらも鬼灯に質問をする。
「確か、タケミカヅチ様が下界にいたはずです。訳を話して泊めてもらいます。」
そうして鬼灯は引き継ぎを完了し、集合地であるギリシャへ向かうのであった。
「とりあえず、あの三柱の神はぶん殴る。」
鬼灯は電車のなかで強く思った。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
誤字脱字があれば、是非教えてください。
オリ主は次回出していきたいと思います。