ダンジョンに鬼神がいるのは間違っているだろうか。   作:田中ゲリラ

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 今回はオリジナルの神とオリ主が登場します。
 オリジナルの設定を含んでおりますので、気に入らない方は、プラウザバックをしてください。


女神の兄と冥府の王の補佐官(前編)

ー冥府ー  

 

 

 

 

 時を少し遡ってここは冥府の王宮。

 人影が三つ、長い間使ってきたような古い椅子に座っている髭の濃い老人、木のツルのような美しい髪をもった女性、そして金色の髪をもった筋肉隆々の青年がいた。

 

 

 「先ほど話した通りに、タナトスが下界で好き勝手にした結果、寿命関係なく死者が増えている。ヘルメスは英雄が必要だとか意味不明なことを言っている。」

 

 

 静かな口調で話している老人、ハデスは目の前にいる男性に話しかけている。

 

 

 「はい、その話は、ミノス様やラダマンテュス様、アイアコス様のほかに冥界の民の耳にはいっております。」

 

 青年の名はソヴァロー。元は人間だったけど真面目に働いた結果ペルセポネがいない間ハデスの補佐官をしている。

 

 「ヘルメスとタナトスがいないせいで、今はアキレウスが魂の回収をしている。」

 「この前見た時、彼の目が死んでいました。」

 「おほん、二人とも、話がちょっとずれてるわ。」

 

 二人(一人は神)ではなしていると、美しい髪をもつ神、ペルセポネが話を遮る。

 

 「その件のことだけど実はソヴァロー、あなたにおねがいがあるの。」

 「そのお願いとは?」

 「北欧神話のオーディーンはしっているな。「はい。」そのオーディーンからの伝書鳩があって、なんでもフレイヤを連れ戻すのに協力してほしいそうだ。」

 「きょ、協力ですか!?(オーディーン様伝書鳩つかっているのか…)

 

 ソヴァローは驚きながらもその話を聞き、了承した。

 

 「分かりました、ソヴァローその話協力させていただK「ちょっと待ってもらえるかしら。」!?」

 

 そこには黒をモチーフとしたゴシックを着たきれいな女性がいた。

 

 「「「リリス(様)」」」

 

 レディ・リリス…アダムとどっちが上になるかで離婚した、人類初の女性で、今は悪魔となりたくさんの男誘惑した、ベルゼブブの現妻である。

 

 「何の用だ、リリス。」

 

 ハデスは驚きながらも冷徹な声で聞いてきた。

 

 「なんか面白そうな話をしていたから聞いていたのよ。神がどうとか。」

 「話を遮った理由はそれだけか?」

 

 ハデスは今度は切れ気味で話した。

 

 「違うわ。実は日本に私おすすめの鬼がいるの。」

 「おすすめの鬼?」

 ハデスは不思議そうに聞いてきた。

 

 「そう、切れ長の目で仏頂面した顔なんだけど前にちょっとお世話になったからね。きっとあなたたちの役に立つとおもうわ。ちなみにこれが写真。」

 

 リリスは鬼灯の説明をしながら携帯の写真を三人にみせつけた。

 

 「顔が平たいな。」

 「意外と細いですね。額に生えているのはつのでしょうか」

 「ほえー」

 

 「どうかしら?ちなみに彼、日本の地獄じゃナンバー2よ。」

 

 その言葉にソヴァローは驚く。

 

 「ナンバー2!?ワ〇ピースの〇ロや〇ョジョの〇ルナレフと同じポジションじゃないですか!?」

 「あなた、日本のマンガけっこうしっているのね。」

 「それより、お前がその日本の鬼に世話になったと聞いたが何があった。」

 

 ハデスはまた冷徹な声で聞くとリリスは、

 

 「別に大したことはないわ。地獄を案内してもらったり、友人のとこに案内してもらたり、

 「案外友好的なんですね。」

 「あとは、男を紹介してもらったわ。」

 「何やってんの地獄のナンバー2!?」

 

 ソヴァローは驚きながらも突っ込みを入れる。

 

 「どうかしら、実力も申し分ないと思うけど。あなたたちの御眼鏡にあったかしら。」

 

 リリスの問いにハデスは、

 

 「わかった、もし日本に都合があったら連絡してくれ。」

 「いいんですか、ハデス様!?」

 

 ソヴァローは驚いた口調で聞いた。なんせ無関係な日本を巻き込むのだから。

 

 「オーケー、じゃあ私から伝えておくから。集合場所はここでいいわね。」

 「かまわん。」

 

 リリスは上機嫌な足取りで帰っていく。それを見送ったソヴァロー達は、

 

 「いいんですか!?日本神話は今回のとは無関係です。もし怪我などさせていしまったら取り返しつきませんよ。」

 「確かにそうだ。」「だったら「しかし、これは私の憶測だが、おそらくほっておけないのだろう。」

 「ほっとけないとは?」

 「日本とは他の国と違い、他人の悲しみをまるで自分のことのように悲しみ、逆に他人の幸福を自分のことのように喜ぶ、そういう人種なのだ。」

 「いるんですか、そういう人が。」

 「ああ。」

 

 ー一方その頃日本の地獄ー

 

 ビシッバシッ

 「こうです、こう!亡者に慈悲はいりません!思いっ切りやりなさい!こういうふうに!」

 新人の研修を行っている鬼灯がいた。

 

 

 ソヴァローは覚悟をきめた顔で言った

 

 「ハデス様、俺頑張ります。日本に恥ずかしくないように誇りをもって自分の責務を全うします。」

 「そうか、ソヴァローお前は真面目だが少し視野が狭い。もし日本や北欧神話の者と話す機会があったら是非広げてみるといい。」

 

 ハデスはやさしい笑みを浮かべながらこう言いった。

 

 「はい!そういえばペルセポネさまは?」

 

 ハデスはため息を吐きながら言った

 

 「ペルセポネはいつもの発作だ。」

 「いつものですか…」

 

 リリスは玄関でケルベロスと戯れていた。そこに走ってくる人影があった。

 

 「ねえリリス!さっきのひとで聞きたいことあるんだけど!」

 「さっきて、ああ鬼灯様の事?」

 

 ペルセポネは息を整えながら言った

 

 「そう、その鬼灯様なんだけど、はあ、はあ、

 もしかして鬼灯様ってもしかしてヤクザ?」

 「いいえ、ただの補佐官よ。」

 

 ペルセポネは日本の任侠映画が大好きだった。




 ここまでよんでいただき、ありがとうございました。
 今回は色々とオリジナル設定がありますので説明させていただきます。

 ソヴァロー…今回のオリ主。名前はギリシャ語で真面目とういう意味でとりました。性格は真面目で仕事が生きがいの社畜体質です。見た目はffのクラウドを考えてくれれば嬉しいです。

 ハデス…見た目は鬼灯の冷徹の原作通りです。性格は基本的に温厚ですが、プライベートと仕事は別で身内であろうと厳しいです。

 ペルセポネ…ハデスの嫁兼冬の時期限定の補佐官。絵柄は鬼灯の冷徹寄りで見た目は鬼灯の冷徹の瓜子姫とヒロアカ塩崎茨を足して2で割った感じです。
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