トムとフラン   作:AC新作はよ

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というわけで伝説その二やで。アメリカ残りの面子〜怪盗やで。
先生一派は日本でも出るからその時にやるやで。


その四 偉大なる伝説のウマ娘達②

アリダー

年齢不詳 栗毛のミディアムロング グリーンの瞳 ダイヤのような流星 身長160cm B72W55H81

智哉及び怪人が所属しているアメリカ東海岸の超名門チーム・カルメットのオーナー。

戸籍名アリス・ダーウィン。

アメリカ競バ界の至宝にして元合衆国大統領マンノウォー、歴代最強ウマ娘の一角サイテーションを始めとした伝説のウマ娘を多数排出しているエリート一族の一員。

現役時代は同期ながら姪という複雑な血縁関係でもあるライバルのアファームドと名勝負を繰り広げ、三冠はライバルの後塵を拝すも26戦14勝という好成績とライバルとの名勝負を高く評価されアメリカ殿堂ウマ娘に選ばれている。

アファームドは竹馬の友でもあるが、ライバルの驚異的な胸囲がコンプレックスのオレっ娘。

現役生活の終盤に、当時のチームオーナーだった父の黒い噂の元を自ら調査しようとした際に脚を撃たれ、その怪我の後遺症が元で引退。

その後は父からオーナー職を引き継ぎ、現役時代の人脈を最大限活用して優秀なトレーナーを集めカルメットを立て直した。有能オーナー。

長年の付き合いである運営を一任しているチーフトレーナーから、友人に紹介された将来有望な若者がいると聞き、会ってみるや一目で気に入りチームに迎えている。

怪人の件も自分との契約をキャンセルして逃げた男への意趣返しとして、二つ返事で許可を出した。

後遺症で車椅子に乗っているが、怪我はリハビリと日本から呼び寄せたトレセン学園所属の名医の手で完治している。因縁ある人物を油断させる為に完治したことを公表せず、歩けないフリをしていた。

キーンランドレース場での一件の後は長年の因縁に終止符が打たれたため怪我の完治を公表、たまにチームの現役ウマ娘に混じったりライバルと走ったりと模擬レースを楽しんでいる。

 

三女神に助けられた人その三。

本来の運命ではカルメットの立て直しができず既に故人。

原因は外堀を埋め、強引に自分のものにしようとした本物ベラスに逃げられた為。

他チームに移籍された結果チームのトレーナー陣が弱体化、更にロッドも友人への義理でチーフを辞退するので所属ウマ娘が結果を出せず徐々に没落していく。

失意の中で狙撃され、当たり所が悪くそのまま亡くなった。

この世界線だとアファームドが完全な復讐鬼になり、更にはシスターも助太刀してニューヨークが地獄絵図と化す。

この別世界の記憶を何となく覚えているのか智哉には結構な執着がある。

有能オーナーで各国の競バの裏事情にも明るい彼女は智哉がいつか英国にいられなくなる事を予見し、どうしようもなくなった時に手を差し伸べる絶好のタイミングを伺っている。

フランの事も知っているが、大家の生まれながら何も知らない純朴かつ覚悟の無い小娘とその評価は辛辣。

ダンの事はその才能を高く評価しており、色々と割り切った打算的な思考を気に入っている。

見かけ以上にオーナーとしてやり手で非情な面も持っている人物。

元ネタは26戦14勝、G1競走6勝で生涯で連対を外したことはたったの二度という、引退後に謎の非業の死を遂げた悲運の殿堂馬アリダー。

 

 

アファームド

アリダーの同期 栗毛の短い三編み 大きなグリーンの瞳 釘のような形の流星 小麦色の肌 身長178cm B98W62H90

アリダーのライバルにして伝説のウマ娘ケルソの当時の収得賞金レコードを更新した三冠ウマ娘。

色々とでかい。ライバルのコンプレックス源。

現役時代は知的でクレバーな物腰の文武両道ウマ娘だったが、引退後に以前からやりたかった農業の習得のためにテキサスで生活している内に、テキサス訛のカッペ口調になってしまっている。結局直っていない。

現役時代の賞金と実家の援助により農業法人を起業。

シスターの大暴れで弱体化したニューヨークマフィアを正攻法で切り崩し、マフィアかぶれのフリをしながらアリダー狙撃犯の情報を集めていた。

全ては親友の復讐の為だった。キーンランドレース場の一件で捕えた富豪の側近が犯人だった為、彼女の長い因縁も解決されている。

農業法人はやり手の経営者である親友の助言を受け、更にシェアを伸ばしている。

 

三女神に助けられた人その四。

本来の運命ではアリダーの非業の死により逆上。

復讐鬼と化しニューヨークをマフィアの血で染め上げ、流石に看過できなかった大統領自らの手により逮捕され収監されている。

刑期満了後はアリダーの墓の近くに隠棲し、誰にも看取られずひっそりと亡くなってしまう。

智哉にはトレーナー室の一件で恩を感じており、親友の悪いところが出ているのも何となく察しているので横槍を入れてやろうと考えている。

 

 

セクレタリアト

年齢不詳 前髪だけ白のメッシュの栗毛のシニヨン 知的な青い瞳 身長186cm B96W60H92

ホットドッグチェーン「ビッグ・レッド」のオーナーにして次期大統領候補のアメリカ上院議員。

色々とでかい。メイドインアメリカ。

アメリカ競バ界において「歴代最強は誰か?」という話題で必ず最初に名前が上がる歴代最強候補の筆頭ウマ娘。

伝説のマンノウォーと並ぶアメリカの至宝。国際連合から引退後のキャリアをスタートしているが大統領秘書を務めていた事もある。

全米ウマ娘競バ協会(N U R A)の会長とは同期で今も友人関係。よくヤッタの愚痴を聞いてやっている。

ヤッタが唯一逆らえない相手で、シスターも彼女相手だとやや尻込みする。喧嘩もデタラメに強いアメリカの対気性難リーサルウェポン。

元ネタは21戦16勝、アメリカ三冠馬にして1972年エクリプス賞最優秀二歳牡馬、同年度代表馬、1973年エクリプス賞最優秀三歳牡馬、同最優秀芝牡馬、同年度代表馬にして殿堂馬セクレタリアト。ウイポだと彼を超えるレーティングの馬を生み出すのが最終目標の一つ。無理ゲー。

 

 

ミス・スペクター

セクレタリアトの同期 首まで伸ばした鹿毛のシャギーカット ヘイゼルの瞳に眼鏡 身長157cm B76W54H75

全米ウマ娘競バ協会(N U R A)の会長にしてセクレタリアトの同期。

アメリカ競バ界の広報組織のトップの苦労人。ヤッタにはいつも悩まされている。よくつるむ姉にも実は困らされつつある。

解説の時のラフな格好は本当に野球観戦に来ていた。解説役が来れなくなった為に代理で出たがほとんど解説していない。

ヤッタには頭痛の種としてよく怒っているが、個人としては応援して見守っている。

現役時代は重賞未勝利だったが競走の指導力は超一級品。特に子供の癖を直しスピードをつけるのが上手い。

その教え子は世界中に多数存在し、ヤッタも実は教え子の一人。

政界に進めば大統領の椅子も望めると言われているが、本人は広報ですらキツイのにやるわけ無いだろと一蹴した。

元ネタはノーザンダンサー系と並ぶ一大系図を築いて世界の血統勢力を二分し、日本でも多数の名馬を輩出している20世紀末でもっとも成功した大種牡馬ミスタープロスペクター。

 

 

ノーザンダンサー

年齢不詳 ゆるく纏めた鹿毛 眼光鋭い青い瞳 身長スリーサイズはやよいちゃんと同じ(不明)

合衆国大統領。この世界のやよいちゃんマッマ。超気性難のモンペ。

武闘派ウマ娘国家アメリカのトップにして、少数精鋭の893ウマ娘国家カナダ出身の作中トップクラスにヤバい人。もっとヤバいのもいるからトップではない。

興奮したり機嫌が悪い時は強烈なカナダ訛が飛び出す。広島弁と言ってはいけない。

現役時代はアメリカクラシック二冠。引退後はNPOのウマ娘指導員として活躍し、世界中に彼女の教え子がいる。

教え子の統括機構先代理事長に日本で理事長を務める娘と、世界中に強い影響力を持つ。

彼女くらい顔が広く強い人物でないと大統領は務まらないので、任期延長を二大政党から懇願されている立場。

めちゃくちゃ気性は荒いしすぐ手は出るし広島893だし銃弾掴む勢だけど本質的には人情派で情が深い人物。

シスターについては幼少期の過酷で悲しい過去を含め色々知っているので、喧嘩しながらも暖かく見守っている。

彼女が日本に来たのは愛娘の窮地を助けるためと、ゴアを確保し場合によってはシスターをアメリカに連行する為だった。

相手が相手なので人を使うより大統領本人が行った方が早い。あと怪人の素顔も覗いてみたかったのもあった。

日本での会談の後、シスターと娘に頭から煙が立ち上る程の強烈な拳骨を落とした。それを見て理事長ちゃんは半泣きになり智哉はビビり倒した。

元ネタは18戦14勝、アメリカクラシック二冠にして世界に一大系図を築いた大種牡馬ノーザンダンサー。

サドラーズウェルズの父で、現在の欧州で活躍する馬の大半の祖でもある。

 

 

シャーガー

年齢不詳 黒鹿毛の外ハネショート 仮面 身長165cm B81W56H79

ロンドン近郊をお騒がせ中の怪盗ウマ娘シャルガー・ハーン。

その正体はアイルランド旅行中に誘拐された悲劇のダービーウマ娘。

と見せかけて誘拐犯を返り討ちにして子分にした後、自ら身代金を所属チームに要求している。

筆跡と本人からの手紙送ったから読んでねという連絡があった為チームには看破されている。

その後は競走バよりも怪盗ごっこの方が楽しかった為にロンドンを根城に活動中。ジャックの苦労のはじまり。

実は英国王室殿下。めっちゃえらい。殿下の時は戸籍名を名乗っている。

フランスに競走バチームを所有しており、名ウマ娘を多数抱えたオーナーとしての顔の方が有名。

爆弾騒ぎは流石に女王陛下に怒られ、しばらくは罰として公務漬けにされた。

爆弾騒ぎの際に協力してくれた研修生二人は気に入っており、片方は英国での活躍を追って楽しんでいる。

もう片方は女王陛下に何故か詮索も手出しも禁止とキツく言い付けられたので、子分を使い秘密裏に調査した結果、自分には禁止しておいて末の妹は件の若者の実家のクラブに入れているのを知って不満を覚えている。でも女王は怖いから手は出さない。

元ネタは8戦6勝、英愛ダービー馬に輝いた同年にキングジョージ覇者になったものの、種牡馬として繋養中に誘拐され、行方不明となった悲劇の名馬シャーガー。怪盗名は馬主のアーガーハーンⅣ世から。

英国ではシャーガーが見つかったというジョークがエイプリルフールの定番ネタになっていた。

エスプリ効きすぎだろ。もうやだこのブリカス。

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