トムとフラン   作:AC新作はよ

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第三十三話 逃走者、追跡者、気性難

「駄目だ。裏口にも張ってやがる」

「塀を越えるのはどう?」

「降りた先で鉢合わせだけは避けたいな…一度上から見渡すか」

 

あのインディの宣言から三分経過後、智哉とフランは結婚を迫るインディ率いるネイティヴウマ娘の狩人達から逃げるべく、脱出ルートを探している。

しかし、既にレース場全域をインディの狩りの介添人の腕利きの狩人ウマ娘達に包囲されている事を智哉は悟り、改めて脱出ルートを選定する事を迫られていた。

 

「サリーさんは?」

「外に出てからの移動手段を用意して貰っているわ。用意が出来たら連絡を貰えるのよ」

「そっか…ありがとな、フラン。お前は危ないからそっちへ…」

「いやよ、トムが浚われるかもしれないもの。わたしは離れないわ」

 

絶対に譲る気は無いと言った様子で自分を見つめるフランの頭を、智哉は軽く撫でた。

もし何か危険が及んだら、絶対に守るという決意を込めて。

 

(…何かあったら、俺が体張るしかねえなあ…さて)

 

一つだけ、智哉には当てがあった。

介添人達は、レース場の周囲に多く配置されている。

恐らく、レース場の中、更に言うと関係者専用の施設にはまだ入ってきていないだろうと考えた。

 

「よし、トレーナー席から周囲の様子を見るぜ。あいつがいるけど……」

 

智哉はレース場の二階席、トレーナー席へ向かうことを決めた。

現在は喧噪の飛び交う鉄火場である。そこならば人混みに紛れ、一時的に隠れる事もできるだろう。

しかし、ライエンからそこにとある人物がいると聞いた事を思い出す。少し苦手意識のある同期である。

 

「誰かしら?」

「あー…知り合いだよ。同期の」

「……同期?ジェシカお姉様?」

「あれっ?知ってんのか?」

 

「知ってるわ!エクスちゃんのお姉様なのよ」

 

 

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

 

 

「では、この先にいるフィクス氏に任意同行を願います。もし断られたら……」

「ぶっ飛ばして無理矢理引きずってく、だろ?」

「その通り!Yeah!!!」

「Yeah!!!」

「なんで腕利きの捜査官がそんなノリなの……」

 

所変わってトレーナー席の前である。

ジャックとダスティのウマ娘中央活動部第19課(U C O 19)所属の英国から派遣された警察官二人は、アメリカに巣食う闇、ウマ娘売買組織の担当捜査官であるFBIウマ娘と合流し、これから重要参考人の確保に動くべく突入の準備に入っていた。

売買組織を追うFBIウマ娘は指折りの気性難であった。

ダスティとは出会うや意気投合し、現在は重要参考人をぶっ飛ばすと物騒な事を言いながらハイタッチを交わしている。

ジャックは問題児二人の世話をする事になった現実に絶望した。減俸は既に覚悟している。

捜査官の彼女は元競走バである。しかも伝説のウマ娘である。

今回は上司であるFBI長官の伝説のウマ娘の命令もあり、後輩の為にも動いていた。

 

「マジェ先輩も気合入ってるなあ!オラも混ざっていいか?」

「オウ!やれやれ!!あのハゲはいつかぶっ飛ばすって決めてたからな!!」

「あまりやりすぎるなよ?オレがレイズ先輩に怒られるんだからな?」

 

この警察官三人組には、自称マフィアのボスのアファームドと智哉の雇い主であるチーム・カルメットのオーナーのアリダー、そして名家バフェット家の当主であるボビー氏が同行している。

 

「ウチの期待株と娘が中にいるので、出来れば穏便に済ませて欲しいが……」

「善処します……はあ……」

 

今回の捕り物は彼ら三人にとっても重要な案件であった。

競走バとあくどいやり口で契約し、自らのチームに引き入れる悪徳トレーナーをようやく白日の下に晒し、司法の裁きを受けさせることができるのだ

 

「さて、行くか!なあアリーダ、まだゴアが雇った民間軍事会社(P M C)の社員とは連絡つかねえのか?」

「……そもそもアイツと連絡がつかん。アドミラル先輩に無理を言って派遣してもらったんだが……」

 

今回の捕り物に当たり、アリダー達オーナー組は悪徳トレーナーとその手勢のマフィアの抵抗を考慮し、彼女達の大先輩である伝説のウマ娘が運営する民間軍事会社(P M C)、ブラックウォーUSAの協力と社員の派遣を取り付けていた。

イージーゴアがその手勢へ指示を出し、配置済みの予定である。

しかし、その肝心の貴婦人と連絡が全く付かなかった。

 

「何をしてるんだ、あのバカ者は……」

「まあオレらでなんとかしますぜ!なあマジェさん!!」

「オウ!任せとけ任せとけ!!Yeah!!」

「Yeah!!!」

「ノリ良すぎでしょ君達……」

 

再びハイタッチを交わす気性難の腕自慢二人にジャックが辟易とする中、アファームドがドアを蹴り開ける。

この突然のオーナーと捜査官達の登場に、鉄火場となっていたトレーナー席がしん、と静まり返り、入り口に目が集まる。

 

「キサマ、そんな派手に入る必要ないだろ……」

「わりーわりー!テンション上がっちまってよー」

 

トレーナー席の最前列、抽選で負け続けのビリーにマウントを取り放題で悦に入っていたもやしが入り口に目を向ける。

知っている伝説のウマ娘が数人、そしてそれよりも気になるあのコンビがいる事に眉を顰める。

明らかに異常事態である。妹を守る必要があった。

 

「……アファームド?それにあの二人……」

「どうしたのだ姉上?」

「エクス、隠れていなさい」

 

アリダーに叱られたアファームドが頭を掻いて謝る中、ジャックとマジェ捜査官がアタッシュケースを持った冷たい目の男と明らかに小心者といった風貌の男を侍らせた、巨漢の男の前に立つ。

スキンヘッドに強面の大男だが、ジャックにとって最も怖いのは減俸と気性難である。

そして強気に出て良い理由もあった。

ウマ娘の権利が強いアメリカにおいて、ウマ娘絡みの犯罪による任意同行は強制力が強く、逮捕と事実上同義である。

巨漢はもう詰んでいるのだ。

 

「ミスターフィクス、あなたに脅迫及び契約の強要の嫌疑が出ています。詳しくは署で伺います。同行願えますか?弁護士は正規の手続きを経て……」

「同行?何故私が?」

「話を聞いていなかったのか?キサマはもう終わりだ、と告げたんだ。大人しく縛に付け。オレの件も調べはついている」

 

アリダーに目を向けた巨漢の顔から笑みが消え、冷徹なマフィアの首魁のものへと変わる。

忌々しい、正義面をした名門気取りが鼻について堪らなくなっていた。

 

「……カルメットの小娘が。お前の父親はまだ話がわかる人物だったんだがな」

「やはりキサマの差し金か。おかしいとは思っていた。親父がキサマに有力な競走バを斡旋する理由が他に存在しないからな」

「自分から吐くなんて随分殊勝だなあ?オラにぶっ飛ばされる前にお巡りさんに泣きついた方がいいぜ?」

 

かつて先代のオーナー、アリダーの父の時代にチーム・カルメットとこの巨漢のチームは提携関係にあった。

突然現れた新興チームに、アメリカに名だたる名門が便宜を図っていたのだ。

マフィア全盛の時代、アリダーの父は狙撃された娘の命を守るためにマフィアの要求を呑んでいたのである。

アファームドの額に血管が幾筋か浮かぶ。大切な親友兼ライバルの仇を前に、怒りに震えていた。

 

「フン、キャンベル、始めろ」

 

その言葉と共に、取り巻きの片方がアタッシュケースを開き、そこから取り出したもので天井に複数の穴を開けた。

トレーナー席に悲鳴が上がる。

 

「うあぁぁ 気性難が……えっ銃?なにこれ撮影?」

「何で銃声で冷静になるんデスカ、ケン……」

「えっ、何かあったか?」

 

取り出したのはマフィア御用達のSMG、トミーガンであった。

巨漢は右腕のトレーナーかつ凄腕の狙撃手を、側に控えさせていたのだ。

そして巨漢も懐から大口径の拳銃を抜き、トレーナー席へ向けた。

 

「……全員動かないでもらいたい。この男は出場さえすればオリンピックで金メダルも間違いない男です。無辜のトレーナーの皆さんまで傷つけるつもりは当方ございません」

 

巨漢が得意気に、トレーナー席の来賓達に告げる。

ここには現在世界中から敏腕トレーナー達が集っている。

もし怪我をさせては逃げる準備を整えていた巨漢ですら危ない。担当を傷付けられ怒りに震える気性難達が地の果てまで追ってくるであろう。

本当に怪我をさせる気はなかった。

 

「おいお前、入り口を抑えろ。拳銃を渡しただろう?それも出しておけ」

「フィ、フィクスさん……あれは何かの冗談では……?」

「フン、使えん男だ。番犬代わりにもならんか。キャンベル、お前がやれ」

「畏まりました」

 

右腕の男がトレーナー席に唯一繋がるドアに鍵をかけ、もたれかかりながら全体を見渡せる位置に陣取る。

対してもう一人の取り巻きは突然の凶行に震えていた。

元々小物で、最近とある青年の脅迫紛いの交渉に負けて息子を遠くに移したところである。

このような荒事にはとても対応できなかった。

 

「……チッ、レース場の警備員は何をしている?銃器など持ち込めんだろうが!」

「袖の下も使いようだよ。正義の味方面した小娘にはわからんだろうがな」

「ここまでやって、逃げられると思っているのか?」

「逃げられるさ、ここには数多の名門チームの看板トレーナーやご令嬢が揃っている。人質には困らない」

 

嫌らしい笑みを浮かべる巨漢に、アリダーが舌打ちを打つ。

その横でダスティとマジェ捜査官が隙を伺うも、右腕の男は周囲を見渡せる位置に陣取り手が出せない。

あの程度の口径のSMGなら例え連発されてもダスティは近付いて制圧できるが、人間のトレーナーが密集するここでは無理な確保には動けなかった。

この場を、支配されていた。

 

「まじーな、これ」

「ダスティ、少しでも隙を見せたら……」

「おう」

 

ジャックが小声でダスティに指示を出す中、巨漢は人質に相応しい人物を吟味する。

その中に、一人の幼い少女を見つけた。

 

「そこにいるのはバフェット家の御令嬢ですかな?丁度いい、あなたのお父上には世話になってね…是非ともエスコートしたいところですな。如何かね?」

「……よかろう、代わりに全員解放するのだ」

 

目をつけられたのはバフェット家の令嬢、ファラだった。

覚悟を決めた様子で席から立ち上がり、巨漢に近付こうとする。

その手を、隣の少年が掴んだ。

 

「お嬢、駄目だ」

「離してくれ、ビリー。王たるものが民草の為に身を尽くさず、なんとする」

「……こんな時にまで王様ごっこはやめろ。震えているぞ」

「余がいけば、ビリーが、たすかるから……」

 

ファラはまだ幼い少女である。人質にされるなど怖くて当然だった。

それでも自分が行けばこの大好きな使用人は解放されるなら、と考えたのだ。

ビリーはこの主人の覚悟に、自分の無力さを呪った。

神童と呼ばれようが、荒事には無縁な競走バのトレーナーである。

このような事態に対処できる力はない。

 

「早くしたまえ、時間が押していてね」

「い、いまいくぞ……いくから」

 

ファラが立ち上がり、ビリーの手を振り解いて巨漢の下へ向かおうとするその時──

 

 

「──待ちなさい」

 

 

その隣の白毛の令嬢、要するにもやしが立ち上がった。

美しい、気品のある白毛を靡かせたウマ娘令嬢に巨漢がすぐさま反応する。

巨漢はウマ娘に歪んだ愛情を向けている。

ウマ娘至上主義のアメリカで生まれ育ち、男の権利が低く扱われる中でウマ娘への敵愾心とそれに付随する嗜虐心を持っていた。

美しいウマ娘ほど嬲りたい男であった。

その願いが叶ったことは今まで無かったが。

気性難の多いアメリカで愚かなヒトミミの巨漢はウマ娘に絶対に勝てないのである。

 

「ほう…これは美しいお嬢さんだ。何用ですかな?」

「私の名前はジェシカ・オブリーエン。チーム・クールモア代表、エイベル・オブリーエンの娘です」

「おお…これはまた。お初にお目にかかる」

「連れて行くなら、私にしなさい。そんな子供よりも人質として有効よ」

 

巨漢が舌なめずりを見せる。

チーム・クールモアは英国のみならず世界に名だたる大チームである。人質としては申し分ない。

おまけに自分好みの気の強そうな白毛の令嬢である。

この要求を呑まない手はなかった。

 

「……いいでしょう。お嬢さん、こちらへどうぞ」

「姉上……!」

「ジェシカさん……」

 

エクスとジャックがもやしの身を案じる中、もやしが一歩目を踏み出した時である。

鍵をかけたトレーナー席の扉を、何者かが開こうとがちゃがちゃと捻る音が響いた。

 

「あれ?開かねえぞ?」

「トム!もう来てるわ!」

「マジで!!?」

(……この声……?)

 

もやしが聞き覚えのある声に足を止め、巨漢が振り向き、右腕の男がドアから離れようとしたが時既に遅かった。

 

「オラアアアアアアア!!!!」

「ぶべぎゃああああ!!!!」

 

乱入者──智哉がドアを蹴り飛ばし、吹き飛んだ扉が右腕の男に直撃した。

一瞬で右腕の男は意識を刈り取られ、必死の形相で智哉がトレーナー席へ侵入する。

突然現れた青年に、外から来た警察官だと思った巨漢が銃口を向ける。勘違いである。

智哉はこの時、必死であった。このまま追いつかれては望まぬ婿入りが確定するのだ。

巨漢が、引き金を引く。

 

「わりいどいてくれ!!」

「ぶひいいいいい!!!?」

 

その弾丸を智哉は素手で器用にいなし、そのままの勢いで前列を目指そうと立ち塞がる巨漢に肩をぶつけて吹っ飛ばす。

巨漢は超人の膂力で回転し、天井に激突してから地面に落ちた。

 

「えっ?やっぱり映画……うあぁぁ 弾丸が練り歩いて……」

「ケン!当たってませんカラ!ケン!!」

 

弾丸は不幸な気性難センサーの顔の真横をすり抜け、誰にも当たらず壁に穴を作った。

この突然の状況の終わりに、全員がぽかん、と智哉を見やる。

この視線を受けて、智哉はようやく冷静さを取り戻した。

 

「……えっ?オーナーに、ジャックさんじゃないすか」

「……クイル君、お手柄だね」

「トム!いそいで!!」

「あっ!すんません匿ってください!!!扉は後で弁償します!!」

 

智哉は、揃った面々にかくかくしかじかと、現在の自分の状況を端的に語った。

この説明に対しアメリカ国民の面々は、困った事になったと額を抑える。

 

「アー……マジェ先輩、何とかできるか?」

「してやりたいけど無理だ!すまん!!」

 

このメンバーで一番司法に明るい連邦捜査官が、助けてやれないと断言する。

このインディの部族の行事、通称婿狩りは伝統ある文化的行動としてアメリカ政府に承認されている。

そして問題はその法的重大性である。

合衆国憲法、権利章典にこう記されている。

 

『いかなる州も、アメリカ合衆国の市民の特権あるいは免除権を制限する法を作り、あるいは強制してはならない。また、いかなる州も法の適正手続なしに個人の生命、自由あるいは財産を奪ってはならない。さらに、その管轄内にあるいかなる人に対しても法の平等保護を否定してはならない。なお、偉大なるアメリカ建国に携わる大部族の文化的行動において、この条文は含まれないとする』

 

憲法において、この婿狩りは承認されているのだ。州法はおろか連邦法においても、何一つインディの行動を阻害できるものが存在しないのである。

恐ろしい話である。しかし彼女達は情が深い気性難である。

従来通りではその情の深さに絆された婿が、結局のところ良い思いをする事が多かった。

しかし智哉は英国育ちである。そんな事情は知らないしこんなんありかと絶叫した。

礼を言おうと近付いた所でこの話を聞いたもやしが、この疫病神また酷い目に遭ってる…とドン引きする。

なおこの情報を調べてあった癖に弟に教えていない姉は、現在待機所でダンに怒られて正座していた。肝心な時にいない女である。

 

「はあああぁぁあああ!!??じゃあなんすか!!?俺誰かに助けを求めてもどうにもならないんすか!!」

「そうではあるが、文化的行動に協力しろとも憲法には記されていない!!つまり本官としてはどうにもできないが、個人としては君を助けられると言う事だ!!」

 

「──動くなァ!!!!」

 

どうやってこの哀れな青年を逃がすかの思案を始めた所で、アリダーの乗る車椅子の後ろから、意識を取り戻した巨漢が現れた。

アリダーの首に腕を巻き付け、鼻血にまみれた顔で周囲を牽制する巨漢が憤怒の表情を浮かべる。

ダスティが拳銃を押収しこれから拘束しようとした所で、死んだふりをしていた男が巨漢に似合わぬ機敏な動きでアリダーを取り押さえたのだ。

 

「くくく、そこの青年、アメリカは男には生き辛い国だろう?おっと動くな!!こんな小娘の首一つ、折るぐらい造作も無いぞ!!」

「ワリィ、しくじった…!」

「えっ、さっきのおっさん?すんません体大丈夫っすか?あっ、よく見たらあっちにはこないだのおっさんもいるじゃねえか」

「クイル、あなた急に図太くなってない……?」

 

すっとぼけた発言をする智哉にもやしが思わずツッコミを入れた。

婿狩りのターゲットになった恐怖でそれどころではないのだ。

それに、巨漢だろうと愚かなヒトミミがちょっと絡みついた程度、オーナーの隠している秘密を知っている智哉には問題に感じる事は無かった。

 

「おっさん、とりあえず離れた方がいいぜ?オーナーが怒る前に」

「なぁにぃ?小僧、さっきの事は許してやる。貴様は使えそうだから私に……ぶべええええ!!!?」

 

巨漢が何かを言いかけるも、その顔面に真正面から爪先が突き刺さった。

アリダーの、爪先が。

 

「ふむ、オレもまだまだ捨てたもんじゃないな」

「アリーダ、オメエ、足……」

「……キサマが、ロクにオレの話を聞かんから言えずじまいだった。それに、このハゲは追い詰められたらオレを狙うと思ってな?」

 

ニヤリとアリダーが不敵に笑い、車椅子から立ち上がる。

足は、すでに完治していたのだ。

巨漢は伝説のウマ娘の爪先蹴りをモロに受け、今度こそ気を失った。

アファームドが、立ち上がる親友に涙をこぼす。

ずっと、見たい光景だった。

 

「トム!!もう廊下の向こうに!!」

「おっと、とにかくコイツを匿うぞ!!どうする!!」

 

しかし感動の場面はここまでであった。

インディとその手勢がすぐそこまで迫ってきている事を伝えるフランの声に、全員がどうするべきかと悩む中、もやしが手を挙げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「私に、考えがあります」




主人公だし弾丸すべりくらいやってもええやろ!な!!

1.5部終わったらキャラ紹介必要ですか?アメリカの後にもう一本あるからまだ終わらんけど…

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  • まだ二部行かないんすか…こいつクソっスね
  • キャラ紹介やりたいならレース上等っすよ
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