マッドでヤベーイやつにしか変身できないんだが 外伝   作:ジューク

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どうも皆さん、ジュークです。
思いきって外伝を始めました。このストーリーは
プリキュア世界の怪人王 ID:kA1ZinriDeR
のストーリーです。
ではでは、どうぞ!!


プリキュア世界の怪人王 ID:kA1ZinriDeR
第1話 『七色ヶ丘市の怪人』


 俺は暗宮(くらみや) 耀真(ようま)。現在19歳のFX稼ぎの転生者だ。スレではプリキュア世界の怪人王ってコテハンで通して貰ってる。

 

 

 俺の特典は怪人。仮面ライダーに存在する数々の怪人や怪人ライダーに変身できる。

 

 

 まぁ、性格は良いと自負してるが見た目は怪物だから、助けても泣かれるだけなんだがな。

 

 

 つい最近引っ越してきたここは七色ヶ丘市という町だ。一言で表すなら平和。それに尽きる。誰だって平和が良い。

 

 

 と、思ってたんだが…

 

 

「………なんでこうなった…」

 

 

 はい。さっそくドンパチ現場です。

 

 

 なんかあからさまに煽り散らしてきそうなピエロ顔の空き缶のような何かとフリフリゴスロリ少女五人組がバトってますね。周りにはなんか黒い霧出てるし、それ吸った人がめっちゃネガティブになってるし、もーカオス。

 

 

 ちなみに俺は平気。てか逆に吸ったら元気溌剌オロナミンだよ。多分悪意か何かを誘発するのかな?だとしたら悪意をパワーに変えるアークゼロの力を持つ俺からすればいいご飯だ。てかなんか空き缶ピエロからミサイル出てきてプリキュアたち攻撃してるよ。

 

 

「………マルチミサイルですかっつーの」

 

 

 …まぁ、あれは空き缶じゃなくてペットボトルなんだけどな。それはさておき。

 

 

「いっちょ行きますか」

 

 

 手に持った赤い管が付いたベルト…ゼツメライザーを握り締め、俺は路地から飛び出した。

 

 

 

 

      ⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫

 

 

 

「待て待て待て待てーい!!」

 

 

 突然響いた声にプリキュアたちのみならず、空き缶ピエロ…アカンベェとしわくちゃのちびババア魔女…マジョリーナは目を見開いた。

 

 

「どいういことだわさ!?なぜバッドエンドエナジーが満たされたここで人間が!!」

 

「いやソイツらも人間だろ。てかこの辺りであんましドンパチすんのは止めてくれない? ま、仮に止めないってんなら………お仕置きが必要だな」

 

 

【ゼツメライザー…!】

 

 

 腰にゼツメライザーを装着した耀真はポケットから一つのデバイス…ゼツメライズキーを出し、スイッチを押した。

 

 

【BEROTHA…!】

 

 

「絶装」

 

【ゼツメライズ!】

 

 

【BEROTHA MAGIA…!!】

 

 

A big-headed Magia(大鎌を振るう) wielding a scythe.(大頭のマギア。)

 

 

 耀真がゼツメライザーの横部を叩くとキーに赤い管が装填され、データが吸い取られる。そしてゼツメライザーから絶滅した昆虫『クジベローサ・テルユキイ』のロストモデルを内蔵した緑の管が耀真を包み、外装となる。

 

 

 そして管が晴れると、耀真はカマキリのような見た目、両手に大きな鎌…トガマーダーを持つ怪人…ベローサマギアになっていた。

 

 

「なっ!!?」

 

「虫ぃやああぁぁぁ!!!!??」

 

 

 なんか緑髪の娘が奇声上げてるけど、無視虫。

 

 

「…まったく、何かと思ったらコッチ側の奴だわさ。さっさとプリキュア共を始末しろだわさ!」

 

「………ま、最初は誰でもそうなるよな」

 

 

 コリコリと頭部を掻いた耀真はトガマーダーをゆっくりと構え、宣言した。

 

 

「…悪いが、俺の敵はお前だ……よッ!!」

 

 

 その言葉と同時に耀真はトガマーダーを振り、緑色の斬撃をアカンベェに向かって発射した。

 

 

「ベエェェェ!!!??」

 

 

 ゴギンと金属音と火花を出しながらアカンベェは後ろによろめく。その隙を見計らった耀真はアカンベェ目掛けて走り出した。

 

 

「だったら死ねだわさ!!」

 

「誰が死ぬかクソババアアアァアァ!!!」

 

 

 そう叫んで放たれた火の玉を十字に斬り裂いた耀真はアカンベェに飛び乗り、仕上げに入った。

 

 

【ZETSUMETSU NOVA…!】

 

「『ベローサストライク』!」

 

 

 ゼツメライザーの横部を再度叩いた耀真はアカンベェを蹴って空へ跳び、まるでベーゴマのように回転しながら怒涛の攻撃を叩き込んだ。

 

 

 そして耀真が着地した瞬間、遅れてアカンベェは幾つもの輪切りとなり、直後に爆発した。

 

 

「またつまらぬ物をたくさん斬ってしまった…」

 

「………ふ、ふざけるな!!お前みたいな怪物がヒーローにでもなった気か!?馬鹿馬鹿しい!!お前なんてどこまで行こうと怪物だわさ!!」

 

 

 ぜえぜえと荒く息をするマジョリーナに、耀真はゼツメライザーからゼツメライズキーを取って元に戻りながら振り向き様に答えた。

 

 

「…残念だったな。俺は俺を、一度でもヒーローだと思ったことはねぇよ。俺は俺のために戦う。たったそれだけさ。お前なんかの言葉でなびくとでも思ってんなら、それこそ大間違いだ豆クソババア」

 

「誰が豆クソババアだわさ!!?」

 

「お前以外に誰がいるんだよ豆クソババア。そんなに気に入ったなら何度でも言ってやるよ豆クソババア豆クソババア豆クソババア豆クソババア豆クソババア豆クソババアァァ!!!!」

 

「ぶち殺すわさ!お前は絶対殺すわさ!!」

 

「やれるんならやってみろ!!」

 

 

【EVOL DRIVER!!!】

 

【COBRA!!!】

 

【RIDER- SYSTEM!!!】

 

【EVOLUTION!!!】

 

 

 耀真が腰に着けた回転式レバーと二つの歯車、半透明な円…エヴォリューションチャージャーが特徴的な赤い装置…エボルドライバーに紅色と黒のボトル…コブラエボルボトルとライダーエボルボトルを装填し、レバーを回す。すると交響曲第9番をアレンジしたような音と共に、大きなプラモランナー…高速ファクトリーであるEVライドビルダーが展開され、スーツを形成する。

 

 

【ARE YOU READY…?】

 

 

 ベルトの不気味な、それでいて覚悟を問う合図に耀真は手を構えて答えた。

 

 

「変身」

 

 

【COBRA!!!COBRA!!!!】

 

【EVOL COBRA!!!!!】

 

【フッハッハッハハハハハ!!!】

 

 

「フェーズ1、完了…!」

 

 

 金の歯車が重なり、遅れてランナーが重なると、歯車がグルグルと立体軌道状に動いて弾ける。そして星座表のような頭部…スタープラニスフィアや胸部の装置…特殊変換炉であるアーミラリアクター、蛇のような複眼…EVOツインアイコブラを持つ宇宙からやって来たライダー…『仮面ライダーエボル:コブラフォーム(フェーズ1)』に変身した耀真はゆっくりとマジョリーナに向かい立つ。

 

 

「さぁ、始めようか?」

 

「チッ……別の姿になったところで、お前のバッドエンドに変わりはないだわさ!!」

 

 

 そう叫んでマジョリーナは再度火の玉を放つ。火の玉は正確に耀真に迫り、直後に爆発した。

 

 

「あぁっ!!」

 

「ヒャハハハ!!あっけない最期だわ……さ?」

 

 

 マジョリーナは次の瞬間目を疑った。

 

 

 無傷で先ほどの場所に立つ耀真を見て。

 

 

「………ん?何かしたか?」

 

「……な………が………!!??」

 

「…バッドエンドに変わりはない……ねぇ。笑わせてくれるぜ。ハッピーエンドに変えてやるよ。こちとらテメェみたいなのと戦うのは初めてじゃねぇからな!」

 

 

 そう言った耀真は再びレバーを回す。すると耀真の右足元に星座表が現れ、それがエネルギーとなって吸収される。そして一瞬、蛇のような複眼が一瞬輝いた。

 

 

【READY GO!!!!!】

 

 

「ま、マズいだわさ!!!?」

 

 

【EVOLTECH FINISH!!!!!】

 

【CHAO~!!】

 

 

「オリャアアアアァァァアァ!!!!」

 

「どぐびゃああぁぁぁ!!!??」

 

 

 一瞬で距離を詰めて放たれた必殺キックをくらい、マジョリーナは空の彼方へバイバイ菌とばかりに消えていった。

 

 

      ⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫

 

 

「…ホームラン、とでも言うべきか?……ん?」

 

 

 手を額に当てて流星となったのを見届けた俺が歩こうとすると、何かが足に当たった。何やら赤い珠のような、宝石のようなアイテムだ。

 

 

「…んだこれ」

 

 

 カチャリと拾ってまじまじと見ていると、何やら後ろから声がした。

 

 

「あ!星デコルでござる!!」

 

「星……?なんつった?デ、デコ…?星デコってどんなデコだよ。くっそダサそうだな」

 

「デコじゃないクル!デコルクル!!」

 

「コルだかクルだかどっちかにしろよ」

 

「そんなことは今はどうでも良いでござる!!!それよりも、そのデコルを渡すでござる!!」

 

 

 何やらリスみたいなマスコット?が騒いでいるが、ちょっと言い方カチンとくるな…。

 

 

「…どっちでもいいけどよ。人にもの頼むんならもちっと言い方あるんじゃねぇか?」

 

「今はそれどころじゃないでござる!!」

 

 

 …よし、決めた。

 

 

「あっそ。んじゃやーめた」

 

『!?』

 

 

 「こうこうこういう事情なので、それをください」とかならあげたけど、こいつはダメだな。

 

 

「悪いが俺は小生意気な奴は嫌いなんだ。ものの一つも頼めないやつにゃあげねぇよ」

 

「…あ、あの、ごめんなさい…」

 

「私たちが謝るので、どうかそれを譲っていだけませんか?」

 

 

 なんか桃髪の娘と蒼髪の娘が謝ってくるけど、そういうことじゃないんだよなぁ…。

 

 

「俺はそこのリスからの謝罪を求めてるんだよ。自分の大切な物壊した子供の親がペコペコ謝ってるけど当の子供はまったく反省してなかったらどう思う?それと同じだ」

 

「リスじゃないでござる!!」

 

「………もういいわ。話すだけ無駄だな」

 

 

 そう言って帰ろうとしたら、まぁある程度予想できてたことが起きた。

 

 

「悪いけど、ウチらにも事情があんねん」

 

「そのデコル、渡してもらうよ」

 

 

 さっき奇声上げてた緑髪の娘と橙髪の娘が通せんぼしてきた。ま、そうなるよな。

 

 

「ちょっ、サニー!マーチも!!」

 

「だ、ダメだよ!!」

 

「………は~そう来たか。…いいだろう…ッ!」

 

『なっ!?』

 

 

 ヒョイッとジャンプで二人を飛び越えた俺はそのまま一回転しながら着地し、エボルボトルをドライバーから引き抜いた。そして俺は白黒の装置を出し、それを向けて宣言した。

 

 

「今日がお前たちの命日だ」

 

 

【OVER THE EVOLUTION!!!!!】

 

【COBRA!!!】

 

【RIDER- SYSTEM!!!】

 

【EV-REVOLUTION!!!!!】

 

 

 装置…エボルトリガーをドライバーに着けた俺は再びボトルを装填し、レバーを回した。すると先ほどのものとは違う銀の歯車が三つ、漢数字の三のように展開され、その周りを黒い何かの立方体を巻き込んだ嵐が吹き荒れる。

 

 

【ARE YOU READY…?】

 

「変身」

 

【BLACKHOLE! BLACKHOLE!! BLACKHOLE!!!】

 

【REVOLUTION!!!!】

 

【ヌハハハハハハハハ…!!!】

 

 立方体が合体し、一瞬で消えたかと思った次の瞬間、何もない空中から俺は再度現れた。仮面ライダーエボルとしての最強フォーム『仮面ライダーエボル:ブラックホールフォーム(フェーズ4)』に変身して。

 

 

 先ほどのコブラフォームの上半身が白黒に変色し、ローブ…EVOベクターローブなどが追加され、より禍々しさが増した。無論すべてのスペックがコブラフォームとは桁違いだ。

 

 

「………さぁ、かかってこいよプリキュア(・・・・・)。格の違いを見せてやろう」

 

 

 最初に関しちゃ、こんな魔王的第三者の立場はよくある話なんだよな。

 




さてさて、いかがでしたか?
これからも気が向いたら投稿しますので、本編の『マッドでヤベーイやつにしか変身できないんだが』と同様に応援してくだされば嬉しいです。
ではでは、また次回。

次のストーリーはどうしたいですか?

  • 引き続き怪人王ニキで!
  • たまには他のスレ民の話見たいわ
  • どっちゃでもええわ。それより夜食
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