マッドでヤベーイやつにしか変身できないんだが 外伝   作:ジューク

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どうも皆さん、ジュークです。
アンケートの結果、引き続き怪人王ニキのストーリーを投稿致します。
感想見たら、意外と言うか定石と言うか、時喰王ニキの話を見たいって人が多いんですよね。
やろっかな。暇見つけたら。
というわけで、どうぞ!



第3話 『再会、そして答え合わせ』

「………!ねぇアレ!」

 

 

 アカンベェと戦っている時に、マーチが突然見当違いの場所を指差した。思わず他のメンバーがそちらを見ると、禍々しい戦士…魔進チェイサーと化した耀真とウルフルンが格闘戦を繰り広げていた。

 

 

「あれって、この前の?」

 

「姿が違いますけど…」

 

「ちょいちょい!今はそれどころとちゃうで!」

 

 

 不思議がる暇を敵が与えてくれるはずもなかったため、プリキュアたちは目の前のアカンベェとの戦いへと意識を戻さざるをえなかった。

 

 

⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫

 

 

「はぁっ!!」

 

「ぐっ!?」

 

 

 一方、耀真とウルフルンとの戦いは終始耀真の有利だった。現在装備している『ファングスパイディー』による攻防一体の戦い方に対し、ウルフルンは爪での接近戦しか有効打が無く、その爪も耀真の装甲を突破できないためだ。

 

 

「追加だ」

 

【TUNE…】

 

【CHAISER COBRA…!】

 

 

 ブレイクガンナーに紅い部品を持つミニカー…チェイサーコブラバイラルコアを装填してトリガーを引くと、ファングスパイディーが変形して、鞭…テイルウイッパーが自我を持っているように現れた。

 

 

「こ、今度はなんだ!?」

 

「むんっ!」

 

「ぬわ!?このぐがぁっ!!?」

 

 

 耀真がテイルウイッパーを振り下ろすと、ウルフルンは横に跳んで避ける。しかし、すぐさま追撃してきたテイルウイッパーに弾かれた。

 

 

「…さて、そろそろあのデカブツを倒すか」

 

「………ウルッフッフッフ…本当に良いのか?」

 

「あ?」

 

 

 ヨロヨロと立つウルフルンの不敵な笑いに、耀真はメットの下で片眉を上げながら反応した。

 

 

「あのアカンベェの元となっているぬいぐるみはあのプリキュアの思い出の物だ。それを壊していいのか?何も言わずに潰させるのも一興だがな…ウルッフッフぐはぁっ!!?」

 

 

 してやったりと笑っていたウルフルンに、耀真は再度テイルウイッパーの攻撃を叩き込んだ。まったく反応できなかったウルフルンはそのままアスファルトの道路をゴロゴロと転がり倒れる。

 

 

「…そうか。わざわざご苦労。むしろこちらとしては都合が良い。思い出が枷となっているなら、それは彼女が自力で乗り越えるべきもの。俺が出る幕ではない。つまり…」

 

 

「お前を潰すのに専念できるな」

 

 

 そう言って魔進チェイサーを解除した耀真は蒼いパーツに銀色のエンジンのマフラーのようなパーツ…ハイメタルマフラーが付いた装置…マッハドライバー炎を腰に装着した。すると、ライドクロッサーから黒いバイクの模型…シグナルチェイサーが自動走行してくる。それを片手でキャッチした耀真はマッハドライバー炎のスロット…フレームウィンガードを引き上げ、そこにシグナルチェイサーを装填する直前に言い放った。

 

 

「変身」

 

【シグナルバイク!】

 

【ライダー!】

【チェイサー!!】

 

 

 フレームウィンガードを戻すと、先ほどのものとそっくりなタイヤが耀真の周りを旋回し、融合する。そして一瞬魔進チェイサーになったかと思った次の瞬間、バチバチと紫の光と共に殻を破るように弾け、耀真は銀色の戦士…『仮面ライダーチェイサー』に変身した。

 

 

「………さぁ、第二ラウンドと行こうか?」

 

「ちっきしょおぉ…んのやらァ!!」

 

「ふっ!」

 

 

 ウルフルンはやけくそとばかりに突撃し、二人の格闘戦が再開された。しかし、魔進チェイサーよりも機動力が増し、洗練された耀真の動きにウルフルンはついていけなかった。

 

 

「ぐはっ………くそ…!」

 

「……どうやら、向こうも無事に乗り越えられたみたいだな」

 

「なにっ!?」

 

 

 耀真とウルフルンの視線の先には、爆発するアカンベェとそれを倒したプリキュアたちが立っていた。

 

 

「………さぁ、断罪の時だ!」

 

 

 そう言うと、耀真は手をライドクロッサーの方へと翳し、目を光らせる。そして遠くに停められていたライドクロッサーのパーツがスライドし、紫の微光を放ちながら何かが飛んでくる。それを耀真は片手でキャッチした。

 

【シンゴウアックス!】

 

 

 紫色の刃…ブレイクエッジの横に、青い文字で『ライダー専用』と書かれており、斧を持って仁王立ちする戦士と斧を振り下ろす戦士が、歩行者用信号機のように象られたランプ…E-コンディションランプを持ち、下部には信号機に付いてる赤いボタン…シンゴウプッシュボタンがある斧型武器…シンゴウアックスを構えた耀真はウルフルンの前に再び立ち塞がった。

 

 

「断罪ぃ?………ふざけやがってえぇ!!」

 

「ふん!!」

 

「ぎゃあああああ!!!??」

 

 

 飛びかかってきたウルフルンを、耀真は躊躇なくシンゴウアックスで斬り裂いた。ウルフルンの毛と鮮血が空を舞う。あまりの痛みに、ウルフルンは地面をのたうち回った。

 

 

「いでえぇぇ!?ちきしょお!!~~っああ!」

 

「………さぁ、選べ」

 

「ヒッ!?」

 

「お前ら『バッドエンド王国』の情報を吐くか」

 

「今ここで死ぬかを」

 

【ヒッサツ!】

【マッテローヨ!】

 

 

 マッハドライバー炎からシグナルチェイサーを外し、シンゴウアックスのスロットに装填してシンゴウプッシュボタンを押し、地面に突き立てた耀真の発言に、ウルフルンは戸惑った。

 

 

「え?え、えと、それ、は………」

 

「時間は有限、待ったなしだ。さぁ、選べ」

 

「う、うぅぅ………」

 

「………そうか」

 

 

 そしてシンゴウアックスからレースのカウントダウンのような音が流れた直後…

 

 

「残念だ」

 

【逝ッテイーヨ!!】

 

 断罪の合図が、放たれた。

 

 

「沈黙は後者と見なさせて貰う」

 

「ま、待て!待ってくれ!!わかった!話す!」

 

「言ったはずだ。『待ったなしだ』とな」

 

「ひいっ!?い、嫌だ!嫌だああぁぁあ!!」

 

 

 ウルフルンは尻込みしながら命乞いをするが、耀真は無慈悲にも歩み寄った。そしてシンゴウアックスを振り上げ…

 

【フルスロットル!!!】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『マーチシュート』!」

 

「!?ぬぅっ!!!」

 

 

 ウルフルンの後方から飛んできたネオングリーンのエネルギー弾を縦真っ二つに斬る。エネルギー弾は空高く飛び、直後に爆発した。

 

 

 しかし、シンゴウアックスはそれによりエネルギーを使いきってしまった。ウルフルンは泡を吹いて気絶している。それを見ることなく、耀真はシンゴウアックスを突き立てて、通りの向こう…正確にはそこにいる五人のプリキュアたちを睨み付けた。

 

 

「………一応聞こう。何のつもりだ?敵を…それも幹部であるソイツを庇うことが何を意味するか知っているのか?」

 

「そんなこと関係ない!私たちは、命を奪ったりなんかしない!」

 

「…?」

 

「あの後、私たちは皆でいっぱい考えた!私たちの戦う理由!!もう私たちは迷わない!困ってる人たちも、キャンディの国も、どっちも助けるって決めた!」

 

「………そうか」

 

 

 ハッピーの叫びに、何かを悟ったように笑った耀真は変身を解除し、また以前の隔離空間を生み出した。そして手を腰の前で何かをスキャンするように振ると、腰にベルト…ドライブドライバーが出現した。左手首にはブレスレット…シフトブレスが装着されている。

 

 

「……なら、見せて貰おう。お前たちの覚悟を」

 

 

 そう言って、耀真はドライブドライバーの赤いキー…アドバンスドイグニッションを回し、エンジンを入れる。そして、右手に持っていたミニカー…シフトネクストスペシャルを構えた。

 

 

Start my mission.(俺のミッションを開始する。)変身」

 

【DRIVE!!TIPE NEXT!!!】

 

 耀真がシフトブレスにシフトネクストスペシャルを装填すると、ネオンブルーのエリアが展開され、黒い近未来的なアーマーが耀真を包む。そして仕上げに黄色と黒のタイヤが襷のように装着され、耀真は『仮面ライダーダークドライブ』に変身し、ブレイクガンナーと剣が合体したような武器…ブレイドガンナーを構えた。

 

 

「さぁ、答え合わせといこうか」

 

 




さて、いかがでしたか?
次回は流石に他のスレ民出します。アンケートで決めるので、投票お願いします。
ではでは、また次回で。

誰がいい?

  • 電脳空間の時喰王
  • 音速のトレーナー
  • 世界を旅する飛行タイプ使い
  • 誰でもええわ。それより間食
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