マッドでヤベーイやつにしか変身できないんだが 外伝 作:ジューク
本編に詰まってきたので気分転換です。
どうぞ!
「いきます皆さん!作戦通りに!」
「了解!!『プリキュア・マーチシュート』!」
「『プリキュア・サニーファイアー』!!」
「甘い!」
三人は一気に必殺技を放つが、耀真はドライブドライバーのアドバンスドイグニッションを入れ、ドライブレスの赤いボタン…イグナイターを押して急加速し、その技を避ける。しかし、三人は執拗なまでに耀真を立て続けに追撃した。それを避けながら、耀真はある疑問を抱く。
「(妙だ…なぜ
「皆さん、今です!!」
「「「ハアアアアッ!!!」」」
「うおっ!!?」
と、耀真が考えていた時。いきなり三人は耀真の進行方向の地面に壁となるように攻撃を当てた。突然の出来事に耀真は大きく地面を踏み締めて急停止する。
「ピース!!お願いします!!」
「う、うん!『プリキュア・ピース』…!」
「なにっ!?」
「ぐああああああ!!!??ぐはっ!!?」
三人の後ろに控えていたピースは、耀真が急停止した時には既に
「ぅぐっ……!…まさか……そういう…!!?」
驚愕を露にしてプリキュアたちの方を見た耀真は次の瞬間、ある違和感に気づいた。
ハッとして耀真が上を見た時には、もう遅かった。
「くぅっ…舐めるなアアァアァ!!!」
上から降ってくる桃色のビームを、耀真はブレイドガンナーを構えて受け止める。そのままハッピーの必殺技と耀真のブレイドガンナーは押し合い圧し合いの拮抗を始めた。
「っ!!」
「嘘やろ!?」
「ハッピーシャワーと、剣で張り合うって…!」
他のプリキュアたちはあり得ない事態に驚愕の声を上げたが、それも長くは続かなかった。
「ぐっ…!」
ピースの雷撃、そこからハッピーの追撃と立て続けに放たれた必殺技のオンパレードには流石の耀真も耐えきれなかったのか、ブレイドガンナーは弾かれて耀真にビームが直撃する。その攻撃が消えると、耀真は黒煙を上げながら膝をついた。そのまま地面に仰向けに倒れると、変身は解除され、生身の耀真の姿が露になる。
「…ハッ。ホンット参った………たった数ヶ月で完全に出し抜かれたよ。最初の三人の攻撃は俺に注意を引かせる
ボロボロの体に鞭を振るい、よっこらせと立ち上がった耀真は、服に付いた土をパンパンと払いながら変身を解いたプリキュアたちに向かい立つ。そしてその内の一人…青木れいかは耀真に口を開いた。
「………全部、私たちの為だったんですね」
「…勘も鋭くなっちまったと来たもんだ」
自嘲気味に笑った耀真は、どこか清々したように話を続けた。
「俺としちゃあ、半端な年頃の子供…それも女の子に世界の命運なんてデカイモン背負わせて戦わせるなんざさせたかねぇ。が…お前たちが戦わないと救えない命があるのもまた事実。だったらせめて、お前たちが戦うことの意味…大いなる力には、それ相応の危険や責任が付き纏うってことをわからせた方が良い…そう思っただけだ。そしてお前たちは、俺の予想を良い意味で裏切ってくれた………合格だ。んで…テストであれ、俺はこうしてお前たちにしてやられ、敗者に成り下がったわけだ。全てを決めるのは勝者。煮るなり焼くなり、好きにして構わん」
「…私たちはそんなことしないよ」
「………じゃあ、どうするんだ?」
腕を右手で頭をポリポリと掻く耀真に対し、少女たちは顔を見合わせ…
満面の笑顔で、そう言った。
「…全く、この年頃の女にゃ敵わねぇな…ん?」
と、耀真が言った時、少女…みゆきの影からいつぞやのリスことポップが恐る恐るといった様子で顔を出した。それを耀真が怪訝そうな目で見ていると、みゆきが「ほら、前に言ったじゃん」と耀真の前に引っ張り出す。それでようやく観念したのか、ポップがしどろもどろながらも口を開けた。
「その…以前は嫌な言い方をして、すみませんでした…で、ござる」
「………ヘイ」
「うわっ!?ととっ、と…これって!」
ポップの謝罪に、耀真はポケットから出した小さな宝石をみゆきに投げることで応えた。みゆきはアタフタしながらも投げられた物をキャッチして見ると…以前耀真が回収した星デコルが輝いていた。
「悪かったな。こっちもちょっとばかり熱くなっちまってた。まぁ、改めて、これからもよろしく頼むよ。CHAO」
耀真はいつの間にか右手に持っていた紫の銃…ネビュラスチームガンの引き金を引き、隔離エリアを元に戻しながら消えていった。
「………ん?」
家の前までワープし、玄関を開けた耀真はある違和感に気づいた。
「………誰かいる」
そうわかった耀真は、すぐさまネビュラスチームガンを構え、警察のように足音を殺しながら気配がするリビングに近づく。そしてドアを勢いよく蹴り開けてネビュラスチームガンを向けて叫んだ。
そこにいたのは…
「………はぁ?」
「お!お前!今俺を見たな!これでお前とも縁ができた!!よかったな!俺との縁は良縁だぜ!」
「…って違ェよ!!まずテメェは誰だよ!!!」
「ガッハッハ!!まァ、取り敢えずこれを見ろ!預かってんだ!!」
「何これ…手紙?」
謎の男のテンションに顔をひきつらせつつも、耀真は渡された手紙の封を切って中を見る。そこには、こう書かれていた。
「………………ゑ?」
手紙を最後まで読み終わった耀真は、ギギギと青年の方を向いた。
「……………………………( ᐛ) パァ」
これからのストレスに、耀真は、考えるのを、止めた…。
さて、いかがでしたか?
囃子祭我くんの特典は…多分わかったら全員が
「え!?そっち!!?」って言うと思う(確信)
というわけでこの外伝、次回もお楽しみに…。
誰がいい?その2
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