パン屋の娘とリベンジ少年   作:-つくし-

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第14話です!それではどうぞ!


第14話 少年、想いを伝える

「ただいまより第1回合同文化祭を開催します!」

 

 日菜先輩の号令により合同文化祭が始まった。一日目は部活動対抗戦だ。

 

「いやーついに始まったなあ文化祭、席取りに行こうぜ!」

 

「うん〜」

 

「最初は野球部だっけ?」

 

「そうだぞ」

 

 最初は野球部からだ。俺らはグラウンドへと移動した。

 

 野球部対決は花咲川が勝利をもぎ取った。9回までどちらも勝利を譲らず0対0だったが、9回裏2アウトの場面で花咲川の4番がホームランを放ち勝利を収めた。

 

 だが次のサッカー部対決は3対0と負けてしまった。どうやら花咲川と羽丘は相性が悪いみたいで、花咲川は防戦一方だった。

 

 バレーとバスケは午後に行われる。

 

 俺はお昼ご飯を食べた。ポピパのみんなとも一緒に。

 

「お前ら、絶対勝てよ!!」

 

 市ヶ谷さんが意外にも1番熱くなるタイプなのかもしれない。

 

「みんな、頑張ってね!!」

 

 と戸山さん、

 

「応援してるよ」

 

 と花園さんが言ってくれた。

 

 ちなみに牛込さんは心穏といちゃついている。見せつけてくれるなぁ。

 

「石田君、頑張ってね。これ差し入れだよ」

 

 そういうと山吹さんはバックからクリームパンを取りだした。

 

「え、本当にいいの! いっただっきまーす」

 

 俺は山吹さんからクリームパンを受け取るとすぐに食べ始めた。

 

「やっぱりやまぶきベーカリーのクリームパンは絶品だぁ。いくらでも食べれるよ」

 

「次、試合だから程々にね」

 

 と山吹さんが微笑んだ。

 

 

 

 そして午後の部が始まった。バレー部は結果からいうと負けてしまった。最後のセットはせっていたが羽丘がそれを制した。

 

 いよいよバスケだ。俺らはミーティングのために集まっていた。

 

「俺らは絶対に負けないぞ。なにせ秘密兵器が来たからな」

 

 そう言ってキャプテンは俺の肩を組んでニヤッとしてきた。

 

「期待に答えられるように頑張ります」

 

「よしじゃあ行くぞ!!」

 

『おう!』

 

 俺らは勢いよく体育館へと飛び出た。

 

 部活動対抗戦、1勝2敗で迎えた最後の戦いが今幕を開けようとしている。

 勝てば同点、負ければ羽丘の勝利になってしまう。最初で最後かもしれない合同文化祭。それを負けで終わらせたくない一心だ。

 

 バスケは体育館のハーフコートを使って行う。体育館の半面、2階のギャラリーは羽岡生と花咲川生でいっぱいだ。

 

 久しぶりの試合に胸が高まる。緊張なんかしていない。今は俺の体が早く試合がしたいと叫んでいるようだった。

 

 アップの時間は残り3分、フリーシュートに入った。

 

「なあ明優、勝てるのと思うか?」

 

「勝つに決まってるだろ。心配だったら今はひたすらシュートを打つことだな」

 

 夢生は柄にもなく緊張している様子だった。それもそのはずこんな大勢に見守られながら、しかも負けてはいけないというプレッシャーが夢生には降り掛かってきたのだろう。

 

 アップの時間が終わり、残り2分間はベンチで準備をする。

 

「いいか。これは文化祭の催し物のひとつだけど、僕達は全力で取り組もう。今までの成果を存分の見せてやれ!」

 

『おう!』

 

 監督の激励に俺らは勢いよく答えた。

 

「相手のシューティングガードに注目だ。あいつを抑えられなきゃ始まらない」

 

「ディフェンスはマンツーマンでいくぞ。正面からバチバチ当たっていけ」

 

 花咲川は俺の加入後密かにマンツーマンディフェンスの練習をしていた。夢生のディフェンス力が懸念されていて採用することができなかったが、俺が付き合っきりで夢生にディフェンスを教えた結果チームの4、5番手くらいは抑えられるようなディフェンス力まで成長した。

 

「明優、お前はあのシューティングガードにがっちりマークしろ。ボールを停滞させる時があるからよく狙ってスティールしていけ」

 

 監督からの指示を胸に留めておいた。

 

 いよいよ戦いの火蓋が切られようとしている。もちろん俺はスターターとして起用された。シューティングガードに位置する。ほかの4人は夢生がスモールフォワード、心穏がセンター、キャプテンがパワーフォワードで先輩がポイントガードだ。

 

 そして俺はTシャツを脱ぎ捨て真新しいユニフォームをまとい、コートへ足を踏み入れた。背番号は14番。NBAの歴史の中でもこの背番号を着用している人は多く見受けられる。有名どころでいえばボブ・クージーやオスカー・ロバートソン、ジョン・ストックトンいったところだ。

 

 名だたるレジェンドがつけている14番(この番号)、今では6人もの選手がこの背番号で永久欠番入りを果たしている。

 

 そしてなんて言ったって俺の名字は石田、14田(いしだ)、と言った感じで置き換えることができる。なんか面白いからいいじゃないか。

 

「石田君頑張って!!」

 

 山吹さんがギャラリーから声援を送ってくれた。両校の応援が凄まじくよくは聞こえなかったが、いつも聞いている心地の良いあの声を聞き落とす訳がなかった。俺は腕を掲げてそれに答えた。

 

 両校のスターティングラインナップが出揃い、今第1クォーターが始まった。

 

 ジャンプボールに競り勝ち、最初の攻撃権の握ったのは羽丘。相手のセンターは心穏よりも少し高いくらいの身長だが俺にとっては巨人のようだった。

 

 まずエースで流れを掴もうと羽丘はシューティングガードのやつにパスを回した。アイソレーションの形を(チームの中で特に得点能力の高いプレーヤーを、意図的にコート上の広い場所で1人にし、ボールを持たせてい1対1を仕掛けさせるフォーメーション)取ってきた。

 

 俺も腰をグッと下ろして臨戦態勢に入る。ここで勝てなければ羽丘はますます勢いにのるだろう。負ける訳にはいかない。オーディエンスは指笛や太鼓などを使って試合を盛り上げていた。

 

 相手のシューティングガードはレッグスルーやクロスオーバーなどを駆使し俺の体制を崩しにかかった。

 

 正直このタイプの方が仕留めるのが楽な気がする。1発で抜きにかかってくるタイプの方が反応しずらく、ファールになってしまうことがある。

 

 この状況からのスティールは安易だった。相手のエースがクロスオーバーをした瞬間、俺は手をつき伸ばし相手のボールをかっさらった。

 

 俺は無人のゴールへと突き進んでいく。ワンマン速攻のこの場面、俺はドリブルをしながら空中へと跳んだ。まるで翼でも生えたかのように。

 

 俺は大きく胸を張り、ボールを左手で掴んだまま、リングへと向かった。

 

 ガシャン

 

 俺はダンクをお見舞した。1メートル以上はジャンプしていたに違いない。俺の高くもなく低くもないこの身長でダンクするには類まれなるジャンプ力が必要だ。

 

 2連敗で意気消沈している花咲川生を再び活気付けるため、勢いづいている羽丘生の度肝を抜くためにはこれしかないと思った。

 

 俺のプレーに花咲川サイドはお祭り騒ぎだったこの歓声を再び浴びれるなんて、考えてもみなかった。

 

 羽丘サイドはどよめきが起こっていた。

 

 ディフェンスは心穏のディフェンスでしめ、2度目にオフェンスへと移った。

 

 先輩が夢生にボールを集める。夢生はミート(自身にパスされたボールに向かってレシーブする動き、プレー)した勢いのまま羽丘のディフェンスを切り裂いた。

 

 夢生のことをヘルプが止めようとしたが、逆サイドでフリーになっている俺のことを見逃さず、夢生は俺にパスを出した。

 

 あの程度なら自分でジャンプシュートで決めきることができただろうに。俺のことをお膳立てるつもりなのか。

 

 俺はその思いに答えるべくスリーポイントを放った。

 

 このシュートタッチ、あの綺麗なアーチ、ボールのスピン、ドンピシャだ。

 

 シュパン

 

 俺のシュートはリングに一切触れることなく綺麗に入った。

 

 そしてその後も俺は見逃さなかった。敵がエンドラインから容易なパスを出したのをカットし2点を再び追加した。

 

 羽丘は堪らずタイムアウトを取った。

 

 花咲川生の拍手、歓声を浴びながら俺らはベンチへと戻っていった。

 

「明優、粋なことするじゃねーか。ダンク出来んなら最初からすれば良かったのに」

 

 夢生が驚いたような顔をして言ってきた。

 

「練習中はあんまりしないって決めてるんだ。1回1回フルパワーでジャンプしないと届かないから足に負担がすごくて」

 

 実を言うと糸井にやられた膝の怪我はまだ完治していない。今日もテーピングを巻き、サポーターをしての出場だ。

 

「良い立ち上がりだ。でも羽丘はこんなものじゃない。2連勝で浮き足が立ってたんだろう。油断するなよ」

 

 監督の激励に押され、俺ら花咲川ファイブはコートへ戻った。

 

 その後の試合は拮抗を保っていた。夢生が敵をかいくぐってシュートを決めると負けじと敵の方もシュートを決めてきた。

 

 心穏がインサイドで敵を押し込んで豪快にシュートを決めると、敵も力ではなく技で対抗、綺麗なフックシュートをお見舞した。

 

 羽丘自慢の速攻も決まっていた。しかしその後の緩みを俺らは見逃さず逆速攻を繰り出したりした。

 

 一進一退の攻防が続く中、夢生のミドルレンジからのブザービーターが決まり、前半戦を締めくくった。

 

 今のところのスコアは41-37、4点差で俺らが勝っている。

 

「残りは後半戦だ、今は休憩しよう」

 

 ハーフタイムは10分ある。俺はスポーツドリンクを飲み、少し休憩した後シュートを打ち始めた。

 

 10分も休憩なんていらなかった。俺は早く試合がしたくてうずうずしてた。この感じがとても懐かしくていてもたってもいれなかった。

 

「さあ後半戦だ、絶対勝つぞ!」

 

『おう!』

 

 運命の後半戦が始まった。

 

 俺らの攻撃からのスタート俺は先輩へパスを出して定位置に着く。

 

 俺は左45度でボールをもらい、敵のエース相手に1on1をしかけた。

 

 ハーフタイムの時監督にこう言われた。

 

『明優、次の入り、1on1をしかけてくれ。エースの動きをここで完全に止めてしまおう』

 

 とのことだった。ディフェンスによる負担を増やして、精神的に疲れさせるのが狙いのようだ。

 

 俺は1回2回とジャブステップ(フリーフットを小さく動かして相手の動きの癖を見る手段)を踏んだ後、右ドライブを仕掛け相手を抜いた。

 

 相手も完全には抜かされまいと付いてくる。俺はステップバックを選んだ。俺の左手から放たれたシュートは綺麗にリングへと吸い込まれて行った。

 

 後半の立ち上がりに花咲川サイドはどんちゃん騒ぎだ。手を叩いたり足踏みをしたりして体全体を使って喜んだ。

 

 俺はその後もひたすらに1on1を仕掛けた。フェイダウェイ、フローター、ユーロステップなどありとあらゆる技術を駆使し、羽丘を翻弄した。

 

 羽丘はエースが失態を引きづり続けていた。2人のシューティングガードの気持ちがその後の戦いに大きく影響し、花咲川が大きなリードを奪って第3クォーターが終了した。

 

「手を緩めるつもりはない、最後の最後まで全力でいけ!」

 

『おう!』

 

 途中で先輩が少し代わったりはしたが俺と夢生と心穏はフル出場だった。でも俺らの顔に疲れなんてものはなかった。

 

 第4クォーター始め、羽丘はいきなり前から仕掛けてきた。でも先輩はものともせずに相手を抜き去り、先輩がシュート打つタイミングでブロックに飛んだセンターを嘲笑うかのように心穏にシュートを出し、心穏は豪快なダンクを決めた。

 

 ポイントガードの先輩はボールさばきに非凡な才能がある。ボールハンドリングもあってTheポイントガードみたいな感じで安定感がある。

 

 キャプテンも負けじと相手のディフェンスをかいくぐりダブルクラッチ(一度シュートモーションに入った手を下げ、逆の手に持ち替えてシュートをすること)からシュートを決めた。

 

 キャプテンは体が強靭で敵と当たってもビクともしない、ディフェンスもオフェンスも安定してこなせるオールラウンダーな人だ。

 

 俺らは綺麗なパス回しから淡々とシュートを決め続けた。5人全員が満遍なく得点を重ねた。

 

 相手が放ったラストシュートは無情にもリングに弾かれ、俺らは勝利した。

 

 体育館全体に割れんばかりの歓声と拍手が鳴り響いた。

 

 俺は山吹さんのいる方向を向いた。山吹さんは笑顔でガッツポーズしてくれた。俺もガッツポーズをしてそれに答えた。

 

 結果は93-75、この試合のリーディングスコアラーは意外にも俺で個人スタッツは7本のスリーポイントを含む29得点 4リバウンド 7アシスト 5スティール、夢生は25得点、心穏は17得点 23リバウンドだった。

 

 この場に戻ってこれて良かったと思う。再出発としては順調なスタートだ。今はこの喜びを噛み締めよう。

 

「いやー勝ったな。明優も試合の感覚を取り戻せたみたいで何よりだ」

 

「今日はスリー決まりまくりだね〜」

 

「心穏のリバウンドも凄かったぞ」

 

 俺らは互いに褒めあった。そんなことをしていると閉会式が始まるようなので俺らは着替えて整列した。

 

「じゃあ閉会式を始めるよー! 結果は2対2の引き分けだね! まずは拍手!」

 

 日菜先輩の元気な号令の元閉会式は始まった。

 

「じゃあ今回も部活動対抗戦のMVPを発表します!」

 

 MVPなんて決めるのか、そんなこと聞かされてたっけか。

 

「MVPは……花咲川高校2年B組 石田明優君です!! 、石田君はステージに上がってきてね〜」

 

 それと同時に拍手が鳴り響いた。俺はまさか俺だとは思ってなかっため驚いていた。

 

 俺はステージに上がった。

 

「明優君、一言どうぞ!」

 

 一言って言われてもなぁ。いきなりすぎて何も考えてねーよ。

 

「えーとMVPに選ばれて光栄です。僕は夏休みが明けてからこの高校に転校してきました。不安もあったんですけどクラスのみんなや部活動の仲間達が僕を優しく迎え入れてくれて嬉しかったです。これからもこの学校で沢山の思い出を残していきたいです」

 

「明優君ありがとー! 戻っていいよー!」

 

 拍手が鳴り響いた。突然転校してきた俺を毛嫌いすることなく受け入れてくれたクラスのみんなやバスケ部のみんなには本当に感謝している。あの場を借りて言えたのは本当に良かった。

 

「じゃあ閉会式、終わるよー! 明日も楽しんでいこう!」

 

 そうして閉会式が終わった。

 

 

 俺はこれからやらなくちゃいけないことがあった。

 

「山吹さん、その……屋上に来てくれないかな?」

 

「え? うん、いいよー」

 

 俺はこれに勝てたら山吹さんに想いを伝えることに決めていた。正直言うと試合よりも緊張している。

 

 そして俺と山吹さんは屋上へと着いた。意外にもそこには誰もいなかった。

 

「石田君、バスケ凄かったね〜! 最初のダンク見ててびっくりしたよ!」

 

「ありがとう、普段はあんまりしないんだけどね、この機会だししてみようかなって」

 

 少し雑談をした後俺は本題に入った。

 

「あの……山吹さん、伝えたいことがあって。最初やまぶきベーカリー出会った時、とても優しそうな人に見えたんだ」

 

 俺は話し始めた。やばい、緊張で声が震える。

 

「そして転校したら山吹さんがいて、あの時は驚いたよ」

 

「私も」

 

 そう言って2人で笑いあった。

 

「一緒に弁当食べたりさ、勉強したりもして、ライブ見に行った時は楽しかったよ。ドラムを叩いてる時の山吹さんの笑顔が頭から離れなくて」

 

 そうあの時から惹かれ始めてたんだ。

 

「2人で服買いに行った後、過去のこと話したじゃん? 山吹さんになら話しても良いって思ったんだ。山吹さんなら信用できるって思って」

 

「あの話をした後俺、泣き崩れちゃって……。でも山吹さんは俺のことを慰めてくれて」

 

 あの時の山吹さんの温もりは忘れることはない。

 

「山吹さんといると安心できたんだ。でもその度に胸がドキドキして、最初は何なのか気が付かなかったんだ」

 

「お泊まり会で一緒に寝た時はめちゃめちゃ緊張してたよ。もう早く寝てしまおうかと思ったくらいに」

 

 俺ははにかんだ。

 

「でもその時に気づいたんだ。緊張している時のドキドキじゃない、俺はいつの間にか山吹さんのことが好きなんだって。あの胸の鼓動は緊張なんかじゃないって」

 

「だから……俺は山吹さんのことが好きです。俺と……付き合ってください!」

 

 俺は手を出した。顔を上げてみると山吹さんの目から涙が流れていた!? 

 

「山吹さん!? ごめんね、嫌だった……?」

 

「ううん、違うの。私も石田君のことが好き、いいや大好き! 初めて君を公園で見た時から、! だから……嬉しくて、嬉しくて、!」

 

 ああ俺らは両想いをだったんだ。

 

「私で良かったら、お願いします、!」

 

 その瞬間俺は山吹さんを抱きしめた。山吹さんも抱き返してくれた。この匂い、この温もり、とても安心出来る。

 

「……そういえば俺汗臭くない?」

 

「ううん、全然。石田君はいつも通りのいい匂いだよ」

 

「そっか」

 

 何気ない会話に自然と笑みが零れてしまう。

 

 5分くらい抱き合った後、山吹さんが

 

「石田君、その〜名前で呼んでくれないかな? 付き合ってるんだし……」

 

「う、うん」

 

「試しに呼んでみてよ」

 

「え〜……さ、沙綾さん? 沙綾ちゃん?」

 

「あはは、ほんと面白いよね! いいよ紗綾で」

 

「もー笑わないでよ〜。それじゃあ俺のことも名前で呼んでよ」

 

「いいよ……明優君」

 

 女の子から名前で呼ばれるのはこんなにドキリとするものなのか。そして山吹さんは夕焼けのせいか顔がものすごく赤くなっていた。

 

 そんなやりとりをしていたら屋上の扉が勢いよく開いた。

 

「おい香澄! 押しすぎた!」

 

「ごめーん有咲ー!」

 

 中からはポピパのみんなと夢生と心穏が出てきた。

 

「明優よくやったな!! かっこよかったぜ!」

 

「おめでとう〜」

 

 あの会話を聞かれてたと思うと恥ずかしくなってくる俺と沙綾は2人して顔を真っ赤にした。

 

 

 

 帰り道、俺と沙綾は手を繋いで帰っていた。

 

「明優君、明日も楽しもうね!」

 

「うん、沙綾のドラム、楽しみにしてるよ!」

 

「うん! 私頑張るね! それじゃあ」

 

 そう言って沙綾と別れた。

 

 付き合っていることが未だに現実じゃないんじゃないかと思っている。両想いだったことが信じられなかった。これから沙綾と沢山遊んだり出来たらなと思う。

 

 

 

 

 

 

 




どうだったでしょうか。実はこの回、7000字を超えているんです。
めちゃくちゃ時間かかりました(--;)

それではまた次回!

新たな作品でヒロインにするなら?

  • Poppin’Partyの誰か
  • Afterglowの誰か
  • Pastel*Paletteの誰か
  • ハローハッピーワールドの誰か
  • Roseliaの誰か
  • Morfonicaの誰か
  • RAISE A SUILENの誰か
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