パン屋の娘とリベンジ少年   作:-つくし-

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皆様初めまして!つくしと申す者です!
ハーメルンでバンドリの作品を見て自分も書きたいなあと思い書いてみました!処女作品です!
素人なのでところどころ変なところがあると思いますがよければ見ていってください!それでは本編です!


第1話 少年、パンの匂いに誘われて

「明優《あゆ》、そろそろ起きなさーい!」

 

 母の元気の良いモーニングコールのもと、俺は目覚めた。

 俺の名前は石田明優《いしだあゆ》、一見女子っぽい名前をしているが一応思春期真っ只中の男の子だ。年齢的には高校二年生だが、色々な理由があり高校を中退した。

 

「パパ、ママおはよう」

 

「「おはよー」」

 

 なんでいい歳した男の子がパパママ呼びなのかだって? 小さい頃の癖が抜けきれてないからだ。まあ可愛げがあっていいじゃないか。人と喋る時にはちゃんと父母呼びだから安心してくれ。俺の家族は俺、父、母の三人家族だ。妹が欲しかったなぁ。

 

「あんた今日も朝早くからバスケしに行くのかい?」

 

「もちろん、あ、でも今日はNBAの試合見るために11時くらいには帰ってくるかな〜」

 

 俺の日課は毎朝6時に公園にバスケをしに行くことだ。高校を中退してからは雨が降っていない限りは毎日やっている。休憩を挟みながらだがお昼頃まではずっとやっている。小中高とバスケ漬けの生活をしていたからやらなかったらうずうずしてしまう。そしてその後はバスケ観戦だ。今日の試合は面白くなるぞ〜。ちなみに好きなチームはミルウォーキーにあるあのチームだ。

 

「そう、じゃあ私達は買い物行ってくるから帰ってきたら適当に何か食べといて〜」

 

「うん、わかったよ。いってきまーす」

 

 俺は家を出た。せっかくだし俺の今までのバスケキャリアについて語っておこう。俺は小二からバスケを始めた。理由は友達に誘われたからだ。最初は面白味も何も感じていなかったがシュートが入るようになってからか、それからはどっぷりバスケにハマってしまった。毎日時間があれば近くの公園で練習に没頭していた。おかげ全中では2位まで上り詰めることができた。高校では強豪校に進学にすぐにスタメン入りを果たしたものの.部員の卑劣ないじめにあいやめてしまった。

 

 振り返っているうちに公園についた。

 

 まずストレッチから始める。体を入念に暖めなければバスケットキャリアを終わらせかねない怪我をする恐れがあるからだ。その後にハンドリング、ツーボールドリブルといった感じで基礎をこなしていく。あくまで俺のプレースタイルは"基礎に忠実に"だ。

 

 それからはフリースロー、ミドルレンジからのシュート、3ポイントシュートをそれぞれ100本ずつ打っていく。

 

「今日は86本成功か〜」

 

 今日のフリースローは86本だった。中学の頃フリースローが入らなさすぎて危ない展開になった試合があったため毎日欠かさずに打ち込んでいる。

 

 ミドルレンジからのシュートは50本は好きな角度からのシュート、残りの50本はプルアップジャンパー(ドライブ中のジャンプシュートのこと)で実践を想定した形で打っている。

 

 3ポイントシュートは左0度、左45度、右45度、右0度をそれぞれ25本ずつ打っている。3&D(スリーポイントとディフェンスに優れている選手のこと)で名を馳せていた俺だ。大体毎日85本以上は決まる。フリーで打てばほぼほぼ決まるだろう。

 

 そこからはフリーだ。とにかく一心不乱に打ちまくる。

 

 趣味でやるくらいなら最初からフリーでいい。だが俺はまだ選手としてバスケをしたい。そしてをあいつら見返してやりたい.圧倒的なプレーで、何も言い返せなくなるようなパフォーマンスで、デフェンスでも相手がもっと嫌がる存在に。

 

 とにかく俺はあいつらに"復讐"をするというのをモチベーションに日々バスケットをやっている。

 

 今は時期的には夏休み真っ只中だ。ウィンターカップの予選が始まる前には違う学校に編入したいと考えている。

 

 でも今はまだ心の整理がついていない。また違う学校であんなことがあったら、俺はもうバスケをやりたくないと思うだろう。そう考えると今すぐにでも編入します、という気にはなれなかった。今はただひたすらにひたむきに打ち続ける。

 

「.あのーすみません。もしよければ1on1してくれませんか?」

 

 この公園でバスケをしていると結構ある。1on1の招待だ。ただ俺は学生相手ならほぼほぼ負けたことがない。多分顔つき的には中学生だろうか。度胸あるなァ。俺だったら絶対にそんなことできないよ。絶対にコート使われてる帰ろ〜ってなるよ。

 

「いいよ。11点先取、スリーポイントは2点、それ以外は1点でいい?」

 

「はい! 大丈夫です!」

 

「じゃあ先行後攻どっちがいい?」

 

「先行でお願いします!」

 

「じゃあ.やろうか」

 

 結果からいうと11-2で俺の圧勝だった。ただ男の子が弱かったわけではない、むしろキレの良いドライブ、綺麗なシュートフォーム、どっしりとしたデフェンス、どれも仕上がっていた。中学生とはとても思えなかった。

 

 が俺のデフェンスはそんな簡単に抜けない。ただプレッシャーを与えるだけじゃない。隙があればスティールを狙う、ドライブをしてくればコースに入ってがっちりとめる、男の子のフィジカルでは俺の肉体はビクともしない。デフェンスに関しては相当自信がある、高校ではNo.1だと自負できるくらいに。

 

「君いいドライブするね。楽しかったよ。中学生かい?」

 

「対戦ありがとうございました! 全然歯がたちませんでした.はい! 中学3年生です!」

 

 やっぱり中学生か、相当仕上がってるな。高校でもうまくやって行ければ良い選手になれる

 

「高校はどこにいくとかは決まってるの?」

 

「はい! 大禪高校《だいぜんこうこう》です!」

 

「...大禪高校か...」

 

「どうかしましたか?」

 

「いや、なんでもないよ。君ならいい選手になれるよ。信じてる。これからも頑張って、いつでも勝負するよ」

 

「はい! ありがとうございました!」

 

 大禪高校.俺が前までいた高校だ。あんなことが起こらないことを願うばかりだ。

 

「腹が減ったな〜そろそろ帰るかな〜。久しぶりに商店街でも行くかな」

 

 時刻は11時を回った。かれこれ5時間くらいバスケをしていた。

 

 ~商店街~

 

「ん? なんだかものすごいい匂いがする."山吹ベーカリー"か。

 もう我慢できない! ここでパンを買っていこう!」

 

 そして俺はパンの匂いに誘われるがまま、店に入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




自分も中学生の頃バスケをやっていたのでバスケ要素を入れてみました!
わかりやすく解説を入れていくつもりです
次回はいよいよヒロインの登場です!
ではまた!

新たな作品でヒロインにするなら?

  • Poppin’Partyの誰か
  • Afterglowの誰か
  • Pastel*Paletteの誰か
  • ハローハッピーワールドの誰か
  • Roseliaの誰か
  • Morfonicaの誰か
  • RAISE A SUILENの誰か
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