いよいよ明優が転校します!
それでは第5話です!
どうぞ!
練習に行った後からの日々はとても短く感じた。
練習の後俺は夢生と心穏とMAINを交換した。
夏休み中は夢生と心穏と一緒に公園でバスケをしたり、出かけに行ったりした。今ではこの通り、下の名前で呼ぶくらい親しくなった。
そんなこんなで楽しく過ごしていたら登校日は遂に明日になった。
~公園~
「俺ら、どっちともB組なんよ。だからお前もB組だったらまじ神だな!」
「まあそんな上手くはいかないと思うけどね〜。でももし明優がB組だったら僕も嬉しいな〜。」
「まあそれは明日にならないととわからないよ、まあ2人とも祈りを捧げといてくれ。」
「「おう!」」
そういうと2人は両手を合わせて空に向かって祈り始めた。
「おいおい2人ともやりすぎだ…。傍から見たら変人だぞ。」
「「明優が祈れって言ったんだろ!(じゃないか)」」
「まあそりゃそうだけど…。まあいいか。」
自然と笑みがこぼれてしまう。こんな会話、前の高校では味わえなかった。
「ねえ〜前から気になってたんだけど〜、なんで明優は花咲川にきたの?大禪にいた時も1年の頃からスタメンだったみたいだし、充実してたと思うけどな〜。」
と心穏が言ってきた。いつかは聞かれると思っていたことだ。2人には話してしまおうか。
「もし良かったら教えてくれないかな〜。ダメだったらまた今度でもいいし、心の整理がついてからでもいいからさ〜。」
この2人なら前のようにはならないだろう。だから俺は全てを話した。
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「お前よくそれで1年間も耐えたな!俺は信じられないぜ!」
話し終わった後真っ先に口を開いたのは夢生だった。
「絶対に許せね〜。そっか…。そんなことがあったのか…。でお前は大禪のヤツらをぶちのめしてやりたいってわけだ?」
「うん…。大禪高校ならウィンターカップ予選で絶対当たると思うから復讐するならそこでって考えてる。だからある程度実力が備わっているこの高校に来たんだ。少数精鋭だけどタレント揃いだしもしかしたら勝てるかもって思って。」
「そうかもな…。前戦った時は向こうに明優がいたけど次はこっちサイドだ。勝機は全然ある。ただ大禪高校もステップアップしてるはずだ。一筋縄ではいかないぞ。」
「…それは僕も許せませんな〜。これからの練習もますますハードにいきますか〜。」
語尾がいつも通り伸びているが、心穏も表情から怒りをあらわにしていた。
「まあ安心しろ!俺らは絶対にそんなことしねーから!先輩も優しいし!
怖がることはない!一緒に頑張ってこうぜ!」
「辛くなったらいつでも僕たちを頼ってね〜。」
「2人ともありがとう!一緒に頑張ろうぜ!」
「「おう!」」
いつもよりキラキラ輝いている夕焼けが俺たちのことを照らしていた。
~石田家~
「明優、準備はできたの?」
「バッチリだよママ。」
サムズアップして準備がバッチリなことを伝えた。
「前に練習に行った時からもう友達ができたみたいだから、私は全然心配してないわ。久しぶりの学校、緊張してると思うけど楽しくすごしてきなさい。」
「わかったよ。いってきまーす。」
この日も笑顔で手を振って母さんと別れた。
~花咲川~
学校へついたらすぐ、先生に連れていかれ、校長室へと向かった。
軽い挨拶を済ませた後俺は先生に連れられ自分のクラスへと向かった。
「君のクラスはB組よ。あなたと同じ、バスケをしている子が2人いるわ。
そして担任が私よ!」
担任の先生は女の先生で身長は150cmくらいで代黒髪ロングだ。俺の身長も相まってとても小さく見えた。
「はいよろしくお願いします。」
B組!?よっしゃラッキー!あいつらいるじゃんか!これで困らなくて済むぞ〜。俺は先生に見えないところで軽くガッツポーズをした。
俺と先生はクラスへ入っていった。
「みんなー静かにー。この子が今日から転校してきた石田君よ!あとは自己紹介よろしく!」
まじか…俺に全振りか…。クラスメイトも驚いている。名前的に女子だと思ったのだろう。だがやつらは平然としていた。そう、夢生と心穏だ。
なんであいつらは俺は知ってたぜ。みたいな感じでドヤってるんだ!?
「初めまして。大禪高校から転校してきました石田明優です。これからどうぞよろしくお願いします。」
拍手が送られてきた。まあここまでは普通だろう。問題は俺がこれからどこへ座るかだ。あいつらの近くがいいな〜。
「じゃあ石田君はね〜丁度山吹さんの隣が相手いるからそこに座ってもらうかな。」
くそっ!流石にそこまで奇跡は起きないか。真逆の方向だった。
…ん?ちょっと待てよ。山吹さん?なんかそんなパン屋さんがあったような…。あ!やまぶきべーカリーだ!もしかしてだけど前店番していたあの子だろうか。
ビンゴである。間違いない。前店番していたあの子だった。そうわかった瞬間胸が高まった。
「石田君がまさか君だとは思わなかったよ。私は山吹沙綾これからよろしくね!」
と山吹さんは俺に笑顔で喋りかけてきた。可愛い…。
「よ、よろしく…。」
緊張してしまいぎこちない感じになってしまった。
「それじゃあこの時間はもうやることないわ!みんな石田君をよろしくね!各自自由にすごしていいわよ〜日直号令!」
号令が終わった後、夢生と心穏こっちに近づいてきた。
「いや〜。まさかな〜明優っていうもんだからてっきり女子なのかと思ったわ〜。」
「ほんとだね〜。」
と冗談を言ってきた。おい夢生、お前に至っては笑いが隠しきれてないぞ。
「お前ら…。」
「まあともかく一緒のクラスで良かったな!」
「祈りが通じたみたいだね〜。神様ありがとうございます。」
そうすると心穏が空に向かって手を合わせ始めた。クラスメイトのみんなも何やってんだ。みたいな感じでこちらを見ている。
「バカ!恥ずかしいからやめろ。」
すぐには俺はやめさせた。
「あれ?石田君って須高君と桐間君と知り合いだったの?」
と山吹さんが話しかけてきた。
「うん。実は夏休み中に1回だけ花咲川で練習に参加したんだ。その時に仲良くなったんだ。」
俺はことの経緯を説明した。
「なるほどね〜。だって、りみりん!」
「え!?ちょっと待ってよ沙綾ちゃん〜。私は何も言ってないよ〜。」
この子いつの間にいた!?全然見えてなかった…。
「え、えっと…。私は牛込りみっていいます。これからよろしくね!石田君!」
「うん、よろしく!」
よし、今度はスマートに返せたぞ〜。順調順調。
そんなやり取りがあったあとで俺たちは5人で話していた。山吹さんも牛込さんも面白い人だな〜。
「なあ明優!昼は中庭で食おうぜ!」
と夢生が言ってきた。
「うん。いいよ。中庭か〜楽しみだな〜。」
「ねえ、私たちも一緒に食べても良い?香澄たちもいるんだけどこの機会に紹介したいし。」
「もちろんいいぜ!沢山いた方が楽しいしな!」
なんと山吹さん達とも一緒に食べることになった。緊張してしまう。
そうこうしている間にチャイムが鳴り響いた。
「よしじゃあ中庭行こうぜ!」
「私とりみりんは香澄たち呼びに行ってくるから先に行ってて!」
「了解〜。」
俺らは先に中庭へ向かった。
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-沙綾side
石田君が花咲川に来た時、驚いてしまった。まさか毎朝バスケをしている人がこの人だとは思わなかったからだ。
私は密かに石田君のことが気になっていた。朝、蔵へ練習しに行く時に偶然石田君を見た時からだ。一目惚れだ。彼のプレーはとてもかっこよかった。派手ではないが一つ一つの動きが丁寧で、スマートで。見入ってしまった。思わず
「かっこいい…。」
と口に出してしまうくらいだった。
恋なんてしたことはなかったが。彼のことをチラッと見に行く度に胸がドキドキする。その時初めてこれが恋か…!ってわかった。
そんな彼が前うちの店に来てくれた。
「いらっしゃいませー!こんにちは〜。」
最初見た時はドキリとしたけど、私は平然を装った。
「こんにちは。」
彼の声はやや低めでかっこいい声をしていた。
こんなチャンスあまり無いかもしれない!そう思った私はなんとか話そうと
「あれ?もしかしてあなたって…。毎朝そこの公園でバスケしたりしてますか?」
もうわかりきっていることなのに聞いてみた。バスケットボールを持っている時点で確信はもてていたが念の為にだ。
「あ、はい。」
彼は不安そうな顔でそう答えた。
その後彼は商店街に音が響いてるかもって思って謝ってきたっけ?あれは可愛いかったな〜。思わず笑ってしまったっけ。
もっと話をしていたかったが常連さんがぞろぞろとやってきてしまったため話に話せなかった。少し話せただけでも嬉しかった。
彼はクリームパンを買って帰っていった。
「(もう1回来てくれたらいいなぁ。)」
私はそう思っていた。
その彼が今、この学校そして私の隣にいる。隣に来た時は本当にドキドキした。平然を保てるかどうかは不安だったが。彼もぎこちなく、安心してドキドキなんかどこかへ吹っ飛んでいった。
須高君が
「なあ明優!昼は中庭で食おうぜ!」
と言った時私は咄嗟に
私たちも食べたいんだけどいい?って聞いてしまった。ポピパのみんなを巻き込んでしまったのは申し訳ないが、紹介したいっていうていで一緒に昼ご飯を食べることになった。
もっと距離が縮まるといいな。
いや〜5話目にしてようやくバンドリキャラをまともに出すことが出来ました〜。そしてUA総数は1000回を超えました!ありがとうございます<(_ _)>
それではまた次回!
新たな作品でヒロインにするなら?
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Poppin’Partyの誰か
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Afterglowの誰か
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Pastel*Paletteの誰か
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ハローハッピーワールドの誰か
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Roseliaの誰か
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Morfonicaの誰か
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RAISE A SUILENの誰か