うちはの生ける炎   作:律可

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次男

 十一月十一日

 

 昨日はわたしの人生最悪の一日と言ってもよかったが、今日は今日で色々なことがあった。

 うちは頭領たるタジマ様にお会いし、何故かその次男のマダラ様と手合わせをし、実力を認められ、戦場に出る許可をいただいた。

 マダラ様は結構かわいかった。顔が。中身はあまりかわいくなかった。頭領の息子に求められるのはかわいさではなく力だろうから、かわいくなくても支障はないんだろうけども。

 

 母にタジマ様のところへ連れていかれ判明したのだが、母はタジマ様の幼馴染だったらしい。そのうえ、タジマ様の火遁の師だったのだという。母が現頭領の師匠だったというのは割と驚天動地というか、言えよ、と思った。今日まで知らなかった。

 母は幼少から火遁の才は図抜けていたらしいが、それにしてももっと誇ってもいいんじゃないだろうか。未来の頭領の師匠だぞ?

 

 タジマ様はお優しい方で、わたしを見て「やはり、お母上に似ていますね」と言った。

 母は美貌の人なので、お世辞にしろ誉め言葉だと思うのだが、聞いたこともない神を狂信している母に似ていると言われ半笑いで返してしまった。

 タジマ様は母の信仰をご存じなんだろうか。

 おそらく知らないのだろう。知っているなら止めてほしい。

 

「私が初めて戦場に出た歳と同じ九歳になったので、ケイカを戦力に加えてほしい」とタジマ様に伝えた母にタジマ様はしばらく考え、そして物陰に向かって「出てきなさい」と言った。

 渋々といった感じで現れたのはマダラ様で、どうやらわたしたちを覗き見ていたようだった。

 わたしは特にマダラ様に興味はなかったので「マダラ様だなあ」としか思わなかったのだが、マダラ様には何故か睨まれた。なんでだ。未だにわからない。

 そこでタジマ様に「今から二人で組手をするように」と命じられ、意味がわからず頭領を二度見するというなかなか失礼なことをしてしまったが拒否権はなく、わたしとマダラ様は組手をした。

 

 で、勝った。

 勝ちはしたがマダラ様はやたら強く、これで六歳かよ、と思った。

 マダラ様の兄、跡取りの若君とは知らない仲ではないが彼もまあ強いので、頭領の子というのはおしなべて強いのかもしれない。

 おそらくあと数年もしないうちに、わたしはマダラ様に勝てなくなるだろう。

 今日勝てたのは年齢差のおかげだ。

 

 組手が終わったあと更に睨まれた。

 タジマ様には「流石はうちはトウカの娘」とお褒めの言葉をいただいた。半笑いで返した。

 次の戦から、わたしを戦力として考えると約束してくださった。

 これは素直に嬉しい。快挙だと思う。

 じゃあそういうことで、と帰ろうとしたら呼び止められ、「マダラの師匠になってくれますか」と言われた。

 相手が頭領でなければ「目の方、節穴でいらっしゃいますか?」くらいは言ったと思う。

 わたしがマダラ様に勝てたのは単に年齢差があったからであって、それだけで師匠に抜擢するのは少しばかり頭がおかしい。

 マダラ様もマジかよみたいな顔でお父上を見ていた。

 全力かつ丁重にお断りしようとしたが「火遁だけ見てくれればよろしい」「私もかつて貴女の母に火遁を教えられ、飛躍的に上達した」「弟のようなものだと思ってくれていい」など言葉を重ねられ、「ここで断ったらこちらが失礼」みたいな空気にされ、母はただ微笑んでいるだけで、マダラ様はマダラ様で不満そうに、だが声に出して嫌だという訳でもなく黙っていて、結果、わたしは今日からマダラ様の火遁限定師匠らしい。

 次にマダラ様と会う日取りまで決められてしまった。

 

 さて明日からどうしよう。

 確かにわたしは母ほどではなくても火遁は得意で、というか火遁しか得意じゃないし興味もない感じなのだが、それを人に教えられるかというと話が変わってくる。

 下手な教え方をしてマダラ様に変な癖をつけたり、火傷を負わせたり、最悪殺してしまったりしたらどう責任を取ればいいのか見当もつかない。

 その際はマダラ様と共にわたしも焼身自殺するくらいしか手がないだろう。

 マダラ様に「人からものを教えられる才能」があることを祈る。

 

 その前にわたしは、まず自分が生き残れるかを心配した方がいいのかもしれない。

 戦場に出された子どものうち、半数近くは初陣で死ぬらしい。

 こんなことをしていて、よく滅びていないな忍は、と思う。

 まだ滅びていないだけで、そのうち滅びるのかもしれないが。

 いつか千手との争いが終わる日は来るのだろうか。

 わたしが生きているうちには来ない気がするが、もしそうなったら、千手にうちは以上の火遁の使い手がいるか聞いてみたいし手合わせをしてみたい。

 いや平和になったら千手との手合わせはできなくなるのだろうか。

 なら殺し合っていた方がいいのかもしれない。どうだろう。

 争いが終わる日が来てから考えよう。

 

◇ ◆

 

 十一月十二日

 

 思い出したのだが、わたしはマダラ様のおしめを変えたことがある。

 あれはマダラ様が生まれて間もない日、つまり六年ほど前でわたしは三歳だったはずだ。

 母と共にうちは宗家に呼び出され、幼いながらも何ごとだと思ったことを薄く覚えている。

 タジマ様は母とわたしに、生まれたてのマダラ様を見せてくださった。

 その頃はまだタジマ様の御内儀もご健在で、彼女ともお会いした記憶がある。

 

 さすがにわたしも幼く記憶があいまいだが、ちょうどわたしがマダラ様の手に触れていた時に、マダラ様が漏らしたのだと思う。

 それに気付いたわたしがマダラ様のおしめを替えたがった、のだと思う。確か。

 わたしには弟も妹もおらず、赤ん坊と触れ合ったことがなかったので、見た目も喃語も唐突に漏らすところも、何もかも面白かったのだ。

 

 そして幼いわたしはタジマ様方のご厚意でマダラ様のおしめを替えさせてもらった。

 ということを、昨日マダラ様にお会いして思い出した。

 マダラ様ご本人は覚えていないだろう。

 しかしわたしがマダラ様のおしめを替えたということは紛れもない事実であり、今後、もしマダラ様がわたしを虐げるようなことがあればこの事実を盾にしていきたい。

 あなたはわたしの前で漏らしたうえ、その後始末をわたしにつけさせたことがあるのですよ、と。

 

 このことを思い出したこと以外は特筆すべきことのない一日だった。

 

◇ ◆

 

 十一月十三日

 

 母は星を見ることが好きで、わたしも夜空は好きなので我が母ながら風流で実にいい趣味だ、お金もかからないし、と思っていたのだが、星を見るのが好きというより「星に封じられている信仰対象の邪神に祈るのが好き」ということが発覚し何もかも嫌になってしまった。

 

 母が知らない神(しかも邪神らしい)を信仰し、同胞よりもわたしよりもその神を愛しているとわかったのはたったの三日前だ。

 こちらからその話題を振らない限り、母は今まで通りたおやかで優しい母なので油断していた。

 南の空にぽつんと明るく輝く星を熱心に見る母に、気軽に話しかけるんじゃなかった。

 確かに母は、母が信仰する神は星に封じられているのだと言っていた。言っていたのに聞いたわたしが悪い。うかつだった。

 ×××××様が降臨された時のことは今でも覚えている、この世の何よりも美しく強い炎だったと語る母の言葉を聞き流しつつも、正直、そんなに美しく強い炎を見てみたいと思ってしまった。

 しかし見た結果が発狂なのは嫌だ。

 ×××××という神の名を口にするとき、母は明らかに狂人の目をしている。

 狂人を見たことがないわたしが「なるほどこれが狂気か」と思うくらいなのだから相当だ。

 よく今まで気づかなかったものだと思う。

 否、うっすらと「なんだかうちの母親、変だな」と思っていなくもなかったのだが、よその母親とそもそも異なる点が多すぎて(戦場に出ている女うちはは母しかいない)気づきが遅れたのだ。

 

 夜に起こったこの出来事のせいで気分が落ち込んだが、昼間に悪くはない出来事もあった。

 若君がわたしの顔を見にいらしてくれた。

 

 将来のわたしが呆けた場合、もしくは狂った場合に備えて記しておくが、若君というのはうちは宗家の御長男、未来のうちは当主であり、マダラ様の兄だ。

 わたしと同い年で生まれた日も近しく、知人以上幼馴染以下くらいの親しさである。

 

 急に来たので「なんですか、金なら貸しませんよ」「借りに来るわけがないだろうが」という心温まる会話をしてしまった。

 若君は若君と呼ぶと毎回若干嫌そうな顔をするのだが、その嫌そうな顔が魅力的な方のため、何度訂正されようと若君と呼び続けている。

 

 何の用かと思えば、わざわざ「マダラをよろしく頼む」と言いにきたらしかった。

 九歳とは思えないほど律儀で聡明ですねあなたは、と言ったら「同い年のお前が言うな」と返された。

 お前ほど賢しい子どもはお前以外に見たことがないとも言われた。

 お世辞なのか若君の周囲の子どもが全員残念なのかどうかは知らないが、誉め言葉として素直に受け取っておきたい。

 

 俺の火遁の師にはなってくれないのかと問われ、嫌です、と丁寧に辞退した。

 次期頭領に同い年の分家の女がものを教えるというのは駄目だろう。マダラ様に火遁を教えることだって、本来はアウトだろうに。わたしがあのうちはトウカの娘だから許されているようなものだ。

 

 若君はわたしに、次の春に千手との大きな戦があるだろうこと、そこにわたしの母とわたしが投入されるだろうことを教えてくれた。

 おい情報漏洩じゃないのか、いくら同族相手としても、と思ったしそう言ったが、若君はしれっと「お前が誰にも言わなければ露呈しない」と言った。

 相変わらずいい性格をしている。

 

 トウカさんは大丈夫だろうがお前が心配だ、守ってやれないかもしれない。と言われ、幻聴かと思いきや若君は至極真面目だったので笑ってしまった。

 ムッとされたが、いやこれは笑うだろう。宗家の長男が分家の娘を守ってどうするというのか。

 頑張って生き残りますので、お気になさらず。と言った。

 若君はしばらく黙ってから、マダラももうじき戦場へ出ることになると静かに言った。

 兄としてそれがやりきれないが、その気持ちを誰にも言えないと。マダラ本人も戦場に出ることを誉れとしているが、それでも嫌だ、弟を戦場に出したい兄がどこにいるんだと。

 誰にも言えないとおっしゃいましたが、いま言っているじゃないですが、わたしに。と言ったら、お前は良いんだと返された。

 もしかしてわたしは若君に人扱いされていないのだろうか。家の壁みたいな存在と思われている可能性がある。

 

 若君はまた「マダラのことをよろしく頼む」と言い置いてから帰って行った。

 若君曰く「マダラはお前に懐くだろう」とのことだったが全くそんな気はしていない。なんならちょっと嫌われている感じすらある。

 だがまあいいだろう。わたしは粛々とタジマ様の命をこなすだけだ。

 マダラ様を丸焼きにしないよう気を付けつつ、彼の火遁の腕が上がるよう最善を尽くしていこうと思う。

 尽くし方がよくわからないが。

 

◇ ◆

 

 十一月十九日

 

 マダラ様との初稽古の日だった。

 火遁のみとはいえ立場上「師」であるわたしに敬意を払うべきと思ったのか、マダラ様は稽古中はわたしに対して敬語だった。

 礼儀のなってる子どもだな、さすがは若君の弟。と思ったのだが稽古終了後即座に「お前」呼びされたので評価が「若君の弟さん」から「調子乗ってる砂利」に変更されてしまった。

 変更されたので、まあこれくらいはいいだろと思いマダラ様のほっぺたをつねった。

 マダラ様はこちらの想定以上に愕然としており、父様にだってつねられたことなんてない、と言った。

 だからどうした、わたしはあなたをつねりたいと思った時にはもうつねり終わっていましたよ、と言ったところつねり返されそうになり、それをいなして両頬をつねったら少し泣かれそうになりさすがに焦った。

 

 若君やタジマ様にチクられたらどうしよう。

 宗家次男の頬をつねって泣かせかけるというのはどれくらいの罪の重さなのだろうか。

 万一密告されたら「わたしはあなたのおしめを替えたことがある」と伝えマダラ様がそれ以上都合の悪いことを言わないよう釘を刺そう。

 

 替えててよかった、おしめ。

 

 

 

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

 うちはマダラはその日まで、うちはケイカとほとんど会ったことも会話したこともなかった。

 そもそも宗家とケイカの家はあまり接点がない。

 同じうちはであっても宗家と分家、ケイカの家は特別宗家に近しい血というわけでもない。

 ケイカの母、うちはトウカは女だてらに戦場に立ち、その圧倒的な火力で周囲を地獄に変えては敵味方から恐れられている女だ。ケイカはその娘であり、注目されやすい立場ではあったが。それでも彼女とマダラが直接交流する機会はほぼなかった。

 

 マダラがケイカを見たのは数度、年始の挨拶などでケイカが母と共に宗家を訪れたときくらいだった。

 にこにこと愛想のいい母親と違いケイカは表情が乏しく、無表情とまではいかないが常につまらなそうな顔をしている少女だった。

 せっかくの大きな瞳も怠そうに伏せ気味で、気力というものが感じられない。

 

 それだけならマダラは気にも留めなかっただろう。

 だがマダラは彼女が好きではない。

 敬愛する兄が彼女のことをやたら気にかけているからだ。

 兄は強く、優しく、一族想いで、次期頭領として期待されている。

 マダラは兄に愛されている自信があったし、兄を愛していた。

 その兄が言うのだ、「ケイカは他の子どもとは違う」「周囲におもねることなく自分の目で物事を見ている」と。

 時折虚しいような、遠くを見る目をする兄が、自分には話してもくれない想いや悩みを彼女には伝えているらしいことも業腹だった。

 いそいそとケイカに会いに行った兄がすっきりした顔で楽し気に帰ってくるのを見るたび悔しかった。

 

 兄を取られた弟の幼い嫉妬だ。

 けれど幼いゆえに真っすぐに濁りない感情で、マダラは彼女を嫌いではあっても悪意はなく、「遠くないうちにケイカ以上に兄さんに信頼されるようになる、悩みもなにもかも、兄さんがあいつに話さなくてもいいようにする」と考え、嫉妬をモチベーションに変えていた。

 

 うちは始まって以来とすら言われるほどの忍の才を持って生まれたマダラは六歳になった。もう戦に出ることのできる年齢だ。

 兄さんの力になるんだ、弟たちを守るんだと誓うマダラの前に、うちはケイカはしれっと現れた。

 彼女の母であるうちはトウカと共に、マダラの父であり頭領であるタジマに会いに来たのだ。「ケイカを戦忍として戦に出してくれ」と言って。

 彼女が来ると聞きつけて物陰から様子を窺っていたマダラは、「女の子なのに」とまず思った。

 女の子は戦場に出ない。家を守り、子と共に夫を待ち、いずれうちはのために戦う子を育てることが仕事だ。

 それが当然と信じていたマダラは、ケイカを見て「大丈夫なのかな」と心配になった。それまでの敵愾心を忘れ、心配になったのだ。

 戦場は危ない。怪我をするし、命だって落とす。マダラの兄や父でさえ、傷を負って戻ってくることは多かった。

 あんなに強い父さんや兄さんですら無傷で戻ってこられない場所に、たった三つ年上の女の子を行かせるべきじゃないだろう。マダラはそう思い、思ったところで覗き見を察知していたらしい父に呼び寄せられた。

 そして彼女と戦うよう言われた。

 負けた。

 

 負けたこと自体はそれなりに衝撃で、それでも酷くショックというほどではなかった。接戦だったし、次は負けない自信もあった。

 マダラが唖然としたのは、組手のあとに見た彼女の炎にだった。

 

 父に促され、いくつかの火遁を披露した彼女の炎の強さ、大きさ、精度の高さは決して九つの子どもが持っていていいものではなかった。

 火遁の才があるとか、そんな言葉で表現できるものではなかった。

 マダラは彼女の炎を見て思ったのだ、()()()()()()()()()()と。

 ケイカ本人が聞けば複雑極まりない顔をするだろうその言葉はしかし彼女に相応しい賛辞で、彼女は手足を動かすような気軽さで火を操り、「これ以上火力を強めるとお屋敷を燃やしてしまいますので」とうちは宗家を全焼させることも可能と仄めかした。

 それは強がりでもなんでもなく、ただの事実だったのだろう。

 

 そしてうちはケイカはマダラの師になった。

 師と言っても火遁のみ教わればよいとのことだったが、それでも異例も異例、大抜擢である。分家の娘が宗家の男子に、うちはのお家芸である火遁の手解きをするなど。

 ケイカはそのプレッシャーを感じているのかいないのか、平然とした顔で「これからよろしくお願いします、マダラ様」と言った。

 マダラは彼女を心配したことも忘れイラつきを覚えた。

 年上のお姉さんが先生となることに一瞬でもときめきを感じた己への苛立ちだった。

 

 年上のお姉さんことうちはケイカは師匠としては割と優秀かつ真摯であり、「火遁だけ」として始まったはずの修行にはマダラの要望により体術や幻術も組み込まれた。

 ケイカは繰り返し「わたしは火遁しか能がない」と言ったがマダラは押し通した。

 この女よりも強くなる。

 そして兄さんから引き離す。

 マダラはまだ小さな胸にそう誓っていた。

 腹立たしいことにケイカは体術も幻術もそこそこ使え、マダラは幾度も地に伏せた。

 ケイカの辞書は「大人気」という言葉が落丁しているようで、年齢差故に体格で劣るマダラをのしては「若君からもマダラ様をよろしくと言われていますので」と助け起こし、またひっくり返した。

 兄を「若君」などと敬った呼び方をするくせにマダラへの敬意は感じられず、一度それを指摘したら「様付けで呼んでいるじゃないですか」と怠そうに言い返された。

 ただ義務で付けられる敬称も敬語も苛立つだけだと訴えたところ、「ならわたしが心から敬いたいと思える方に成長してください。生まれがどうあれ人は燃えれば灰です」と言いながら火遁を放ってきて、マダラはこの件で彼女とこれ以上対話することを諦めた。

 短い師弟関係の中で、既に彼女の気が長くはないこと、面倒になったら文字通り火を吹いてくること、その火をまともに喰らえば灰すら残らないことを知っていたからだ。

 

 かくしてうちはマダラとうちはケイカの縁は始まった。

 長い付き合いになることを、両名ともまだ知らない。

 

 

 

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