「競争ウマ娘・TC4EX14シンボリルドルフ」   作:BLACK ROSE

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概要説明によって印象を裏切られた。
かのシンボリルドルフは近しい関係でないと見えない側面があるようだ。
そこを自然と理解し、次のページをめくる。



出生

場所:中央トレセン学園B1史料室

時間:4月18日 13:40

メモ:新たな側面を見つけることができたな。

   やはり内面は関わりを持たないと知ることができない。

   さあ、一枚めくるとしよう。

 

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出生について

 

シンボリ家

1921年から始まる名家。

名前の一部に「シンボリ」または「スイート」が含まれるウマ娘が該当する。

 

注:シンボリ家に「スイート」が名前に含まれるウマ娘が出生する理由は

定かではない。

 

更にはある時期からシンボリ家から「スイート」を含むウマ娘が

出生していない。

長年の研究によって導かれた別世界において、

何かしらの事象があったものと推測される。

 

海外、特に欧州への意識が強い。

レーススタイルや練習法も同じように欧風を意識している。

黎明期からの海外遠征敢行、初の凱旋門賞出走者の排出などの

功績を残している。

その他坂路トレーニングの早期導入もあり、

ウマ娘のレースに大きく貢献した。

 

シンボリルドルフ

誕生時、一般的なウマ娘の半分の時間で首が座った。

幼少期は大泣きせず、手のかからない理知的な少女として見られていた。

 

特徴的な三日月型の前髪から「ルナ」と渾名を付けられた。

シンボリ家の意向で幼少期から英才教育を受けた。 

英語、仏語を会話レベルで習得しており、遠征時にも活用された。

 

しかし、これら教育の影響からか達観した目線と強者の自覚が植え付けられた。

そのため、他者へ見せる外面を整えていき、身内へは我儘な面が見え隠れする。

一つ下の同胞「シリウスシンボリ」への無自覚な威嚇をしており、

幼少期にそれを受けた影響かシリウスとルドルフの関係は険悪である。

 

現在でも並走トレーニングでは負けず嫌いの面が表面化する。

実力差があっても並ばせず、半バ身差を付けたままゴールする。

これを「大人げない」と見るか「優しさ」と見るかは自由である。

 

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ふむふむ。シンボリ家は誰もが知る名家だが、ルドルフはその最高傑作と名高い。

正直あの実績を残したウマ娘を越えるウマ娘が同一の家から出られても困るか。

 

レースの本場といわれる欧州への意識が強いのは誰が影響を与えたのだろう。

環境の変化に敏感なウマ娘が海外遠征することが無謀と言われる時代から目線が向けられるのは純粋に凄いことだ。色々と事件もあったが、こだわりが強いが故だろう。

 

ルドルフの幼少期についても記述があったがまさに偉人って感じだ。

戦国武者の伝記でも見ているようだな、首が座る速さに英才教育か。

 

そして「ルナ」という渾名か、確か母親は「スイートルナ」だったはずだ。

母親から受け継いだ三日月か、神が与えた狂気か…

 

うん、これはまた強さの土台が見えたな。

やはり積み重ねの鍛錬は実力に反映されるのだろう。

 




皆様、こんにちは。
これからも投稿できるように頑張ります。
私なりの解釈をお伝えし、楽しんでいただければ嬉しいです。
よろしければアンケートの回答もお願いします。
また次回に。 

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