しかも公式公認。
やべぇぇぇ、めっちゃ欲しい。
けど課金出来る程お金が無い。
そして真名が気になる。
ウチの孫堅義母さんの真名変更した方が良いのかなぁ• • •?
建業の近くにあるうっそうとした森、有る程度整備された道から外れ、道無き道を進んで行くと丘に出る。
秋になれば金の稲穂の海が一望できるその丘には簡素なお墓が一つ建てられている。
そのお墓に刻まれた名は孫堅文台。
先代呉王であり、江東の虎と呼ばれた孫堅、その人の墓である。
そこに佇むのは一匹の鬼、否、口元と鼻が開いた鬼の面をつけた青年。
青年はゆっくりと座り込み、腰に下げて居た小さめの酒壺の老酒を少し煽る。
「…ただいま、義母さん。やっと、約束が果たせるよ。」
そう呟いた青年の、鬼面から覗く赤い瞳
「ふん、ふふーん、ふーん」
最近まで、とても荒れて居た孫策だが、今の孫策は鼻歌を歌う位に機嫌が良かった。
母、孫堅が死に、半ば無理矢理な形で袁術に取り込まれてしまい妹達とは離れ離れになった。
毎日の様に呼び出され、行ってみれば袁術本人には会えず、陳紀、雷薄と言った良い話を聞かない奴らに無理難題を吹っかけられる。
そんな事が有り、毎日の様にイライラして不機嫌だった孫策だが、此処最近になって呼び出しがパタリと止んだ。
周瑜、黄蓋の二人は怪しみ警戒しているが孫策は孫家特有の勘により、悪い事にはならないのではないか、と考えている。
そんなこんなで機嫌が良くなった孫策は仕事ーー書簡の山の確認と署名ーーを放り出し、黄蓋にお酒
「義母さんの言った通りになってたよ。
… 義母さん、その勘で、貴女は何処まで予測していたんですか …?
…今更、考えても先無き事か。」
鬼面の青年が、孫堅の墓を訪れる様になってひと月余り。
ほぼ毎日の様に訪れては腰に下げた老酒をちびちび呑みながら、青年の旅の思い出や、その日にあった取り止めのない事を話掛けている。
その様はまるで、離れていた時を取り戻すかの様に。
「15年、か…。
そろそろ、祭さんにも会いに行かなきゃ、なぁ。」
くいっと半分程残して老酒を呑み、残りを墓にかける。
「誰か来るみたいだ。
また来るよ、義母さん。」
ゆっくりと立ち上がり、懐から取り出した煙管を咥える。
右手には自身の武器たる鋼で出来た細長い棒を担ぎ、こちらに向かって来る義母に似た気配