アサルトリリィ Thousand Flower   作:汐風波沙

15 / 43
遅くなりました、申し訳ないです!


第9話 アホと百合とチョークスリーパー

「それで、私に下手くそな技をかけてきた貴女、何処の何方なの?」

百由は、「痛てててて……」と腕を振りながら飛び込んできた何者かに問いかける。

「黙秘権を行使します!」

どうやら、相手は黙りを決め込むつもりらしい。

「あっそ、じゃあ、喋ってくれるまで……」

百由は、何者かの後ろに回りこみ、首に腕を通した。

「えっ、ちょ待っ……、むぐっ!?」

何者かは暴れ出すが、暴れるのをやめさせるように

「そんなに早く死にたいの?暴れれば、暴れるだけ貴女の体内の酸素を奪っていくわよ?」

その瞬間、何かを悟ったように、何者かは暴れるのを辞めた。

「いい子ね、それじゃあまず、貴女の名前を教えてもらえるかしら」

詰目草(つめぐさ) 黒羽(くろは)、その子、美夢の守護天……」

「違います。嘘つかないでください」

「へぇ〜、嘘付いてたんだ〜!」

「ちょっと待って!さっきよりも強く、そして私を本気で殺しに来て、むぐっ!?」

百由は、先程よりも締め上げる力を強くした。

「私、人体改造と裏切りの次くらいに嘘が嫌いなのよね〜」

「よく言うわい、日頃嘘しか付いておらんのは、百由様じゃろうが……」

「グロっぴ、それは少し違うわ!私は、人に言ってないことが多いだけっ!」

「ちょ!?マジで締まってるって!鶴紗先生、助け……」

黒羽の顔は、もう既に真っ赤で、今にも泡を吹きそうになっている。

「あー、百由様、本当にそろそろ勘弁していただけませんか?ウチのエースが、人の手によって死んだとか、洒落にならないので……」

「鶴紗ちゃんが言うなら、仕方ないわね〜」

百由は、チョークスリーパーを解除した。

「本当に死んだかと思った。この人、ヒュージよりも人類の脅威になりそう……」

「そりゃあ、貴女にはないけれど、私にはある乳圧で勝ったのは、悪いと1ミリも思ってないわ!」

「わ、私だって、Bはあるから!あと、乳圧になんて負けてないから!羨ましいとかこれっぽっちも思ってないんだから〜!」

「そんなこと言っちゃて〜、最初の軽く締めてた時に昇天しかけてたのは、何処の何方かしら〜!」

「ムキーっ!私、貴女の事は、好きになれそうにありません!」

「あら残念、私、チャームをイジるのだけは、一流なのよ、だから、貴女のチャームにイタズラしようかしら」

「それをやったら、私が百由様を殺りますよ!」

鶴紗は少し睨み付けながら、百由に殺意を向ける。

「おっと、それは怖い。鶴紗ちゃんはブースデッドリリィだから、私でも勝てないわ」

百由は両腕を上げ、「降参降参〜!」と手を振った。

「まあでも、これで、5人揃ったな。メンバー」

「え、この子も入れるの?」

「儂は喧嘩だけは勘弁じゃぞ。出来るなら、百由様の愚痴に付き合うのも……」

「まあまあ、2人とも、これから仲良くなっていきましょうよ!」

「私のチャームは、美夢に整備してもらうわ」

「まあ、私が勝手に整備しちゃった時は、覚悟しておいてね!」

「美夢、絶対にお前が整備しろよ!」

「あはははは〜……」

こうして、美夢のレギオンが完成した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

______________第9話 [完]




ご拝読ありがとうございました。
もしよろしければ、ブックマーク、作品の感想、小説の評価をよろしくお願いします。
また、今後も本作品をよろしくお願いします。
また、アンケートの方も投票していただけますと、今後の励みになりますので、よろしくお願いします。

本作品について

  • 面白かった
  • 面白そう
  • まぁまぁかな
  • クソ
  • もう書くな
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。