アサルトリリィ Thousand Flower   作:汐風波沙

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第11話 レギオン対抗戦

「それじゃあ、再度ルールを確認するわね!

まずは、今回使用していい攻撃手段は、ズィーベンヴェルト戦術のみ。マギのチャージが完了したら、そうね……、お互いの拠点としている的に当てる。そして、先に相手の的を壊した方の勝ちって言うのでどうかしら?」

「開始の合図はどうするのよ?」

「私が行おう」

1人の生徒が私達の前に歩いて来た。

「百由様、初めまして。生徒会長の天草志帆(あまくさしほ)です。以後お見知りおきを」

「天草ちゃんね、うん、私忘れっぽいけど、覚えておくわね!」

「天草会長、また業務を抜け出してきたんですか?」

「人聞きの悪い事を言うな、月光。今日はちゃんと終わらせてきたんだ!」

「なるほどね……、じゃあ、天草ちゃん。合図は貴女に任せるわ。ルールは……」

「聴いていましたので、大丈夫です。それでは、試合前にお互いのチャームを出してください」

光咲は、チャームを出した。

それを真似して、百由もチャームを出す。

「お互い、チャームを交えて!」

お互いチャームの刃を合わせる。

「これから行う対抗戦に勝利した方の意向に合わせる」

「マギに誓います」

百由は少し反応に遅れたが、

「……マギに誓う」

そう言った。

「それでは、作戦会議時間とする。試合開始は、5分後です。それでは、お互い自分の陣地へ」

そう言うと、百由と光咲は、お互いの拠点前に下がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

________アルフヘイムside

「リーダー、今回の作戦は?」

「いつも通り攻めながら、ズィーベンを貯める。そして、至近距離まで行って、叩き込むわ」

「本当に大丈夫でしょうか……」

「相手はまだ出来たばかりのレギオンよ。そこまでのパス精度は無いはずよ。だから、互いに距離をとる戦術で狙ってくるはずだから、ガラ空きの所を突っ走るわよ!」

「「「「「「了解っ!」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

________美夢隊side

「さてと、作戦よね!」

「それよりも、私達は練習と息を合わせるのは出来てない。どうやって勝つつもりなんだよ、百由様」

「儂はなんとしてでも勝たないといけないのじゃ、あのチンチクリンといった小娘に痛い目を見せておかねば……」

「私情はいいから、勝つための作戦としては、ズィーベンの繋げ方よね!」

「そうですね、私は百由さんとミリアムさんの実力を知らないですし、まず、今のままズィーベンが繋がる可能性は、低いと思っています」

「そうよね、でも、絶対に失敗しない大型戦術のやり方があるの!ね、グロっぴ!」

「じゃな、マギスフィアを()()()()()()()()、フィニッシュ担当に回す。因みに、フィニッシュは……」

「美夢、貴女がやりなさい」

百由は、美夢の目を真っ直ぐ見る。

「私でいいんですか?」

「これは、貴女の戦いでもあるのよ。貴女についている汚名を返上するチャンスなの!貴女が最後決めなさい」

「……わかりました。足りない2名分のマギは、私のマギで代用します。そして、皆さんのマギを私が叩き込みます!」

「それじゃあ、次にフィニッシュに回す人の順番よね……」

「ミリアム、百由様、私、黒羽、美夢の順番でいいだろ?」

「確かに、お主らは連携は出来ないが、お互いにパスを読むことくらい出来るだろ?」

「わかりました、それでは、よろしくお願いします!」

「それじゃあ、勝ちに行くわよ!」

百由は、拳を突き上げる。

「オー」

それに合わせて鶴紗は、やる気のない声で拳を突き上げる。

「なのじゃぁ!」

ミリアムは、元気な声で拳を突き上げる。

「はいっ!」

美夢は、少し不安を交えた震える声で拳を突き上げる。

「絶対に勝ちましょう!」

黒羽は、自信に満ち溢れた声で拳を突き上げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お互い、作戦が決まったみたいだな……」

志帆は少しニヤつき、

「それでは、対抗戦を始めます。お互い、定位置に着いて……」

少し間が空く。

 

「それでは、対抗戦始め!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

________________続く




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