アサルトリリィ Thousand Flower   作:汐風波沙

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続きを書きたくなったので、書きました。
よろしくお願いします!


レギオン対抗戦③

カンカンっ!

チャーム同士がぶつかり合う音が至る所で聞こえる。

「まだよ!まだフィニッシュショットは撃たせるわけにはいかないの!」

「執拗いですね、とっととくたばりやがれください!」

美夢は、リボルバーを構える。

「ッ!?」

美夢の相手をしていたリリィはチャームを防御の構えに持ち替える。

それを見て、美夢はニヤリとする。

「そこが、ガラ空きなんですよ!」

美夢は、ガラ空きになっている横腹に回し蹴りを叩き込む。

「くハっ!」

そのまま、10メートルほど吹き飛び、そのままダウンしてしまった。

「後は頼むわよ、美夢!」

そのタイミングで、美夢にパスが飛んでくる。

「受け取ったよ、皆の想い!」

美夢は、2本のナイフ型チャームを電脳(サイコキネシス)でマギスフィアを支えながら走り始めた。

敵陣のコアまで来た時、まさかの人物とぶつかった。

「流石、最優(さいゆう)のリリィだけあって体術まで強いとは、少し君への評価を改める必要があるみたいね。」

「それはどうも。改めてくださるのなら、そこをどいてコアを破壊させてくださいよ」

「ん〜、それは断るわ。私だって、この戦いは負ける訳には行かないのよ」

「そう簡単に勝利を掴めるなんて思ってませんよ!」

美夢は3本のナイフ型チャームとリボルバー型チャームで応戦を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美夢隊 拠点

「中々衰えないものなんですね、鶴紗先生!」

「まあな、これでもブーステッドリリィだからな!」

鶴紗は、相手のリリィと少し距離をとる。

「さてと、ここからが、本番だぞ。《ファンタズム》!」

鶴紗はレアスキルを発動した。

「行くぞ!」

相手リリィは、構えるが追いつけなかった。

勝負は一瞬、構えようとしたチャームを鶴紗が弾いて奪ったのである。

「降参降参、チャームがないなら戦えないって!」

「まだまだ鍛錬が足りてないな。これからも頑張れよ」

そう言うと、鶴紗はチャームを2本握ったまま、自陣の応戦中の仲間の元へ戻った。

こうして更に1人脱落した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そろそろマギスフィアが繋がり終える頃だろう。まあ、最後は……」

月光は、チャームを上に向ける。

それと同時に、

「月光様、受け取ってください!」

マギスフィアが飛んできた。

「マズイわね、このままじゃごり押されて負けちゃうわね……」

「百由様、()()、やってみるのはどうじゃ?」

「そうね、やってみるだけの価値はあるわね!」

ミリアムと百由は互いに頷き、月光を見る。

「作戦会議は終わりましたか?それじゃあ、私達の勝ちですね」

月光は飛び上がり、

「《ルナティックトランサー》!」

レアスキルを発動した。

「これで、終わりです!」

マギスフィアをコアに打ち込む。

「グロっぴ!」「百由様っ!」

2人はチャームをマギスフィアに向かって振る。

「ッ!?なんて重さなのよ、このマギスフィア!」

「あの時のやつに比べたら、大したことなんてないじゃろが!」

「私は戦えるけど、非戦闘員なのよ!」

「そんな事言ってる暇があるのなら、打ち返す事だけに集中するのじゃ!」

2人は深呼吸した。

「《フェイズトランセンデンス》!」「《この世の理》!」

2人は同時にレアスキルを発動した。

「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」」

マギスフィアを打ち返し、それは美夢のいるはずの敵陣のコアの方向に飛んでいく。

「打ち返した!?」

「まさかの展開ね!」

「明日の表紙はこれですね!」

「何なの、あの二人。アーセナルじゃなかったの?」

など、会場はザワついていた。

「グロっぴ、上手く行ったわね!」

「お陰で儂はもうクタクタじゃ……」

「はっはっは、まさか本当に成功するなんて思っていなかったけどね!」

「百由様、そのノリには後で乗るから、少し休憩させてくれ……」

「そうね……」

百由は、ミリアムの頭の近くに座る。

そのまま、ミリアムの頭を持ち上げ、自身の太腿の上に乗せる。

「ゆっくり休んで」

「恩に着るのじゃ……」

ミリアムは、そのまま目を瞑った。

「まさか、マギスフィアを打ち返されるとは思っていなかったよ」

「まあ、ヒュージからマギスフィアを弾かれた事があるから、それを参考にさせてもらったのよ!」

「失敗までも自分たちの実力とするか……、やはり、すごいな、貴女達は」

「貴女の方こそ、まさか翼を見ることが出来たのは、本当に久し振りだったわ。すごいマギの量なのね!」

「まあ、たまには見せておかないと、舐められるんでね!」

百由と月光は、お互いに笑いあった。

「さてと、あの子が()()()()()()に勝てるのかだな……」

「貴女達のマギスフィアで隙を作ったわ、その瞬間にうち抜けば、どうにかなるとは思うけど……」

「まあ、最悪引き分けで両成敗かな」

「まあ、勝った時にはどうなるかなんて知らないけど……」

「ところで、貴女のシルト、寝てる時は可愛いわよね……」

「ダメよ、グロっぴは私のだから!」

ミリアムを抱き寄せる百由を見て、

「あ〜、尊い!これを見ることが出来ただけで昇天出来る!」

月光は、限界化してしまっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

________アルフヘイム陣地

「さてと、そろそろ限界なんじゃないのかな?」

美夢は、少し離れた位置にマギスフィアを2本のナイフ型チャームで浮かしいているため、そちらにもマギを持っていかれている。

「いや、まだ私は出来る!アンタを倒すまでは、絶対に諦めたりしない!」

リボルバーを構える。

相手は、少し笑みを浮かべる。

「いいだろう、圧倒的な力の前に敗北したら良い!」

相手は突っ込んで来ようとした。

何故離れたか、それは、

「美夢、左に避けて!」

と言う黒羽の声が聞こえたからである。

「チッ、余計な事をしやがる。さてと……、黒羽!少しチャーム、借りるぞ!」

そう言うと、

電脳(サイコキネシス)!!」

そして、黒羽の握っているチャームが震え出した。

「な、何!?」

そのまま、チャームが美夢の方へ飛んで行った。

「さてと、チャーム(お前)、私を信用しな!《ラプラス》!」

レアスキルを発動すると、チャームは起動した。

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」

美夢は、マギスフィアをチャームで受け取った。

「コイツをくらいなぁ!」

マギスフィアをそのまま相手のチャームに向けて叩き付ける。

「何!?」

そのままマギスフィアが直撃し、そのまま吹き飛んだ。

「これで、誰も私を邪魔出来ない!」

美夢は、マギスフィアを抱えているチャームをコアの前に出す。

「お願い、美鈴お母さん、夢結お母さん。私に力を貸して!」

その瞬間、ナイフ型チャームから、リリィ2人分のマギが注入された。

「行きます!」

リボルバーのトリガーを引く。

マギスフィアはそのままの軌道を維持したまま、直撃しコアが砕けた。

そして、

「そこまで!勝者 美夢隊!」

レギオン対抗戦は、天草の美夢隊勝利宣言により、終わりを迎えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

________________第11話[完]

 

 




ご拝読ありがとうございました。
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