アサルトリリィ Thousand Flower   作:汐風波沙

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一ヶ月近く音沙汰無しで申し訳ありません!!
書くのに時間がかかっていたのと、本職が忙し過ぎたので、御容赦ください!
それでは最新話、よろしくお願いします!!


チャームと絆と謎の美少女?③

「さてと、受けてしまった以上仕事は放棄出来ないわよね!」

美夢は、手に取ったドライバーを駆使して刃をチャームから取り外した。

グリスを塗ってないせいか、ボルトを緩めるのに少し手間取っていた。

「しかし、どうしてここまでチャームの刃が劣化しているんだろう……、使ってないだけだったらそこまで劣化していないし、何よりも、この傷。多分、停学期間も1人で戦っていたんでしょうか……」

美夢は、刃の傷付いた箇所を撫でながら言った。

刃には、ヒュージとの戦闘による刃のえぐれやバレルの擦り減り、そして、チャームの長時間使用の際に発生するオーバーヒートによる溶解し、冷え固まった後……。

素人目にはわからないボロボロのチャームだが、

「死線を何度も乗り越えて来た戦士のチャームですね……、とてもじゃないですが、緋色様とチャームのマギが共鳴している事が見てわかります」

美夢は、思った言葉が口から出ていた。

「じゃあ、まずは刃の術式を複製するところからですね……」

美夢は、スキャナーの上にチャームを乗せた。

スキャナーは、チャームに残されている術式を読み取り、モニターに表示される。

「なるほど、なるほど。何故か少し術式が少ないと思ったら、チャージ・スラッシュとは……」

美夢は、咄嗟に何かを理解したのか術式の刻まれてないない刃を用意した。

「術式を刻印していきますか……」

何か怪しげな機械に、未刻印のチャーム刃を乗せた。

「ここをこうして、こう!」

ボタンを順番に押していくと、未刻印チャームにだんだんと刻印されていく。

「これが、私が開発した自動刻印装置なのです!」

誰もいないはずの工房内で可愛らしいドヤ顔をする美夢。

「なるほど、なるほど……。これは技術革新ですね。これを量産すれば長期戦になっても、多分これがあれば私達は勝てるでしょうね」

「そうでしょ、そうでしょ!私って凄いでしょ?天才でしょ!可愛すぎるでしょ!!」

悦に浸っている美夢は、大声とドヤ顔を崩さずそう叫んだ。

「ところで、貴女誰?」

「え?」

ここに来て美夢は、1度冷静になった。

一人しかいないはずの工房に、美夢の声以外の声があったからである。

その事に気付きはしたが、気にしていなかった。

そう、ただ調子に乗っていた為、ツッコミ忘れです。

「あっ!?そういえば自己紹介まだでしたね。私、宮本燐華(みやもとりんか)って言います。工廠科1年生です!」

燐華は、元気に返事をする。

隣で美夢は黙々と作業を続けるが、

「なんで無視するんですか、美夢さん!!!」

燐華は、美夢に抱き着いた。

「やっぱり、初めて見た時から、腹筋周りが引き締まってて、そんなに胸囲が無いのにカップ数も私よりも2つほど大きいし……、あ〜羨ましい!!」

そう言うと、エプロンの下に手を入れ美夢の腹筋周りを撫でまくった。

「ちょっ、燐華さん!作業しているから、やめっ……、ひゃぅ!?」

お腹周りを撫でていた燐華の手が、美夢の胸上のエプロン下に伸びていた。

「やっぱり、制服の上からじゃ分からないけど、かなりのサイズ……、Eいや、Fはありますね」

さらに胸を揉む燐華だったが、

電脳(サイコキネシス)!」

美夢が、チャームが訓練用の刃になっているナイフ型チャームを手に引き寄せていることに気が付いていなかった。

「ヤバイ、これは男に譲るくらいなら、私が嫁に欲しいくらいですね……」

燐華が胸に気を取られている隙に、

「そろそろいい加減にせえ!!」

「ぎゃふっ!!!!!」

ゴツンっ!という鈍い音が工房内に響き渡る。

「痛いじゃないですか!!」

「あなたは馬鹿ですか?作業中は、大人しくしてください!」

「ご、ごめん……、なさい……」

燐華は、飼い主に怒られた飼い犬のようにシュンとしている。

「貴女もアーセナルならわかるでしょ?」

「はい……、やりすぎました」

「わかればよろしい……、あっ、時間がもう無い!ちょっと、手伝ってください!」

こうして2人は、チャームの整備を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

________【続く】




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